あらすじ
卒業から3年――…京都大学へ進学した佐条。東京で音楽を続けながらバイト勤めをする草壁。環境の違いからすれ違う二人にとある報せが入った……。不朽の名作『同級生』シリーズ、至高のラブストーリーがここに。
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『O.B.』(茜新社)で完結したと思っていた、草壁と佐条の物語がもう一度見られるなんて……。『同級生』からずっと2人を見守ってきたファンにとって、「これが本当にラスト」という切なさをはらみつつも、この上ない幸せをくれる作品です。ページを捲る行為も「漫画を読む」というより「草壁と佐条を見守る」と表現する方がしっくりくるほど。
付き合い始めてから3年が経ち、ともに二十歳になった2人。『同級生』ではサイダーのようにしゅわしゅわキラキラした青春のさなかにいた彼らでしたが、少しずつ大人になっていき、いつしかただ無邪気に愛し合うことが難しくなります。今までになかったビターな展開に胸が苦しくなりますが、きちんと自分の意志で未来を選び取ろうとする2人の姿が心強い。放課後の教室で生まれた淡い「恋」が、こんなにも揺るぎない「愛」に育ったんだな、と目頭が熱くなります。特にクライマックスのあのシーン、幸せの過剰摂取で気絶するかと思いました……。
同時に、ラインで連絡が来るだけでドキドキして、やり取りが終わるのが寂しくて、「電話してもいい?」と聞いちゃう感じ、そして通話ボタンを押すだけで胸が高まっちゃう感じ、『同級生』is Foreverすぎて最高です!
「これで2人の物語ともお別れか」としんみりしていたら、なんと、草壁と佐条の“いつかの未来”を描いた「ふたりぐらし」の連載がスタート! こ、これって新婚生活ってこといいんですか? ここまできたら生涯をかけて2人のことを見守り続けたい。中村明日美子先生、どうにかなりませんでしょうか。
感情タグBEST3
泣けました
待ちに待ったゴールです。
この先、まだ色々な事があるとはおもうのですが、それでもゴールです。
一緒にいるのが当たり前で、人生を寄り添わせるとはこういう事なんだと、納得させてくれる2人の物語を、涙しながら読みました。好きが溢れて切なくて苦しいです。素晴らしい物語に出会えた事を幸せに思います。
感無量です
読み終えて、この作品に出会えて良かった。。という気持ちでいっぱいになりました。同級生を呼んで、中村先生のファンになり、その後のシリーズも読ませて頂きました。
2人の将来の選択にとても胸を打たれました。。
あとがきまで尊いです。
何回読んでも胸が締め付けられて、温かい気持ちになれます。
素敵な作品に出会えて良かったです。
涙涙涙
『同級生』『卒業生』『O.B.』と
2人が、まじめに、ゆっくり、恋をした行く末…。
本当に嬉しくて、涙が止まりません。
出会いの『同級生』からシリーズを何度も読み返して、
2人の恋をゆっくり噛み締めようと思います!
Posted by ブクログ
なんだろう……
心が浄化されて、雪のように溶けていく。
同級生シリーズは辛かったり切なかったりしても、幸せな気持ちで読み終われるからとても好きだ。
ラストの結婚式は同窓会のようで
不安に思っていた2人のことをこんなにも暖温かく祝ってくれる人がいて、
幸せを分けてもらった気分。
blanc。白。
まさにタイトルの通り、
純粋で、眩しい光のような、始まりの物語だった。
(表紙がめちゃくちゃ白いので丁重に扱わなくてはならない)
至高
2人が築きあげてきた全てがここにあるのだと、読み進めているうちに涙が溢れました。2人なりの幸せの形。これからも揺らぐことなくお互いを想い合い共に人生を歩んでいくんだと確信しました。こんなに尊い作品に出会えたこと、同じ時代に生きていること、本当に嬉しく思います。
優しい世界観、2人だけの世界から少し広がったのがとても良かったです。指輪が2つあるのがなんだかグッと来ました。いつか光の歌も聞いてみたい。結婚おめでとう。
ここまで来た二人
そぉっとそぉっと近づいて、ひっそりと。ささやかな幸せを、手のひらで温めるように付き合ってきた二人。
透明で、心しか持ち合わせのない高校生の恋。
それが世俗の垢にまみれ、人生の荒波に揉まれてしまうのはとてもじゃないが我慢できないな。
そんなふうに思っていたのです。でも、この続編のタイトル。白。どんな白だろう?手に取らなきゃいけないと思った次第。
Posted by ブクログ
はーめちゃくちゃよかった。めちゃくちゃよかった!
