須賀しのぶのレビュー一覧

  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    宮廷陰謀劇。
    冒頭で主人公の少女が、いきなり誘拐され、病弱な王子の影武者にされてしまう。
    ヒネた読者でもまずまずいける。


    追記
    シリーズ読み終わってかなり評価アップ
    これはファンタジー好きじゃなくてもオススメ

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    2012年09月04日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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     近未来だけど本格的な軍隊モノだと思います。軍人として女として揺れ動くキャッスルの行く末をハラハラしながら読めます。

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    2009年10月04日
  • 流血女神伝 暗き神の鎖(後編)

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    おもしろい!
    キャラ萌えで読んでしまうことが多い自分が純粋にストーリーにどっぷりはまって読んでしまいました。

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    2009年10月04日
  • 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

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    結局甲子園を目指して頑張ることになる。それぞれに問題や悩みをかかえながら夏の大会へ。
    月谷の成長や笛吹やブツブツいいながらも勝ちをめざす日々が面白かった。

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    2026年04月12日
  • また、桜の国で

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    桜満開だ。今朝は雨だったので駅まで歩いてみた。濡れたアスファルト一面に桜の花びらが綺麗にはりついていて、あー、歩きでよかったなぁと。散りゆく寂しさと。

    東欧の国々には必ずソ連が紐づいていて明るいイメージがなかった。このお話しの舞台ポーランドもしかり。
    「地図から消えた国」

    主人公棚倉慎は、二つの祖国を全うした。祖国がまた地図から消えぬように。
    杉原千畝の名も登場した。ということは、モデルがいたのかしら。

    平原の国∶ポーランド
    歴史が繰り返されないことを祈っている。
    いつか地図を携えて訪ねてみたい。

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    2026年04月02日
  • 革命前夜

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    冷戦下。ピアノの旋律はどこまでも自由だった。
    実際に曲を聴いてみると臨場感があって良かったです。
    クラシックはぜんぜんわかりませんが…

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    2026年03月31日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    高校野球の予選を題材にした短編集。
    怪我したスラッガーの代走としてベンチいりする話。地方予選に取材に行くスポーツ紙の新米記者の話。太平洋戦争が始まり、大会も中止になり、甲子園にいくチャンスがほとんどなくなる話。
    2つめの女性新米記者の話は、野球経験がない中、男たちの中でどのように色を出すのか、取材、記事と結果を求められる中の悩みが面白い。

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    2026年03月27日
  • 荒城に白百合ありて

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    ネタバレ

    本当にめちゃくちゃ良かった。冒頭と最後が繋がってて、血筋を感じるのと、本当に伊織がまじで伊織で「伊織ー?!?!」ってなった。 須賀先生の本は何をとっても大好きなんだけど、もう少し日本史勉強してからじゃないと難しかったかも。 『なぜ男は、女がいつまでも同じ場所で待っていると思うのだろう。』 『仕方がない。彼は男だから。生き方を変えるのには時間がかかり、変えてしまえば性急なのだ。そういうものだ』 って二文がたまらなく好き。

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    2026年03月03日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    SF作品。ほっとんど読んだことなかったので、短編集から読んでみた。

    意外と、あっこう言うのもSFなのか。と言ったようなのもあったけれど、近未来的な話に、ちょっと手間取ることもあり。
    でも、書いているのがSF作家のなかでも、かなり有名で、食べ物、に絞ったものということもあり、楽しかった。不気味だけれど、どんどん読んでしまう作品も。
    一番印象に残ったのは、
    「最後の日には肉を食べたい」
    主人公が、「ルカ」への依存度が高いことに恐怖を覚えたと同時に、これこそ、静かなる侵略?なんて思った。最後、「ルカ」の仲間を意識していなかったタカアキが、『生まれた』と主人公にキスをする。これは一瞬の洗脳?支配?こ

