中村明日美子のレビュー一覧

  • 妖奇庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか

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    伊織と"彼"との関係、伊織と母との間に紡がれてきた妖人としての在り方と想いが詳らかになるにつれ、伊織の意思が決して強固なものではなく無数のヒビ割れをその基部に刻んだものであり、"彼"はそのヒビの上から容赦なく圧をかけて伊織そのものを貪らんとしているのが感じられて辛い

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    2020年12月27日
  • 同級生

    購入済み

    同級生

    タイトルの通り、優等生の佐条君とちょっとチャラそうな草壁君の同級生のお話。接点のない二人が音楽の時間を通して、距離を縮めていく。ピュアピュアで、見守りたくなる二人のレンアイがとても可愛くて良かったです。

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    2020年12月27日
  • 薫りの継承 上

    無料版購入済み

    とても深い作品だなぁと思いました。この作家さんの描くミステリアスな絵とすごくマッチしている作品読んでいてゾクゾクしました。

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    2020年12月27日
  • blanc #2

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    ここまで書いてくれて本当に感謝しています。
    後書きを読ませていただいて、泣きました。

    この物語に出会えて幸せです。
    ありがとうございました。

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    2020年10月25日
  • blanc #1

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    ネタバレ

    久しぶりに特装版とか買った。
    人生はタイミング。
    恋愛ものって別れる別れない展開一度はあるから仕方ないけど、えーやっぱくるの?て思ってたら、そこまで不穏そうではなかった。

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    2020年10月18日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    ネタバレ

    発売してすぐ買ったのに、なぜか残り8分の1くらいを残して読めなくなってしまってしばらく放置していた謎。
    ようやく読み切りました。
    青目や鵺の存在に脅かされる日常やキャラクターたちに疲れてきたのかもしれない。。一息着く場所が欲しい。早く平和な生活が訪れて欲しいなぁ。。
    できれば青目とは和解して欲しいけど、なんとなく鵺も青目も最終的には死んでしまいそう。
    続きが気になるけど、ある程度元気がないと読めないかもしれない(笑)

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    2020年09月12日
  • Bの劇場 新装版

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    1年ほど前に読んだ「Aの劇場」の姉妹版。
    アリスことアリステア・モリス・ボーランド……。
    ビスクドール作り。
    夢見心地になる題材ばっかり。
    今回9ページの1コマと1コマ目、なんでもない顔を見て気づいたのだが、この作家、眼の中をキラキラにせず真っ黒にするか三白眼にするか、だ。
    この真っ黒で真ん丸な眼、全体の絵柄がまずければへたくそに感じてしまうはず。
    とても絶妙なバランスで、この真っ黒真ん丸な眼を用いているのだ。
    また、線が一本一本、かすれることがない。
    この律義さ。
    また、顔や衣服や装飾や、吹き出しに至るまですべて、丸みを帯びている、絵柄。
    たった10ページ前後の短編が14入った本だが、すべて

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    2020年07月18日
  • 中村明日美子コレクションVI Jの総て 3

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    生々しかったり見てるのがしんどい表現は多いけどやっぱり明日美子先生の作品はつい引き込まれて読んでしまう。

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    2020年07月13日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    鵺の正体がわかったところで事件は解決するわけでなく犠牲者は増え続けこれ一体どうなるの.かわいそすぎる脇坂さんにいい未来をお願いします.

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    2020年07月10日
  • 同級生

    購入済み

    若いって素晴らしい

    作者様の絵が何となく苦手で(^o^;)ちょっと購入を迷っていたけど、レビューや他の作品を見て思いきってポチっとな。
    何だろう。。胸がきゅっとなる感じ。
    この作者様の描く受けは儚い。それがまた物語に味をだしてらっしゃる。
    1度読んでみるべし。

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    2020年06月19日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

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    ひとは
    自分とは違うもの、理解が及ばないもの
    に対して敏感に反応する
    自分として生まれた以上
    どうしたって自分の範囲から抜け出せないのだから
    自分は自分、他人は他人という自己暗示では
    越えられない壁があって
    ある程度は仕方ないのかなぁって思うけれど

    過剰すぎるなぁって思うところはあって
    なんでだろうなぁって

    -それはたぶん「怖がるな」と言い聞かせるのが難しいのに似てるのではないか。-

    なんとなく腑に落ちた感じです。

    彼女を殺したのは誰?
    直接引き金を引かなくても
    自覚がなくても
    人を殺すことってあるのかもしれない、なーと感じた次第です。



    榎田先生のお話はカブキブ!が大っ好きなんで

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    2020年06月04日
  • 同級生

    購入済み

    同級生

    穏やかな気持ちで読める素敵なお話^ ^

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    2020年05月28日
  • おはよう楽園くん(仮)

