モンゴメリのレビュー一覧

  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンシリーズは少女文学の代表となっているけど、とんでもない!
    偏屈で、頑固な、だからこそ愛すべき中年たちの短編集。
    モンゴメリの人間観察力&ユーモア満載なのだ。

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    2009年10月04日
  • ストーリー・ガール

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    やはりモンゴメリは外で読むのにぴったり。

    少年少女の仲良し組の話で、個性も面白い。恋愛系が苦手なので、そういった話が薄くて良かった。相変わらず、こんな子供時代を送りたかったと思わせてくれる。ただ、逆に言えば叶わぬ夢を見ているようで少し切ない。

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    2025年11月07日
  • 青い城

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    ネタバレ

    モンゴメリは、アン以外を初めて読んだ。恋人の小径が出てきて感動した。カナダの話らしい。プリンセスエドワードかな?親族が多すぎて意味わからんくなった。人生って面白いな、私もこんなふうに恋したいなと思える話でした。予感がしたら飛び込みたいと思います。

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    2025年10月18日
  • 青い城

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    素晴らしかった!!!
    読めば誰でもヴァランシーを愛さずにはいられなくなると思う。
    最初はイライラして仕方なかった親族たちでさえ最後は微笑ましくなってしまった。
    この本に出会えて良かった!

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    2025年10月05日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    言わずと知れた、名作中の名作。
    約120年前の小説なのに、全く色褪せる事なく子供から大人まで虜になるシリーズです。

    改めて読むと、人情味が溢れる、優しい内容でした。少しずつ成長していくアンが可愛らしく、時に頼もしくもあります。
    周囲を取り巻くマリラやマシュウも魅力的です。

    アンはとにかく、よく喋る女の子で一緒にいると疲れるな‥と感じたものの、理解力があり前向きです。ただ、とても頑固で意地っ張り。そんな欠点を描く小説も、アン・シリーズの魅力の一つかも知れません。

    ピクニックを待ち焦がれるアンが、「何かを楽しみに待つということが、そのうれしいことの半分にあたるのよ」とマリラに言った場面が印象

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    2025年10月04日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    美しい情景描写とアンの明るい性格が、心を温めてくれた。活力あふれるアンを心に宿し、現代を生きていこうと思う。

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    2025年11月02日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    再読。
    のんびり読み進めたため、またまた物語の初めの方の記憶があやふやですが・・・。

    ついにギルバートと結婚して二人の新居に越してきたアン。その新居こそが「夢の家」です。
    プリンス・エドワード島の全容を把握できていないうえに、ポロポロと読み落としているようで、アヴォンリーからどのくらい離れているのか、よくわからないまま読み終えてしまいました。

    新婚で幸せ絶頂期といったアンとギルバートがこの家で出会い、語り合う友人たちがとても魅力的なお話でした。
    灯台でひとりで暮らすジム船長、「男のやりそうなことじゃないですか」が口癖のミス・コーネリア、そしてなんといってもレスリー。
    幸せ溢れるアンよりも影

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    2025年09月24日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    この『アンの青春』はアン・シリーズの第二弾。
    16歳で少し大人になり、新任教師として働くアンだけど、やっぱり夢見がちで、美しい想像力が豊かなアンはそのまま。
    こういう少女が主人公の本は読んでいてとても清々しい気持ちになってちょっと自分の心がきれいになった気さえするから、好き。

    いろんな子どもが登場するが、子どもの純粋さが本当に微笑ましく描かれている。
    デイビーは手に負えないいたずら好きで、子育ては大変そうだな、なんて思わせられるけど、それを埋めてあまりある可愛さがしっかり描かれている。
    子どもならではの質問や理屈は絶品。
    メープルシロップを欲しがるのに、「アン姉ちゃん、そのおさじは去年より、

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    2025年09月14日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アンの青春に引き続いて読んだ。ややはまり気味。
    今回は、紆余曲折を経て幼少のころからの親友であったギルバートへの愛情に気づくお話。
    当初は、ギルバートの愛情を拒絶し、大学で知り合ったアンの理想通りのロイと付き合うアンには読みながらやきもき・・・。
    ありきたりの展開でも、こういうのがやっぱり楽しい(笑)。

    それでも、やはり名作。隋書に箴言が。

    そして、アンの友達でお金持ちで贅沢な暮しをしていたフィルも本当の愛を得て、質素な暮しが余儀なくされる牧師との結婚を選ぶ。
    その彼女の言葉も頼もしい。
    「お金持ちだった時とおなじく、朗らかに貧乏になってみせるから!」

    そう、卑屈な貧乏は苦しいからね・・

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    2025年11月02日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    1番初めに出てきたハリソンさん、最初は嫌なやつだったけどだんだんアンと仲良くなって可愛いおじさんに見えてきて最後には好きになってた

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    2025年06月28日
  • 銀の森のパット

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    モンゴメリらしい。最初はパットが5歳くらいなので、アンというよりリラのイメージで、最後までリラっぽいなと思った。主人公を取り巻く日常を上手く切り取って描写していて、これぞモンゴメリの真骨頂という感じ。

    変化は私も嫌いだ。美しい家と自然はここにはないから、いつも羨ましいを通り越して妬んでしまう。

    モンゴメリあるあるだけど、基本ハッピーエンドなのに時折ビックリする悲劇が待ち受けていた。

    面白いんだけど、自然描写や称賛はちょっと私にはくどかったかな。モンゴメリが書くのは続きが気になる本ではないので、次はもう少し刺激が欲しいかも。続きは、またオールドミスや結婚についてらしいのでまだ読む気にはなら

