中村明日美子のレビュー一覧

  • 妖奇庵夜話 人魚を喰らう者

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    妖キ庵シリーズ3作目。


    今回は『人魚』でした。
    所謂、伝説や昔話に出てくる「人魚」と、
    妖人「人魚」は違うという件がちょっとややこしかったです。


    そしてやっぱり、ちょっと切ない。

    このシリーズは、同じ妖怪物を扱っていても、
    ライトノベルと違ってワントーン暗めなのがいいです。
    伊織さんの周囲もそうですし、
    事件の関係者たちにしても、
    垣間見える生活(人生)に思わず同情します。


    最後の最後に伊織さんが爆弾発言をかましてくれました。
    事件の顛末の余韻を吹き飛ばすインパクトでした。
    妖人DNAも奥が深い・・・。


    本編冒頭のお雑煮論争とか、
    特典付録コミックペーパーのお汁粉論争とか、

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    2017年10月14日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    妖キ庵シリーズ2作目。
    今回はマメ(小豆とぎ)が頑張りました。
    見た目はアレですが、
    やっぱり中身は大人なんだね、少なくとも一部は・・・。


    猫の「にゃあさん」がかわいかった。
    そして芳彦さん(管狐)のリアクションも・・・(笑)。


    「妖人」とか架空のお話と言ってしまえばそれまでだけど、
    人間(妖人)が生きていく大変さみたいなものも描かれていて、
    どこか陰のある世界観が心に残ります。


    例えば夏風邪をひいた鱗田さんとか。
    和式トイレが残る安アパートで一人寂しく寝ている姿なんて。
    サラッと描写されただけだけど結構くるものがありました。
    他の事件関係者たちもそれぞれに事情があるし。
    あの青目

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    2017年10月14日
  • 同級生

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    初恋ですね。微炭酸ですね。抽象的でふわ~っとした雰囲気のちょっと難解な作品かと思ってましたが、最初から最後までとにかく分かりやすく爽やかでした。よくある高校生カップルの話ですが、そこに大人のハラセンのエピソードが入ることでグッと大人も楽しめる作品になったと思います。絵やセリフの間が独特なので好き嫌いが分かれると思いますが、内容は素晴らしかったです。

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    2016年03月13日
  • O.B.2

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    二冊イッキ再読。

    相変わらず甘酸っぱいっ!
    二人は健在。
    微笑ましい♪

    一番すごいと思ったのはソラノとフジノの話。
    なんかグッと来た。。。

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    2016年01月29日
  • O.B.1

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    同級生、空と原に出てくるキャスト・カップルのその後や過去の短編集。
    同級生カップル以外は再読あまりしないかなと思うけど、蛇足なわけでもなくやっぱりいいわ・・・。

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    2015年12月25日
  • ウツボラ 1巻

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    はっとするような美しさを感じるコマがいくつも。耽美的なストーリーは上質な小説を読んでいるよう。これは漫画による表現としては最上と言える作品の一つではないだろうか。

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    2015年10月29日
  • erotica【イラスト入り】

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    ネタバレ

    どれも「いい!」と転がったが、プラトニックな(作中作は清潔にエロいが)「書生の戀」の手紙のやり取りが一番美しかった。

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    2015年10月11日
  • 薫りの継承 上

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    血縁基本ダメなんだけど、再婚相手の連れ子で血はつながってないてことで、中村先生の卒業とか好きなんで読んでみました。
    まあ、お兄ちゃん(受)はどこまでも素直になれず、殆ど弟(攻)と会話することもなく目隠しをしてやるだけやったら帰っちゃう。初めてやったのがお兄ちゃんの息子に(結婚して子供までいる設定で(゚д゚)!)そそのかされて、その息子の前でやっちゃったという。
    途中からは目隠しされてても多分息子と分かりながら3P…凄いっすね…下巻では衝撃の事実が…
    あ~…
    でも、何だかんだ兄ちゃん淫乱だったわ(笑)
    エロはかなり多かったですね。

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    2015年10月09日
  • 薫りの継承 下

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    兄はすべてを知っていてそれでも竹蔵との秘密の逢瀬を選んだ。自分の息子が混じっている事さえ気付いていた。最期の逃避行も、竹蔵に対するご褒美の様にも取れるが、彼は決して死ぬつもりではなかっただろう。最期の瞬間の綺麗な笑みがまるで竹蔵に「ありがとう、さよなら」と言っている風にも取れるが、もし彼が死ぬつもり、全てを清算するつもりであったなら、妻に謝罪の手紙を書いた後に行っていたんじゃないだろうか。どんなに狂っていると表現されていても、彼は死のうとして逃避行を選んだのではあるまい。
    どちらにも解釈できるだろうが、私はそう思いたい。

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    2015年10月01日
  • 君曜日 ─鉄道少女漫画2─

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    ネタバレ

    NLだけど、ちゃんとときめけた(笑)あこちゃん、片想いなのに不倫という言葉にビクビク。

    万引き事件、小平くんのフォローが素敵すぎる。
    ちゃんと二人でお金払いに行けるといいね。

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    2015年09月29日
  • ウツボラ 1巻

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    ネタバレ

    中村先生の絵の色気についてはもう万人が万人言及していることと思うが、えろいよう…和服小説家ちょび髭ナイスミドル!!

