須賀しのぶのレビュー一覧
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冷戦末期の東ドイツを舞台にした『革命前夜』、第二次世界大戦中のポーランドを舞台にした『また、桜の国で』が共に大変素晴らしかったので、もう少し読んでみようと思ってセレクトしたのが本書。
テーマは高校野球であり、埼玉県のある公立高校を舞台に、甲子園に今一歩届かなかった過去の野球部の活躍が10年ごとに描かれていく。その歴史の上で、現代の野球部が悲願を達成できるのか、というクライマックスに向かっていくのだが、10年ごとのそれぞれの野球部の物語とその登場人物が意外な形で後続の物語に絡んでくるという仕掛けは非常に巧みであり、
高校野球のような使い古されたテーマを用いたとしても十分に面白い作品を書ける作 -
Posted by ブクログ
「雲は湧き、光あふれて」シリーズ第2弾の短編3編。今作だけでも十分楽しめるが、前作を読んでからの方が、より楽しめることは間違いない。
トレードオフで揺れた1年前からの遺産を、若き新任監督は払拭することができるのか。正解なんてないのだろうが、その時々の状況での決断、意思決定は重い...。
「甲子園からの道」の出だしの軽妙さ、表題作のチームが一つになる過程(形成期→混乱期から統一期あたり)は、ぐっと心を捉まれる。さあ、続編にいこう。
「言葉を使わなくてもわかることはたくさんあるけれど、言葉を使わなければわからないことはもっとたくさんあるはずだ」 -
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Posted by ブクログ
高校野球短編。
・ピンチランナー
怪我しながらも熱い想いを持つ益岡×益岡のピンチランナーとして盗塁だけを専門にピッチに出される須藤
・甲子園への道
新人スポーツ女性記者の泉×公立校投手月岡
・『雲は湧き、光あふれて』
舞台:戦前〜戦後
金が欲しいから野球をやると豪語する滝山×ピッチャーからキャッチャーに変更された鈴木
球児の葛藤を描く第1話、ラブコメ調の第2話、センチメンタルな回顧録調の第3話。
高校野球1つをとってもこんなに幅広くかけるものなのかと感心しました。
特に、第2話は予想だにしていなかった。
ちょっとにまにまが止まらず、続き読みたいなと思わせてくれました。
いろんな視点 -