シリーズ第二弾。相変わらず軽快で巧妙なストーリーだ。各編60〜70頁程度なのに、海外ドラマやハリウッド映画さながらのドラマチックな展開が何とも心憎い。翻訳小説の趣がありながらも、日本人にも馴染み易い世界観なのは、やはり観光地・グアムという舞台設定のなせる技か。シリーズを追う内に、日本にいながらにしてグアム通になれそう。来年早々第三弾も刊行予定とのことで、著者の速筆ぶりも眼を見張る。多筆量産型の作家というイメージで少々敬遠していたが、こういう職人気質なエンタメ作品が持ち味ならば、人気作家になるのも十分納得。