    台詞の一言と、次の一コマの絵で、暗示的に重大な秘密を明かす。そういう描き方をするマンガが好きだ。だから市川春子を何度も読むのだ。全部明かしてくれなくていい。謎のままで終わる話、ぜんぜんオッケー。
    さらに、人の情を感じたい。というと昭和歌謡だな。つまり、無機物や数式にロマンを見出す学者を素敵だと思うことはあれど、お話の構造自体とか、トリックとか、筋書きのためだけのキャラクターとかには、興奮しない。「おもしろいなー」「よくできてるなー」と思いはしても、好きにならない。
    「それはあな

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    2015年09月27日
  • 薫りの継承 上

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    アニメイト バスソルト購入。GOLDにて連載。絡み濃いよ!義兄弟()のお話。兄の息子の要たん強すぎ…。時系列がバラバラしてるのも良い。気弱な弟×エリート兄。このバランスは…んんんん!!!

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    2015年09月13日
  • 妖奇庵夜話 人魚を喰らう者

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    今回も面白かった。妖奇庵第3弾。
    安心して「今回も面白い」と読めてうれしい限り。甲藤がうっとしいけど、新たなキャラとして定着するんだろうな。うーむ。

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    2015年08月27日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    妖奇庵シリーズ、4巻。 
    今回もとても面白く読んだ中、ぼんやりとパターン化されてきたかなと感じてきたところに新たな展開が次巻は起りそうと期待を持たせるあたり上手いなーと。飽きさせないな。母と娘の関係は難しい。うちは幸いこんなドロっとしたものはないけど関係は密だと思う。逃げたいのに逃げられなく、憎めればどんなに楽なのだろう。それでも親子の絆は深く刻まれ負の鎖を断ち切ることは難しい。恐ろしいのは母に悪意はないということだ。そして青目の伊織への執着にぞっとする。

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    2015年08月27日
  • 【電子限定版】ルームメイト

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
    “僕たち、セックスしたことになるのかな?”
    大学生のアダムは、レポート提出のためルームメイトのジョシュのパソコンを無断借用する。モニタに映し出されたのは、男たちが手首を縛られたり首輪をはめていたりするゲイのSM画像だった……!! 
    高校時代いじめられっ子だったアダムと、スポーツ万能のジョシュ。それまで会話すらなかった二人だが、偶然ながら互いの嗜好を知ったことでSMプレイにのめり込んでいく。だがアダムは疑念を持ってしまう。

    「僕はジョシュを、そしてジョシュは僕を、どう思っているんだ……?」

    日本の人気BL作家が、海外MM小説を『超訳』した注目作!

    ***

    私はSMモノがあまり

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    2020年03月11日
  • 薫りの継承 下

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    表紙と帯からある程度内容を察せられますが、予想していたよりずっと救いのあるお話でした。

    官能的な表現が全体を通してありますが、
    読み進むにつれ、気持ちを言葉に出来ない、してはいけない、ゆえに行っている彼らの気持ちの伝え方はなんておぼこいのだろうと感じられるようになり、不思議とふわふわとしたときめきがありました。

    生きていれば幸せと不幸せの間を行ったり来たりするものですが、幸せのてっぺんにいる時に人生を終わらせられたらハッピーエンドの映画の終わり方みたいで素敵ですね。
    ひとつの幸せを切り取って大事にしていく人がいる一方で幸せも不幸せも受け入れて生き続けていくことを選ぶ人もいて、でも、誰も自

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    2015年08月18日
  • 薫りの継承 下

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
    禁断の愛、衝撃の終幕。
    義理の兄と弟。禁忌の秘め事。
    愛の終着点にあるのは、破滅か救済か。

    兄の目を覆い隠し、己の欲望の猛るままに体を貫いた。
    あれから何度も何度も交わっている。
    兄との道ならぬ愛は、閉塞感を極めてゆく。
    夏の盛り、竹蔵は兄夫婦と別荘で休暇を楽しむことになった。
    義理の兄である忍との関係を、露ほども疑っていない義姉から女性を紹介される。竹蔵は彼女に対してすげない態度を取ってしまい、そして……。
    その晩の出来事は、兄弟の運命を大きく変えてゆくのだった。

    義理の兄弟の禁断の愛と確執を描いた衝撃作、遂に完結。

    ***

    上下巻をセットで購入したので、続けて下巻を読み

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    2020年03月12日
  • 薫りの継承 上

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    さすがです明日美子先生……
    要くんのショタ期がサイコーに好みなんだけどもうショタの頃は出てこないかな……

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    2015年08月15日
  • 妖奇庵夜話 空蝉の少年

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    ネタバレ

    シリーズ第2弾!

    前作で妖人として生きることを決意をした伊織。今回頼まれた仕事は、≪件≫(くだん)を名乗る占い師の真贋を見分けること。その矢先に本物の≪件≫である占い師が殺される。
    殺された≪件≫の丸山綾子、その娘の占いゴスロリ少女の咲耶、マメが出会った謎の少年テル、新しく妖琦庵の「家族」となったにゃあさん。
    一つの事件をきっかけに、青目が最悪の事態への手引きをもくろむ…

    やるせない気持ちになりました。

    一見気難しい性格に見える伊織。実は想いやりが深く優しさに溢れているのだなぁと感じました。
    相変わらず脇坂くんには手厳しいけれど(笑)

    話の中心は憎しみと苦しさでつぶされそうになっている

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    2015年06月22日
  • 妖奇庵夜話 魔女の鳥籠

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    (15-45) DNA検査が出来るようになってから発見された妖人。検査しなければ分からないし、実は検査してもヒトとはちょっと違う遺伝子を持った(でもヒトとの間に子供は出来る)妖人だということしか分からない。という設定が私はとても気に入っているシリーズ。今回は母と娘のこじれた関係がテーマで、ものすごく暗くて重かった。ミステリとしては謎ともいえないほどありふれているので、作者も謎解きには重きを置いてないのだろう。母と娘に気を取られてたら、もっと粘っこい執着が待ってた。この先どうなるんだろう。

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    2015年05月27日