松岡圭祐のレビュー一覧

  • 万能鑑定士Qの事件簿 III

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    かつて有名な音楽家だった彼はいま!?高い授業料を払った家族が得たもの。。
    相変わらず莉子の観察眼はすごい。記憶の仕方だけでこれだけのことがわかるものなのか。

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    2020年07月22日
  • 人造人間キカイダー The Novel

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    生命とは何か、自我とは何かという命題を、石ノ森章太郎の名作を元に、現代に舞台を変えて問うSF。

    作者のテレビ版キカイダーに対する異常なほどの愛情を感じる名作。
    機械の体を持つ電子頭脳の悲哀、まさにロマンを感じるではないか。
    さらに変身の原理の理論づけなど、SFファンへの科学的な設定の創作などもお見事。
    傑作であった。

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    2020年07月18日
  • グアムの探偵 2

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    グアムを舞台にした親子3代の探偵のシリーズ2作目。
    全て読み切りの5作品を収録。
    スキューバーダイビングをしていたはずの男性が突然消えた謎を解いたり、ビーチで日本人の財布だけが盗まれる事件を解決したり、今回も様々なトリックが仕掛けられている。
    「天国へ向かう船」は今までの作者の作風と違っていて、本格的な密室ミステリー要素があるのも、また面白い。
    本格的な事情は分からないが、グアムの探偵には捜査権が与えられているようで、なので日本の探偵小説より本格的なアクションなどの要素も堪能出来るのかもしれない。
    男ばかりの親子3代のやりとりの巧妙で、読んでいて楽しい。

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    2020年07月16日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II

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    続きが気になって即借りる。ハイパーインフレがどうなったのか、そして現実にもありうることなのか。。。
    トリック?的には現実的になくはない。でも、それだけのことでここまで大きなことになるのだろうか。仕掛けた本人からしてびっくりしてたしな。

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    2020年07月13日
  • グアムの探偵

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    ネタバレ

    日系アメリカ人ゲンゾー、その息子のハーフであるデニス、そしてクォーターのレイ。グアムの三世代探偵の活躍を描く。
    探偵といっても政府公認、刑事事件に関与も可能、拳銃の携帯も許可されている。

    誘拐された女子大学生
    新婚妻につきまとうかつての同級生
    引き篭もった海軍士官
    日本人が経営する店の強盗
    移住してきた家族の息子の行方

    大型ショッピングモール、ホテルロード、シャトルバス。青い海と温暖な気候、観光客の賑わい。
    その影にも人の生活があり、事件がある。
    子育てのルール、スラム、米軍基地。
    日本の常識が当てはまらないことも多々あり、そこも、魅力。
    移住って憧れるけど、きちんと学んで行かないと怖い。

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    2020年07月09日
  • 特等添乗員αの難事件 I

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    絢奈のラテラルシンキングに嫉妬交じりの憧れを感じた。lareral thinking 水平思考と訳されているが、lateralは辞書によると、横からの・側面のという意味。先入観や前提にとらわれずに物事をあらゆる側面から瞬時に判断する能力ーー私も身につけたいものだ。

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    2020年07月03日
  • 高校事変 VII

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    今作を読んで今更ながらに思い至ったのは、この作品で流れている時間軸と現実世界とのシンクロ感がこの作品の肝だと言うこと。

    これまでは刊行ペースの早さを副次的なものくらいに考えていたけれど、むしろこの早さがこの作品のメインテーマであって、そして作者の狙いの様に思える。
    要は小説の世界でシンクロニシティを顕現しようとしているのではと感じた。

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    2020年06月15日
  • 高校事変 IV

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    今回の舞台は、校舎‼
    きっかけは、9年音信不通の弟に嫌疑がかけられ、その汚名を返上すべく、彼女は立ち上がります。

    敵対するハム(公安)が、今回の相棒です。冬の山奥で起きたバス転落事故…弟が犯人に…なぜ?
    少しずつ手がかりを手繰り寄せ、惡の温床に乗り込んでいくさまは、華麗ですね。

    絶対に生きて帰ることなんてできないって思ってしまいますが、いい意味で期待を裏切ってくれます(笑)

    その闇の向こうには、何が待ち受けるのか?

