須賀しのぶのレビュー一覧

  • 流血女神伝 砂の覇王9

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    こうなるしかなかったのが哀しい.しかし「砂の覇王」の意味がわかって,これもまたしみじみとした感慨がある.

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    2018年10月19日
  • 紺碧の果てを見よ(新潮文庫)

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    読み応えがありました。
    どの時期もクライマックス…

    他の歴史物もそうですが、終わりがわかっているなかで、その時を生きる姿を見るのは締め付けられる思いです。

    抗えない流れと、その中でも心ある一人一人が描かれていて、要約しがちなことに気付く。

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    2018年10月03日
  • 流血女神伝 砂の覇王6

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    海に出てからのカリエたち,海賊ではあるが自由でのびのびして,戦いも含めて面白かった.海鳥オロキが興味深い.

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    2018年09月29日
  • 流血女神伝 砂の覇王4

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    ドミトリアス皇子とグラーシカ王女の結婚式と戴冠式.改めてドミトリアスの懐の広さに感動.ここは良かったけれど,またまたカリエには問題発生,バルアン王子どこまで陰謀かなのか!それと海賊,海軍が気になっている.どんどん,空間も人脈も広がって面白い.

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    2018年09月21日
  • 天気晴朗なれど波高し。2

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    ランゾットの海軍士官話その2.娼婦の館に淡々と通っているランゾット可愛い。テンポよく、とても読みやすかったです。

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    2018年09月19日
  • 夏空白花

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    今年の夏、100回を迎えた全国高校野球選手権大会、そのタイミングで書かれた高校野球復活の物語。敗戦後の日本で、甲子園大会を復活させて、未来の若者に元気と希望をって思いで東走西奔する新聞記者の神住。しかし、GHQや野球道具不足など幾多のハードルが待ち構えていて、学生野球に対する野球道のような考え方の危うさもあって、考えさせられる部分もあります。それにしても、彼の奥さんはよくできた男気のある女房だなあ(笑)

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    2018年09月19日
  • 夏空白花

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    昭和20年8月15日。
    終戦の日から、中等学校優勝野球大会(いわゆる甲子園)の
    復活に奔走する大阪朝日新聞 元運動部社員神住の物語。

    中盤以降まで淡々と話は進んでいく。
    が後半俄然面白くなるよん。

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    2018年09月14日
  • 流血女神伝 帝国の娘 後編

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    ただの田舎娘が身代わりになってるのではない,カリエ自身に謎がある.ラクリゼの登場によって背景に広がる闇のようなものが一気に広がったようで,次巻からが楽しみだ.

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    2018年09月02日
  • 永遠の曠野 芙蓉千里IV

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    ネタバレ

    生きたいように生きたフミがよかったです。二人目生んだことで、今までの何もかもが一瞬でいい思い出にされちゃったところが凄かったです(笑)。
    最後まで逞しいフミですから、これからの迎える激動の時代も、なんなくこなしていきそうな明るい感じが想像できる結末でよかったです。

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    2018年09月02日
  • 北の舞姫 芙蓉千里II

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    前の巻より面白かったです。フミが自分の行動を客観的に見られるようになってきたからでしょうか。あとは、行動範囲が広がって、目まぐるしく動く社会情勢に乗っかってるところが、面白いです。自分の知ってる歴史になぞってお話が進んでいくのが楽しかったです。相変わらず、都市や人の名前が読めないですが。

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    2018年08月25日
  • 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

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    最後の甲子園に向けて、各々の熱い想いが疾走する。感動の高校野球小説クライマックス。
    野球という競技は、個の力以上にチームプレーが重要だ。レギュラーは勿論、監督たち指導者、マネージャーほかスタッフ、ベンチの選手もベンチ外の選手も、同じ目標に向かう戦友だ。そしてライバルがいるからこそ意識が向上する。本作はそのすべてを詰め込んだ、汗と涙と笑顔が目に浮かぶ傑作です。

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    2018年08月20日
  • 北の舞姫 芙蓉千里II

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    一巻の勢いがなくなったので、2巻まででいいかな、と思ったら後半巻き上げた!!3巻も読みます。
    貴文の思いが届きますように!

    2018.7.4

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    2018年07月04日
  • ゲームセットにはまだ早い

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    社会人野球クラブチームを舞台にした、選手やスタッフ、監督たちのまっすぐな想いが心地よい「イイ大人の」青春小説。爽やかででもそれだけでない苦さも含まれた、深みある物語です。
    そして読み終わったあとには、この表紙の装丁のように、青空へ今一度駆けていこう、たたかっていこうというような、前向きな気持ちをもたらしてくれました。

    みんなそれなりに挫折したり歯がゆい思いを抱えたりしている人生経験蓄えた大人だからこその、「それでも頑張ろう」と結論を出せる純粋さは、もちろん「現実そんなに甘くはないよ」と捉えられるところもあるかもしれません。

    けれどあくまで(おそらく意図的に)肯定的なスタンスで貫いている描き

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    2018年06月23日
  • 芙蓉千里

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    面白かったです。
    二人の幼い少女の人生のクロスがよかったです。

    てか、続きあるのねー!

    2018.6.18

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    2018年06月18日
  • 神の棘II

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    色々なことを感じながら読んだ。
    第二次大戦前後のドイツを舞台に、修道士と、ナチス組織の隊員となった2人の幼馴染の半生が描かれる。
    様々な要素が複雑に絡み合って、単純に何が善で正義で、何が悪で罪なのかを判断できる状況では全くない。この時代に生きた人たちは、迷い、翻弄され、傷つきながら、必死に生きようとしていたのだなと改めて思ったし、「その後」を生きる私達は、2度と自らこんな状況下で生きなければならないような事態に陥らないようにしなければと強く感じた。
    神は耐えられる試練しか与えないというけれど、当時の人々や主人公2人に与えられた試練の重さ、背負わされたものの過酷さに、胸が詰まった。正直、アルベル

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    2018年05月29日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    青春素晴らしい!さり気なく前作と連作になっているのも楽しめました。新任監督の若杉先生が、最初は中庸をモットーに適当なチャラ教師の様相だったのに、弱小野球部と共に成長しているのが良かったです。真面目で努力家なのに才能のない生徒、適当に流しているだけなのに才能に恵まれている生徒…そういう様々な個性を一つのチームにまとめて行かなければならない、普通の公立高校の野球部監督というのも大変なのだなあ。まだ次の巻があるようで、楽しみです。

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    2018年04月23日
  • 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて

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    シリーズ最終巻。

    今回マネージャーのお話が入っていて、たいへん可愛かったです
    やっぱうまいな~
    月谷くんにだんだん話が寄っていったのは、作者も気に入ったからなんだろうか。笑。
    木暮くんサイドの話も見てみたかった。

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    2018年04月15日
  • キル・ゾーン2 戦場のネメシス

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    エイゼンは相変わらずかっこいい。
    ラファエルは可愛い。
    シドーもいい味を出している。
    そして、キャッスルも人間ということがよくわかる。

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    2018年03月09日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    テンポ良く進んで行くので戦闘シーンにもスピードを感じられる。私が10代の頃はひたすらかっこよく見えていたキャッスルも、彼女の年齢を超えた今見ると可愛らしいところも多いなあ。
    でもやっぱりキャッスルはものすごくカッコいい!!!

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    2018年03月09日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    短編集3編
    高校野球の魅力をいろいろな形で伝えたかったのだと感じた.故障したり,経験のない記者だったり,戦争で開催されなかった甲子園大会だったり,負の要素の中でも輝いている球児たちの姿が眩しい.

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    2017年12月14日