松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    ネタバレ

    〇 総合評価
     蓬莱瑞樹の失踪の謎,太陽の塔から盗まれた金属片の謎,ハリスがなぜ絡んでくるのか,凜田莉子に謎の鑑定をしている人物(団体?)は何者…といくつもの魅力的な謎で引っ張る。しかし,真相が脱力モノ。蓬莱瑞樹の失踪の謎は,永友エンジニアリングがマシンの開発ができず,中に人を入れて作業をさせるという計画を立て,蓬莱瑞樹はその「中の人」の1人であり,バイトを辞めたいと言ったので,ばれないようにかくまったというもの。金属片はGPSで,空輸中に落としてしまったもの。これを捜索するためにミステリーサークルを作ってしまったが,ミステリーサークルの元祖がアメリカ政府だとばれると損害賠償請求とかされてしま

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    2017年09月16日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI

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    ネタバレ

    〇 総合評価
     シリーズ11作目は,凜田莉子の兄弟子にあたる水無瀬瞬という住職との対決。水無瀬瞬も,チープグッズの瀬戸内陸から学んだ,有機的自問自答と,無機的検証という論理的思考を武器に,京都の単立の弱小寺院,「音韻時」を人気寺院に成長させていく。
     過去に入れておいたはずの祈願文で,閣僚の名前や最近結婚した有名人カップルを当てるというトリックは,ファックスを利用した物理トリック。ややチープ。安倍晴明の式盤を見つけるためのちょっとした謎解きがあるが,
    これも,ちょっとした数字パズルという感じ。そもそも,国宝といっていい安倍晴明の式盤があっさり見つかってしまうというのも,御都合主義な感じである。

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    2017年09月10日
  • 千里眼 マジシャンの少女 完全版 クラシックシリーズ6

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    ネタバレ

    600p越えの長編。カジノを舞台にした籠城事件、潜水艦バトル、鬼芭阿諛子の再登場と見所盛りだくさん。始め読んだ時には「何じゃこりゃ」と思ったが、6冊目にもなるとこの何でもありのごった煮感が不思議に面白く思えてくる。次はどんな話なのだろうか?。続きは手に入れていないが、いつか読み進めたいと思う。

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    2017年08月25日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    ネタバレ

    〇 概要
     凜田莉子は,37年ぶりに日本で開催されるモナ・リザ展の臨時学芸員の候補に選ばれる。万能鑑定士として,これまで培ってきたノウハウと,高い感受性を持つ莉子ならではの直観を鍛え,龍泉寺里桜ともに,ルーブル美術館の学芸員,ブレのもとで試練ともいうべきテストをクリアする。しかし,その後,モナ・リザの瞳の中の文字を見た莉子はスランプに陥ってしまい…背後に隠された恐るべき陰謀。果たして,莉子はモナ・リザの危機に立ち向かえるのか?

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     日本で開催されるモナ・リザ展を狙って,モナ・リザを偽物にすり替えるという話のスケールは大きいが,描かれているトリックが小粒。莉子が鑑定能力

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    2017年08月19日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII

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    一応、一区切り。 あの現象?に結びつけてるのはなかなかおもしろかった。 しかしこのシリーズ、終盤(10巻くらいから?)は少し盛り上がりに欠けてたかな。 それでも十分おもしろいんだけど。

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    2017年08月18日
  • 黄砂の籠城(上)

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    義和団の乱のお話。私は歴史は苦手分野なので書き手によって、はまり度合いが違う。緊張感や盛り上がりがイマイチで、単純なヒーローを求めているわけではないけれど、登場人物にのめりこめるものがない。ただ、歴史を深く掘り下げた読み物として、読み進めた。その後どう展開していくかと下巻も読むとしますかね。

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    2017年07月10日
  • 千里眼の復讐 クラシックシリーズ4

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    ネタバレ

    クラシックシリーズ第4弾。今回は恒星天球教の教祖友里佐知子が仕組んだトンネル崩落事故に岬美由紀らが巻き込まれ、中に閉じ込められる。トンネル内に放たれた刺客に苦しめられながらも戦い、陰謀の真相を暴いていくという話。強くて賢いヒロイン。ハリウッド映画のパニックムービーを思わせるようなスリリングな展開。現実世界では起こり得ない話ながらも読むのを止められない。もはやミステリーというよりアクション小説となっているこの作品。教祖友里佐知子は次にどのような陰謀を企んでいるのか?。引き続き読んでいきたい。

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    2017年07月10日
  • 千里眼 運命の暗示 完全版 クラシックシリーズ3

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    ネタバレ

    メフィストの拷問により、心神耗弱状態になった岬美由紀。中国へ送られる途中で、蒲生と嵯峨に助けられれ自分を取り戻し、日中間に起こりそうになる戦争を回避する為奔走する話の流れ。美由紀が スーパーマン並みに活躍して物事を解決する為、 文章を読んでいてもあまり親近感がわかない。でも、物語の最後の辺りで明らかになる恒星天球教教主と今回の騒動の黒幕との関係が物語の壮大さを感じさせる。話の展開が破天荒過ぎてついていけるかわからないが、引き続きシリーズを読んでいきたいと思う。

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    2017年07月03日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII

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    ネタバレ

    〇 概要
     純金が無価値の合金に変わってしまうという「逆錬金術」の謎と,脱税の容疑を捜査するため,凜田莉子は万能鑑定士Qの店舗を閉め,有名ファッション誌のカリスマ編集長に接近する。小説盗難騒ぎ,5億円のペンダントの紛失などの事件,そして最後に残る逆錬金術の謎とは?

