モンゴメリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
銀の森屋敷の日常のような生活をしたい。
おいしいご飯を作ってお腹いっぱい食べて、家や庭の手入れをしたり、近所でなにかあったら手伝いに行ったり…。自分の身の回りのことを精一杯やっていたら、もうそれでいいんじゃない? それ以外のことでやることが多すぎて、もうそれだけで疲れてしまう。なんだか空虚だ。
それから、クズ男あるあるの解像度が高すぎてえずくかと思った。ジュディが分からないと思って政治のことを聞くやつもいるし、しかも結婚のお祝いの席で。昔からクズはいるんだなと思った。滅亡しろ。
西部に行くか行かないかで揉めているとき、パットのお母さんの諦めたような台詞が気になった。「深く愛さなければいいの -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ありがたいことにわたしたちは知りあいを選びますからね。親戚の方はそのまま受けとるよりしかたがないし、そのなかに法をおかした者でもいなければありがたいぐらいのものですよ。」
くそうけ
レスリーの気持ちが結構分かってしまう。子供のこととかリアルできついなあ。自分のことならまだいいけど子供のことはさらにきついと思う。
幸せかどうかって、一般的な経済状況がどうかということよりも、相対する人に優しい気持ちを抱けるかどうかに集約されるよな
心が豊かかどうか
人の幸せや状況を自分と比べて妬まないこと
私は心が貧しく、人の幸せやわりあい裕福で愛情のある家庭で育った人を妬んでしまう
根に染み付いた性分だから -
Posted by ブクログ
『可愛いエミリー』と『エミリーはのぼる』とのエミリーブック三部作の完結編。モンゴメリの作品をほとんど訳した村岡花子最後の翻訳書と解説にて知る。
このエミリーブック三部作を読み終わって思いがけなく味わってしまったことは、野心と執念。「アン」シリーズのほのぼのとしたところからは想像出来ない。
書くことに憑かれたひとが苦闘といえるまでに書きつくしているさまに驚嘆した。また出版社に送って評価されるまでの執念がなんてすごいんだろう。そのエネルギーは幼くして孤児となったモンゴメリの自活したいという思いからだろうと察するが。
もちろんこの三部作はモンゴメリのモンゴメリたるロマンチックな物語が展開してい -
Posted by ブクログ
「赤毛のアン」より作者の面影が色濃いということで読んだ。
やはりヒロインは孤児の10~12歳の少女。アンのように派手な底抜けに明るいのではないけれど、想像力にとみ詩や物語好き。古ノートにいつも何かを書きつけているその様子がほほえましく、作家のめばえがうかがえる。モンゴメリ自身がそうであったのだろうと。
前半のエピソードは、「アン」のあのエピソードがこのエピソードと比較想像できて興味深く読める。だが「アン」のほうが構成の卓抜、人物表現の魅力、意外な展開で多くの人を惹きつけたのだなーと思うところもある。「エミリー」もフィクションだから事実をふくらまして書かれているが、こちらを素材と思わせる落ち