須賀しのぶのレビュー一覧

  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    この続編って出ますよね?出て欲しいな。
    次は小暮くんや女子マネの瀬川さん、田中部長の目線も読みたい。この本はいろいろな人の目線から読んでみたいと思う本。
    今回は新任の監督の目線が軸。
    「あぁ、どうして努力と能力は比例してくれないんだろう。努力しただけ結果が出るならこんな嬉しいことはないのに」
    誰もがそうなれば苦労はしないんですよね。
    でも出来ないんだよね。
    月谷くんや笛吹くん、中村先輩…。
    いろいろな人が集まって1つのチームを作り、纏めて1つの目標に向かって目指す。
    普通でも並大抵の事ではない。
    それをなし得る高校野球というのは目が離せないし。プロ野球と違った面白さがあり、こみあげてくるものが

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    2016年08月22日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    前作から話は続く。

    いろんな立場で高校野球に関わる人々の、それぞれの視点から。

    次作以降もできそうな流れ。

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    2016年08月08日
  • 神の棘II

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    ナチスや当時のキリスト教界の勉強に、もってこいの本。
    どうしても、アルベルトに注目してしまうけど、他者のために必死で足掻き、祈るマティアスの生きざまも眩しいです。
    ただ、マティアスに限らず多くの登場人物たちがなぜこうも、神やキリスト教に依存しているのか分からなかったです。
    ナチスがここまで教会を弾圧していたこと、ドイツを占領した米軍の「解放者」とは程遠い行いなど、初めて知ることばかりでした。
    私がこの世界にいたら、ただおびえて逃げるばかりで二人のような行動する人間にはなれないです…。

    できれば翻訳されて、多くの国の人々に読んでほしいです。

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    2016年03月09日
  • 神の棘II

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    「天使と悪魔」のようなストーリーをイメージしていたので、少々面食らいながらもアルベルトとマティアスの行き着く先が気になり、一気読み。
    ナチスドイツ下における過酷な運命に思わず顔をしかめながらも、潔すぎるアルベルトになんだか涙。後半のアルベルトの妻の告白には参りました。
    長いけど、読みごたえのある一冊でした。

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    2016年01月12日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    ピンチランナー、甲子園への道、雲は湧き光あふれての3つの話によって構成されている。

    どの話を高校野球小説であり、 若いからこそある悩みや葛藤、弱さそしてそれを乗り越えていく描写がかかれていて高校野球が好きでない人にもぜひ読んでほしい一冊である。

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    2015年11月22日
  • 神の棘I

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    友だちからプレゼントしてもらった小説。
    ナチス時代のドイツの物語。
    ナチスと教会の対立、ユダヤ人への迫害、そして親衛隊の内部。
    主人公は、修道士のマティアスと、親衛隊のアルベルト。かつて旧友だった二人は、時代と共に対立する立場になる。

    私はあまり歴史には明るくないので、歴史物の小説を自分で選ぶことは少ないから、読んでみていかに勉強不足かということがわかった。これまではこの時代のドイツのこと、本当にざっくりとしか認識出来てなかった。
    疑問が湧いた部分はたまに調べながら読み進めたのだけど、分かりやすくこの時代ドイツで起きていたことを知れたし、骨太で為になる小説。

    この先Ⅱに続いてそれで完結。

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    2015年08月22日
  • 神の棘I

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    第二次世界大戦時のナチス・ドイツとキリスト教会を背景に神父と修道士の死の真相を謎として提示するミステリー

    ではあるが、時代の大きな波に翻弄されながら、自分は何をすべきかを常に問い続け行動した、親友二人の物語

    であるし、第二次世界大戦下のドイツを題材とした歴史小説

    ともいえる。

    第二次世界大戦下のドイツ国内の状況について、これまで何かで読んだことはなく、ふむふむと思いながら、読んでしまった。読み応えのある本です。

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    2015年07月26日
  • 帝国の娘 上

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    コバルトで最後まで読みましたが、何度読んでも面白い。
    不遇ながらも一生懸命乗り越えていく主人公カリエを見て、皆の心が動いていく様子がいいです。
    もちろん私の心も動かされました。
    でも、これでもか!というほど主人公を過酷な環境に突き落とす作者、その想像力というかなんというか、すごいです(((^_^;)

