モンゴメリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老兄妹がじぶんたちのために孤児の男の子を引き取る手はずだったが、
やってきた子は女の子。
妹が「役に立たない」といやがるも、
よくわからないながらもその女の子を気にいった兄のマシュウが
「わしらがあの子の役に立つかもしれないよ」というところから始まっていく。
アニメ化されていたり、
名作として認識している作品ではありましたが、
「子供向けにすぎるのではないか?」だとか、
「昔の物語だし?」だとか、
斜にかまえてなかなか読む機会がなかった本書。
『花子とアン』の影響などはまったくないのですけれども、
なんだか気が向いて、本屋さんで手に取っていたのでした。
それで、読んでみたら、もうおもしろく -
購入済み
この本に出会えて幸せです
赤毛のアンの作者の本だと知り飛びつきました。期待に反せずとても面白く、久しぶりに徹夜でいっきに読んでしまいました。続きを書けずに亡くなってしまったと知りとても残念です。アンとはまた違った魅力のある主人公が誕生していましたから。
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Posted by ブクログ
ストーリーガールの後編。
ストーリーガールやベブたちが、新聞を作るはなしを軸に、さまざまなエピソードが、美しいプリンスエドワード島の自然と共に綴られる。
中でも印象的なのは、ぶきっちょさんの恋物語だ。自分の理想の女性の 部屋を作り、家具や洋服をそろえ、空想の女性と会話するすがたは、訳者もあとがきに書いているが、確かにストーカーじみていてちょっとキモい…。
たが、その理想の女性そのままのミス・リードに出逢い、彼女もまた会った瞬間から、ぶきっちょさんに惹かれたというのはロマンチックだ。
アンシリーズを読んでいて思うのは、男女には、必ず赤い糸で結ばれた相手がいるのだということ!他の誰でもなく、初めか -
Posted by ブクログ
アンが結婚し、グリーンゲイブルスを離れてギルバートとフォアウィンズへお引越しをし、新たな人々と生活を始める話。ジム船長が可愛いです。話し始めると止まらず、どれを聞いてもきっと飽きない話なんだろうと想像できますし、コーネリアとの言葉の応酬も楽しいです。ジム船長がもっと若かったらこの二人が幸せになるのもありではと思えるほどです。近所に暮らすレスリーはこの上ない悲劇を背負って生きていて早く幸せにならないかと願わずにはいられないです。最終的にうふふな展開に進み、うるっときました。ジム船長も幸せな最後で、でもさみしいですね。コーネリアもきっとさみしがりますねきっと。次は大きな家にまた引越しをしますが、ま