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    2020年06月04日
  • 高校事変

    購入済み

    中二病全開で途中で読んでて恥ずかしくなりました。
    オタクの妄想を小説にした感じ。

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    2020年05月17日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII

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    力を抜いた状態で読めます。

    莉子が出版社に潜入捜査で入り込みます。
    読んでから3ヵ月経ってレビューを書こうとしていますが、細かい内容をあまり覚えていない。

    リラックスして読んだからでしょう。
    このシリーズは、みなそんな感じられです。

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    2020年05月14日
  • グアムの探偵

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    グアムで探偵業を営む親子3代の物語。
    グアムでは警察と同じくらい捜査権を与えられている探偵業と言うことで、今まで読んだことのない新ジャンルで、なかなか面白かった。
    祖父・ゲンゾー、父・デニス、その息子・レイの関係性がなかなか面白い。軽いタッチの会話からのハードボイルド。全てが一話完結になっていて、かなり読みやすい。
    作者のライトなシリーズは多々あれど、ハードボイルド要素があり、なおかつトリックが一筋縄ではいかないのが、これまた面白い。
    「水鏡推理」シリーズが終わり、しばらく歴史ものが続いていた中で、またこの路線に戻り、すぐに手を取ることはしなかったのだけれど、このSTAY HOMEを機会に3作

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    2020年05月02日
  • 黄砂の進撃

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    黄砂の篭城がかなり面白かったので期待していたが、期待していた程ではなかった。
    張徳成の人柄には共感する部分もあったが、やはり中国人的な考え方をする登場人物たちに感情移入することがあまりできなかった。西洋の横暴により不満が溜まる気持ちも分かるが、やり方が中国的で幼く自己中心的なのかなーと。
    ただ、ほんの数少ない人間は本当に将来の中国のために戦い、全く無駄というわけではないことも感じた。

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    2020年04月20日
  • 高校事変 VI

    ネタバレ 購入済み

    チョット中だるみ?

    相変わらず死体の山!って言うかセクシュアルな描写多目で読者を選ぶかも。クライマックス後の展開は"韓国映画かい!"ってツッコミたくなります。まぁ安定の面白さですし、新キャラも匂わせ盛りだくさん。次巻も楽しみです。

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    2020年04月17日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V

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    シリーズの5作目
    今回はフランス旅行で起きた事件のお話

    最初は無理やり旅行についてこようとする先生にイライラしたけど…最後の卒業証書はちょっとカッコ良かったし感動した

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    2020年04月04日
  • 高校事変 VI

    購入済み

    ありえないけど、はまった。

    Ⅰから読み始めて、こんなことありえないと思いながら、ここまで読んでしまった。どう評価していいかわからないのですが、一気読みしました。
    本は私の友達ですから、ジャンル拘らなく読み進めてます。
    今後も連載である物を読みたいと思ってます。
    評価はしません。人それぞれですからね。

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    2020年04月01日
  • 瑕疵借り

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    また身近に存在しないであろう職種の人間が登場。
    彼自身を深掘りした新たな展開を期待したい!
    泣けるか否かの尺度で評価するものでは無い。

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    2020年03月30日
  • グアムの探偵

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    三世代の探偵

    土地柄など、今まで出会ったことのないシチュエーションにあっさりと読めてしまった

    ひとつひとつのストーリー展開は面白いが想像できる感じ

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    2020年03月04日
  • 千里眼 The Start

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    2020年32冊目。千里眼の新シリーズ1巻目。毎度色々な所にツッコミを入れたくもなるが、ついつい読んでしまう松岡圭祐作品。岬美由紀が自衛官から臨床心理士を目指すきっかけになった部分をフォーカスして、ある事件に巻き込まれて活躍するという話の筋。〇〇中毒状態になっていても、活躍してしまう美由紀、半端ないです。事件の黒幕はすぐにわかってしまったのでその点は興ざめしてしまった。美由紀がどう活躍するかという点に重きを置いて読んだ方が面白いかな。ともあれ、旧シリーズも含めて交互に読んでいきたい。

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    2020年02月09日
  • 探偵の探偵IV

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    ネタバレ

    琴葉がいい子でよかった!!! というのが一番の感想。

    何のかんの読みやすい作品でした。
    映像だとしんどいシーン多いけれども。

    一応、黒幕をやっつけて 終幕、という感じなのだろうか。

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    2020年01月31日
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX

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    モナ・リザが来日する。その臨時学芸員に選ばれた万能鑑定士の凜田莉子、一方、雑誌記者の小笠原悠斗はイギリス貴族のお忍び来日の随行に指名される。お話なんだから、この二つが関係ないはずがないと思うが、最初は何が何だか分からない。さて、モナ・リザを巡ってどう進展していくのか。なかなかよく考えられた話だと思うのだが、なんだろ、この松岡佳祐の小説を読むと感じる軽さは?うーん、表紙のせい?

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    2020年01月26日