須賀しのぶのレビュー一覧
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1945年8月、敗戦直後から、失われた高校野球大会を復活させるために元高校球児の新聞記者が奔走するお話。
甲子園への思い、野球への思い、GHQの日本野球への反感、ベースボールとの違い‥。
今の高校野球にも通じる問題を考えながら、野球が好きな子たちが思いっきり野球ができることがどんなに幸せかをかみしめずにはいられませんでした。
「空襲を知らせるサイレンに怯えることなく、誰も彼も夢中で、白いボールの行方を追う。一喜一憂する。見事なプレーに惜しみない賞賛を送り、まずいプレーにさ野次を飛ばす。かつては球場で当たり前のように見られた光景だった。」
どう -
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ネタバレ
ネフィシカの狂気じみた雰囲気が不気味で… 心が弱った人が宗教は救いになるけど行き過ぎるとちょっとな
それに加えてイーダルの歪みは驚いたけど、でも彼ならそれさえも上手く付き合うんじゃないかと思った 国民を愛さずとも愛すべき人が誰かいるならその為に戦えばいいと思うので
3人のうちでグラーシカが一番バンディーカに似てたなあ 不器用で少女なところがあって、弱さを隠そうとして自分を大きく見せて
だからこそ母親と同じ道を辿って欲しくない
そしてサルベーン、君さぁ…!って気持ちになった!!ラクリゼがいるでしょ!って毒づくカリエに共感
カリエはどの国でも引きずり出されるんだねちょっとお気の毒だけどこれか -
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Posted by ブクログ
ネタバレ
カリエはどこに行っても追われるし、巻き込まれるんだなあ。女神め…
フィルンたちを連れ帰ってきたカリエにエドが、お前間違えて打ったのか?!って驚くのが面白かった サルベーンとエドが会話してる時だけ脳内でとんちき音楽が流れる
ネフィシカの件は、あ~やっぱり…ってなったよね
あんなに引きずってたのに前向きになれるわけ、って思ってたし、人が急に変われるわけがない 篭っていたばかりなら尚更
バンディーカのお気持ちもお察しする
女王としての然るべき対応だったのだろうけど、人心掌握に長けた人だと評価される人なのに有無言わさず子どもを取り上げるのは悪手だったと思うわ
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Posted by ブクログ
野球小説に初挑戦。
用語だらけで読みにくくないかな…という懸念はすぐに吹っ飛ばされて、夢中になって読んだ。
最初は高校野球を舞台にしたただの短編集かなーと思いきやまさかの連作もの。
第一章の舞台は1988年、第二章は1998年…というふうに、10年ごとに北園野球部のそれぞれの夏を切り取っていて、その斬新さにも惹かれた。
読みながら、高校生の時に野球部の応援で神宮に行った時のことが鮮明に蘇ってきて懐かしくもなった(結局決勝で負けて、甲子園まで後一歩だった…奇しくも北園と一緒!)
やっぱり野球っていいね、青春って素敵。
今年の夏の甲子園シーズンにまたもう一度読みたい。