    ネタバレ 購入済み

    かわいい。

    顔の見えない友人と楽園くんのかわいい恋愛模様が読めます。お互いを意識しながらちょっとずつ距離が縮まっていくのがいい。

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    2020年05月01日
  • 妖奇庵夜話 顔のない鵺

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    シリーズ8作目。
    これまで凄惨な事件が起きても、どこかほのぼのとした雰囲気が漂っていたけれど、ここ数作、伊織や夷さんの焦りが、否応なく物語の緊迫感を増している。

    そこには前作で浮かび上がった黒幕とも言える存在が大きい。今まで、何の罪悪感も持たず人を傷付ける青目との決着が終着点だと思っていたのに、更にその後ろで糸を引く鵺の存在が明らかになり、今作ではついに伊織と対峙する。
    そろそろシリーズ終盤が近いのか、色々と動き出した物語。ラストの脇坂さんや夷さんの容体も気になるし、目が離せない。

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    2020年04月26日
  • 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

    購入済み

    非常に面白かったのだけど…

    元々、榎田さんの榎田尤利のペンネームでのBL小説が面白いと思っていたのですが、榎田さんのユーモアもあり真理も鋭く突いている文章に魅せられ、一般商業に移られた榎田ユウリのペンネームでの小説も面白いだろうとほぼ確信していたのですが、神官物語のほうは書き方の為かいまいち興味をそそられませんでした。
    対して、こちらのシリーズはあらすじを読むに設定からして、なるほど!と思わせるものがありさっそく買って読んでみたところ、気が付けばのめり込むように読み耽っていました。
    展開は勿論読ませるものなのですが、キャラクターも魅力的です。
    ただ、今回のテーマである若い女性たちの友人関係が歪過ぎて、妖人よりもそっ

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    2020年04月11日
  • 空と原

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    bl最近たくさん読んだけど明らかに一線を画す作家さん。
    こんなに違うんやとちょっとびっくりするくらいよかったです。
    人は人をこんなに愛したり愛されたりしてんの?
    だとしたら私の人生は随分と凪いだそういう意味ではつまらないものだなと。
    つまらないから不幸な訳ではないけれど。
    愛されたい人は愛されたらいいねと心底思いました。

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    2020年03月13日
  • 【電子限定版】ルームメイト

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    ネタバレ

    中村明日美子さんのイラスト(挿絵は無い)でビビってた(笑)けど痛くないsm。むしろ甘いし攻めも受けも本当に嬉しそうでニンマリしてしまう。
    smというと成熟した大人の世界のような印象だけど、若者二人が初めてその世界に踏み入れ経験していくので可愛らしい。
    ルームメイトで偶然smのパートナー見つけるなんて、なんて幸運だよ。

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    2019年12月28日
  • 王国物語 2

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    ネタバレ

    作者さん耽美系のタッチなんでBLとは違うんだろうけど、同性同士の性行為は青年誌でもOKなのかしら。
    双子って不思議な存在。一卵性で性格が違うと、相手が自分だったかもしれない…とか思いが巡るなぁ。

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    2019年12月12日
  • Aの劇場 新装版

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    ネタバレ

    雑誌『ゴシック&ロリータバイブル』に連載された6,7ページの短編。
    完全独立ではなく、5くらいの話が繰り返される……「木曜日のフルット」的な。
    ビスクドール、アリス=アリステア、吸血鬼とハンター、狼男とか。
    そういう連作群からすぽっと抜けた人魚の話やピアノの話も素敵だ。ああ。素敵だ。

    なんでももとは豪華版の本で、「Bの劇場」という姉妹版もあるのだとか。

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    2019年11月28日
  • 君曜日3 ─鉄道少女漫画4─

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    ネタバレ

    わからない→それはダメ→わたしも好き
    持田さんの好感度が最後にバク上がりする。
    それだけに最後の先生、とは??ってなるが。好きな人が好きなものに反応する可愛げがどうなるのか…描写ないからなんとも。
    親友は最後まで独走中。
    恋は比べるものじゃないのよ。
    特別な居場所に連れて行きたい人になったのね。
    鉄道仲間の小ネタも良かった。
    個人的には、最後の大人な二人のやりとりが好き。なぜかしどろもどろにな小平に、ひらっと指輪見せるアコ。立場が変わっている〜。

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    2019年11月20日