    〇 総合評価
     プロローグ部分から,ちょっとしたサプライズ。凜田莉子が,万能鑑定士Qの店を閉め,ステファニー出版という出版社のカリスマ社長の秘書になるという,驚きの設定
     実は,脱税の疑いがあるステファニー出版を内部から調査するために,国税局から依頼され,同社に就職するという話。その中で,盗作騒ぎ,逆錬金術騒ぎ,ペンダント紛失騒ぎ

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    2017年11月10日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    ネタバレ

    〇 総合評価
     シリーズ3作目は倒叙モノっぽいつくりでサプライズがなかったが,シリーズ4作目は,サプライズを狙った作りだと思われる。エピローグから,「催眠」シリーズの嵯峨が登場!とあおっておいて,莉子と一緒に捜査する嵯峨は偽物。その偽物の嵯峨が犯人という作り。驚けることは驚けるのだが,地の文章でも「嵯峨」と表記していたり,それほどフェアではない。ミスディレクションもなく,犯行ができるのは嵯峨だけなので,消去法で嵯峨が犯人だと分かってしまう。サプライズだけを追求するなら,もう一工夫いる。
     ノストラダムスの大予言という幻の映画のポスターを狙って放火する放火犯がいるという魅力的な謎で話をひっぱる。

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    2017年07月01日
  • 黄砂の籠城(上)

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    何だかいつもの松岡作品とはちょっと一味違う感じ。
    史実を元に作られた小説。
    本書を読んで、柴五郎という人物がいたことを知る。検索してみると、凛々しくてかなりの男前。
    私は本当に歴史を知らないなぁと痛切に感じる。
    下巻へ。

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    2017年06月24日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 I

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    ネタバレ

    〇 概要
     不気味な「力士シール」を誰が,なぜ貼っているのか。取材をしていた雑誌記者「小笠原」は,万能鑑定士の「凜田莉子」に出会う。凜田莉子がいかにして「万能鑑定士」になったのか。莉子が上京してからの様子と小笠原との出会いなどについて描かれた万能鑑定士シリーズの第1弾

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     万能鑑定士シリーズの第1弾。1と2は二つで一つのエピソードを描いている。メインとなる日本の経済破たんのエピソードは,おおむね2の方で描かれている。1は,その伏線となる莉子と小笠原の出会い,莉子の高校時代と上京直後の頃のエピソード,チープグッズとの出会いなどが描かれている。
     氷室拓真もちょっと出てい

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    2017年06月18日
  • 探偵の探偵IV

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    壮絶なフィナーレ。
    というわりにはいつも通り
    なんかよくわからないうちに
    バタバタ終結した印象。
    でも4作中で1番好きかも。

    ダイナミックさはだいぶ薄れている分
    ☆3かなぁ。

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    2017年06月09日
  • 催眠 完全版

    購入済み

    催眠

    男性が主人公になっているのがこの作者では珍しい作品です。

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    2017年06月05日
  • 万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉

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    ネタバレ

    うーん、長くシリーズが続いた物語の最終巻なだけに、いろいろと消化不良だった。

    結局最後までコピアの贋作を見抜けないまま終わってしまったこと、あとコピアと莉子の昔の関係がどこかの巻で暗示されてたと感じたんだけど、それも触れられず。

    小笠原くんの探偵になった意味もイマイチピンとこなかった。

    まぁ、いつものように大団円なので、読後感はよし。

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    2017年05月20日
  • 黄砂の籠城(上)

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    日本人の本質、
    日本人の国民性、
    確かにあるもので、
    ずっと大切にしたいもの。
    ただ、節度も思いやりも
    だれかのためのものでない、
    みんなのためのものだ。

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    2017年05月15日
  • 黄砂の籠城(上)

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    松岡圭祐と言えば私の中では千里眼と催眠!
    『ミッキーマウスの憂鬱』以来、久々に読んで見た!

    まず、柴中佐が格好良いですね。
    戦前の日本にこんな人が本当に居たのかどうかは少し疑問に思いますが、正にperfecthuman!

    外国公使の人達余りにも酷すぎる。


    日本人を少し美化し過ぎな感じは有りますが、読んでる我々も日本人な訳で、日本人が西洋人と同じ舞台に立って活躍するのは面白い!

    それと歴史の教科書では只のキーワードとして通り過ぎた義和団事件がこのように小説として触れられて知識として得られるのが良!

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    2017年05月13日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VI

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    ネタバレ

    万能贋作者・雨森華蓮VS凜田莉子

    莉子のように自分だけしか知らない知識で状況を打破したい小笠原だったけれど、一度の失敗によって、本当に重要な場面で信用してもらえなくて不憫だった。頼りなさそうだけれど、莉子を助けに行く姿勢はかっこいい。
    華蓮も、自分の能力を違う方面に活かすことができていたら、もっと幸せな人生を送れたのだろうか。

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    2017年05月09日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV

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    ネタバレ

    今回の謎解きは微妙。犯行動機とかがあまり納得いってないのですが、その不満を解消するくらいの筆力で、読み進んでしまう一冊。
    あいかわらずの薀蓄満載で、それだけでも読み応えあり。
    興味を持つことが多いので、結果、その薀蓄に関しても調べてしまうという。
    何かに興味を持つには良い一冊です。

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    2017年04月28日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    ネタバレ

    莉子がまだ世間知らずの女の子だと思って、フランス旅行に強引に着いてこようと(本人は良かれと思っているが…)する喜屋武先生に腹が立ったが、最後は少し感動した。
    事件の渦中にあるものがフォアグラだったので、もしやという予感はありました。大人になれば、割り切れる部分もあるけれど、子どもにはトラウマになる可能性は高いよね。もし、事件が起こる前に話し合っていたら状況は変わったのだろうか。
    今回、小笠原さんの出番はほとんどなし。

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    2017年04月10日