モンゴメリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんで登場人物全員ジム船長をいい人と言うのかわからなかった。私ならレスリーにしたことについて殺意を覚えるけどな。
明るいところを描くアン・ブックスだけど、今回はちょっとびっくり。アンが幸せすぎていいなと思ってたので、人にはこういうこともなければ公平ではないと思う自分もいた。
相変わらず性的描写がなくて良い。特に海外の本は急にエグいほどの描写を入れてくるときがあるから抵抗がある。アン・ブックスはその点安心。
腹心の友がほぼ出てこず、すっかり新しい家庭を持ったアンに淋しくなる。こうやって疎遠になっていくよね。
あんな風に誰の前でも自分として振る舞える人たちが羨ましい。景色も気候も自然も羨ま -
Posted by ブクログ
さらに訳が酷くなっているのがもはやあっ晴れだがまあそれは置いておく。原作があるのに翻訳者が自分の解釈入れるなんておかしいとずっと思っている。
アンモテすぎやろ!あとパリピすぎ!という感想と、やはり何事もこれで終わりなのかとびっくりするほどあっさり進むので気持ちいい。3巻は思い切り恋愛付けだな。ルビー・ギリスにはびっくりだったな…。周りが自分を置いて大人になっていくと感じるアンには共感する。続きが気になる本よりこういう日常を追う本の方が公園で日光浴をしながら読むにはいい。
最後の最後をここでネタバレされて読んだのでそいつには適当なバチが当たれば良い。あと、裏表紙もしっかりネタバレなので次巻からは -
Posted by ブクログ
赤毛のアンの続編。モンゴメリはひとつのことをしつこく書かずあっさりとしているためイライラしづらくて良かった。特に何が悪かわからないという犯罪者の思考じゃないかと思ったクソガキデイビーについて、日々を長々と書かないでくれて助かった。学校の生徒どものことも。また、不幸に沈む出来事より幸せの割合が多いと思う。
快晴の日に公園で読むのにうってつけだけど、アヴォンリーに比べて日本はどこも汚らしくて公園の景色にがっかりしてしまいはする。
大人になっていくアンを寂しく思ったけど、2巻を読んで見ればそれはそれで楽しめた。今はさらに大人になってしまうアンを寂しく思う。シリーズ全部読むつもり。 -
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アンシリーズ第4弾。
アン自身は登場しないと知っていたので、前にシリーズを通して読んだ時には飛ばしていた本書。(確か、もう一冊飛ばしている気がする)
数回、アンの名前のみが登場し、一回アン自身が登場したと思います(あやふや)。
色々な本と同時読みしているためにかなり時間をかけて読んだので、やっと読み終わった今、12つの短編を思い返すと、どれもぼんやりとした記憶になってしまっているのが残念すぎる。けれど、どれも心温まるお話だったということは確か。周りや自分たち自身が問題で、なんだかんだと結婚できずにいる男女を描いたものが多かった気がするが、不思議と飽き飽きとしない。現代から見れば信じられないよ -
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小学生か中学生の時に読んだと思っていたけど、漫画を読んだのであってたぶん小説は初めて。漫画のコマが随分鮮明に脳内に思い出されて自分の記憶力に驚く。一体どれだけ読み込んでいたのだ。今回小説を読まなければ思い出さなかった映像だ。
サクサク進む書き方。アンにはいつまでも子供でいてほしいのに大きくなるのを残念に思ってしまう。まるでマリラじゃないか。次巻以降楽しめるかな。マリラとマシューの老いも悲しい。自分の親もそうなるなんて辛いな。アンの成長を感じたマリラに感情移入して泣いてしまったが子供いないし欲しくないのになんで笑?どちらかと言えばいつまでも子供のままの未熟な私なのでアンよりマリラに共感できたこと -
Posted by ブクログ
ネタバレきったかゆみえさんの訳を読みました。
ミスラベンダーの結婚あたりからすごく文章の魅力が増した
アンに質量を持った大人のロマンチックさが見えてきた
嬉しいことでもあるし、子供の頃のことから描かれてるから、これから親のような気恥ずかしい気持ちになる展開も当然出てくるんだろうな〜でもアンらしいブレなさは残るんだろうな〜
あと、ミスラベンダーが'"結婚式の後に新婚旅行に向けて屋敷を去るところで、夢や空想にいろどられた生活に別れを告げ、もっと実のある、現実の世界へと旅立っていった。"というところで、昔の恋人が戻ってきて結婚して、結婚式までめっちゃロマンチックな描写だった -
購入済み
とても素直な気持ちになれます
小さな主人公が成長するにつれ、
積んでいく経験や想いは
熟年になったわたしに欠けていた何かを呼び覚ましてとても幸せな気持ちにさせてくれる作品でした。 -
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42年前に購入、何度読み返したことだろう
今回30年以上ぶりの再読
村岡花子さんの訳は確かにちょっと不自然なセリフなどが満載だけど、読み慣れた私はそれが心地よい
吉屋信子さんの少女小説風言い回しとかも
デイヴィーの奇抜な言い訳やそれに対するマリラの突っ込みは今でも笑える〜
「あの素敵な香は樅の木の魂にちがいないわ」と言うアンに「木に魂なんてないわよ」と返すダイアナ。
性格の違いを見つけるのも楽しい
改めて素晴らしい翻訳だと思う
他の訳はまだ読めてないけどね
ミス・ラヴェンダーのロマンスはお気に入りのエピソード、ついつい読む速度が遅くなってしまう
いわゆる「散文的」な私はアンにどんなに憧れたか〜