モンゴメリのレビュー一覧

  • 青い城

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    ハードカバーで出ていた時は触手が伸びなかった29歳のオールドミスが主人公の物語。結婚していないというだけで半人前扱いをされつまらないジョークのネタにされ不機嫌を振りまく実母や親戚の言うなりに生きているヒロインが、あるきっかけから他人のためではなく自分のために生きようとする一年間の出来事。
    ロマンス小説を読み慣れたスレた読者としては最後のたたみ方にもうちょっと情緒があってもと思わないでもないが、ヒロインが自分のために生きる日々の描写が素晴らしいので欠点を補って余りある。

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    2018年01月03日
  • 赤毛のアン

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    老兄妹がじぶんたちのために孤児の男の子を引き取る手はずだったが、
    やってきた子は女の子。
    妹が「役に立たない」といやがるも、
    よくわからないながらもその女の子を気にいった兄のマシュウが
    「わしらがあの子の役に立つかもしれないよ」というところから始まっていく。

    アニメ化されていたり、
    名作として認識している作品ではありましたが、
    「子供向けにすぎるのではないか?」だとか、
    「昔の物語だし?」だとか、
    斜にかまえてなかなか読む機会がなかった本書。

    『花子とアン』の影響などはまったくないのですけれども、
    なんだか気が向いて、本屋さんで手に取っていたのでした。
    それで、読んでみたら、もうおもしろく

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    2017年09月16日
  • 丘の家のジェーン

    購入済み

    この本に出会えて幸せです

    赤毛のアンの作者の本だと知り飛びつきました。期待に反せずとても面白く、久しぶりに徹夜でいっきに読んでしまいました。続きを書けずに亡くなってしまったと知りとても残念です。アンとはまた違った魅力のある主人公が誕生していましたから。

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    2017年02月14日
  • エミリーの求めるもの(新潮文庫)

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    最後までハラハラさせられました。すれ違い、このままオールドミスで終わってしまうのかと。ペリーグッジョブです。二人とも本当に好きなひとと一緒になれてよかったです。

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    2016年11月01日
  • エミリーはのぼる(新潮文庫)

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    エミリーがどんどん大人になっていきます。そして叔母さまたちのツンデレ具合に拍車がかかり、エミリーに引き抜きのような話が出るとみんな寂しがる始末。あんなに冷たく当たっておきながら、いざというときには毅然と守るルース叔母さま、かっこいいです。これから今いる場所から頑張ることにきめましたが、うまくいくのか気になります。

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    2016年10月24日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    勉学と、遊びと、将来への希望と、自由に満ちた大学生活が描かれており、自分自身の学生時代の楽しかった記憶を刺激する。以前読んだときは、輝かしい学生生活という印象を強く持ったが、今回はそれ以上に、叶わぬ夢や行き違い、過去との変化を目の当たりにして感じるある種の哀愁といったものが強く感じられた。読むたびに新たな魅力を感じる、これからも大切に読んでいきたい作品。

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    2016年09月03日
  • 黄金の道 ストーリー・ガール2

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    ストーリーガールの後編。
    ストーリーガールやベブたちが、新聞を作るはなしを軸に、さまざまなエピソードが、美しいプリンスエドワード島の自然と共に綴られる。
    中でも印象的なのは、ぶきっちょさんの恋物語だ。自分の理想の女性の 部屋を作り、家具や洋服をそろえ、空想の女性と会話するすがたは、訳者もあとがきに書いているが、確かにストーカーじみていてちょっとキモい…。
    たが、その理想の女性そのままのミス・リードに出逢い、彼女もまた会った瞬間から、ぶきっちょさんに惹かれたというのはロマンチックだ。
    アンシリーズを読んでいて思うのは、男女には、必ず赤い糸で結ばれた相手がいるのだということ!他の誰でもなく、初めか

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    2016年08月06日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    赤毛のアン3作目
    大学にいったアンの話です。
    アンにもようやく?
    色恋沙汰がきます!
    でも他人の恋愛を手伝ってばっかのアンは自分の恋愛となるとわたわたしててわかるよわかるってなりました。
    しかし作中で
    病死してしまう人がいたり子供が産まれたり人生の中で死と生を深く感じる年齢になったんだなと思いました。
    実際この年齢になった時に死と生を近くで感じることが起きる気がします。

