枡野俊明のレビュー一覧
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この本を読んで日日是好日(にちにちこれこうじつ)を座右の銘にしようと思った。
人生で悩むことも増えたが、それらに対して放っておく力が重要であることを理解できた。名著だと思う。
印象的な部分3つ
人との違いは優劣ではなく個性と考える。そうすれば卑屈にも傲慢にもならない。
一人一人違う価値観があることを前提に自分と別の価値観を持つ人と話す時は自分の価値観を疑う、思い込みを捨てる。
悪いことがあったとしても、今この時にしかできない経験をしている。その経験自体は良いも悪いもなく今後の行動や努力次第でなんでもプラスになる。今日の一日は二度と来ないかけがえのない一時であり、全身全霊をこめて生きるこ -
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平常心に立ち戻ることができる、しなやかな心。自分を信じ、情熱を持ち続け、コツコツと努力を重ねる。今やれることをしっかりとしておけば、いつかタイミングが来る。自分のやっていることが、意味のあるものであると信じられるなら、どんな逆風でも前に進む力になる。信念を持って行動をする。平常心に戻るためには、普段の日常的な行動をいつも以上に丁寧に、心を込めて行う。所作が大切。本質だけを見て、事実だけを受け止める。焦っていると、何をすべきかが見えなくなる。そんな時は当たり前のことを当たり前に無心でやる。デスクの上を片付ける。メールを返信する。目の前の当たり前をこなしていく。たら・ればを手放す。失敗には必ず原因
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Posted by ブクログ
今の自分に1番必要な本だった。本当に救いになった。無宗教でスピリチュアルなことに関心はないが、禅にはとても興味を持った。自分の考え方を改める機会になった。・自分の人生の主人公は自分。→分かっているようで落ちている時ほどできていない。・もっと気楽に、鈍感に生きる。→真面目に考えても解決できないこともある。そんな時は肩の力を抜いてみる。・外部の評価にとらわれなくなると、生きるのは驚くほど楽になる。→人の目を気にしない。勝手に自分への期待を作らない。・自分で自分を認めてるからこそ、他者を褒める余裕も生まれる。→余裕がないと周りに優しくなれない。・心配ごとに心が引っ張られたらなんとかなると唱える。→声
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Posted by ブクログ
【読んだきっかけ】
新聞で新社会人向けの本として紹介されており関心を持ったため
【概要】
住職である著者が、仕事や人間関係、日々の生活において心をすり減らさず楽に生きるコツを一文一答形式で書いたもの。
【印象に残った言葉】
ご縁に従う:志望校や希望していた企業に行けなくてもご縁がなかっただけ。今の縁に従う。
分からないならもう考えない:イタズラに心配しない、目の前のことに集中する
もっと楽に構える:期待されても距離を取る。期待するのは上司の勝手。
平均を調べない:正確に測れる物差しなどない。絶好調のときの自分と比べる。
世間を気にしたら負け:統計データに騙されない。自分の価値観に血従う。