須賀しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近、久しぶりに読み返しました。
最初は中学生の頃リアルタイムで読んでたので、特に不思議に思わなかったのですが、この表紙がコバルトのコーナーに積んである光景を想像すると、ちょっと面白いなあと今更思いました。
絶対浮いていたのだろうと思います。この色彩といい、シチュエーションといい、タイトルといい…。
軍隊とか陰謀とか、少女小説ではあまり扱わないジャンルですよね。
当時は根の暗い子供だったので、のめりこんでかなり影響を受けましたが、なかなかテーマが根本的で重たくて、歳をとった今でも読み始めると真剣に読んでしまいます。
戦場が舞台ですが、基本的には人間の内面を主題にした、やはり少女向け小説だと思ってます。
実はどんどん緊迫していく展開に精神的についていけなくて、シリーズ途中までしか読んでなかったのですが、とっくに完結していることだし、これを気に全部通して読んでみようと思いました。 -
Posted by ブクログ
紅の豚的世界です。
テーマソングは、Love PsychedelicoのHappiness。
ピロシキのシーンから、ずっとバックにかけてエンドロールに使って欲しい。
ちょっとネタバレ↓
ピロシキのラストシーンは映画のように鮮やかな表現でした。
てか、あまりに読んだのが昔でそれくらいしか印象に残ってry
いやしかし、目に焼き付いて離れないのです。須賀先生、お見事。
以上ネタバレ↑
日本にとって、明治以降の大戦は悲劇でしかない。
でも、他の国にとっては、
国民的英雄が何人も誕生したいわば”戦国時代”
に相当するのかもしれない、ということ。
(日本人はこれを責められない。
なぜなら、日本人は義経や上杉謙信を
大量虐殺の極悪人と忌み嫌っているだろうか?)
戦争は絶対悪であることは確かだけど、
他の角度からとらえてみると、まるで違うことがらに気づいたりする。
某偉い人のセリフじゃないけど、
日本人の戦争観は確かに主観的すぎるのだなあ。
(だからといって客観視するのも問題。特に某人の指摘した事象は絶対主観であるべき。)
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Posted by ブクログ
まず最初に言いたいのは表紙の2人は誰なの?ってことです。読み終わった後もじっと眺めて考えたんですが、わかりませんでした。あと、須賀さんの小説って名前の誤植が多いんですが、今回はグラーシカがカリエに宛てた手紙の内容に「サルベーン様」というのがあって、グラーシカはサルベーンに様なんてつけないだろうなあ(というか、様なんて付けるのは不本意だろう)と思い、笑ってしまいました。で、本編なんですが。本編は、笑えない展開です。エドのセーディラに対しての親バカっぷりとか、リリアンにつつかれまくるエピソードなどは面白かったですけど。今回もどうなっちゃうんだ、と気になるところで終わっているので早く続きが読みたいです。あと2冊で最終巻(7巻が7月末、8巻が秋)とのことですが、ルトヴィア、ユリ・スカナ、エティカヤそれぞれの国、それぞれの人々の思惑がからみ合って一体どうなってしまうのか、私には全く見当もつかないです。みんなが幸せになりました、なんて終わりにはならないことはわかるんだけれど。誰が最後まで生き残っているんだろうというのも気になるところ。最終巻までしっかり見届けたいと思います。