須賀しのぶのレビュー一覧

  • キル・ゾーン15 虜囚

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    シリーズ15

    キャッスル、火星社交会デビューの巻


    久しぶりによんだけれど
    戦闘シーンだけじゃなくて、
    陰謀渦巻くやりとりも面白い


    また最初から読み返したくなってきたー

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    2020年12月20日
  • 夏空白花

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    この作者、前に読んだ「夏の祈りは」が良かったので、再び高校野球モノを読んでみる。

    昭和20年8月の終戦直後から"夏の甲子園"の再開に向けて尽力した人々の物語を、史実をベースにしながら、大阪朝日新聞の記者を主人公に仕立てて描く。
    『立ちふさがったのは、思惑を抱えた文部省の横やり、そしてGHQの強固な拒絶だった』と裏表紙にあり、それに対してあらゆる手段を講じて粘り強く手を尽くす話を期待していたが、話としては平板でいささか肩透かし。
    甲子園で挫折を味わい今は記者として確たる思いも持たずに記事を埋めている主人公の動きを通じて、敗戦で衣食住が足らない中で野球をやることの意味、アマチ

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    2020年11月23日
  • 帝冠の恋

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    ミュージカル『エリザベート 』が好きなので、姑ゾフィーの若かりし頃からを描いた本作は非常に興味深く読めました。
    いわゆる「先がどうなるのか気になる!」という面白さとは違った気がしますが、読みやすくて人物描写や歴史的説明も十分。この時代・立場での結婚の華やかさと切なさ、息苦しさが克明に描かれていて、最後まで興味を持って読むことが出来ました。

    どの辺りまでが史実なのか分からないのですが、ゾフィーの人生に触れ、次に『エリザベート 』を観る時は確実に印象が変わっている気がします笑
    (エリザベートでは強い姑という描写が主なので)

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    2020年09月29日
  • 夏空白花

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    終戦の焼け野原から甲子園を復活させようとする者たちの奮闘記。野球への愛憎、貧困、記者として抱える時代へ協力した後ろめたさ、米軍や役所の妨害。さまざまな壁を乗り越えて一大イベントを仕掛けようとする姿とそのまわりの風景に涙。今日に引き継がれる負の面も引き摺っている描写もまたよし。高校野球のなくなったいまこそふさわしい。

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    2020年08月02日
  • 夏空白花

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    夏といえば甲子園
    夏休みによく素麺食べながら観てたなー。
    これは実話なのかしら?
    今こそ夏の代名詞になってる甲子園の基礎をつくったのは名誉ですね。
    もう少し心を揺さぶられるのを期待してました。

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    2020年04月26日
  • 夏の祈りは(新潮文庫)

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    冷戦末期の東ドイツを舞台にした『革命前夜』、第二次世界大戦中のポーランドを舞台にした『また、桜の国で』が共に大変素晴らしかったので、もう少し読んでみようと思ってセレクトしたのが本書。

    テーマは高校野球であり、埼玉県のある公立高校を舞台に、甲子園に今一歩届かなかった過去の野球部の活躍が10年ごとに描かれていく。その歴史の上で、現代の野球部が悲願を達成できるのか、というクライマックスに向かっていくのだが、10年ごとのそれぞれの野球部の物語とその登場人物が意外な形で後続の物語に絡んでくるという仕掛けは非常に巧みであり、

    高校野球のような使い古されたテーマを用いたとしても十分に面白い作品を書ける作

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    2020年04月26日
  • 夏空白花

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    ネタバレ

    毎年当たり前のように観ている"甲子園"。そこには敗戦の後、たった1年で復活させるのに幾多の苦労や苦難があったのだと、この作品を読んで思い知らされました。当時甲子園がアメリカ軍に接収されていたなんて初めて知りました。そんな当時の事実を背景に、実在した選手も絡め、フィクションの小説にしている須賀しのぶさんの作品は本当に面白い。以前読んだ「また、桜の国で」と同じように、海を越えて探している人がいて、そのオチが最高に面白かった!
    須賀さんの作品、他にも読んでみたいなって思いました。

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    2020年04月14日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    高校野球を題材にした短編集
    とはいえ、代走専門選手や、新人女性スポーツ紙記者、戦時中の(なので正確には高校野球ではないのだが)に焦点があたっている。

