モンゴメリのレビュー一覧

  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アンシリーズになると、好きすぎて感想がうまく出てこない!親友が亡くなったり、職場の人に陰口言われてたり、一人暮らしを始めて毎日生活に必死で、とにかく人生散々だーーーって、生きる意味なんて、、みたいなことばかり最近は考えていたけれど、これを読むと人生って素晴らしい!みたいな気持ちになれる。とにかく、小学生の頃からずーーっと、アンは私の人生に寄り添って、彩りを与えてくれて、しあわせに生きようって思わせてくれる。そんな存在です。

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    2025年12月03日
  • 新訳 赤毛のアン

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    河合さんが赤毛のアンを新訳!?と情報解禁の際に驚いたものの、考えてみればシェイクスピアが全編に散りばめられたアンの世界を、シェイクスピアの第一人者である河合さんが訳すのはとてもわくわくする流れで、大好きなアンの世界にまた新たな魅力が沢山見つかりそうで胸が高鳴る。

    不思議の国のアリス同様、沢山の翻訳家さんが訳してきた世界的文学作品であり、有名な名称や言い回しが多い作品だけに、新しく訳すことの難しさやどこに特色を付けていくか、往年のファンの方々への配慮など、細部に渡り大変でチャレンジングな訳業をこうして大御所である河合さんが新たに担ってくれたことに歓びを噛みしめながら読んだ第一巻。

    一番馴染み

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    2025年11月28日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    とにかく美しい小説だと思う。
    特に自然の情景に関する表現。
    森林の緑、花の色、香りまでもがリアルに感じられる。

    子どもでも大人でも、何度読んでも楽しい。
    読みすぎてボロボロになってるが、ずっと手放さずに置いておくだろうと思う。

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    2025年11月25日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    「道にはつねに曲がり角があるのだ」

    アンはなんて素敵なヒロインなんだろう。
    読んでいると明るく、そして自分が強くなれるような気になる。
    どんなことが起きても、アンのように人生を楽しんでいきたい。

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    2025年11月21日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    100年以上前の小説とは思えないくらいおもしろい。
    思わず病院の待合室で吹き出すくらいでした。

    子供の頃に子供向けの本でストーリーを知っていましたが、大人になって読むとアンがかわいい子供として見れたりマリラに共感することが多いので、また違った視点で楽しめました。
    また、短編がずっと繋がってるような構成なので少しずつ読むのに適していて、私は長文を読み続けるのが苦手なのでその点でも読みやすくて良かったです。

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    2025年09月20日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンシリーズの第4弾。
    私が赤毛のアンシリーズにはまってるという話をしたら、職場の友人が実家に揃っているというアンシリーズを持ち帰ってきてくれた。

    今回の話は、題名の通り、アンのまわりの人々のお話。
    アンは出てこないので、実はあんまり期待せずに読んだら、大当たり。
    アンを主人公にしたものに劣らず、むしろ短編で様々な人々の暮らしが書かれてある分、中だるみもなくテンポよく読めた。

    これを読んで、アンだけでなく、このモンゴメリという作者の描く人物はなんと魅力的なことか。この魅力的、とは完全な、という意味ではない。
    とっても人間味にあふれているということ。
    特に、この本ではユーモアのセンスが抜群に

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    2025年09月14日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    アンの好きなところは本当にたくさんあって、正直私の語彙力では表しきれない。
    一巻よりも大人になって、素晴らしい理想を持っていてもやっぱり現実では理想通りにはいかないし、アンが子供の時に大人に言われて嫌だと思っていたことを言ってしまったり、そういうことがちゃんと描写されているのがすごく好きだし、アンの人間としての深みを感じる、とおもう。
    ヨナの日の場面、小学生の頃に読んでいたその瞬間とか、その話をお母さんに話していたのとか、思い出した。赤毛のアンを通して幼い頃の自分にも出会えるのが、ただのお気に入りの本というよりももっと大切な、人生の相棒みたいな存在だと思う。

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    2025年08月26日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    昔読んだことがあったけど改めて読んだらすごく感動した。年齢と共に味わい方の変わる小説だと思う。
    アンの生い立ちが思っていた以上に不遇で、アンの性格がそれを感じさせなかったんだなと思った。人生をどのように捉えるのか、頭の中で何を考えるのかは自分次第。考え方次第でいくらでも自由になれるんだと教えられた。
    マリラとマシューが本当にいいコンビで、2人とも表現の仕方は違うけど心からアンを愛したからこそアンはあんなにグリーンゲイブルズを愛したんだろうなと思う。マリラとマシューはほんといい人!
    恋愛話が殆ど出てこないのもすごい。

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    2025年08月25日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    マリラやマシュウ同様、アンの虜になってしまった。

    アンが語る美しいグリン•ゲイブルスの風景や
    心躍る出来事は、まるで宝石箱をのぞいているようで豊かな気持ちになれた。

    何度も読み返したい1冊。

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    2025年08月23日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    小学生の時に青い鳥文庫で熱中してた赤毛のアン、村岡花子さん訳のが読みたくて、最初から全部読み返すことにした!!
    私が読書好きになった原点でもあり、ずっと心の1番奥の方にある作品。
    社会人になった今改めて読むと、毎日の生活を楽しもうという姿勢が失われていたことに気づいた。アンの発言、考え方、ページを捲る度に驚かされてばかりで、当たり前だけど小学生の頃と変わってしまったと思った。
    あとは、マシュウの章は、今年親友を亡くしたことと重ねて、すごく悲しかったしアンに共感しながら読めた。
    とにかくアンが愛おしくて愛おしくて、読んでる間じゅうずっと幸せな気持ちになって、私も人生がんばろうって思える。

