モンゴメリのレビュー一覧

  • 青い城

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    ネタバレ

    読み始めて、うわぁ暗いしカサカサしてて読みづらいって思ったけど、余命がわかって吹っ切れてぶちかましていく所から爽快だった!自分の意思で自然の中で愛しい人と生きていく幸せな日々が生き生きしてた!かなり最高な日々だなぁ、最後のオチはそりゃやっぱわずらわしい、形ばかりの家族的にもめでたしだったかもだけど、一番グッと来たのはその前の踊るような島での日々だな。

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    2022年02月17日
  • 青い城

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    『赤毛のアン』を夢中で読んだあの頃を思い出した。瑞々しい表現にワクワクした。内容は大人になってからのほうが理解できる。抑圧感、同調圧力への抵抗(抵抗をスタートするときが最も難しいのだ、その通り!)そしてロマンスへの憧れ。ロマンスや人生の展開が物語特有のご都合主義と言われようと、モンゴメリはこれでいいのだ。とても良かった。

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    2022年02月07日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    空想好きなアンも大学生となり、過去二作には無かった、戸惑いや、嫌な一面が垣間見えたのが印象的で、そこには大人になっていくにつれて、ものの見方もそうだし、周囲の友人たちも変わっていくことへの、一種の諦観に近いものを感じたからではないでしょうか。

    健全な物語といいながらも私には、そうした年齢を重ねるにつれて、どうしても向き合わねばならない鬱陶しい思いをアンも味わうのだといった、予想だにしなかった思いは、逆に言えば、アンに何か神々しい偶像めいたものを、私が勝手に抱いていたんだなと悟り、こうした現実的な描写も見せてくれるところに、名作と呼ばれる所以があるのかもしれないなと思いました。

    また、「見え

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    2022年01月28日
  • アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5―

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    やっぱりアンは心が綺麗で素敵!お節介なところもあるけど、人のためにじっとしていられず行動してしまう。そんなアンがみんなに愛されるのは、アンがみんなのことを愛しているからだよな〜というのがわかる。
    ただ、みんな大好きギルバートにセリフが無いのは解せぬ笑
    まぁ、これからいくらでも出番があるのだろう…

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    2021年11月12日
  • シリーズ・赤毛のアン(2) アンの青春

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    ガッコの先生になったアンの日々の生活や
    変わらずのダイアナとの友情とか
    ご近所さんたちとの付き合いとか

    勝手に頭の中でNHKで放送してた「大草原の小さな家」が混じってくる(笑)

    小さな町のコミュニティで
    うまくやってくのは大変だろな
    噂好きのおばさんたちとかいるし
    うまくやれない人とか
    ちょっと過去になんかあった人とか
    生きづらそう…
    でもアンがそこをつなぐ役割なのかもしれないな

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    2021年09月17日
  • エミリーの求めるもの(新潮文庫)

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    読んだのは、もっと古い表紙のもの。アンほどの吸引力を読んでる時は感じなかったのに数十年経た今、アンよりも私の央に、心のヒダに浸透している。

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    2021年10月04日
  • 青い城

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    モンゴメリというと『赤毛のアン』しか知らず、そのモンゴメリが書いたこの作品はどんなものなのか読むのが楽しみでした。
    ミステリー作品以外でのどんでん返しを読んだことがなかったので、どんでん返しでスッキリしつつ幸せな気持ちにもなれました。
    主人公の自分のために生きようという行動力に驚きました。実際に行動して幸せをつかむ姿が素敵だなと思いました。

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    2021年03月23日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    大学時代のアンの話。主にギルバートとどう結ばれるかについて書かれている。子供時代とはまた違った楽しみ方になるが、相変わらず赤裸々なアンの気持ちが、ある意味とてもリアルに思えた。アン以外の人も含め、恋愛小説の要素が強くなっている。

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    2020年12月26日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アン自身のことではないが、そこまで期待してなかった割に面白かった。オールドミスの恋愛や、老人の希望についての物語が多く、泣けるものもあったほど。

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    2020年12月26日
  • 青い城

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    赤毛のアンシリーズはかつて夢中になって読んだ。モンゴメリの小説は人物や風景の描写が細部まで綺麗な言葉で描かれていて、どれも心地よく感情移入できて大好きな作品が沢山あった。この「青い城」は最近になって存在を知り読むに至った。登場する人物の描写、風景の美しい言葉の表現、ユーモア、物語の伏線の鮮やかな回収、ラストの大団円、存分に楽しみました。ストーリーは、中高生で読むより大人になって読む方が面白さが余計に理解できる内容だと思います。出会えて良かったと思えた一冊です。

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    2020年10月05日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    ネタバレ