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    2020年03月08日
  • 夏の祈りは(新潮文庫)

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    高校野球の話。不可能を可能にする高校生の成長には目をみはるものがある。軽く読める連作。2020.2.13

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    2020年02月13日
  • 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

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    「雲は湧き、光あふれて」シリーズの第3弾。趣を変えた短編連作。
    いいね!様々な切り口で甲子園を目指す高校球児たち...。キャラ立ちが見事で、それぞれに感情移入してしまう。様々な葛藤の淵に陥りながらも、目標に向かって突き進む...。あぁ、青春だなぁ...。スカッとすることは間違いない。ただ、おっさんは少し穿って、斜に見ちゃうのはご容赦を。社会人野球かプロ野球で続編書いて欲しいなぁ...。

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    2020年02月13日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    「雲は湧き、光あふれて」シリーズ第2弾の短編3編。今作だけでも十分楽しめるが、前作を読んでからの方が、より楽しめることは間違いない。
    トレードオフで揺れた1年前からの遺産を、若き新任監督は払拭することができるのか。正解なんてないのだろうが、その時々の状況での決断、意思決定は重い...。
    「甲子園からの道」の出だしの軽妙さ、表題作のチームが一つになる過程(形成期→混乱期から統一期あたり)は、ぐっと心を捉まれる。さあ、続編にいこう。
    「言葉を使わなくてもわかることはたくさんあるけれど、言葉を使わなければわからないことはもっとたくさんあるはずだ」

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    2020年02月12日
  • 流血女神伝 砂の覇王9

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    結構、速足で進んだ感じ。
    しかし、カリエがシャイハンの死を望むことで、心揺れ動くのは、覚悟が足らないからか。非情な女神との対比か。

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    2020年02月09日
  • 流血女神伝 砂の覇王8

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    ついにカリエが。。。
    しかし、この場面で、こうなるか。
    ちょっと唐突な感じはしますが。

    どう転がるのか楽しみましょう。

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    2020年01月26日
  • 流血女神伝 砂の覇王7

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    この巻はこれから結末に向けての準備の巻かな。
    役者はすべて舞台に上がった。
    これから、どう動くのやら。

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    2020年01月19日
  • 流血女神伝 砂の覇王6

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    陸でも海でも運命に振り回されるカリエ
    置かれた環境になじみ、さまざまな経験を積む
    さてさて、女神はカリエに何をさせるのか?

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    2020年01月19日
  • また、桜の国で

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    不思議な感じで、最後まで読んだ。何となく読んだ。面白いのか、面白くないのかわからない。時代設定(第二次世界大戦中のポーランド)はシビアで、ドキドキ、スリリングな感じではあるが、主人公の背景、ロシア人の父親と日本人の母親、そして舞台はポーランドと言うのが、なんとなく、没入できないのだろうか?ポーランド人、ユダヤ人、ドイツ人、日本人、そしてアメリカ人と登場するが、何となく……。まあ最後まで読んだという事は、それなりにおもしろかったのだろう。

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    2020年01月06日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    皇子の影武者となるべくして攫われたカリエ

    ラストでは出生の秘密もわかってきて、
    ますます話はおもしろく!

    次巻へいざ!

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    2019年10月20日
  • 流血女神伝 砂の覇王5

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    カリエの素性が明かされる。
    カリエが、覚悟を持って今後の生き方を選択する。
    カリエの転機、
    近隣諸国の情勢が流動化し、激動のマグマが溜まっていく。カリエがトラブルに巻き込まれ続けるのは変わらないらしい。

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    2019年10月06日
  • 流血女神伝 砂の覇王3

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    砂の中でカリエは一息つき、バルアンは古い皮を脱ぎ捨てた。
    周辺では、陰謀のにおいが。。。
    波乱の前の静けさか。

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    2019年08月31日
  • 流血女神伝 砂の覇王2

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    カリエは何者?少しづつ仄めかされてはいるけれど、その謎が明かされるのはまだまだ先なのだろう。
    カリエは、なかなか安穏とした環境に置いてもらえないね。
    カリエは、災いを呼ぶ少女なのか。ここでも騒動が。
    話は転々ところがるので、次々とページをめくってしまう。
    次はどの様に話が転がるのだろう。楽しみ。

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    2019年08月15日