須賀しのぶのレビュー一覧

  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    高校野球を題材にした「雲は湧き、光あふれて」シリーズの第2弾。
    高校球児の視点だけでないのがこの作品のミソ。新任監督やスポーツ新聞記者の視点で高校野球が語られるところが新鮮だ。チームメイト内の絆やライバルとのやりとりも加わり、続編が待ち遠しくなる。今年も夏の甲子園が始まり、各地方の代表が集結したが、全ての球児に栄冠が輝くのが高校野球である。

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    2017年08月08日
  • 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

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    三ツ木高校、いいチームになったな。必死になればなるほど、いいチームになればなるほど、個々人で抱えるものも大きくなって、選手だけじゃなくて、監督やマネージャーにいたるまで、大変なプレッシャーの中の1年でした。鈴江くんの気持ちは痛いほどわかるし、読んでて心配でたまりませんでした。中村君、やっぱりいいキャラだな。癒しです。みんなの心についた火はどんな形にしろ残っていくでしょうね。野球、やめられないでしょう。

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    2018年09月08日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    高校野球好きだし、須賀さんだし、で手に取りました。
    青春です。面白かった。
    最後の話は泣きました。戦争はいかんね
    大会歌尊い

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    2017年07月25日
  • 神の棘II

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    第二次世界大戦下、ナチスの支配するドイツで対照的な立場にある二人の奇妙な運命を描いた作品。誰もが知る「非道」の代名詞である組織を中心にした話とあれば、どうあっても重い物語にはなりますが、それでも先を読ませる筆力、そして主人公ふたりの荒々しい魅力に満ちた作品でした。
    「時代」のせいばかりとするにしてもあまりに非情な所業を成してきたアルベルトのひとつの真実が最後に明かされるという意外な展開がさらに深みと最後の場面の余韻を深めています。
    余りに多くの命が無碍に失われ、それを自ら執り行ったり、見送るしかなかったという人生は想像することもできない「フィクション」です。
    けれどもかつて…いや、今でもきっと

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    2017年07月22日
  • マウンドの神様

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    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

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    2017年07月22日
  • ゲームセットにはまだ早い

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     たまたまタイトルが目にとまり、入手。野球小説。よく取材されているなあ、というのが第一の感想。通勤電車内で軽く読めたのがよかった。展開のテンポも良く、飽きもこない、良いエンタメ小説。

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    2017年07月21日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    野球に興味のない私が、ついつい手に取ってしまう甲子園もの。
    三作とも引き込まれました。

    ピンチランナーと甲子園への道は続きが気になりすぎるし、『雲は湧き、光あふれて』は戦時中との掛け合わせで涙なしには読めません。。

    続編?も読みます。

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    2017年07月10日
  • ゲームセットにはまだ早い

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    【収録作品】第一章 夢の賞味期限/第二章 たからものを探して/第三章 神の一球 悪魔の一球/第四章 ミスター・ヴィクトリー/第五章 プレイボールをもういちど/終章
     社会人野球のクラブチームの大躍進を描いた野球小説であり、人の生き方の小説。スポーツに限らず、プロにはなれなくても全身全霊を打ち込んでしまうものがある人たちの葛藤。なまじ「才能」があるがゆえの闘いが胸に迫る。それにしても、指導者の存在の大きいこと。

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    2017年07月06日
  • 芙蓉千里

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    旅芸人の娘として生まれたフミが流れ着いた先はハルビンの妓楼「酔芙蓉」。女郎になるという目標を持った彼女だったが、彼女の天賦の舞の才能は、違う道へと導いていく…

    フミの波瀾に満ちた半生、夢と恋と友情の物語…といったらどこか薄く感じられてしまうかもしれませんが、どっこい(古い)活力に満ちつねに前を向こうと踏ん張る彼女の生き様はまったく飽きさせません。

    かけがえのない友達のタエ、凛と美しくも心中を明かさない蘭花、蓮っ葉な態度も妖艶さをまとう千代たち女郎のキャラクタも個性豊かで物語を彩ります。男性も物静かな黒谷に、あきらかにいわくありげで怪しい山村、となかなか女性が惹かれるような人物造形でした。

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    2017年06月18日
  • ゲームセットにはまだ早い

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    社会人野球。
    その中のクラブチームという存在。

    企業チームや独立リーグとの関係。

    環境や待遇も様々だ。

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    2017年05月16日
  • 神の棘II

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    ユダヤ人大量殺害という任務により、消えない罪を背負うアルベルト。衛生兵として戦地にあり、神への救済を求めながら死んでいく兵士たちを前に苦しむマティアス。
    ふたりの男は、歴史の流れに呑まれながら運命の悪戯のように巡り会う。

    この作品は物語の進行それ自体は、ほぼ想像通りに進む。
    その点だけを見れば、意外性のないつまらない作品とも言える。しかしこの作品に意外性を特に求めず読んでいたため、そこに問題は余り感じなかった。