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    2026年02月23日
  • 革命前夜

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    タイトルや表紙の絵から、戦場のピアニストっぽい話なのかなと思ったら、ベルリンの壁崩壊前の東ドイツを舞台に、ピアノ留学をした大学生 真山シュウジの群像劇だった。

    その当時の東ドイツという場所が如何に暗いのか、自分しか信じられる者はいない、というのをひしひしと伝わってくる。
    日本とドイツは同じ敗戦国だが、日本は焼け野原で何もなくなった事からむしろゼロから復興しやすく、一方でドイツは瓦礫の山だったから、復興は難しく煤焦げた街並みのまま、と言う描写がドイツの暗さを端的に分かりやすく示されており、とても印象に残った。

    中盤から、西ドイツの亡命や、殺人未遂事件なども起きて、一気に怒涛の展開になっていき

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    2026年02月19日
  • 革命前夜

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    音楽と歴史の激流が混ざり合う 
    胸が熱くなる名作

    ベルリンの壁崩壊直前 激動の東ドイツ
    ピアノの旋律とともに…
    歴史のうねりに飲み込まれていく
    若者たちの姿が熱すぎて
    一気に読んでしまった…



    音楽留学のために東ドイツへ渡った
    主人公が目撃する
    閉塞した社会と「革命」の足音

    友情、プライド、そして自由への渇望
    物語の終盤はパズルのピースがハマるように
    加速していく展開にページをめくる手が
    止まりませんでした!

    解説も朝井リョウさんで 最後まで激アツ!

    ミステリー要素もありつつ
    最後は圧倒的な人間ドラマに涙でした

    最近読んだ本の中で
    間違いなくベスト級の一冊!!

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    2026年02月02日
  • 革命前夜

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    テンポよく進むストーリーで読む手が止まりませんでした。
    分断されたドイツの陰鬱とした時代背景にて、眞山少年の苦悩と葛藤と少しの恋愛を描いた成長譚、、かと思いきや最後の最後で伏線が回収され、いい意味で裏切られました。

    登場人物のキャラクターが立ち、最後まで飽きることなく読めると思います。ただ、彼らのギブンネームとファーストネームが固定されずに呼ばれるので、何度も巻頭にある登場人物の名前が記載されているページに行ったのは内緒です笑

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    2026年01月20日
  • 革命前夜

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    小説の中に出てくるバッハやショパン、ラインベルガーなどを聴き流しながら読むと一層入り込めた!

    クラシックにもドイツにも明るくない自分だが、ベルリンの壁の崩壊があったのは、確か小学生の頃で、連日テレビでその報道がされていたことをよく覚えている。

    主人公をはじめとした、様々なキャラクターが入り混じり、そしてそれぞれがそれぞれの道を歩んでいく姿は、全てが幸福な結末のようには自分には見えなかったが、それはヴェンツェルの言う自業自得なのだろうか。

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    2026年01月17日
  • 荒城に白百合ありて

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    潔い女性と女々しい武士の話でした。読解力不足のため、「ばけもの」という概念が最後までよく理解できないまま終わってしまい残念に思います。私も伊織と同じで心がありません。情が薄いと感じます。さすが須賀さん、良く分かっていらっしゃると思いました。会津は以前は私にとって尊敬する存在でしたが最近の思いは全く異なります。時代錯誤の御家訓に囚われ、自ら滅びた会津藩。容保も昭和天皇と同じで、負け戦の責任を取らずのうのう生き延びて部下や庶民は皆殺し。悲劇ではありますが男性の家臣たちは自業自得としか思えません。

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    2026年01月15日
  • 革命前夜

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    ネタバレ

    暇つぶしにAIと話してて、おすすめされた本です。
    帯の傑作って程は自分は思わなかったけど、良作って感じかな。
    途中まで、青年期の心情とか、孤独から新たな仲間との交流ってのが読んでいて微笑ましかったので、ラストに向かうほど少し苦しかったです。
    でも、ミステリー風味必要だったかな?
    筆力のある作家さんだと思うので、青春の爽やかさと、登場の東西ドイツの話で最後までいけたような気もします。
    まだ、この作者さん1冊目なので、これがこの作者さんのよくある展開なのかはまだわかりませんが。
    また、他の作品も読んでみようかな。
    そうそう、音楽が聴ける本があればいいのにねって、いつもこういう本読む時思います。

