須賀しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ナチスや当時のキリスト教界の勉強に、もってこいの本。
どうしても、アルベルトに注目してしまうけど、他者のために必死で足掻き、祈るマティアスの生きざまも眩しいです。
ただ、マティアスに限らず多くの登場人物たちがなぜこうも、神やキリスト教に依存しているのか分からなかったです。
ナチスがここまで教会を弾圧していたこと、ドイツを占領した米軍の「解放者」とは程遠い行いなど、初めて知ることばかりでした。
私がこの世界にいたら、ただおびえて逃げるばかりで二人のような行動する人間にはなれないです…。
できれば翻訳されて、多くの国の人々に読んでほしいです。 -
Posted by ブクログ
友だちからプレゼントしてもらった小説。
ナチス時代のドイツの物語。
ナチスと教会の対立、ユダヤ人への迫害、そして親衛隊の内部。
主人公は、修道士のマティアスと、親衛隊のアルベルト。かつて旧友だった二人は、時代と共に対立する立場になる。
私はあまり歴史には明るくないので、歴史物の小説を自分で選ぶことは少ないから、読んでみていかに勉強不足かということがわかった。これまではこの時代のドイツのこと、本当にざっくりとしか認識出来てなかった。
疑問が湧いた部分はたまに調べながら読み進めたのだけど、分かりやすくこの時代ドイツで起きていたことを知れたし、骨太で為になる小説。
この先Ⅱに続いてそれで完結。
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