松岡圭祐のレビュー一覧

  • 生きている理由

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    ネタバレ

    実在する人物とは知らず、前もって調べてから読めばよかったと後悔。
    男装の麗人、川島芳子の話。この時代に生きるって、とても大変だな。昔の人は強かったという所以。自分で切り開かなければ、運命に流されてしまう。激動の時代。

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    2017年11月24日
  • 探偵の探偵IV

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    シリーズ四部作の最終巻。 それなりに楽しめた。 前半はどう展開していくのか気になるしとても良かったと思うけど、後半になると展開が急すぎるし各場面が淡泊になり残念。

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    2017年11月20日
  • 探偵の探偵III

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    まさかの死神で話は面白かった。
    玲奈が感傷的なところが共感出来ない。
    涙を流すシーンが全巻通じてあり、泣くなよ〜といつも思う。絶対泣かない強い女であってほしかった。

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    2017年11月07日
  • 探偵の探偵(2)

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    紗崎玲奈の動機や背景はしっかりとしているのだが、「探偵」としての勉強はした、と言うだけで、復讐心のみで頭脳的に加え、体術の心得がある行動が取れると言う説得力がイマイチ不足してる気がする。探偵を探偵すると言う物語の主軸は面白いのだが、行動原理の厚みが今一つ足りない。主人公が男で新人探偵見習も男なら面白いかな、とチラッと過ぎるけど、それでも今一つ物足りんなぁ…主軸は面白いのに。

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    2017年11月06日
  • 生きている理由

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    自分がどこの国の人か。
    誰の子供か。
    かなり根本のアイデンティティだと思えるものが揺るいでしまうのは本当につらい。
    周りからどう思われているのかを考えて、行動をしなければいけないことも。
    迷いながらも、自分が正しいと思う道に進んでいくのは本当に強いと思った。

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    2017年11月04日
  • 探偵の探偵II

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    ヒーローがいなくなってしまって悲しい。素敵なキャラだった。玲奈一人で立ち向かうのか?須磨社長は我関せずって感じだし。DV被害者VS加害者+野放図。今回も更に残酷なシーンがあった。死神との対決、楽しめそうだ。

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    2017年10月28日
  • 万能鑑定士Qの短編集II

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    ネタバレ

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     万能鑑定士Qシリーズの2作目の短編集。1作目はジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋を舞台とするという緩やかなつながりがあったが,今作は,そのようなつながりはない。その分,作品はバラエティに富んでいる。雨森花蓮が登場する話があったり,「催眠」シリーズの登場人物である嵯峨敏也が登場する話があったり,莉子の高校時代の同級生である溝塚琴帆が登場したり。話づくりはさすがの読みやすさだが,トリックはチープ。「物理的不可能」は,トランクスルーという車の作りなどを利用したもの。「雨森花蓮の出所」はトリックらしいトリックがない,1円銀貨についてのうんちくだけの話。「見えない

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    2017年10月24日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    ラテラル・シンキングを売りにしてるけど、ただただ突飛な発想のようで思考の過程がわからないから、フェアじゃないミステリーみたいな感じがする。

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    2017年10月22日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    ネタバレ

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     凜田莉子がジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋に出向するという設定で描かれた短編集。もともと,万能鑑定士Qのシリーズは,長編であっても,小さなエピソードを重ねていたので,短編には向いている。短編集1は,ジャック・オブ・オールドトレーダーズという質屋に出向するという設定にしたので,小笠原だけでなく,香河崎慧や駒澤直哉というったキャラクターを登場させている。各短編のレベルはそこそこ。それなりに面白いが,ちょっとしたトリックの話。通勤電車や寝る前にちょっと読む分には最適だろう。トリックは,推理クイズや頭の体操レベルのちょっとした謎。それをそれなりの話にしているの

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    2017年10月21日
  • 探偵の鑑定I

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    今回は万能鑑定士Qの登場人物は前半は然程活躍せずに探偵の探偵の登場人物の謎が解けたり。発売元の出版社が変わったのに伴い劇中の登場人物の所属まで現実同様に角川から異動になるし目の離せない展開に。

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    2017年10月04日
  • 人造人間キカイダー The Novel

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     懐かしい、アニメがTVで放映していた当時、ラジカセでテーマ曲を録音していたことを想いだす。キカイダーの変身前の姿が有機ELの立体映像って・・・時代がやっとキカイダーに追いついてきた(笑 

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    2017年10月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    連続する放火事件。
    狙われたのはいずれも貴重な映画グッズだった。
    犯人はなぜ燃やすのか? その目的は?
    臨床心理士の嵯峨敏也と共に凜田莉子は知略をつくして犯人を追う。

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    2017年09月05日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    ネタバレ

