須賀しのぶのレビュー一覧

  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    番外編・スプンオフを含めて全24巻
    初めて読んだライトノベルです。
    最初は、キャッスルが大好きだったな。
    最後の方は、エイゼンってかっこええなって思うようになりましたけど(笑)
    すっごく好きだったライトノベルでした。

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    2010年10月22日
  • 天気晴朗なれど波高し。

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    <2巻までのネタバレを含みます>

    小説を読んでこれだけ笑わせられたのも久々かもしれない。とにかく面白さ抜群のタイトル!読んでいる途中のわくわく感、そして読み終わった後の突き抜けるような爽快感は、本編が暗く絶望的な雰囲気に満ちたものであるがゆえに、かえっていっそう感慨深い思いを読者にもたらしてくれる。
    正直、須賀先生の作品は流血女神伝しか読んだことのなかった私は、この2冊を読み終えた際「何だ…須賀先生ってコメディもめちゃめちゃ書けるんじゃん…」と拍子抜けするやら感動するやら――もちろん、本編のあの政治色に満ちた重厚なカラ―も好きなのだが、本編でもちょこちょこ差し挟まれるギャグシーンにいちいちウ

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    2010年06月12日
  • 流血女神伝 暗き神の鎖(前編)

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    <後編までのネタバレを含みます>

    とにかく陰惨な話。途中細かなギャグシーンがないではないが、物語全体を覆うおどろおどろしさのようなものはシリーズ中でも断トツ。流血女神を奉じる秘境の集落ザカールを中心に話が展開するためか。何と言うか、巻数が進むにつれてどんどん救いがなくなっていくような気がする。特に後編最後の一文などは本当に心が折れる。今まで散々辛い出来事が起きて、戦いがあって、殺戮があって、それでもようやく話は終息に向かっている、これで安心できると思っていたら「あれ」だもの。思わず「嗚呼…」と、ため息とも悲嘆ともいえる声が漏れてしまった。前編表紙の幸せそうなカリエとバルアンの笑顔を見るにつけ

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    2010年05月25日
  • 流血女神伝 女神の花嫁(前編)

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    <後編までのネタバレを含みます>

    ひょっとするとシリーズ中では一番好きな作品かもしれない。初めは(一応物語の流れとして読んでおかないといけないタイトルに指定されてはいるものの)前作で脇役だったラクリゼとサルベーンの過去の話かー、個人的には早く次の『暗き神の鎖』に行きたいんだけどなぁ、と若干気乗りしないまま読み始めたのが嘘のように引き込まれてしまった。どうしてだろう、大勢の登場人物が入れ替わり立ち替わりピンチに遭って、悲しむ間もなく次の試練があって……という感じで、どうしてもせわしい印象の抜けなかった前の二作品と比べ、この『女神の花嫁』はラクリゼとサルベーンというたった二人の男女に焦点を当てて

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    2010年05月19日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    好きな作家さんのシリーズ物。第2部からは未読。女の子向けだけど甘ったるくないこういう小説も書けたらいいなと思う。ヒロインが強すぎて、時に痛々しかったり。感情移入してしまう私。

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    2010年05月09日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    何故打ち切った。

    無理してまとめた感があるけど、クオリティは高いと思います。
    もっと余裕持って展開して欲しかった。

    軍隊ものは人気ないんですか?いいのに…すごく…
    もの足りなかった方は「AAST」の同人誌を是非。

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    2009年12月11日
  • 流血女神伝 喪の女王8

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    詰め込み感がないわけではないけど、
    “終末”ってこんなもんかもね、とも思う。

    子供達編が読みたいんだよー!

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    2009年10月30日
  • 流血女神伝 喪の女王8

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    きれいに風呂敷がたたまれたうえ、読後感がとてもよかったです。
    みんな本当に精一杯生きていて、自分の正義を信じていて、全力で。

    これはぜひ子供世代も読みたいよ……フィンル(いやシャナカーンか)はどんな腹黒っこに育つのかとか、初恋?なスゥランとはどうなるのかなとか、カリエを許せるまでにアフレイムがどんな成長を遂げるのかとか、結局エアリアスは息子なのか娘なのかとか。

    つーかエド、双子かよ。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 喪の女王7

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    ギアスとオレンディアにきゅんきゅんきます。
    あかん。20年間会ってなかったのに、お互いに一番思い合っていたとかそんなの弱すぎるー。

    髪の毛を一房ほしいと言うためにいろんな言い訳をしちゃうギアスも、全部もってけ!な勢いのオレンディアも、せつないわ愛しいわで大変です。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 帝国の娘 後編

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    ミュカがいいよ!
    兄上たちよりエドよりミュカ押しの私です。いやロイも素敵だけどさ……初登場時からの成長ぶり(+やせw)ならミュカが。
    そんな私の心の声は届かず、カリエは誰ともひっついたり離れたりしてくれなかったわけですが。

    おもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    ただの学園モノかと思いきや、そこは須賀しのぶ、みるみるうちに主人公がヘビーな世界へと放り込まれていきました。
    今回のお話もソーゼツだわ。

    初めて須賀さんの小説を読んだのは確か「キル・ゾーン」の時で、それからずっと読み続けているんですが、私的に外れのない作家さんの一人です。

    今回もね〜、陽菜がハバにされる件とか、すごくこう…酸っぱい気持ちになりました。
    よくわかるんだわ、こういう状況の各々の気持ちがさぁ。

    にしても今シリーズの主役である陽菜、好きになりかけていた自分に好意的な男の子が実は彼女の能力目当てに近付いてきただけだったり、継母と知っていつつも育ての母として心を開きかけていた人が実は

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    2009年10月04日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    ヒロインの娘さんが羽化前なのか、なんとももじもじされとってそれはそれであれだったのですが、シリーズものですから羽化後の姿が楽しみ。

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    2009年10月04日
  • 虚剣

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    ミリタリー、軍記の次が時代劇(しかも剣豪もの)で「オイオイ、須賀センセイあまりにもチャレンジャー過ぎる」と思ったものです。
    この作品で書かれている粗野な柳生十兵衛が結構好みだったりします。
    作風というか、空気の生暖かい感じは「スイート・ダイアリーズ」に通じるところがある気がしなくもない。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    長い重いきつい! でも読み応えはある!
    須賀しのぶの長編ファンタジー。

    舞台が中世ヨーロッパな感じですが、呪いやら神様やら出てくるファンタジー。
    お家騒動や政権争いやら戦争やら、ライトノベルの枠に括るにはもったいないほどの長編小説です。

    主人公カリエが、少女から大人になるまで次から次へとつらくて苦しい試練に巻き込まれるんですけど、泣いたり落ち込んだりしながらも最後には立ち上がり、前を向いて歩いていく強さが大好きです。
    しかし須賀さん。いい加減主人公いじめすぎるのやめてください笑

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    2009年10月04日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    盛り上がりは最高潮。格好良い終わり方でした。終盤泣けた。どのキャラも活躍が目覚しかったです。
    泣けたので、薮蛇でも良いからもーちゃんの活躍見たかったな。「スッキリ綺麗に」をどこかで期待してたのかも。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    主人公が不幸の連続なのですが、どんな窮地に陥っても生きようとする力に惹きつけられました。
    当時もコバルトっぽく無い作品だなと思いましたが、ハードカバーとかにしたら、一般の大人の方にも読んで貰えるような内容だと思います。
    つけた評価が中途半端なのは、読んだのが学生の頃で、引っ越しの際に紛失してしまったから…。
    もう一度読み返したいので、機会をみつけて大人買いします。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    流血女神シリーズは面白いです。
    とは言いつつこちらも砂の覇王の4,5巻くらいまでしか呼んでいないのですが。
    表紙の二人のコンビが今のところ好きです。

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    2009年10月04日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    最近、久しぶりに読み返しました。
    最初は中学生の頃リアルタイムで読んでたので、特に不思議に思わなかったのですが、この表紙がコバルトのコーナーに積んである光景を想像すると、ちょっと面白いなあと今更思いました。
    絶対浮いていたのだろうと思います。この色彩といい、シチュエーションといい、タイトルといい…。

    軍隊とか陰謀とか、少女小説ではあまり扱わないジャンルですよね。
    当時は根の暗い子供だったので、のめりこんでかなり影響を受けましたが、なかなかテーマが根本的で重たくて、歳をとった今でも読み始めると真剣に読んでしまいます。
    戦場が舞台ですが、基本的には人間の内面を主題にした、やはり少女向け小説だと思

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 喪の女王8

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    小学生の頃からずっと追いかけてきたお話に、高校生になってついにお別れです。
    お疲れ様、ありがとう、と作者さんに。本当にこのお話が書きたかったがために作家になられたんだろうなあと思いました。
    カリエの生き方といい、最終巻で消えていった色んな人たち、皇帝ドーンなどがもう直視できないくらい眩しかった。みんな何かを貫いていったなあ、と。
    物語の完結というものの在り方を何の疑問ももたせず見せてくれたような気がする。

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    2009年10月04日
  • 天翔けるバカ We Are The Champions

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    紅の豚的世界です。

    テーマソングは、Love PsychedelicoのHappiness。
    ピロシキのシーンから、ずっとバックにかけてエンドロールに使って欲しい。

    ちょっとネタバレ↓
    ピロシキのラストシーンは映画のように鮮やかな表現でした。
    てか、あまりに読んだのが昔でそれくらいしか印象に残ってry
    いやしかし、目に焼き付いて離れないのです。須賀先生、お見事。
    以上ネタバレ↑

    日本にとって、明治以降の大戦は悲劇でしかない。
    でも、他の国にとっては、
    国民的英雄が何人も誕生したいわば”戦国時代”
    に相当するのかもしれない、ということ。

    (日本人はこれを責められない。
    なぜなら、日本人は

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    2009年10月04日