この二人の続きが読めることに感謝します。。あとがきで、続きを描くとなると、嫌なこともあるだろうし、描くのを悩んだ、みたいなことありましたけど、描いてくれてよかった…!
二人のこれからの長い人生、もちろんもっと大変なこともあるだろうけど、ひとつの大きな転換期を丁寧に描いてくれて本当によかったです。よかったしか言ってないけど笑。
利人のお母さんが本当に大きな役割を担ってて、ツラいお別れだったけど、二人のことをちゃんと見てくれて、背中を押してくれる姿がもう泣けるし、宮村さんもめちゃめちゃいい人だし、タニーもいいやつだし、光の家族も最高だし、もう本当にいい人たちに囲まれて、その人たちに見守ってもらえて、本当によかったよね…と二人の親のような気持ちになってしまった笑。あのマネージャー?の子のMVの話をしてるときの、光の何気ないカミングアウトの真摯な受け止め方とかも最高でした。優しい世界であった。。
利人のお父さんとはまだこれからって感じでもあるだろうけど、ご祝儀と久美さんセレクトのCD作って持ってきてくれるくだりとかもう本当によかった。。奥さんのことを尊重してるのも、それを踏まえて二人のことも考えようとしてくれてるのも伝わってくるのが良いですよね。あの場で息子に突然カミングアウトされて、すんなり受け入れるのが難しいのもわかるし、その中では一番いい別れ方だったなとは思うのですよね。別れ際にごめんて利人が言ったのには、ああ…!って思ったんですけど、光が超ポジティブに受け止めてくれたのも良かったなー。
光のお父さんはさーもうさーズルくないですか?光は年取ったらああいう感じになるんだろうか。最初に話しかけるのが、名前の話とか、もうさ…すごいよ。。からの、おめでとう、ありがとねとか、もうほんと、そんなんなかなか出ないでしょ…かっこよすぎる。。
いやなんかお父さんの話になっちゃったけど笑、本当に素晴らしかったです。
あとやっぱり描写がめちゃくちゃきれいだし、悪夢見て間違えて城之崎くんに抱きついちゃうところの利人の色気がすごかった…
なんかとりとめないけど、感想おしまい!
まとめて読んでよかった!新連載も楽しみです!
Posted by ブクログ
結婚式がこんなに感動的とは。
佐条くんのお母さんは、はじめからゲイである事を受け入れてるのかと思ってたのですが、葛藤があったんですね。
草壁くんにありがとうって仰るお姿が美しい。
お父さんの気持ちも分かるんです。妻が亡くなって、息子が男の恋人を病室に入れてて。今までの経緯を知らないのだからパニックになりますよね。
仕事ばかりで放置してたくせにとかあるけど、父親ってそんなものじゃないかな。
反対に草壁くんのお父さんにはびっくりしました。お母さんはイメージできたけど、お父さんはこうくるかあと。でもあのお父さんとお母さんの息子が草壁光なんだとしっくりくる。
こんなにずっと見守りたくなる2人ってなかなかないんですよね。ふたりぐらしもチェックしますが、できればおじいちゃんになるまでの読み続けたい。
空くんとはらせんも気になるので、こちらも続編ないかな。
Posted by ブクログ
『同級生』シリーズの続編のそのまた続編の2巻目。
2冊でひとつ、だね。
装丁が美しくって、繋げて眺めちゃった。
わかっちゃいたけど良かったねぇ、一緒になれて良かった、良かった、ホントに良かった。
冒頭の利人母と光のシーン、シリーズの中で一番泣けてしまったわ…
かわいい人だったな、利人母。
きっと利人父宛にも何かを遺して逝ったんだろうな、息子たちとダンナの為に。
良きでした。
Posted by ブクログ
草壁くん以外に焦る左条くん新鮮だわ〜
恋人と上手くいかなくて、これから本当に関係が切れるのかもって悩んでいる時に、相手の母親から「間違いなく あの子にとってあなたは一番大切な人よ」なんて言われたらもう号泣するわ。
鼻水ズルズル出して涙も止まらなくて嗚咽状態。
結婚式とても素敵でした。
お友達にズゴックのメンバー、原先生、みんなが祝福してくれて当日も晴れて。谷くんも相変わらずの友達思いの優しい人やった。
クッキーで作ったウェルカムボードもかわいい〜カメオ風だ♡ウェディングケーキも小さな二人が乗っててかわいい…♡♡
はあ…出逢いから結婚式まで駆け抜けて読み終わった。感無量。
結婚式場になった、「自由学園明日館」
窓がたくさんあって、光が降り注ぐのも、木がたくさん使われているのも素敵。
ブートニアと合わせたヴェールも似合ってた!