    カトリック教会が時代にあわせナチスを否定したり、ヒトラーを祝福したりと態度を変えたことは、やはり残念だ。
    教皇や司教たちであっても人間であり、カトリック教会の総本山であるバチカンが

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    2017年01月12日
  • 神の棘I

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    修道士となったマティアスとナチス親衛隊員となったアルベルト。ふたりの男はナチス政権下での戦乱に巻き込まれる。

    ナチス、キリスト教というわたしの興味のあるものが詰め込まれたような本作を偶然知ったときは、これは読まなくてはと本屋さんへ直行。
    この作家さんは知らなかったのだが、以前はライトノベルを書いておられたらしい。ライトノベルと聞くと、読みやすさが先行し妙な文章と安易な構成と思っていたため、正直に言って期待外れでがっかりさせられるかもしれないと思っていた。その心配を加速させるような漫画チックな表紙。
    ところが実際に読んでみると、もともとヨーロッパ史やキリスト教に詳しいのか作品のために調べたのか

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    2017年01月12日
  • 帝冠の恋

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    知識も興味もほぼないままでしたが最後まで読めました。文章が読みやすいからだと思います。もっと自分の知識を増やして違う視点で再読したいなぁ。コバルト版を読んでみるのもアリかも?

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    2016年12月10日
  • 帝冠の恋

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    ネタバレ

    人物が魅力的で面白かったです。
    野心あふれる人で、こんなにも政治に食い込んでバリバリやってるのに、恋愛に比重が傾くのが、すごいなーと。
    須賀さんが書いたので読もうと思ったのと、エリザベートを別に読んでたから、気になって。

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    2016年10月22日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    この続編って出ますよね?出て欲しいな。
    次は小暮くんや女子マネの瀬川さん、田中部長の目線も読みたい。この本はいろいろな人の目線から読んでみたいと思う本。
    今回は新任の監督の目線が軸。
    「あぁ、どうして努力と能力は比例してくれないんだろう。努力しただけ結果が出るならこんな嬉しいことはないのに」
    誰もがそうなれば苦労はしないんですよね。
    でも出来ないんだよね。
    月谷くんや笛吹くん、中村先輩…。
    いろいろな人が集まって1つのチームを作り、纏めて1つの目標に向かって目指す。
    普通でも並大抵の事ではない。
    それをなし得る高校野球というのは目が離せないし。プロ野球と違った面白さがあり、こみあげてくるものが

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    2016年08月22日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    前作から話は続く。

    いろんな立場で高校野球に関わる人々の、それぞれの視点から。

    次作以降もできそうな流れ。

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    2016年08月08日
  • 神の棘II

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    ナチスや当時のキリスト教界の勉強に、もってこいの本。
    どうしても、アルベルトに注目してしまうけど、他者のために必死で足掻き、祈るマティアスの生きざまも眩しいです。
    ただ、マティアスに限らず多くの登場人物たちがなぜこうも、神やキリスト教に依存しているのか分からなかったです。
    ナチスがここまで教会を弾圧していたこと、ドイツを占領した米軍の「解放者」とは程遠い行いなど、初めて知ることばかりでした。
    私がこの世界にいたら、ただおびえて逃げるばかりで二人のような行動する人間にはなれないです…。

    できれば翻訳されて、多くの国の人々に読んでほしいです。

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    2016年03月09日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    ピンチランナー、甲子園への道、雲は湧き光あふれての3つの話によって構成されている。

    どの話を高校野球小説であり、 若いからこそある悩みや葛藤、弱さそしてそれを乗り越えていく描写がかかれていて高校野球が好きでない人にもぜひ読んでほしい一冊である。

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    2015年11月22日
  • 神の棘I

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    友だちからプレゼントしてもらった小説。
    ナチス時代のドイツの物語。
    ナチスと教会の対立、ユダヤ人への迫害、そして親衛隊の内部。
    主人公は、修道士のマティアスと、親衛隊のアルベルト。かつて旧友だった二人は、時代と共に対立する立場になる。

    私はあまり歴史には明るくないので、歴史物の小説を自分で選ぶことは少ないから、読んでみていかに勉強不足かということがわかった。これまではこの時代のドイツのこと、本当にざっくりとしか認識出来てなかった。
    疑問が湧いた部分はたまに調べながら読み進めたのだけど、分かりやすくこの時代ドイツで起きていたことを知れたし、骨太で為になる小説。

    この先Ⅱに続いてそれで完結。

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    2015年08月22日
  • 神の棘I

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    第二次世界大戦時のナチス・ドイツとキリスト教会を背景に神父と修道士の死の真相を謎として提示するミステリー

    ではあるが、時代の大きな波に翻弄されながら、自分は何をすべきかを常に問い続け行動した、親友二人の物語

    であるし、第二次世界大戦下のドイツを題材とした歴史小説

    ともいえる。

    第二次世界大戦下のドイツ国内の状況について、これまで何かで読んだことはなく、ふむふむと思いながら、読んでしまった。読み応えのある本です。

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    2015年07月26日