    〇 総合評価
     蓬莱瑞樹の失踪の謎,太陽の塔から盗まれた金属片の謎,ハリスがなぜ絡んでくるのか,凜田莉子に謎の鑑定をしている人物(団体?)は何者…といくつもの魅力的な謎で引っ張る。しかし,真相が脱力モノ。蓬莱瑞樹の失踪の謎は,永友エンジニアリングがマシンの開発ができず,中に人を入れて作業をさせるという計画を立て,蓬莱瑞樹はその「中の人」の1人であり,バイトを辞めたいと言ったので,ばれないようにかくまったというもの。金属片はGPSで,空輸中に落としてしまったもの。これを捜索するためにミステリーサークルを作ってしまったが,ミステリーサークルの元祖がアメリカ政府だとばれると損害賠償請求とかされてしま

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    2017年09月16日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI

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    ネタバレ

    〇 総合評価
     シリーズ11作目は,凜田莉子の兄弟子にあたる水無瀬瞬という住職との対決。水無瀬瞬も,チープグッズの瀬戸内陸から学んだ,有機的自問自答と,無機的検証という論理的思考を武器に,京都の単立の弱小寺院,「音韻時」を人気寺院に成長させていく。
     過去に入れておいたはずの祈願文で,閣僚の名前や最近結婚した有名人カップルを当てるというトリックは,ファックスを利用した物理トリック。ややチープ。安倍晴明の式盤を見つけるためのちょっとした謎解きがあるが,
    これも,ちょっとした数字パズルという感じ。そもそも,国宝といっていい安倍晴明の式盤があっさり見つかってしまうというのも,御都合主義な感じである。

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    2017年09月10日
  • 千里眼 マジシャンの少女 完全版 クラシックシリーズ6

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    ネタバレ

    600p越えの長編。カジノを舞台にした籠城事件、潜水艦バトル、鬼芭阿諛子の再登場と見所盛りだくさん。始め読んだ時には「何じゃこりゃ」と思ったが、6冊目にもなるとこの何でもありのごった煮感が不思議に面白く思えてくる。次はどんな話なのだろうか?。続きは手に入れていないが、いつか読み進めたいと思う。

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    2017年08月25日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    ネタバレ

    〇 概要
     凜田莉子は,37年ぶりに日本で開催されるモナ・リザ展の臨時学芸員の候補に選ばれる。万能鑑定士として,これまで培ってきたノウハウと,高い感受性を持つ莉子ならではの直観を鍛え,龍泉寺里桜ともに,ルーブル美術館の学芸員,ブレのもとで試練ともいうべきテストをクリアする。しかし,その後,モナ・リザの瞳の中の文字を見た莉子はスランプに陥ってしまい…背後に隠された恐るべき陰謀。果たして,莉子はモナ・リザの危機に立ち向かえるのか?

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     日本で開催されるモナ・リザ展を狙って,モナ・リザを偽物にすり替えるという話のスケールは大きいが,描かれているトリックが小粒。莉子が鑑定能力

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    2017年08月19日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    一応、一区切り。 あの現象?に結びつけてるのはなかなかおもしろかった。 しかしこのシリーズ、終盤(10巻くらいから?)は少し盛り上がりに欠けてたかな。 それでも十分おもしろいんだけど。

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    2017年08月18日
  • 黄砂の籠城(上)

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    義和団の乱のお話。私は歴史は苦手分野なので書き手によって、はまり度合いが違う。緊張感や盛り上がりがイマイチで、単純なヒーローを求めているわけではないけれど、登場人物にのめりこめるものがない。ただ、歴史を深く掘り下げた読み物として、読み進めた。その後どう展開していくかと下巻も読むとしますかね。

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    2017年07月10日
  • 千里眼の復讐 クラシックシリーズ4

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    ネタバレ

    クラシックシリーズ第4弾。今回は恒星天球教の教祖友里佐知子が仕組んだトンネル崩落事故に岬美由紀らが巻き込まれ、中に閉じ込められる。トンネル内に放たれた刺客に苦しめられながらも戦い、陰謀の真相を暴いていくという話。強くて賢いヒロイン。ハリウッド映画のパニックムービーを思わせるようなスリリングな展開。現実世界では起こり得ない話ながらも読むのを止められない。もはやミステリーというよりアクション小説となっているこの作品。教祖友里佐知子は次にどのような陰謀を企んでいるのか?。引き続き読んでいきたい。

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    2017年07月10日
  • 千里眼 運命の暗示 完全版 クラシックシリーズ3

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    ネタバレ

    メフィストの拷問により、心神耗弱状態になった岬美由紀。中国へ送られる途中で、蒲生と嵯峨に助けられれ自分を取り戻し、日中間に起こりそうになる戦争を回避する為奔走する話の流れ。美由紀が スーパーマン並みに活躍して物事を解決する為、 文章を読んでいてもあまり親近感がわかない。でも、物語の最後の辺りで明らかになる恒星天球教教主と今回の騒動の黒幕との関係が物語の壮大さを感じさせる。話の展開が破天荒過ぎてついていけるかわからないが、引き続きシリーズを読んでいきたいと思う。

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    2017年07月03日