お幸せに。
初めて購入して読んだbl漫画
自分にとって初めてのbl漫画でしたがblの枠を超えてすごくピュアなラブストーリーでした。
少し大人になった2人でしたが、出会った時の高校生のままの純粋な部分が素敵なかたちで残っていて、最初の「同級生」を読んだの時のときめきを思い出させてくれました。
2人の恋の行方を見届けられて感無量です。
匿名
まさか泣くとは思わなかった
初めに発売された「同級生」から追いかけていましたが、本当に素晴らしい作品に出逢えて幸せです。こういったシリーズものは無駄な引き伸ばしで途中で飽きてしまったり、設定に違和感が出てきたりするのですが、こちらの作品は最後まで目が離せませんでした。本当にいろんな方に読んでほしい作品です。
好きという気持ち
高校生から大人になって、社会人になって、自分も周りも環境も変わっていく中で、二人の幸せをそれぞれに考え始めて・・・
家族の間にも距離や戸惑いがあったり、理解されない苦しみや受け入れてもらえない哀しみとか、あっという間に読み終ちゃった。
二人の笑顔が良かった。一緒に人生を歩む二人。いいね。
結婚式
男性同士の恋愛だからこそ考えさせられる問題や、性別に関係なくすべての恋愛で起こりうることが描かれていました。
同級生として出会った二人があの時の約束を果たし家族になったことがすごく感慨深いです。
ここがゴールではなく二人の道はこれからも続いていくんだろうけど、この瞬間を描いてくれた中村先生に感謝します。
二人の友人たちがみんな良い人で全員幸せになってほしいです。
佳き佳き佳き佳き佳き。。。
はぁーって大きく息を吐いて読了しました。幸せのお福分けを、ありがとうございます。
あとがき。めずらしく作者様は日付を入れずにサインされていて、ちょっと気になっています。
お母さんのお葬式に坊主頭光が現れ、そのあと2人で話すシーン泣けました。利人は拗ねちゃってたんですね、話せはなんて事なくても思い詰めてしまうと駄目ですね。
結婚式も素敵でした。
号泣
利人君のお母さん。。。めっちゃ良いお母さんで亡くなった今懐の厚い人だったんだなって。結婚式すごく良かった。号泣です。
必要です
番外編やその後の短編集をまとめた作品かなと思って読み始めましたが、普通に続編です。それも見届けるべき内容だと感じます。いい歳こいて泣けました。いい事ばっかりじゃないし、簡単に乗り越えられない事だってちゃんとある。BLはファンタジーかもしれないけど、そんな事ないかもと思わせてくれる最高の〆巻だったように感じます。是非、『同級生』を読んだことがあるなら、見届けてほしいなと思います。
高校生で青かった2人がどんどんお互いに1番大切な人になっていくのが感動します。
同級生シリーズの中で表紙が1番好きです。
中村先生の絵もシンプルで独特でとても良いです。
匿名
泣
普通に泣きながら読んだので何も見えない!
本当におめでとう。同級生から見てきていろんなスピンオフ作品も見ました。
2人らしい結婚式がとても素敵でした。
泣けました
アニメを見てハマりました。
佐条君の一見大人しそうだけど男っぽい所や草壁君のチャラそうだけど一途で可愛い所が何とも心にキュンと刺ささります。そして話の合間合間に挟まってる思い出の風景に心がホワァっとなります。
ハラセンやバンド仲間や友人達という愛すべきキャラクター達が一堂に会した結婚式は本当に素敵で幸せな気持ちになりました。
読んでいていつの間にか涙が出ていました。
叶うならばこの二人やみんなの今後の物語を見ていけたら嬉しいです。
素敵な作品をありがとうございます。
ありがとう~
"感動"の一言に尽きました。
『同級生』から始まった彼らの物語。
まるで、私も2人の友人のような家族のような気持ちで
2人と一緒に苦しんで泣いて笑って、そして幸せを感じることができました。
巻末の中村明日美子先生のあとがき……、号泣しました(笑)
物語が終わってしまったことへの悲しさと寂しさと、だけど、
明日美子先生の最後のメッセージで、2人一緒の人生がこの先も続いていくんだなぁということへの
安心感・幸福感で胸がいっぱいになりました。
ありがとうございました、幸せです、私(笑)
涙が止まらなかった
二人のその後が見られて、すごく嬉しかったです!
