松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの推理劇 I

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    前シリーズとどうコンセプトが違うのかよくわからなかったけど、いつもどおり面白かった。
    万能鑑定士になる前の莉子が登場して、ちょっとかわいい。

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    2016年11月08日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    シリーズ最終巻。前作の「探偵の鑑定」で角川書店を退職した小笠原と莉子の擦れ違いから、物語は始まる。莉子はお店も閉店し、古巣のチープグッズに戻っていたが、極秘で日本に持ち込まれたとされるムンクの「叫び」が盗まれ、取り戻すために奔走する姿が描かれる。モナ・リザを彷彿とさせると思いきや、最終的に描いたのは、莉子の最大の敵・コピアとの対決。最終巻らしく、これまでシリーズに登場した人物も、そして、このシリーズの後を継ぎそうな「水鏡推理」シリーズの水鏡も勢揃い。これで終わってしまうのかと思うと、少し寂しい気もするが、ハッピーエンドで終わったので、一安心。

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    2016年10月24日
  • 千里眼 運命の暗示 完全版 クラシックシリーズ3

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    息抜きのつもりが思いの外のめり込んで読んでしまった。
    これぞエンタメ小説、と言った感じなのだけれども、日・中、間国の問題などがリアルでゾクっとしました。

    こんなこじ付けた理由で戦争なんて…と思ったのですが、意外と戦争の始まりなんてこんなものなのかもと。
    スケールが大きすぎる気がしないでもないですが、まぁそれはそれで。

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    2016年10月19日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    シリーズ最終巻。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件に絡んで見え隠れする贋作師コピアの影。絵画修復師植村は破られた絵を修復できるのか。そして莉子と悠斗の関係は? チープグッズの瀬戸内父子、探偵社の面々、莉子の先輩漢那父子、亜芽里、悠斗の元職場の同僚・上司、雨森華蓮、紗崎玲奈、水鏡瑞希、浅倉絢奈、おなじみの警察の面々、と総登場。
    ファンサービスに満ちたにぎやかな最終巻に、四の五の言うのは野暮だろう。

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    2016年10月18日
  • 千里眼 ミドリの猿 完全版 クラシックシリーズ2

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    息抜き本。
    千里眼シリーズ第二弾。

    話がどんどん大きくなってきて、アメリカ映画を見ているみたい。
    いやいや、美由紀やりすぎでしょ!と思うところも多々ありましたが、まぁアリでしょうか。

    人の顔の動きで考えている事が分かったり、嘘がバレてしまうなんて何だか生きにくそう。
    友達にはなりたくないタイプ。

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    2016年10月16日
  • 特等添乗員αの難事件 IV

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    今回の主舞台はハワイ。無銭乗船・無銭飲食・無銭宿泊の常習者という凄キャラ登場。これぞ確信犯。あのアリバイ工作、まさか双子でしたとかいうオチじゃなかろうなと思ったけれど、そうではなくて安心した(笑)。那沖の優柔不断ぶりと、自称婚約者の彼女にはイライラさせられたが、雨降って地固まるといったところか。

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    2016年10月02日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    「海外芸術能力選定ツアー」に招待された童顔の贋作家の話。千葉に始まり、スペイン、イタリア、エジプトなどを巡るワールドワイドな展開。豹変する婚約者の彼女がやけにコミカル。

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    2016年09月30日
  • 特等添乗員αの難事件III

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    シリーズ第3弾。トルコ、そして湯郷。DNA鑑定が突きつける親子関係不存在の事実。某タレント夫婦の騒動を思い起こしてしまった。今回も雑学が面白い。サンタさんはトルコ出身。ヨーグルトもコーヒーもチューリップもさくらんぼもトルコ生まれ。

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    2016年09月21日
  • 探偵の鑑定II

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    コラボ作品2作目と言うか、下巻。ⅡはⅠとは一転して、ひたすら暴力団・獅靭会との対決が描かれる。莉子を獅靭会に誘拐されてしまった玲奈たちは、救出するために様々な人の手を借りることに。そこで出てくるのが、「特等添乗員」絢菜と水鏡推理の主人公。松岡ファンには堪らないオールスター。「人の死なないミステリー」が本当に人が死なずに、最後まで行くのか?玲奈と琴葉の未来は?などなど、気になること満載の「探偵の探偵」の完結作。

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    2016年09月21日
  • 探偵の鑑定I

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    「鑑定士Q」シリーズと「探偵の探偵」のコラボ作品の1作目と言うより、上巻。結構、重めな感じで読み進めていた「探偵の探偵」だったが、莉子が登場することで、一気にライトな感じに。先入観では、莉子が玲奈に巻き込まれるのかと思いきや、何と、これまでの活躍から、莉子が対探偵課の対象となることから、物語が始まる。それと同時に都内のいくつかの探偵事務所には、女詐欺師の情報が集められ・・・莉子を探偵する玲奈と、女詐欺師を追う須磨社長と桐嶋。今作で須磨社長と桐嶋の過去も明らかになるし、何より、活躍ぶりがかっこいい。意外に簡単に事件解決かと思ったら、ラストにどんでん返しが…そして、Ⅱ(後半)へ。

