須賀しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
貧しい辻芸人の親に捨てられ、大陸一の女郎になるという野望を持ってハルビンに渡った娘。素晴らしい身体能力と舞の才能を持った彼女の波乱万丈の人生を描く。
ロシア革命から逃れてきた白系ロシア人、ボリシェビキ、コサック、清朝が倒れたばかりの中国 漢人やモンゴル人、シベリアの覇権を争う日本人や欧米人が入り混じる世界大戦前夜のシベリアや満州が舞台になっていて、これまで全く知ることのなかった彼の地の歴史を知ることができたのが面白かった。
前半は舞の才能を生かして伝説の芸妓となる姿、後半は運命の男のために馬賊になり、モンゴル独立をめぐる争いに駆り出される姿を描いている。前半はどちらかといえば少女漫画のようで、 -
Posted by ブクログ
『革命前夜』が良くて勧めたら、これも良かったよと言って貸してもらった作品。
須賀しのぶ、ちょっとアツい。
ナチスドイツを舞台に、かつて堕落の道を辿り、神の恩寵によって救われた修道士マティアスと、マティアスとかつて親しかったが今や親衛隊のエースとなったアルベルト。
ナチスによって生かされる者と、虐げられる者の差。ただし、生かされていることが決して幸せではないのだということもまた、切ない。
ロシアの秘密警察モノを何冊か読んだことがあるのだけど、近いニオイがする。
人間って同族に、同じ意識ある者にここまで酷い仕打ちが出来てしまうんだな、という哀れさ。
文章は堅いから?か、なかなか進まなかったが、