松岡圭祐のレビュー一覧

  • 黄砂の進撃

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    黄砂の籠城に対して、義和団から見た乱を起こした理由、そして攻めた理由を描く。籠城編はいつ解放されるかという事で攻められる側がいかに防ぐか、というところに焦点が当たっていたがこちらは攻め入る側の内幕は、農民が食えぬ餓死する極限まで追い詰められて乱を起こす、また神が降臨しなければ、とても銃撃の中に突っ込んでいけない精神状況での戦闘で会った。ちょっとこちらの方が迫力に欠けていたので、3つ。

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    2018年04月02日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    最終巻だと思っていた前作で、これで本当に終わっていいのだろうか?と思っていたが、やはり最後ではなかった。やはり最後は凛田莉子と小笠原悠斗が結ばれると言う結末に落ち着いた。これでよいと思う。

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    2018年03月28日
  • 千里眼の死角 完全版 クラシックシリーズ7

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    ネタバレ

    2018/3 11冊目(通算42冊目)。シリーズ第7弾。アメリカの戦略衛星兵器が乗っ取られ、あわや世界がメフィストグループに侵略されるかどうかという話の筋。シリーズを通じて、国内テロや日中開戦、果ては世界征服とどんどん話のスケールが大きくなるこのシリーズ。細かいことはさておいてハリウッド映画を見る感覚で読むといいのかなと思う。あと、岬の女子高生コスプレのシーンとエピローグのダビデに嵯峨にフラれたといわれて怒り出す岬には爆笑した。話がどんどん現実から離れていくこのシリーズだが、続けて読んでいきたいと思う。

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    2018年03月19日
  • 黄砂の進撃

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    黄砂の籠城を中国側からの視点で描いた作品。義和団については教科書レベルでしか知らなかったので興味深かった。あと、柴大佐の登場も嬉しかったね。

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    2018年03月18日
  • 黄砂の籠城(上)

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    日本人がとにかく素晴らしくて他国の軍人が頭固い感じが強すぎるのは違和感ありますが、なかなか緊張感のある展開で続きがきになります

    2018.3.13

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    2018年03月14日
  • ヒトラーの試写室

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    いやぁ、ナチス・ドイツで、タイタニックに関連する映画が作られていたことは知りませんでした。その後調べてみると、タイタニック号沈没直後、既にアメリカやドイツ、イタリアなどたくさんの国でタイタニック号沈没の映画が作られているんですね。そして、それから30年くらい経過したナチス政権下、再び、タイタニック号沈没の映画が作られています。監督は、この作品中のセルピンとクリングラーでした。日本側、ドイツ側、ともに実在の人物が沢山出ている上に、史実とフィクションが絡み合っていて、中々、興味深い物語になっています。

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    2018年03月13日
  • 特等添乗員αの難事件 IV

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    ネタバレ

    〇 評価
     サプライズ   ★★☆☆☆
     熱中度     ★★★★☆
     インパクト   ★★★☆☆
     キャラクター  ★★★☆☆
     読後感     ★★★★★
     希少価値    ★☆☆☆☆
     総合評価    ★★★☆☆
     絢奈にとって、那沖をめぐるライバルとなる藍岐瑠華が登場。那沖の父の支援者であり家族ぐるみの付き合いが必要。那沖は、積極的に迫ってくる瑠華を邪険にできない。また、絢奈はハワイで添乗員である網谷勇渚という人物に出会う。勇渚は絢奈に好意を寄せる。
     そういった恋模様がバックグラウンドにあるものの、メインは国際的な無銭飲食の常習犯、謎の韓国人美女、ミン・ミヨンとの対決。ミン・ミヨンは

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    2018年03月11日
  • 特等添乗員αの難事件III

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    浅倉絢奈の婚約者とその家族に大スキャンダルが持ち上がり、壱条家が絶体絶命のピンチに陥ってしまう。絢奈は、ラテラル・シンキングを駆使して、この陰謀を暴き、解決に導くことができるのか。

