禅の世界においては、「過去」も「未来」も存在しません。あるのは「今」という一瞬だけです。過ぎ去った過去に心をあそばせることなく、未だ来てもいない未来に心を奪われることなく、ただ「今」という一瞬を丁寧に生きる、それが「命を大事にする」ということです。心がざわざわして落ち着かない。そう感じて過ごしているなら、生活の中に、禅の考え方を取り入れてみてください。「日日是好日」「一期一会」……本書で紹介する考え方や暮らし方、振る舞い方といった毎日の習慣を実践することで、心が静まってくるのを感じられるはずです。『幸せは、なるものではなく、感じるもの』を改題。
Posted by ブクログ 2019年10月25日
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枡野俊明住職のおはなしは、こころの自然治癒力を高めてくれているように思います。
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好きで、何冊か読ませていただいてますし、お客様にもお送りさせていただいてますが、今回は、角畠がコーディネートに用いているのを目撃して、読みました。
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必要な方に、真理的なことばたちが沁み入りますように。
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Posted by ブクログ 2019年04月03日
幸せは求めるものではなく、感じるもの。当たり前の毎日の日常に幸せは在り、転がっていて。だけどほとんどの人がそれを見逃し聞き逃し感じ逃してる。朝日が部屋の中を照らし影を作る美しさ、風に吹かれる気持ち良さ、家族との何気ない会話、ちょっと上手くできたご飯。パリッと乾いた洗濯物。湯気つきの美味しいコーヒー。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月26日
「命とは自分のものではない いずれお返しするもの
命を大切にするとは、今という一瞬一瞬を一生懸命に生きること」
という考え方が面白かった。
各項目、冒頭に禅の言葉があり、どういったい意味か5ページほどにまとまっている。
気になる言葉だけでも読めるので、禅の難しい話が長々と続く本よりも読みやすい。...続きを読む