松岡圭祐のレビュー一覧
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ネタバレふ~ん、都合が良いなぁ~ルーブルからのアンケートは美術館で見たモナリザの感想だった。本物には思えなかったと書いた莉子はパリに招待され、さらなるテストに合格して臨時学芸員候補になったが、東京に戻っても研修を受けねばならない。合格したのは女性2名で乃木坂の屋敷で、直感に基づく鑑定を徹底的に仕込まれ、本物のモナリザを使っての最終試験にも合格した。一方、小笠原は英国王室縁の一家の日本お忍び旅行に同伴を頼まれ、箱根でそれが偽物だと判明した。最終テストに合格した莉子は、普通の鑑定では失敗してばかり、知見が狂っているのだ。モナリザの瞳の中のLVの文字が脳神経に影響を与えたのだと考え、莉子は故郷に帰る決心をす
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ネタバレ黄砂の籠城を中国側から描いた本だ。
布教を名目にしながらやりたい放題の洋人。教会を建てると言って農民の土地を奪い、拒否すれば裁判にして洋人に有利な判決を下させる。圧倒的な武力を背景にやりたい放題の欧米諸国だった。
主人公 張徳成は義和拳の群衆を肉弾戦へ突入させることは反対であったが、彼らが帰るとこもなく、なにもしなくても死が待ち構えている運命には、同情と何とかせねばならないという思いは持っていた。義和団は一匹の龍だ。突撃により失われる同胞は、個々の細胞に過ぎず、いくら剥がれ落ちようと、母体の龍の生命は存続する。したがって、哀しみや哀れみなど無い。
最後に来る運命は、分かりきったことであるものの -
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ネタバレう~ん、ありえない~飯田橋の倒産寸前の縫製工場に5万点の発注があった。HMへ秘密裏に納められるという。しかし、入金はなく、しかも著名な鑑定家がトラックで偽物と鑑定して灰にされたらしい。犯人は雨森華連、逮捕には著名な鑑定家を引き込むしかないと判断し、週間カドカワで特集を組んだら、食いついてきた。キャノン所有の保養所に呼び出され、様々な雑多なモノを鑑定させられたが、なぜ・こんなテストが繰り返されるのか莉子には理解できなかった。鎌倉まで来ていた小笠原は、警察が資料として持っていた豪邸の登記簿が偽だと気がついた…~偽物即売会で5億の荒稼ぎかぁ、これで雨森華蓮と知り合いになったのね
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ネタバレ義和団事件を題材にした話。
中国の西太后の時代、紅巾を腰に巻いた義和団が、11カ国の公使館があるところにせめこむ。西太后もこれを取り締まらず、見て見ぬふりをきめこむ。当初は公使館がわも一つにまとまりきれなかったが、日本の柴五郎中佐の活躍でなんとかもちこたえる。決して日本人を美化するわけではないが、謙譲の心を持ち、正義心が強く、論理的に物事を考えながらも、心の部分も大切にする日本人の良さが描かれている作品だ。
最後も、決して中国のみを悪者にせず、中国を我が物顔で闊歩し、キリスト教の普及にあたっても、中国を蔑んだ対応しかしなかった西洋諸国だったために、義和団が憤慨して攻め込んできたのだと、西洋にも -
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ネタバレわざわざパリ?~本物の美に触れたくて個人でパリ観光を計画したが、両親が高校時代の担任に相談し、旧担任が引率に付く羽目になった。泊まりは西表島でドライブデートをしたことがある同級生で、パリのフォアグラ専門料理店の見習いコックのアパートだ。料理長に申し入れて格安のディナーを提供するはずだったのに、フォアグラを食べた客が苦しみだした。食材には万全を期しているが、二つの農場で手違いがあったのか、レストランの管理に手落ちがあったか。ホールスタッフの行為とも取れない。料理人一人が自分の犯行だと申し出てきたが納得できない…~売れている本だから取材費が出たのかなぁ。小笠原君は休みだったし