松岡圭祐のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
グアムを舞台にした親子3代の探偵のシリーズ2作目。
全て読み切りの5作品を収録。
スキューバーダイビングをしていたはずの男性が突然消えた謎を解いたり、ビーチで日本人の財布だけが盗まれる事件を解決したり、今回も様々なトリックが仕掛けられている。
「天国へ向かう船」は今までの作者の作風と違っていて、本格的な密室ミステリー要素があるのも、また面白い。
本格的な事情は分からないが、グアムの探偵には捜査権が与えられているようで、なので日本の探偵小説より本格的なアクションなどの要素も堪能出来るのかもしれない。
男ばかりの親子3代のやりとりの巧妙で、読んでいて楽しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日系アメリカ人ゲンゾー、その息子のハーフであるデニス、そしてクォーターのレイ。グアムの三世代探偵の活躍を描く。
探偵といっても政府公認、刑事事件に関与も可能、拳銃の携帯も許可されている。
誘拐された女子大学生
新婚妻につきまとうかつての同級生
引き篭もった海軍士官
日本人が経営する店の強盗
移住してきた家族の息子の行方
大型ショッピングモール、ホテルロード、シャトルバス。青い海と温暖な気候、観光客の賑わい。
その影にも人の生活があり、事件がある。
子育てのルール、スラム、米軍基地。
日本の常識が当てはまらないことも多々あり、そこも、魅力。
移住って憧れるけど、きちんと学んで行かないと怖い。 -
Posted by ブクログ
グアムで探偵業を営む親子3代の物語。
グアムでは警察と同じくらい捜査権を与えられている探偵業と言うことで、今まで読んだことのない新ジャンルで、なかなか面白かった。
祖父・ゲンゾー、父・デニス、その息子・レイの関係性がなかなか面白い。軽いタッチの会話からのハードボイルド。全てが一話完結になっていて、かなり読みやすい。
作者のライトなシリーズは多々あれど、ハードボイルド要素があり、なおかつトリックが一筋縄ではいかないのが、これまた面白い。
「水鏡推理」シリーズが終わり、しばらく歴史ものが続いていた中で、またこの路線に戻り、すぐに手を取ることはしなかったのだけれど、このSTAY HOMEを機会に3作 -
ネタバレ 購入済み
チョット中だるみ?
相変わらず死体の山!って言うかセクシュアルな描写多目で読者を選ぶかも。クライマックス後の展開は"韓国映画かい!"ってツッコミたくなります。まぁ安定の面白さですし、新キャラも匂わせ盛りだくさん。次巻も楽しみです。
-
購入済み
ありえないけど、はまった。
Ⅰから読み始めて、こんなことありえないと思いながら、ここまで読んでしまった。どう評価していいかわからないのですが、一気読みしました。
本は私の友達ですから、ジャンル拘らなく読み進めてます。
今後も連載である物を読みたいと思ってます。
評価はしません。人それぞれですからね。