枡野俊明のレビュー一覧
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ネタバレ一条ゆかり先生の『プライド』という漫画のなつこママも言っていた。間違ったときはすぐにやりなおすのよ、、と。
以下は本文からの引用です。
「謝罪には〝賞味期限“があります。謝罪は早ければ早いほど、相手の心に響きます。また、傷口が浅くてすみ、軌道修正がやりやすいものです。」
「どれほどすばらしいおこないも、見返りや果報を求めるものではない、という意味を「無功徳」という3文字にこめたのです。」
「「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」“インド独立の父”といわれるガンジーの言葉です。」
「禅修行は掃除をもってはじまるといわれ、掃除が何よりも大切な修行とされています。(略)「片づける -
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本屋さんで一目ぼれした本。その日のうちに読み終わった。
ここ最近ずっと、自分の毎日が同じことの繰り返しでつまらないと思っていた。でも、この本を読んで日常にあるささやかなことが実は心を充足させるのに十分な要素を持っていることに気づかされた。この本を読んでいる間、紅茶を楽しむために紅茶を淹れて、本を楽しむために本を読んだ。一つのことをするために時間を使ったら、とても心が満たされて幸せな気持ちになった。心なしか、自分の仕草も少し丁寧になった気がする。さっきまで、同じYouTubeを見て飽き飽きしていたのに、今では明日が楽しみな気持ちで満たされている。
読めてよかった本。なんだかとても幸せな気持ち -
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今の私に必要な心に留めておきたい教えがたっぷり詰まってた
目の前のことに集中して、過去も未来も悔やんだり悩むことなく、軽やかに生きていきたい
偏っていたかもと気付かされたから、これからの日々の中で忘れずに過ごしていきたい
学びが沢山!!!
◼︎自分の思い通りにいくのは自分だけ
◼︎コントロール不可能な他人のことは放っておく
◼︎忘れることは自分の身を守る為のもの
◼︎何かと比較するのであれば、他人でも平均値でもなく、絶好調の時の自分
◼︎鷹揚な人であること(小さなことにこだわらずゆったりとしている、おっとりとして上品なさま)
◼︎受けた恩は石に刻み、与えた情は水に流せ
◼︎後悔を検証にシフトさ -
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最近、イラっとすることが多い。通勤の満員電車、職場の人とのちょっとした一言、態度にイラっとしてしまい、見たくない自分を見ることが続いた。心の中で毒づく自分は恐らく顔もひどいものに違いない。これ以上、見られぬ顔にはなりたくない。というわけで、こういう時の枡野さんの本。
心を変えるために、行動を変える。
本の中ではテレビをつけない、となっていましたが、私の場合は朝のスマホチェック。休日なのをいいことに、今朝も1時間以上ベットでスマホタイム。せっかくの早起きが無駄になった、とがっかりした。そのためには、枕元にスマホを置かない。目覚まし時計を買って、スマホから遠ざかろう。
お料理を丁寧に。食べられれば -
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ネタバレかちんときたら、深い呼吸を数回してありがとさんと心の中で3回
結果はあくまであとからついてくるので没頭する
そのことに主体として向き合うと集中できる
孤独になって自分を見つめ直す
自分の長所は子供のころ好きだったこと
落ち込んだときは掃除をする
嫌な思いは、その場に置いてくる
聞く力こそ最強の武器
背筋を伸ばして深呼吸
いちばんの仕返しは堂々と生きること
自分の実力に見合った責任だけとればいい
親切なお節介にはありがとうで封じる
人間が使っている能力ら、最大でも持っている能力の25%
坐禅は無理でも心のなかの自分と向き合う
家の玄関を結界に見立てる
寝る前の30分を時間的な結界にする
結婚 -
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図太い人が悪意や不運に動じないのは、決して鈍感なのではなく、怒りを抑え気持ちを切り替える作法や習慣を心得ているから。掃除は家も心も綺麗になり一石二鳥とのこと、是非やってみたい。
本書を読んでいると、図太い人とは「人生で最も大事なものが何なのかを見極めている人」だと思える。
金も地位も人間関係も全部大事にしようとする人は、それだけ周囲の変化にも弱く傷つきやすくなり、心の余裕は皆無となる。反面、最も大事なものを見極めた人は、「それ以外はどうなって構わない」と開き直れるし、多様な腹案も持てるため、心の余裕が十分すぎるほどあるのだろう。
歳を重ねるほど大事な物が増えて仕方がないのだが、あれこれ執着 -
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仏教の精神に基づき、自我や執着を減らして器を大きくするための意義や功徳を説く本。心がモヤモヤ、ザワザワして落ち着かない時に読みたい。
副題の「手放せる人がすべてを手に入れる」は一見すると逆説的だ。私はこれを、「目先の我欲や得に執着せず手放せるようになれば、長期的に心の広さや相手からの恩義などの徳が積まれ、精神的に充足した人間に近づける」と読み替えている。ただし、徳行そのものが打算的な目的にならないように気を付けたい。
ビジネスにおいては、本書はアグレッシブさに欠けるかも知れない。ただ、長期的な目線を持てる人は重宝されるし、管理職以上になると個人能力よりも組織貢献力が評価されるようになる。本 -
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いつ購入したかも覚えてないですが、家で積み本となってました、
急な入院となり家から本を持ってほしいと母に頼み手元に届いたのがこの本でした。
これこそご縁なのかもしてないですね、
いきなりの入院で不安で思うことが多く、職場の変化もあったばかりでこれからという時にこんな状況に、、、
最初はそんな考えで本を手に取り読み進めました。
第一章「何があなたを縛っているのですか?」
を読んで、縛られてるのか?私は? なんて、疑問を抱きながら読みましたが、いろんなものを抱えすぎていろんなものを手に入れようとしすぎていたんだなと気がつくことができました。
忘れっぽくて覚えが悪いからちゃんとしないといけない。
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▼感想
タイトルの「持たない」は、自分に必要ない要素は持たないと解釈しました。要素として「モノ」以外にも「執着」、「背負いこまない」、「偽りの自分」も持たないと仰られています。
もともと、みんな何も持たずに生まれてきたのだから、命さえあったら様々な可能性に挑戦できますね。
枡野さんの書籍は二冊目でしたが、禅の視点から語られる内容が心地よいです。
▼メモ
・人の心を迷わせ、騒がせ、搔き乱すもののことを「煩悩」といいます。大みそかに除夜の鐘を108回つきますが、それは新たな年に向けて人が持っている108の煩悩を取り除くためだとされています。
・「お前さんは時間に使われているが、私は時間