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    2016年09月21日
  • 探偵の探偵IV

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    4まで読んで、初めて「4部作」だと知って、話が続いていることにようやく納得。前作で、妹を死に追いやった「死神」に復讐を果たした玲奈。しかし、玲奈はスマ・リサーチを去り、裏切られたと思った琴葉とは疎遠に・・・その琴葉は玲奈を目指すべく、PIスクールに入学するが、何故か、拘置所で起きた連続不審死の容疑者にされてしまう。「死神」との対決で完結かと思いきや、その「死神」の育ての親とされる謎の探偵が今回の本命。今までが衝撃的な展開だったためか、ラストはそこまでやられた感がなく、全てが丸く収まってしまったのが、残念・・・

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    2016年09月09日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    途中で犯人が何となく分かってしまった。でも、トリックは良く考えられてるね。細かいディテールはさすがだなと思う。

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    2016年09月06日
  • 探偵の探偵III

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    シリーズ第3弾。前作の敵・野放図の主要メンバーを再起不能にした玲奈は警察から監視され、同じ探偵業界でも問題視され、他の探偵事務所での対探偵課を発足することに…そんな中、玲奈の周辺には「死神」の影が忍び寄る。まさか、まさかの死神の正体に唖然!前作に続き、「また、やられた!」感。一体、誰が敵で、誰が味方なのか・・・先が読めない展開だけど、ついに次作が最終作。どんな結末が待っているのだろう?

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    2016年09月06日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI

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    シリーズ第11弾。
    こういう長く続くシリーズって、地方やら海外やらに行かないと話が持たないのかしら笑。今回は京都。
    お寺の話に興味がないため☆3。
    自作の表紙が思わせぶりな感じなので、本作もそれを匂わせた終わり方に。

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    2016年09月01日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 X

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    シリーズ10作目。話は過去に戻って、今の莉子ができる前の話。順番間違えたのかと思った。。まだ騙されたり間違ったり上手く行かない。でもこういう経験と莉子の素直さが今の彼女を作ってるんだな。
    仕事上、論理的思考は必要なんだけどできてない。なんせ、勘で生きてるものですから。。でもちょっと勉強になった。

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    2016年08月31日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    代官山のジャック・オブ・オールトレーダーズなる質屋へ出向した莉子の活躍を描く連作短編集。小笠原の元カノ(?)・津島瑠美登場。ポジティブ・シンキングと言えば聞こえはいいが…。JPN48って、東京五輪で結成されそうな気がする(笑)。

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    2016年08月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    くそっ!表紙に騙された。でも、最後にして壮大な謎解きやったな。トリック云々よりも背後の存在がね。そして、まだまだ続きそうな終わり方もよし。

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    2016年08月10日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 II

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    古書をテーマにしているところは本好きには興味深かった。ただ、satsuma をサツマイモと訳す翻訳家がいるとは思えないし、憧れの先輩の変わりようもいまいち理解できず。今回、莉子がわが県を訪れたのは嬉しいところ。うどんタクシーにも詳しいとは。どうせならうどんを食べるシーンがあってもよかったのでは(笑)。

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    2016年08月02日
  • 探偵の探偵IV

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    妹がストーカーに付け回され、殺される。ストーカーに気付かれないよう遠く離れた地で暮らしていたにもかかわらず。その裏には居場所を突き止めストーカーに情報提供していた探偵の影が。妹を失い失意に暮れる姉、主人公の綺崎は、不正行為を働く「探偵」を調べあげる「対探偵の探偵」となり、妹の死の遠因になった探偵を探し続ける。計4冊。

    妹の死に関わった「探偵」との直接対決にケリをつけ、抜け殻となった綺崎。しかし、妹の死の原因となった「探偵」を育てた「探偵」がいた。そんな折に、密室で警備も厚いはずの留置所で変死体が次々と発見され、容疑は綺崎の妹分、琴葉に及ぶ。抜け殻だった綺崎は、妹分の琴葉を助ける為、再度立ち上

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    2016年07月19日
  • 千里眼 完全版 クラシックシリーズ1

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    自衛隊でパイロットをしていた女性がカウンセラーとなり、色々な事件に巻き込まれていきます。
    国内テロと言う、起こらないとは言い切れない事件を題材にアクションを取り入れ、ダイハード的な内容。

    主人公がスーパーウーマンすぎて、知的で強い女性が作者の好みなのかしらと邪推。

    ずっしりとした推理小説が好きな方にはお勧めできないけれど、軽く息抜き程度に読むには楽しめる作品だと思います。

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    2016年07月23日