あらすじ
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「希んだら、あなたの手で殺してくれますか」-イオの放った紡錘の直撃を受け意識を失ったシュイ。傷を負い、目醒めた彼のもとに戻ってきたのはイオではなく"ミンク"だった。二人は果たして別人なのか?衝撃の展開が訪れるシリーズ第三部。翻弄される"兄弟"の運命は?
感情タグBEST3
匿名
ミンク
子供の頃読んでいて、レトの衝撃が大きくその後どうだったかを思い出しながら読んでました。
ミンクとイオの入れ替わり?のような事がおき、少しずつシュイが置かれてる状況が少しずつ分かり、悪化していく気がしてます
Posted by ブクログ
ひたすらシュイがかわいそうな巻だった。死にたいのに、死なせてもくれない。
ゼルが記憶装置ならばゼルの行方(誰の中に誰のゼルが入っているのか)は内容を理解する上で重要になってきそうな気がするけれど、追えなくなってきている。誰がどの種族で、その種族の特性とか、種族同士の関係とかも、複雑に絡まってきて、だんだん分からなくなりつつある。「母星化」だの「融合」だのが余計に話をややこしくしているのだろう。
そして、ジャウは一体何がしたいのか。イオとミンクは同一個体なのか別個体なのか。核心に近付きつつあるはずなのに、謎は深まるばかりだ。
Posted by ブクログ
これは長野先生の他の作品を読んで、慣れた人が読むのが好ましいと思われる。
例のごとく隠語のような感じや遠い言い回しなどが多く、推察力というか想像力が乏しいとよくわからない表現も多々。
全5巻なので、愛がないとやめてしまう可能性もあり。
作品としては「千年王子」に雰囲気が似ている。
Posted by ブクログ
新刊読むにあたって1,2も読み直し。時間軸は1巻の後ですね。イオとミンクが入れ替わりまくり・・・・もう何がなんだか;イオとミンクは2重人格なのか別固体なのか;
Posted by ブクログ
3巻。この様子からしてレト(だっけ/オイ)が死んだ当たりかも知れない。ただ、彼の死は凄く悲しかったのを覚えています。っていうか、シュイにとっては数少ない理解者の一人だったと思うのですよ。だから、余計に切なさが増した感じでした。
Posted by ブクログ
謎は深まるばかり。。
シュイ、ソレンセンに思慕…よりも強い感情を抱いている気がします。希んだら殺してくれますか?って言ってしまうほど。
イオとミンクはやはり同一人物の別人格なのかな。
ハルも結構好きだったので、P.U.S.を発症したっぽいのが寂しい限りです。リュカ一体何したのか。。
Posted by ブクログ
ハードカバー版をずいぶん前に既読。読めば読むほど、寄る辺ない心地となってシュイとはまた違う不安に襲われる。じぶんの足で立っていると自信を持って言えないような、ぐらついた不安。著者の手のひらのうえで踊らされているかとおもいきや、巻末のインタビューでは著者なりに書きあぐねた様がうかがえ驚いた。優雅に指揮棒を振っているかのような、軽々と文章を操っているように感じられたから。優雅に見えても、それを支える根幹に積み重ねがあるのは本来の指揮者と同じなのか。物語自体が混濁した意識というような状態だが、それがおもしろい。