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Posted by ブクログ
芙蓉千里シリーズの最終巻、読み終わりました!
すっごく面白くて、中盤は涙が…。
最終的にはとても幸せに溢れた終わり方で、後味が凄く良かった。
でも、まさかあの人が…という驚きは凄くあります(笑)けど、そんな展開も、らしくて好き。
3、4巻目になると、なんかもう、少女大河ロマンらしく歴史感が濃厚になってきます。
この辺、歴史小説読んでる感じ。
とにかくフミが強く逞しく、本当惚れ惚れしちゃう。かっこいいなぁ。
男たちも男っぷりをあげ、なんか読んでていろんな人の成長を感じた(笑)
まあとにかく、面白かったです。
ストーリーもさる事ながら、文章立てやタイトルの付け方にとてもセンスを感じる本でした。
「永遠の曠野」は凄くいい。
4巻の中盤の同タイトルの章があるんだけど、ここが最高のクライマックスっていうアクセントになってますよね。
ラスト章をタイトルにもってくる本はいっばいあるけど、私はこうゆう取り方にセンスを感じるなぁ。
永遠の曠野の章は、たまらなく良かったです。一番かっこ良く心に焼きついてる。
Posted by ブクログ
貧しい辻芸人の親に捨てられ、大陸一の女郎になるという野望を持ってハルビンに渡った娘。素晴らしい身体能力と舞の才能を持った彼女の波乱万丈の人生を描く。
ロシア革命から逃れてきた白系ロシア人、ボリシェビキ、コサック、清朝が倒れたばかりの中国 漢人やモンゴル人、シベリアの覇権を争う日本人や欧米人が入り混じる世界大戦前夜のシベリアや満州が舞台になっていて、これまで全く知ることのなかった彼の地の歴史を知ることができたのが面白かった。
前半は舞の才能を生かして伝説の芸妓となる姿、後半は運命の男のために馬賊になり、モンゴル独立をめぐる争いに駆り出される姿を描いている。前半はどちらかといえば少女漫画のようで、後半はまるで冒険活劇のような、少年漫画のような。前半と後半で全く様相が違うので、少し戸惑った。
この不穏な時代の劣悪な環境の中で人々が逞しく生きているのに対し、少し後に生まれた私たちのなんと恵まれていることか。平和で自由でいられることのなんとありがたいことか。この時代を知って自らを戒めることは、本当に必要で大切なことだと思う。
Posted by ブクログ
芙蓉千里から4冊一気読みしました。生まれた境遇に負けず強く生き抜いたフミの人生にハラハラしながらも応援し、結末を読みたいような終わってしまうのが惜しいような気分で読み切りました。登場人物も魅力的で本当にいたかのような生き生きしたリアルさがありました。
なんだか懐かしい感じがしていましたが何故なのかがあとがきを読んでスッキリしました。須賀さんも大和和紀さんの漫画を読んでいたとか。少女が夢を追って大人になり恋をして愛する人が夢を叶えるのを支えるというストーリーは惹きつけられ、気力を与えてくれます。結末が想像の斜め上をいって母になったフミと不思議なパートナーを得たところはさすが深いっと思いました。
Posted by ブクログ
うん、安定に面白かった。
けど、『また、桜の国で』と『革命前夜』は越えてこないかな〜と思い、星4で。
話のテーマとして「家族」がある。家族は一種の帰属先だけど、フミにはその感覚がないし、強く憧れてもいる。軸がないからこそ色んなものになれるんだとも思う。
フミの苗字が一貫して出てこないのはそういうことなのかな〜と勝手に思ってた。(もしかしたら序盤に出てたかも)
バースト生きてたの?!!!良かった!!という気持ちで終われたのはよかった。
ずっと建明と黒谷のどっちになるの〜という話できていたのに、そっちかーい!と思わずツッコミを入れたくなる展開だった。
でも、フミだけじゃなく建明、黒谷、炎林、、みんなそれぞれの形で幸せに過ごせたんじゃないかな。いいラストでした。
フミの生命力が強すぎてひたすらカッコイイ。
黒谷がただの坊ちゃんからどんどんいい男になっていくのを見るのが楽しかったな。貴文がんばったね〜と言いたくなる。
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