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    2015年05月09日
  • 芙蓉千里

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    新刊の文庫本コーナーにてジャケ&時代設定買い。
    20世紀初頭の激動の大陸を舞台にした歴史物というだけで買って損はないですね。
    女郎と芸妓の友情と恋がメインですがところどころに歴史がひょいと顔を出して面白い。
    大陸と桜の組み合わせがどこか哀しいのはどちらも悠久の営みがありつつも、凄い勢いで時間を消費していくせいなんだろうか。

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    2014年12月27日
  • アンゲルゼ 最後の夏

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     覚野君が思った以上に中2だったので驚いた。デレないツンだ。
     いやむしろ再読すると中里さんに萌える。彼女はツンデレです。

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    2014年09月28日
  • 芙蓉千里

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    読み返し。普段本を読まない家族まで、面白い、と言って読んでいた、奇跡!
    漫画が本になることを、どこかで連載再開になることを切に願います。

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    2014年07月30日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    新シリーズ1巻


    暗いトーンの始まりなのに
    ぐんぐんお話の世界にひきこまれちゃうのはなんでだろう?

    戦争のある世界、天使病…

    圧巻のラストをよんで、
    すぐに続きを読みたくなりました


    すげぇ

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    2014年06月04日
  • キル・ゾーン17 罰

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    キルゾーン15

    なんてとこで終わるんだ~!?
    マックスは死んじゃうの?


    怒涛のラストで、
    次巻へダッシュ!

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    2014年05月20日
  • 流血女神伝 喪の女王2

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    ネタバレ

    姉ネフィシカの変貌ぶりに驚くばかり。
    バンティーカ女王の陰りがかなり気になる。。ネフィシカの信仰してるザカリア女神に起因しているのだろうか。

    カリエとエド、サルベーン、セーディラの穏やかな日々がこのままずっと続けばいいと願ってしまうけれど……。

    ついにネフィシカはサルベーンとの子を見つけてしまう。

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    2014年05月13日
  • キル・ゾーン6 赤と黒

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    シリーズ6


    マックスに捕らえられたラファエルくん、まさかの脱走&奇跡の再会


    どんな状況でも一途なラファエルくんが愛しい


    お気に入りはシドーと、グッドリーのシーン


    エイゼンも帰ってきたし、
    彼の心中も明かされて…

    いいオトコだなぁとシミジミ。

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    2014年04月28日
  • 永遠の曠野 芙蓉千里IV

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    芙蓉千里最終巻。幸せの形って人それぞれだし、こういう幸せもフミらしいと納得。4巻があっという間。今作品も、大変面白かったです。

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    2013年10月09日
  • 芙蓉千里

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    角川文庫に移っても、ちゃんと少女小説であることに安心した。あいかわらず主人公は激動の時代や運命に翻弄されてるが、そこを懸命に生きていく様にあこがれる。少女の心を持ったちょっと大人の女性が対象かな。

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    2013年09月27日
  • 永遠の曠野 芙蓉千里IV

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    友人から勧められて読み始めた、大河少女小説の完結刊。
    3巻から続けて読んだので、前2冊との色合いの違いに良い意味で驚いた。
    哈爾浜に売られてきた小さな少女が、気付いたら自分の意志で生きる場所を切り開いていって、馬に乗ってモンゴルの荒野を駆けまわり銃を手に戦に参加する。後半2冊は少女小説の枠から完全にはみ出した骨太歴史小説の面持ち。

    最終的には落ち着くところに落ち着いた、という感じ。伏兵やったし、きっかけは傷のなめ合いかも知れないけど、幸せそうな結末で何より。

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    2013年09月06日
  • 芙蓉千里

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    ジャケ買いしてしばらく手をつけてなかったのを後悔したくらい面白かった。本編後のタエの話に最後の最後で涙。登場人物の描写が丁寧で、すぐに映画化できそうだなぁ、と思っていたら案の定漫画化するんですね。「さくらん」が好きな人には迷いなく奨められる一作。
    強い女の子の弱い部分を書くのがうまい作家さん。久々に作家括りで揃えたいと思えた。素敵な出会いに感謝。

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    2013年06月05日
  • 北の舞姫 芙蓉千里II

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    友人から勧められた、大河少女小説の2巻目。
    1巻目で後悔を知って、大人になったフミが今度は自分を取り巻くしがらみを捨てて、愛してくれる人たちを捨ててでも自分自身のために生きようと決心する過程の話、という感じ。
    これだけ強く一途に、自分の気持ちに素直に生きていけるフミの生命力に、羨ましさを覚える。
    個人的にはこの後の黒谷さんに期待したい。続きの文庫化を楽しみに待つことにします。

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    2013年06月04日