読んでいて涙が止まらなかった。
悲しい涙と、幸せな涙。
もう一度始めから読みたくなった。
二人の出会いから、歩んできた道を...
素敵なお話をありがとうございました!
これは泣くわ。
ずっとずっと見守ってきた2人がついに!っていうところで、泣くわ。まじで。お母さん。。。どうしてこんな試練を。人が幸せになるって簡単じゃ無いのかなぁって現実を突きつけられた気がした。
お父さん
やりきれない、厳しいカミングアウト。確執は残ったままで、もしかしたら父親は最後まで完全には認めてはくれないかもしれないけれど、、
Posted by ブクログ
泣くと思ったけど泣かなかった。ただただ尊い。ずっと浸っていられる世界が大好き。
好きなだけでは上手くいかない。2人だけの関係だけでなく、友達や親や学業や仕事…。全部ひっくるめて考えても一緒にいたいと思える人に出会えたのが奇跡だなとしんみり。
結婚だけが愛のカタチではないけれど、佐条にとっては結婚はムリと思いつつもとても大切な約束で、光にとっては同じではないのかと傷つく姿は辛かった。
母親とも父親とも、もっとこうしておけばと後悔が残る感じは読んでいて胸がザラザラしたけれど、それでも前を向いて2人で乗り越えていくんだろうなと思えるラストで、もう胸がいっぱいになりました。
続きを読ませてくれてありがとう。生きていくって、こういう幸せもあるから毎日がんばれるんだよね、と思える至高の一冊でした。
読むべき本
同級生シリーズを読んでいるなら、読まない選択肢はないです。blanc 1 から2までドラマがたくさんたくさんあり、本当に素敵な恋愛小説、いや漫画です。ピュアな2人を、ずーっと応援しています!
Posted by ブクログ
感動…泣きます…2人の物語の続きが見れるのは嬉しい反面、辛い事が色々あるだろうなと怖さもあり、でも読んで良かったと心から思いました。2人の未来が幸せなものであれと心から願います。
や
やばい、泣く。吐きそうよ。同級生のアニメからハマって、大人買いしてよかった。その始まりからこの中村さんの後書きまで、ひとつもブレる事無く、温かで優しく、半分現実で、美しく、人間らしく、また誠実でした。でもまだ卒業アルバム買えていないので、楽しみが残っているのさ。うふふ。
………
好きな人がいて、泣いて笑って悲しんで喜んでっていう毎日がすごく大事なんだなぁと改めて感じさせてくれる。こんな好きな人いたら、それはやっぱり一緒にならなきゃいけないよね。
Posted by ブクログ
BL作品でここまで感動したのは初めて
色々な出来事を乗り越えてきた2人だからこそのラストシーンは本当に素晴らしかった。この作品に出会えて良かった、ありがとうという気持ちでいっぱい
とてもよかった
2人の家族も友達もみんなあたたかくて、読んで幸せな気持ちになりました。二人の結婚式のシーンは涙が止まりませんでした。利人くんのお母さんと草壁くんのやり取りもとても素敵で、お母さんにも2人の幸せな姿を見て欲しかったなあとさらにわんわん泣いてしまいました。
2人の幸せな日々を願いながら、たまに読み返しています!!素敵な作品をありがとうございます!
あー
あーよかったですー。無事いろいろもろもろよかったですー。光の家族は素敵だなぁー。表紙がもう今思えばハッピーでした。ただ、谷くんの目がずっと死んでて可愛かったです。
Posted by ブクログ
光のお父さんが
「佐条利人くん」と呼んだとき
ぶわーっと涙が出てしまった。
「彼らは ここで 一緒になった。」
一緒という響きの甘やかさ、きらきら
きらきらは初夏のソーダのように
始まりのときのままで
最高です……!
涙うるうるで終了。
(紙でも購入したのにいつでも読めるように電子でも買ってしまいました)
同級生が私のBLの至極の作品なので
あの二人がかこうして読めて、幸せすぎます。
中村先生にありがとうございました、とお礼が言いたい気持ちでいっぱいです。
懐かしのキャラクターも沢山出て来てそれも凄く懐かしくテンションあがりました。
あと12巻、同時発売で良かったです。
1巻だけ読んで、あの状態で数ヶ月は堪えれなかったと思います!
利人&光に幸多くあれ!!
続編あると聞いてますのでそれも楽しみです。