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    2018年03月04日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    ロジカル・シンキングの凛田莉子に対し、ラテラル・シンキングの浅倉絢奈。自由な発想と閃きを得意とし、常人が考えつかないような方法で難問を解決する。これも、万能鑑定士Qシリーズと同様、面白くてワクワクしそうなシリーズ。

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    2018年02月26日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    ネタバレ

    〇 評価
     サプライズ   ★☆☆☆☆
     熱中度     ★★★☆☆
     インパクト   ★★★☆☆
     キャラクター  ★★★★☆
     読後感     ★★★★☆
     希少価値    ★☆☆☆☆
     総合評価    ★★★☆☆
     万能鑑定士Qシリーズの番外編的作品。この作品では、浅倉絢奈と壱条那沖の出会いと、かつて壱条那沖の家庭教師であり、現在は運転手をしている能登厦人から絢奈がラテラルシンキングの教育を受けるシーンなどが描かれる。
     凜田莉子も落ちこぼれだったが、浅倉絢奈も落ちこぼれという設定。中卒で引きこもりでニート。CAで優等生の姉がいて、母親からも姉ばかりひいきされており、姉もその立場に甘ん

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    2018年02月04日
  • 探偵の探偵IV

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    四部作の最終章。一気に読んでしまった。
    が、最終巻こそひとりで敵に挑んで欲しかった。他の探偵の協力を得ながら戦っていくなんてちょっと残念な展開。
    謎解きも淡白な感じだしラスボスとの一騎打ちもあっさり決着。
    このあたりは毎度か、、、
    琴葉は玲奈の信頼を取り戻せたのか。
    3巻で終わるかもう少し続くかしても良かったのではと思った。

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    2018年01月18日
  • 万能鑑定士Qの短編集II

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    読書録「万能鑑定士Qの短編集2」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p118より引用
    “ 華蓮はため息をついた。こうなることで
    落ち着きを取り戻した自分がいる。たかが職
    務を生き甲斐と断じる労働者をさんざん軽蔑
    してきた。しかしどうやらわたし自身、その
    例に漏れないらしい。”

    目次から抜粋引用
    “物理的不可能
     雨森華蓮の出所
     見えない人間
     賢者の贈り物
     チェリー・ブロッサムの憂鬱”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、短編ミステリ小説集。
     金券ショップの店員が取引の為に豪邸へと
    赴いた、保険会社の調査員まで同行させたそ
    の取引の品は…。

     上記の

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    2018年01月17日
  • 万能鑑定士Qの短編集I

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    読書録「万能鑑定士Qの短編集1」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p160より引用
    “「昔は三百世帯だったって。もちろんサン
    プルの対象になる世帯は、テレビ局の社員や
    芸能関係者でないことをあらかじめ調査した
    うえで選ばれるの。一パーセント上下するだ
    けで、巨額のスポンサー料に影響がでる業界
    だから……。公正を期すために、サンプルの
    抽出はさらに別の会社に委託するそうよ」”

    目次から抜粋引用
    “凜田莉子登場
     水晶に秘めし詭計
     バスケットの長い旅
     絵画泥棒と添乗員
     長いお別れ”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、短編ミステリ小説集。
     世間で評判の

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    2018年01月17日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 III

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    読書録「万能鑑定士Qの推理劇3」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p171より引用
    “「二千五百年前、ギリシャの歴史家ヘロド
    トスがカイロのピラミッドを訪ねたときに書
    き残してる。観光客ばかりでうんざりっ
    て」”

    目次から抜粋引用
    “千葉鑑定団
     音信不通
     素顔のキリスト
     アレクサンドリア
     旅程の半分”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     国道沿いのリサイクルショップの店長から
    依頼され鑑定に訪れた主人公・凜田莉子。
    鑑定したところ、精巧な海賊版と判断、莉子
    は独自に調査を行うことに…。

     上記の引用は、エジプト・アレクサンド

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    2018年01月17日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 II

