須賀しのぶのレビュー一覧
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完結・・・
物語りはようやくスタートラインにたったところというのに、完結してしまった・・(´;ω;`)
非常に残念。
最後までコミカライズやってほしかった・・・。
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懐かしい
小説のファンでした。今でも本棚のどこかにあるはず…。もう一度読み返してみたくなりました。マンガだと、登場人物の心の内など、描ききれない部分はありますが、元気なカリエが懐かしくて楽しめました。
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身代わり
皇子の身代わりとして連れてこられたカリエ。なぜ皇子にそっくりなのか、ただの偶然ではなさそう。カリエを手放した育ての親がその後どうなったのかも気になる。
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同シリーズの3作目。自分の悪い癖で、一人称と三人称が入り交じる地の文の書き方が気になってしまって集中できなかった。1作目をとても面白く読ませてもらったので、この作者さんは一人称視点のほうが得意なんじゃないか…?とか思ったんだけど、とはいえ野球部員や監督、マネージャーなど様々な視点から入り交じる人間模様を書こうとすると形式的には三人称のほうがやりやすいわけで。
あと、尺が足りない気がする…!月谷と鈴江の問題が丁寧に種を蒔いた割にはあっさりと解消されていたり、後半になるにつれ駆け足のようにそれぞれのドラマを消化しているような印象を受けて勿体ない気がしました。 -
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大人のためのラノベ
同じ作者の「神の棘」や「革命前夜」「芙蓉千里4」などに随分感銘を受けたので、この作品も読んでみた。大人のためのラノベ といった描き方がされた作品で深い感銘は受けなかった。だからといって面白くない作品ではないが、多くの点が予想通り予定通りの展開で、それ以上でもそれ以下でもなかった。
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須賀しのぶさんの敗戦直後から1年後、1946年8月15日の高校野球大会開催までの朝日新聞社運動部員の話。「道」を追い求める野球と才能を生かすベースボールの違いを日米の違いとして抽出する捉え方は須賀さんらしい視点であるように思えた。しかし「また桜の国で」などヨーロッパもののスケール大きな緊張感にあふれる物語に比べると「小さな国」の話だなと思ってしまう。それにしても1964年までの19年間であれだけの復興とその後の経済的発展の基盤を成し遂げた大正・昭和世代のエネルギーには驚嘆するばかりだ。その後の経済成長がさまざまな取り返しのつかない自然破壊を起こし、その陰に多くの棄民を生んだとしても、彼らの力は
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Posted by ブクログ
ネタバレ読書備忘録589号。
★★★☆。
予約本がなかなか回ってこないので、カートに入れていたこいつを読み始めました。
これまでの備忘録は何冊かに分かれていてもひとつの備忘録として記してきましたが、このシステムを使う限り1冊ずつ登録せねばならない・・・。
要するにまだ2巻を読み終わっていない!笑
ナチスドイツ、NSDAP(国家社会主義ドイツ労働党)政権下においては、共産主義者の排除、反ナチス活動を展開する教会に対する取り締まり強化、そして北方アーリア人種純血主義からくるユダヤ人絶滅が進む。2人の幼馴染み、アルベルト・ラーセンはSS保安情報部の曹長、マティアス・シェルノはフランシスコ派修道士。
戦時下に -
Posted by ブクログ
ネタバレ公立高校野球部が甲子園を目指す物語。とはいえ、エースもキャッチャーも、それぞれの選手もまっすぐに、悩み成長してゆく姿が鮮やかに映し出されている。
団体スポーツのみが持ちうる共通の境地、”皆で勝利するという至上の歓喜”は、一度その興奮を覚えてしまうと、忘れられない。一種の麻薬のようなものでしょうか?そして、あてどもなく、その陶酔を求め続ける、酔い続ける。たとえ、自分自身の勝利でなくとも、自分が関わるものでも、そして応援するものの勝利であっても。こうして、野球への思い入れが世代の中で伝わっていくのでしょうか?
描かれる世界は、よりメンタルな部分が多い。エースのキャッチャーへの信頼、キャッチャーのエ