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    2026年01月15日
  • 荒城に白百合ありて

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    幕末の会津藩が好きなので読みました。
    会津藩士の娘と薩摩隼人
    幕末という時代、結ばれることの許されない関係にある2人が出会い、自分たちが周りとは別のいきものであることに気付き、知らず知らずのうちに互いを求めてしまう。
    最期まで御家訓の呪いに縛られて滅びゆく会津を悟る鏡子と、新時代へと向かう薩摩の中でその熱に最期まで染まれなかった伊織がどちらも悲しくて美しかったです。
    ただの切ないラブストーリーじゃないもっと重くて怖さみたいなものを感じた、とても読み応えのある作品。
    結末をハッピーエンドと言えるかはわからないけれどあの終わり方が私はとても好きです

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    2025年12月19日
  • 革命前夜

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    時は昭和から平成になる頃。
    ピアノを学ぶため、柊史は東ドイツの音大に留学をする。
    大学では様々なルーツを持つ学生たちが、それぞれの音楽を追求していた。
    自身の音楽を見失い始めた柊史は、教会でオルガンを弾くクリスタと出会う。
    分断された東ドイツ・西ドイツの狭間でその流れに巻き込まれながらも、柊史は自身の理想とする音楽を追い求めていく。
    そして流れに巻き込まれていくのは、柊史の周りの音楽家たちもまた同じだった。

    自分はクラシックのこともドイツのことも全く詳しくないため、正直読みにくさは感じた。
    けれども、主人公柊史をはじめとする皆の音楽への熱量や、東ドイツの閉鎖的で緊張感が漂う雰囲気が伝わり、圧

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    2025年12月14日
  • 革命前夜

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    1989年の旧東ドイツ。11月9日のベルリンの壁崩壊までの怒涛の東ドイツを描く。

    この頃の日本はバブル真っ只中。バッハの音楽を追求したく、喧噪から逃れるように東ドイツへやってきた日本人音楽留学生が主人公である。

    バッハの聖地でバッハに集中したかった眞山だが、大きな時代の転換のうねりの中、いつしか巻き込まれていく。密告や監視の恐怖に怯えながらも音楽に対峙し続け、人間的に成長していく姿が頼もしい。

    この小説、クラシック音楽が好きな人にはたまらないと思う!特にバッハ好きには。ライプツィヒとか聖地巡礼の疑似体験をさせてもらえる。いやほんと、あの辺りの教会でオルガン曲聞きたくなる~

    私の数少ない

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    2025年12月12日
  • 革命前夜

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    とても良い作品。
    重たすぎず、けど決して軽くなく、考えさせられる作品。音楽をやってたらもっと入れこんだんだろうな。ベルリンの壁崩壊。高校生のときでした。訳もわからずテレビのニュース見て興奮したことを思い出しました。

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    2025年12月10日
  • 荒城に白百合ありて

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    ネタバレ

    幕末の動乱について史実を基にしながら、歴史的な背景や当時の人々の思いなどがまざまざと描かれていて面白かった。すごく読み応えのある話だった。

    当時の極度の社会不安や、情報混乱、新しい時代への切迫感で、思慮深い行動が取れなくなった人々により、会津藩の悲劇が起きたと感じた。

    敵対する藩どうしに生まれながらも惹かれ合う2人が、最後にたどりついた結末は幸せなものではなかった。ただ最後の瞬間にようやく2人は結ばれたと感じ、悲しさだけではなく、それまでの時代の激流から離れて穏やかな気持ちになった。

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    2025年12月03日