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    読書録「万能鑑定士Qの推理劇2」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p99より引用
    “「奥付は大岡越前守が記載を義務づけて以
    来、日本の書物にのみ受け継がれる習慣です。
    載せなきゃいけないって法律もないし、外国
    の本に奥付はありません。”

    目次から抜粋引用
    “シャーロック・ホームズ
     Qの閉店
     モノトーンの思い出
     新たな事実
     草原の彼方”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     オークション会社の会議室で、羊皮紙の原
    稿を前に打ち合わせが行われていた。会社初
    の古書オークションに向けて、上司から厳し
    い要求が突きつけられていた…。

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    2018年01月14日
  • 万能鑑定士Qの推理劇 I

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    読書録「万能鑑定士Qの推理劇1」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p126より引用
    “「ジンジャーエールで有名なウィルキンソ
    ン、ジーンズのエドウィン。ドトールコー
    ヒー、ナポリタン、エビのチリソースに天津
    飯。どれも外国じゃなくて日本の発祥だが、
    ご存じかな」”

    目次から抜粋引用
    “遡ること五年
     一テラバイト
     三毛猫
     独占インタビュー
     名誉”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
    新シリーズ。
     石垣島から飛び立った旅客機の中で、突然
    男の声が響いた。語られるその内容は、乗客
    に不安を抱かせるに十分な物騒さを含んでい
    た…。

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    2018年01月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    読書録「万能鑑定士Qの事件簿12」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p119より引用
    “「店で万引きする輩にしても、お金がなく
    て買えないからという犯行動機はごくわずか
    でね。盗みたいから盗む。そういう短絡的な
    思考だからこそ反社会的行動にでるんで
    す」”

    目次から抜粋引用
    “ニュース番組
     万能の終わり
     四つの鍵
     競売
     エスカレーター”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     雑誌記者・小笠原と同社の女性編集者の相
    談に乗っていた主人公・凜田莉子。無事答え
    が見出せた所に、息を切らせて次の依頼人が
    駆け込んできた…。

     上記の引

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    2018年01月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI

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    読書録「万能鑑定士Qの事件簿11」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p150より引用
    “「信者の二文字を横に並べてごらん。儲か
    るって字になる」”

    目次から抜粋引用
    “祈願文
     禅問答
     四条大橋
     大仏
     観音菩薩”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     バスの中の女性がざわめく程の美男子・水
    無施瞬が、実家の寺へと帰った。両親や寺の
    様子を見て、彼が思いついたのは…。

     上記の引用は、実家の寺を立て直した若き
    住職の言葉。
    なかなか面白い事を言うなと思います。表向
    き道徳的な事を口にしていても、建物や身に
    つけている物を見れば、こ

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    2018年01月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 X

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    読書録「万能鑑定士Qの事件簿10」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p9より引用
    “そもそも電子マネーは、企業の提供する決
    済サービスに過ぎず、法的な通貨ではない。
    通貨価値に基づいたデジタルマネーである以
    上、インフレの影響からは逃れられない。”

    目次から抜粋引用
    “終焉
     出戻り
     打ち上げ
     証拠隠滅
     無謀なる航海”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     日本を混乱に陥れたハイパーインフレ、そ
    の原因となった重要参考人が確保された。平
    穏に戻るであろう世間にあって、しかし、主
    人公・凜田莉子は複雑な気持ちでその様子を
    見送ってい

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    2018年01月14日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    読書録「万能鑑定士Qの事件簿9」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p47より引用
    “鑑定の基本中の基本は、その絵画の持つ抗
    いがたい魅力を理解し、心に感じることだと。
    感受性の強さが真贋を見極める。どんな知識
    も、そこに生じる直感にはかなわない。”

    目次から抜粋引用
    “宣材課の星
     真作のために
     瞳の中の文字
     永遠の喜び
     異常事態”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     尾行を警戒し遠回りをして自宅へ向かう、
    元ルーヴル美術館学芸員。もうすぐ帰宅とい
    う所で、彼は大切な物を持っていないことに
    気が付いた…。

     上記の引用は、ルー

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    2018年01月14日