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    2025年08月02日
  • シリーズ・赤毛のアン(1) 赤毛のアン

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    ネタバレ

    やっぱり名作。
    アンが決して素直ないい子ではなくて、頑固だし思い込みが激しいし、友達を選んでいたり失礼だったり要領が良過ぎて不気味だったりするけど、それも含めて面白い。
    最後の最後に大人になるのがまた感動。
    マシュウの台詞がいつ思い出しても泣ける。
    「そうさな、わしには12人の男の子よりもおまえひとりのほうがいいよ」

    ところでマシュウが亡くなってからギルバートと和解したと気づく。甘える男性も厳選するタイプだったりして。

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    2025年07月30日
  • シリーズ・赤毛のアン(1) 赤毛のアン

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    なんて瑞々しくて、生き生きとした物語なんだろうか!
    書かれてから100年以上経ってるなんて思えない。

    今でもアンやダイアナ、マリラ、マシュウ、アヴァンリーのみんなやミス•バーリーが物語の中で幸せに生きているような、心が沸き立つ気持ち。

    この世界の美しさ、自然の豊かさ鮮やかさが惜しみなく贅沢に散りばめられていて、読んでいるだけでこの地球に生まれたことに、感謝でいっぱいになる。

    赤毛のアンと出会えて良かった。

    一生の宝物になる物語です。

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    2025年07月04日
  • 青い城

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    とてもとてもよかった。
    モンゴメリは赤毛のアンシリーズ、しかも一冊しか読んだことがなかったけれども、心理や自然の表現がとても美しくて大好きだし、素敵な言葉がたくさんあるよね!というイメージで読みました。

    どんどん素敵になるヴァランシー、いいね〜
    当たり前だけどアンよりもヴァランシーに年齢が近いから、なかば友達に対する応援みたいな気持ちで読んだ!最後のほうは泣きながら読んでいたよ。とても気持ちがよく喜ばしい目の腫れだ〜!!

    どんな人にも青い城ってある。気になったらみんなにも読んでみてほしい!!!

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    2025年06月13日
  • 青い城

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    久々のモンゴメリ作品!
    赤毛のアンしか読んだことがなかったけれど、いちいち描写が美しい。

    自分を出せなかったヴァランシーが、誤診きっかけでやっと自分の人生を歩めるようになった。
    前半は退屈だったけれど、生まれ変わったヴァランシーの様子は読んでいてとてもスカッとした。

    後半のオリーブの手紙にニヤリとしてしまった。ずっと身内で自分が1番だったから悔しいんだろうなあ~~~
    でもヴァランシーの親族はどうしようもないな!

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    2025年06月10日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アンシリーズの3巻目。
    青春を謳歌するきらきらなアンがまぶしい一冊。
    アンとギルバートにはやきもきしたし、奔放なフィルがまさか!の堅実すぎるルートを選ぶのにはなんだか感動して胸が詰まってしまった。フィルに幸あれ!
    本当に人は変わるよなあ。
    アンシリーズを通して、普遍的な金言至言があちこちにちりばめられていて、時代を超えて胸を打つ。

    村岡花子さんのクラシカルな翻訳を読んでいるとタイムスリップした気分が味わえてデジタル・デトックスには最適である。スマホなんて見てないで袖がふくらんだドレス着たりイチゴ水(これは1巻だが)を飲んだり猫と遊んだりして過ごしたいものだ。

    そして、アンとギルバートの行く

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    2025年05月27日
  • 青い城

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    最高に面白かった!
    モンゴメリの書く物語はとても読みやすい。

    「絶望からの解放」。人生も折り返し地点にきて、先が何となく見えてきた私にとっても、ヴァランシーの行動に共感しすぎて勇気をもらえた。

    「月光さん」「青い城」「青髭の部屋」
    ワードも可愛くて好き。

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    2025年05月15日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    ネタバレ

    赤毛のアンがこんなに面白かったとは!
    言葉の洪水。アンは話し始めるのに、まず2ページくらい妄想を語る。目にするちょっとした事から盛大なファンタジーが展開して、予想外でめちゃくちゃ面白い。
    頭の中にイマジナリー・アンがいれば、変わり映えしない・ストレスばかりの毎日でも彩り豊かになるのでは。これから実践したい。
    子供の頃に読んだら、かなりポジティブに影響を受けたのではないかと思う。ちょっと残念。

    ただ、もうマリラぐらいの自分が読むと、アンの豊かな感受性から来る世界のきらめきも、愛情豊かな家族と周囲の人間関係も、かけがえのないいっときのものだとわかっていて。マリラと一緒で、幸せが身にしむほど泣きた

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    2025年05月04日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    原題:Rilla of Ingleside、炉辺荘のリラ

    原題の通り娘のリラの目線から物語は描かれている。
    のどかで平和だったカナダの田舎の町が戦争によって色褪せたようなイメージだった。大変な中でもリラはたくましく成長した。読み終えて清々しい気持ちになった。

    【赤毛のアンシリーズを全て読み終えて】
    アンの目線で書かれているのは2巻までではないでしょうか。アンが2行くらいしか出て来なかった巻もありました。
    それはさておき。カナダの景色をずっと思い浮かべながら読む事ができました。
    この物語が1908年頃に書かれていた事に驚きます。

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    2025年03月31日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    プリンスエドワード島に行く機会があり、その直前に初めて読んだ。子供向けの話かと思っていたら、家族や人の温かさが詰まっていて号泣。またすぐ読み返したくなった

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    2025年03月08日
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―

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    牧師館の子どもたちの「自分を育てるのは簡単なことさ!」というフレーズに胸をえぐられる思いがした。
    その子どもたちの5倍は生きているけれど今からでも自分を成長させる努力を続けたい。

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    2025年02月19日