モンゴメリのレビュー一覧

  • 丘の家のジェーン

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    どこにいてもひとつくらいはシミのように気になる事(か人)があるところに強く惹かれる。
    手元に置いておいて落ち込んだ時に読みたい本、再読あり

    村岡花子訳版も読んでみたい。

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    2025年02月05日
  • 青い城

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    ロマンス好きにとって至高の一作。オールドミス(未婚のアラサー)であるヴィランシーが、医者から「1年は持たない」と病気を宣告される。

    これまで不満は持ちつつ、人の言うことを従順な大人しい性格だった彼女は、周囲からもその性格を利用され、息苦しい人生を送ってきた。

    寿命があと1年しかないのだから、全てに正直に、嫌なことは嫌と言い、やりたいことだけをやろう!そんな彼女に最高の幸運が訪れる。

    「青い城」というのは、物理的に青い城があるわけではなく、ヴィランシーが幼い頃から持っている「私だけの誰にも侵されない素晴らしい居場所」と言うニュアンスである。

    モンゴメリの『赤毛のアン』を読む際に、「青い城

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    2025年01月31日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アヴォンリーに来たばかりの時と比べてだいぶ面白味のない娘になってしまったが、大学時代の瑞々しさや躍動感を眩しく感じながら読んだ。
    次巻も楽しみ。

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    2024年11月29日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    第1集の「赤毛のアン」もそうでしたが、生きていく上での振る舞いや人との接し方など、今の生活にも活かせるものばかりでした。
    この巻も終わりはギルバートとのやりとりでした。
    やはりアンにとって大切な人という位置づけなのでしょう。次巻に期待。

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    2024年11月21日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    どうあがいてもマリラ目線の年齢となりました。
    こんなにも愛を注いでいたんだなと、マシュウ、マリラと同年代だからこそわかる事ばかりでした。
    読み直して良かったです。

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    2024年11月12日
  • アンの娘リラ―赤毛のアン・シリーズ10―

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    赤毛のアンのシリーズ10を読み終わりました。
    実質的な最終章とのことでしたが、全般的に第一次世界大戦に突入した背景の中でのお話で悲しかったです。
    最後の最後で感動しました。大好きな終わり方。
    次は、赤毛のアンのシリーズ11に入ります。

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    2024年10月23日
  • アンをめぐる人々―赤毛のアン・シリーズ8―

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    アンシリーズは全部大好きですが、最も読み返してるのがこの本です。
    "アンの友達"の「隔離された家」も大好きなんですけど、ここに入っている「偶然の一致」「ジェーンの母性愛」「失敗した男」「ひとり息子」「ベティの教育」「没我の精神」が大好きで大好きで。
    モンゴメリは短編が本当に上手い。短い話の中でキャラ立てと背景と心情とがしっかり表現されていてとても感情移入出来る。
    特に「没我の精神」は本当に良い話。これはハッピーエンドでもなく、かと言ってアンハッピーでもない、今で言うメリバなんでしょうけど、理不尽さや家族愛やなんとも言えない不平等の中に成り立つ、もどかしい話なんですが、凄く好

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    2024年10月14日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    尊敬する宮本輝さんが、毎年読み返しているとのことで、読んでみた。還暦間近のおっちゃんが読んでも感動した。名作とはこういうものか。

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    2024年09月30日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    幼少の頃に抱いた幻想を次々と打ち破られながらも現実の中から自分だけの空想を大事にするアンの姿に胸打たれました。アンが大人になっていくことに寂しさを覚える場面もあったけれど根本的な人間性は変わらずアンはアンなんだなと気づかせてくれる描写がたくさんありました。なかでもポールとアンの2人が話してる描写は見るととても微笑ましい気持ちになります。
    そして最後の最後にやっと自分のギルバートへの気持ちを受け入れたアンをみて胸躍る気持ちでした。
    次シリーズからアンの隣にはギルバートがいるのかなと考えるとワクワクが止まらないです。

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    2024年09月26日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    これまでのアンの物語の中で1番好きです。
    アンの最初の妊娠を直接的な言葉は使わずに表現したのが素敵。
    そして、この時代今とは比べ物にならないほど出産は命懸けだったのがマリラの様子でよくわかる。
    その後のジェム坊の名付けのところでのミスコーネリアの言葉に笑った。
    キラキラネームはこの時代からあったのか!

