須賀しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この続編って出ますよね?出て欲しいな。
次は小暮くんや女子マネの瀬川さん、田中部長の目線も読みたい。この本はいろいろな人の目線から読んでみたいと思う本。
今回は新任の監督の目線が軸。
「あぁ、どうして努力と能力は比例してくれないんだろう。努力しただけ結果が出るならこんな嬉しいことはないのに」
誰もがそうなれば苦労はしないんですよね。
でも出来ないんだよね。
月谷くんや笛吹くん、中村先輩…。
いろいろな人が集まって1つのチームを作り、纏めて1つの目標に向かって目指す。
普通でも並大抵の事ではない。
それをなし得る高校野球というのは目が離せないし。プロ野球と違った面白さがあり、こみあげてくるものが -
Posted by ブクログ
ナチスや当時のキリスト教界の勉強に、もってこいの本。
どうしても、アルベルトに注目してしまうけど、他者のために必死で足掻き、祈るマティアスの生きざまも眩しいです。
ただ、マティアスに限らず多くの登場人物たちがなぜこうも、神やキリスト教に依存しているのか分からなかったです。
ナチスがここまで教会を弾圧していたこと、ドイツを占領した米軍の「解放者」とは程遠い行いなど、初めて知ることばかりでした。
私がこの世界にいたら、ただおびえて逃げるばかりで二人のような行動する人間にはなれないです…。
できれば翻訳されて、多くの国の人々に読んでほしいです。 -
Posted by ブクログ
友だちからプレゼントしてもらった小説。
ナチス時代のドイツの物語。
ナチスと教会の対立、ユダヤ人への迫害、そして親衛隊の内部。
主人公は、修道士のマティアスと、親衛隊のアルベルト。かつて旧友だった二人は、時代と共に対立する立場になる。
私はあまり歴史には明るくないので、歴史物の小説を自分で選ぶことは少ないから、読んでみていかに勉強不足かということがわかった。これまではこの時代のドイツのこと、本当にざっくりとしか認識出来てなかった。
疑問が湧いた部分はたまに調べながら読み進めたのだけど、分かりやすくこの時代ドイツで起きていたことを知れたし、骨太で為になる小説。
この先Ⅱに続いてそれで完結。
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試し読み
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