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    2025年06月20日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    物語の前半では見開き1ページがアンのセリフで埋まってしまうほどおしゃべりだったのに、どんどん大人びた少女になっていく描写が素敵でした。マリラとマシュウの愛情がとても感じられ、心が温まりました。また、日曜学校や寝る前のお祈りなどあまり馴染みのない文化を知ることができて楽しかったです。

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    2025年04月23日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    アンの天真爛漫な姿と
    その少女に、厳しくも温かい愛情で
    包むマリラの姿が、胸に迫った。
    『あんたには私がいるし
    私にはあんたがいる』とマリラが
    アンへの思いを口にする場面は
    胸が温かくなった。


    アン。あなたに出会えて
    私も幸せな気持ちになれました
    ありがとうね

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    2025年04月21日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    ネタバレ

    再読だからと、隙間時間にチビチビ読んでいたら、トータルすごい長い時間をかけて読み終わることになってしまいました。
    こういう読み方はレビューを書くにはよくないですね、初めの方の記憶が曖昧で・・・(汗)

    サマーサイド高校の校長として赴任したアンの3年間の日々が描かれるのがアンシリーズ5の本書。アンがサマーサイドでのあれこれを、レドモンドで研究を続けているギルバート宛に手紙で綴るといった形式が本書の多くを占めています。このような特徴で思い出すのはジーン・ウェブスターの「あしながおじさん」ですが、それとも少し違う形式でした。

    本書でのアンの家は2人の未亡人と家事全般を取り仕切るレベッカ・デュー、そ

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    2025年03月12日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    ネタバレ

    なんとあろうことか11巻の文庫本の裏で盛大すぎる一番のネタバレをされてしまったのでもうどうしようもない。悔しすぎる。ウォルターが戦死したって、せめてもう少しぼかせ。

    そして序盤だったので忘れそうになったけど、たった1文でマリラが死んでたと書くなんて!マリラの筆跡に手の震えを感じる記述があってから、マリラが死んだらアンがどうなるかと心配してきたのに呆気ないにも程があった。

    ウォルター大好きだ。そりゃあんな美しい自然があったらそうなりますよ。一緒に語る妄想をした。忠犬マンディも素晴らしい。スーザンが炸裂しているという感想をどこかで見た気がしたけどよくわかった!笑えるし良いキャラをしている。当時

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    2025年03月01日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    各章の話が短く、おやすみ読書に最適です。いい夢が見れます。
    アンの純粋で素直な心やは、元気や希望と人生の大切なことを教えてくれます。特に自然に対する彼女の幸福な様子は読んでいてこちらも幸せになり、また私たちの身近な幸せというものを気づかせてくれます。

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    2025年02月11日
  • 青い城

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    ネタバレ

    追記:ネタバレ設定を忘れていて、不快な思いをした方がいらしたようで失礼いたしました。
    現在はネタバレ設定をオンにしております。
    モンゴメリ作品は私などのつたない感想程度では正確に表現しきれるものではないし、色あせない物かなと個人的には思います。




    赤毛のアンの著者、モンゴメリの古式ゆかしいロマンス小説です。
    29歳のオールド・ミスの烙印を押された地味女性が、心臓疾患の余命宣告をされて好きに生きたらぁ!と覚醒、毒母・毒親族から逃走して幸せを掴む話。
    序盤のじっとり重苦しい感じでほんとこれ、ハッピーエンドで終わるの?と何度も裏表紙ひっくり返してあらすじ確認しちゃいましたわ。
    覚醒するまでが若

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    2025年01月24日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    アンの物語を読むとき、どの時代においても家の描写が細かく表現されている。どの家も目に浮かぶよう。次の巻も新しい家でのお話のようなので楽しみである。

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    2025年01月11日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    これまで、恋愛の萌芽のようなものはあったが、この『アンの愛情』に入って、ようやくそれらしい描写が見えるようになった。ギルバートやスローンがアンを好いていることが語られるし、ギルバートがアンの手に手を重ね、アンが軽く拒絶するという描写など。

    アンが自分の恋心との向き合い方がわからなかったものの、最終的には小さい頃から築かれていた友情が愛情に変わる様子は素晴らしいものである。

    独特ではありながら、学校という環境、勉強という生活態度によってアンは魅力的な女性に成長するわけだが、彼女がたくさんの人から告白されるというのは、当時の男性は知的な女性に惹かれていたことを示しているのか、作者のモンゴメリが

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    2024年11月13日
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―

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    ババアいてこますぞワレェ!!

    と思いながら読む部分があり、アン・ブックスを初めて読み飛ばした。人生良いことばかりではないけど、いや私は良い気持ちになりたくて読書をしているのだと思い、飛ばした。今までにもギブソン夫人だったか、極悪なババアが出てきたのでこういうところは短いといいな。

    公園で読書するのにアン・ブックスはもってこい。他の本も読んでみたけど何故かアンには敵わない。訳がダメでも世界的大ヒットは読めるのがすごい。

    シャーリーの話だけ何故かなかったので彼のことも知りたいけど、次巻はまたアンの周りの人たちのことなので出てこないだろうか。

    最後は「おいおいギルバート、でもモンゴメリだもの

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    2024年11月08日