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    2024年09月11日
  • 青い城

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    ネタバレ

    物語を読み終え、訳者あとがきを読んだとき「これを読んだとき、私の魂はまさに喜びうちふるえました」とあり、まさに!と思って訳者と語り合いたい気分になりました。本当にロマンス!ロマンスでした!29歳の女性が余命宣告とともに自由を得たのです、それはもう水を得た魚のように!風評は悪いけれど素敵でロマンチックな男に恋をし、結婚を申し込み、島で2人きりの同居生活!誰にも縛られることなく心のまま言葉を出せる、その相手が愛する夫である幸せ。同情でいい、自分を好きにならなくてもいい、それでも好きな人の傍にいたいという小さなわがままを通す主人公を応援せずにはいられません。そして、余命宣告が間違いだったとわかり身を

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    2024年08月30日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    昔、家の廊下の陽のあたる一角に、お気に入りのクッションを持ってきて座り、紅茶とアップルジャムパン片手にこの本を読むのが至福の時間だった。
    大人になった今でも心のなかに架空の村「アヴォンリー」が存在し、陽の当たる心地よい一角をかたち作っている。

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    2024年08月16日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    アンの生い立ちから、たくましい想像力が育ったんだろうけど色々な失敗や葛藤や悲しみや喜びを想像だけでなく経験できたのは、マニラ・マシュー兄妹のおかげだと改めて思う。

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    2024年08月14日
  • 虹の谷のアン―赤毛のアン・シリーズ9―

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    赤毛のアン・シリーズ9
    今回は、アンの周りの人達のお話。
    貧しい暮らしをしている牧師さんの子どもたちがメインに話が進んでいきます。とにかく、子どもたちが健気で可愛い!
    宗教色が強い内容になっていて、教会のしきたりみたいなものが厳格で大変そうでした。当時の時代背景なのかな。

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    2024年08月13日
  • 炉辺荘のアン―赤毛のアン・シリーズ7―

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    赤毛のアン・シリーズ7
    アンが主婦になり、夫のギルバートと可愛い6人の子どもたちと明るく楽しい生活を送るお話。
    アンの子どもたちが可愛らしい。愛に溢れた素敵な家族の姿に癒されました。

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    2024年07月30日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    赤毛のアン・シリーズ4
    今回はアンのお話ではなく、アンの周りの人たちのお話。それぞれの人間ドラマがとても魅力的で楽しいお話ばかりでした。

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    2024年07月30日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    赤毛のアン・シリーズ3
    アンの女子大生の日々のお話。
    どこにいてもアンは人気者。アンをめぐる恋愛模様は、青春そのものでドキドキしました。

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    2024年07月30日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    ミス•ラヴェンダーとポールの感性にとても惹かれました。私が赤毛のアンシリーズを好きな理由が明白になった気がします。

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    2024年07月04日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    読み返すのはもう何度目になるのだろう。10歳でアンを知ってからもう38年!何年経っても、アンは愛すべき少女。本をひらけば、アンと一緒に泣いたり喜んだり。歳を重ねていけば、マリラの視点でアンをみることもできてきた。リンド夫人は職場や近所にもいそうな人だし、ダイアナはいつもエクボがかわいい。マシュウのような、口下手で仕事熱心なおじさんもまた近所にいそう。アンと同じ気持ちで最初から最後まで読むことが逆にできなくて、途中からはアンを見守るマリラとマシュウの視点で物語を読む自分。そんな自分を感じつつ、アンの数々の失敗や輝かしい出来事に胸踊るのは初めて読んだ10歳の私を思い出させます。私の素を作った赤毛の

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    2024年06月12日
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

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    ネタバレ

    とても素敵な本‥なんでいままで読まなかったのだろう…
    アニメでは小さいときに見たことがあったけど、本だと細かいところまでわかってよかった
    マシュウが袖の膨らんだワンピースを買ってくれるエピソードが好きで好きで…
    アンの小さいときの想像力とおしゃべりがとても面白い
    だんだん大人になって、失敗もしなくなって立派になって、野心を持って、それを達成するところに成長を感じた。
    マリラの表に出さない愛情も素敵
    アンが言う、ぞくぞくする、っていう表現方法が好きだった
    割と、エピソードそのものを書くんじゃなくて、帰ってきてからアンがマシュウとマリラに話すっていう形が多くて、この本の特徴だなぁって思った
    リンド

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    2024年05月19日