    ミーガン・フォローズ主演の映画『アンの青春』では原作の2、3巻が下地になっている。
    本巻は映画には現れない様々な人物が登場する。古き良き大学といった感じで好ましい。
    フィリパのお嬢さんぶりはまるで若い世代にジェネレーションギャップを感じつつ感心するような気持ち。面食らう発言が多いのに全く嫌味がなく、ここぞと言うところでグッとアンの人生を後押しする。
    パティの家に住むみんなが学生生活を振り返るシーン、猫たち、帰省した時のアヴォンリーの様子、手紙のやりとりなど本筋に関係ない場面も面白い。
    アンが数名から求婚されて屈辱を感じる気分など、ひどいけど、でもわかる、若いなあと思う。人に好かれるという事実は

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    2020年09月29日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    アンシリーズの4冊目。
    メインの物語はちょっと休憩といった体で、
    アンをめぐる人々のスピンオフ的なお話。
    アンはあくまでも脇役として時々登場する。
    モンゴメリは本当に多くの短編を書いているのだが、
    「アンの友達」に収められた短編はコメディあり、
    涙あり、恋物語ありでどれも本当に面白い。
    珠玉の名作短編集だと思う。

    その中でも特に好きな話を選ぶとしたら、
    「ロイド老淑女」
    「ショウ老人の娘」
    「隔離された家」。
    あぁ、でも「オリビア叔母さんの求婚者」も良かったし、
    「ルシンダついに語る」も面白かったなぁ。
    結局選べない…。

    自尊心が強過ぎて素直になれない人が自ら招く不幸と、
    それを打開しハッ

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    2020年07月28日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    ネタバレ

    アンとギルバートの結婚式から始まり
    新婚時代を描いた巻である。

    若い幸福な二人を取り巻く人々が
    個性的で面白い。
    ことにジム船長の含蓄のある言葉の
    ひとつひとつに心を打たれる。
    私は本を読んで気になった言葉や
    いいなと思って心に留めておきたい言葉は
    書き出しておくのだが、この本に関しては、
    ジム船長の言葉ばかりである。
    私はもちろん、今生きている人たちにも
    響くであろう本質を突いた言葉の数々。
    ジム船長の言葉は耳を傾ける若い人たちを導き、
    諭し、まさに羅針盤のようである。

    10代の頃に読んだ時はレスリーとオーエンの
    ロマンチックな恋物語に心を奪われたものだが、
    今回はそれも楽しかったが、ど

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    2020年07月13日
  • アンの夢の家―赤毛のアン・シリーズ6―

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    アンの新婚生活が始まりました。前作のアンの新婚時代の話は、実はこの本の20年後にリクエストに応えて書いた本だったんですね。
    そうするとアンとギルバートが恋愛関係になった次作でこの新婚生活なので、確かにちょっと唐突な感じがしないでもないです。
    本書でも基本的にはアンが周りの人々と溶け込むにしたがって、周囲も幸せな方向に向かっていくという内容です。
    アンの第一子の死産という悲しいエピソードもありますが、おおむね明るく楽しい新婚生活です。マリラも度々新居を訪れるので個人的にはホッとしました。あれだけアンを愛しているマリラが疎遠になるなんて悲しいですからね。
    正直ネタ切れ感が否めない部分もありますが、

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    2020年06月29日
  • アンの愛情―赤毛のアン・シリーズ3―

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    アンや周りの人の成長が分かる第3巻。アンは大学生になり、新しい友達も増えたり恋をしたりして大人になっていく。

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    2020年04月23日
  • アンの青春―赤毛のアン・シリーズ2―

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    第1巻よりも少し成長したアン。しかし子供らしさも少し残っている。子供と大人の間の多感な時期のアンは、第1巻から続くダイアナやギルバート、マリラだけでなく、新しい出会いを通じて大人になってゆく。第1巻のストーリーが1番有名であるが、第2巻もまた面白い。

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    2020年04月21日
  • 果樹園のセレナーデ

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    モンゴメリ初期の長編ということで、たしかに未熟さもあり、最初からラストまで分かってしまうところはありますが、純粋な雰囲気もあって十分楽しめました。

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    2020年03月11日
  • アンの友達―赤毛のアン・シリーズ4―

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    Chronicles of Avonlea
    アンをめぐる周囲の素朴な人たちが愛ゆえに引き起こす、さまざまな事件 のお話し。

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    2020年06月06日
  • 丘の家のジェーン

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    現代の常識では、主人公の親は放任、祖母の態度は虐待でしかなく心が痛みますが、まあ時代が時代なのでしょうがないですね。
    とはいえモンゴメリですから、プリンスエドワード島が出てくると物事がうまく回りだすようで(笑)、全体的には楽しく読めました。

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    2020年02月27日
  • 青い城

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    人間、もうすぐ死ぬと思えば何でも出来るものだなと思いました。
    主人公のように、人生は限られたものだと割り切って、今までやらなかったことをやれれば良いですね。
    共感して勇気をもらえる女性が多そうな、良い内容だと思いました。

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    2020年02月26日