枡野俊明のレビュー一覧
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最近、イラっとすることが多い。通勤の満員電車、職場の人とのちょっとした一言、態度にイラっとしてしまい、見たくない自分を見ることが続いた。心の中で毒づく自分は恐らく顔もひどいものに違いない。これ以上、見られぬ顔にはなりたくない。というわけで、こういう時の枡野さんの本。
心を変えるために、行動を変える。
本の中ではテレビをつけない、となっていましたが、私の場合は朝のスマホチェック。休日なのをいいことに、今朝も1時間以上ベットでスマホタイム。せっかくの早起きが無駄になった、とがっかりした。そのためには、枕元にスマホを置かない。目覚まし時計を買って、スマホから遠ざかろう。
お料理を丁寧に。食べられれば -
Posted by ブクログ
ネタバレかちんときたら、深い呼吸を数回してありがとさんと心の中で3回
結果はあくまであとからついてくるので没頭する
そのことに主体として向き合うと集中できる
孤独になって自分を見つめ直す
自分の長所は子供のころ好きだったこと
落ち込んだときは掃除をする
嫌な思いは、その場に置いてくる
聞く力こそ最強の武器
背筋を伸ばして深呼吸
いちばんの仕返しは堂々と生きること
自分の実力に見合った責任だけとればいい
親切なお節介にはありがとうで封じる
人間が使っている能力ら、最大でも持っている能力の25%
坐禅は無理でも心のなかの自分と向き合う
家の玄関を結界に見立てる
寝る前の30分を時間的な結界にする
結婚 -
Posted by ブクログ
図太い人が悪意や不運に動じないのは、決して鈍感なのではなく、怒りを抑え気持ちを切り替える作法や習慣を心得ているから。掃除は家も心も綺麗になり一石二鳥とのこと、是非やってみたい。
本書を読んでいると、図太い人とは「人生で最も大事なものが何なのかを見極めている人」だと思える。
金も地位も人間関係も全部大事にしようとする人は、それだけ周囲の変化にも弱く傷つきやすくなり、心の余裕は皆無となる。反面、最も大事なものを見極めた人は、「それ以外はどうなって構わない」と開き直れるし、多様な腹案も持てるため、心の余裕が十分すぎるほどあるのだろう。
歳を重ねるほど大事な物が増えて仕方がないのだが、あれこれ執着 -
Posted by ブクログ
仏教の精神に基づき、自我や執着を減らして器を大きくするための意義や功徳を説く本。心がモヤモヤ、ザワザワして落ち着かない時に読みたい。
副題の「手放せる人がすべてを手に入れる」は一見すると逆説的だ。私はこれを、「目先の我欲や得に執着せず手放せるようになれば、長期的に心の広さや相手からの恩義などの徳が積まれ、精神的に充足した人間に近づける」と読み替えている。ただし、徳行そのものが打算的な目的にならないように気を付けたい。
ビジネスにおいては、本書はアグレッシブさに欠けるかも知れない。ただ、長期的な目線を持てる人は重宝されるし、管理職以上になると個人能力よりも組織貢献力が評価されるようになる。本 -
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いつ購入したかも覚えてないですが、家で積み本となってました、
急な入院となり家から本を持ってほしいと母に頼み手元に届いたのがこの本でした。
これこそご縁なのかもしてないですね、
いきなりの入院で不安で思うことが多く、職場の変化もあったばかりでこれからという時にこんな状況に、、、
最初はそんな考えで本を手に取り読み進めました。
第一章「何があなたを縛っているのですか?」
を読んで、縛られてるのか?私は? なんて、疑問を抱きながら読みましたが、いろんなものを抱えすぎていろんなものを手に入れようとしすぎていたんだなと気がつくことができました。
忘れっぽくて覚えが悪いからちゃんとしないといけない。
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▼感想
タイトルの「持たない」は、自分に必要ない要素は持たないと解釈しました。要素として「モノ」以外にも「執着」、「背負いこまない」、「偽りの自分」も持たないと仰られています。
もともと、みんな何も持たずに生まれてきたのだから、命さえあったら様々な可能性に挑戦できますね。
枡野さんの書籍は二冊目でしたが、禅の視点から語られる内容が心地よいです。
▼メモ
・人の心を迷わせ、騒がせ、搔き乱すもののことを「煩悩」といいます。大みそかに除夜の鐘を108回つきますが、それは新たな年に向けて人が持っている108の煩悩を取り除くためだとされています。
・「お前さんは時間に使われているが、私は時間 -
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最近私の感想にも出てくる、嫌いな上司
今までこんなに人を嫌いになったことがないです
一挙手一投足全てがイライラの原因になり、生理的にダメになってしまいました
元々嫌いな人がいない、少し合わない人とは適度な距離を持つようにしていたので、このストレスはとんでもないことになっていて、退職の一部の原因にもなっています
もうすぐ会わなくなるからいいか、、とも思いましたが、それでは根本改善にはなりません。
絶対今の自分に必要だと読みました
負の感情が一日に何回も現れて、心が汚れているのを感じていました
まずは、上手に感情を流すこと
多面的に人を見ること
自分が正しいと思わない
頭でわかっていてもだ -
Posted by ブクログ
日常の中で感じる寂しさや孤独感との向き合い方を主としたテーマにしながら日常で起きる事柄に対してのヒントを提供している。
まえがきで書いてる内容が印象的だった。
昔のお寺の役割は今よりもはるかに幅広く、親がいない子や困窮で育てられなくなった子供を受け入れ養育し、集落の人の悩みを聞き、寺子屋で教育を施し、災害のような非常時には門戸を開放する。それを自治体でなく僧侶と集落の人々で作り上げていた。
そんな時代だったら、お寺が心の拠り所になっただろう。だからどの村町にもお寺があるのだと思う。
だが、現在はそのような場所、特に精神的な拠り所になるところは現在はとても少ない。
そんな現状を踏まえて、それ