枡野俊明のレビュー一覧
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人間の欲望は留まることを知らない。
就活をしなきゃ、恋愛をしなきゃ、課題をやらなきゃ、友達とうまく付き合わなきゃ。
そんな日常の些細な執着心があるから、どんどん気持ちが追い込まれていく。追い込まれていった先に、もう生きていたくない。辛い。という気持ちになってしまう。
そうなってしまう前に、ときには1人だけの時間を持ち、山や海、川など、自然の中で自分自身と向き合う時間を持つことが大切だと思った。
もう一度読み返すとしたら、158ページの、「いつでも手放せるようにしておく」と言う部分。私はまだ大学生なので、多くのステータスや雑貨、洋服ゲームなどを欲しがってしまう。それを当たり前だと感じ、満足 -
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第1章
朝は片付けから。
考えごとは家に持ち込まない。
前の日の夜に次の日の服を決める。誰にも会う予定がなくても、何を着るか考える。
朝食はおかゆとお新香とごましお
昼食はごはんと味噌汁、香菜を少々。
夜はそれにおかずひとつ。
粗食生活での一番の変化は頭がさえること。
夜は決断しない。考えるのは日が昇ってから。
禅でいう無心とは、何も考えないことではなく、思い浮かんだことや聞こえたことなどを心にとどめず、そのまま受け流し、頭でとり合わないこと。
感謝で入眠。
第2章
朝は考える前に動く。
第3章
朝一番に窓を開けて新鮮な空気を取り込む
第4章
ひたすら体を動かす。それが掃除。
掃除とい -
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住職の方が書かれている本。
禅語の意味を伝えながら、
普段の生活にどう活かすかが書かれている。
綺麗事かな、と思ってしまう部分もあるが、
読み終わると、清々しい気分になれ、心が軽くなるような気がした。
「しなやか」に生きたいと思った。
読み始めは気付かなかったが、
本のページの中心が水色にプリントされており、
こういった技法により、この本の清々しさがより高まっているのではと思った。
(私は初めて見ましたが、最近流行りの技法なんでしょうか?)
5〜6月の新緑の頃、自然豊かな公園で読んだら気持ち良いだろうなと妄想した。
宗教に今まで興味が無かったが、普段自分の考えていたことは仏教の考えに近 -
Posted by ブクログ
定期的に枡野さんの本が必要になる。今回はこの新刊の発売と一致。最近、早起きができなくなっているなぁと思っていたところだった。
夜の過ごし方も言及されていて、個人的にはそこがとても気に入って読むことにした。夜の片付け。確かに大切だと思う。生活が整っている時には、夜もやるべきことをやって、ある程度きれいを保たれているけど、夜の片付けができていない時には、もれなく朝もぐちゃぐちゃになっている。気づいていたけど、行動に移せずにいたけど、禅即行動!早速、夜の片付けをささていただく。
感謝することも、忘れがち。支えられてあることも忘れて、1人で生きているみたいな気になってしまうことが多い。感謝の言葉を声に