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    2016年04月16日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    赤毛のアン2作目
    双子がアヴォンリーにやってきます!
    また賑やかになります!
    双子は性格が違いすぎて男の子のデイビーは凄く話に絡んでくるのですが作中にもありますがいい子すぎて女の子の方は全然絡んできませんw
    ミスラヴェンダーの話もいいですね。
    アンが教師になり
    ポールとの関係が凄く微笑ましかったです。

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    2016年09月22日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    ネタバレ

    毎日毎日、本を読んでいるけれど、読書でこんなに泣いたのはホントに久しぶりだとおもう。
    個人的には、「赤毛のアン」に匹敵するくらい好き。
    第一次世界大戦が始まり、悲しいことが山ほど起こり、最初は悲しくて泣けます。
    が、最後の最後は命の大切さが見に染みて感じられる心からの涙を流すことになりました。
    マンデイの健気さ、心が締め付けられます。

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    2016年02月09日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    アンが結婚し、グリーンゲイブルスを離れてギルバートとフォアウィンズへお引越しをし、新たな人々と生活を始める話。ジム船長が可愛いです。話し始めると止まらず、どれを聞いてもきっと飽きない話なんだろうと想像できますし、コーネリアとの言葉の応酬も楽しいです。ジム船長がもっと若かったらこの二人が幸せになるのもありではと思えるほどです。近所に暮らすレスリーはこの上ない悲劇を背負って生きていて早く幸せにならないかと願わずにはいられないです。最終的にうふふな展開に進み、うるっときました。ジム船長も幸せな最後で、でもさみしいですね。コーネリアもきっとさみしがりますねきっと。次は大きな家にまた引越しをしますが、ま

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    2016年02月02日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アンの大学生活と恋で充実した日々を送るお話。思い描いていた男性と付き合うことになり、幸せを感じながらも、ギルバートのことも気になって、二人のすれ違いにハラハラします。

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    2015年09月05日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンの村の人達のいろいろな出会いと感動。最初、アンがあまりでないので、なかなか読み進められなかったんですが、ロイド老淑女の一途な想いにはハラハラさせられ食い入って読んでしまいました。

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    2015年07月09日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    赤毛のアンの3巻目。アンの大学生としての日々。輝くようでいて悩ましい生活の先に、ギルバートとの未来をようやく垣間見られそうな結末で、思わず涙が出ました。

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    2015年06月04日
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―

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    アンの子供たちの物語。どこかしら悲しい雰囲気が漂っているのは、第一次世界大戦が迫っていたからだろうか。子供たちは元気なんだけど。

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    2015年03月13日
  • アンをめぐる人々―赤毛のアン・シリーズ8―

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    「アンの友達」第二弾、といったところ。もうだいぶ前に読んだから、アンがどんな風に出てきたか忘れたけど、アンがちょこちょこ本の中から顔を出している気がする。

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    2015年03月13日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンがどこかでちょこっと出てきたりする、ユーモラスな、でもまじめな作品集。よく考えれば、アンはまじめだなあ・・・。

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    2015年03月12日
  • 銀の森のパット

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    銀の森屋敷に住むパットが、子供から少女になるまでのお話。
    かなり面白かったです。特にパットが月の下で踊り出す場面には笑いました。
    冗長な文章でかなり展開が遅いですが、成長小説が好きな方は絶対気に入ると思います。赤毛のアンシリーズが好きな方はぜひ、読んでみてください。

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    2014年12月07日
  • 赤毛のアン

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    ネタバレ

    大人になって初めて読んだが素晴らしかった。
    不遇な、まさにどん底生活からグリーンゲイブルズにやってきたアン。
    そんなアンを優しく温かく見守るマシュウ、厳しくも愛情深いマリラ、腹心の友ダイアナ。
    そんなエヴォンリーの住人たちが愛おしくて一気に読み終わった。
    アンが引き起こす騒動も楽しく、しかしそこに悪意は一切無く、彼女が健気に聡く立ち振る舞う様は文句の付けようがない。
    ギルバートとの確執からの和解も読んでいて(良い意味で)じれったくワクワクした。

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    2014年11月23日
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―

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    劇団四季の「赤毛のアン」観劇に合わせて。
    ミュージカルでも本でも、アンの後は気持ちがキレイになる感じがする。
    きっと登場人物のみんなが素直で優しくてユーモアがあって。普段のストレスを一瞬でも忘れられる素晴らしい本。虹の谷のアンは、アンブックスの中でもかなり好きな一冊になりました。
    残り2巻。大事に読みます。

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    2014年09月15日