フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 絶望名人カフカの人生論

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    「怖くて電話が取れません」

    職場の後輩から、こんな相談を受けたことがあります。

    営業サポートを担当する彼女は少し前にお客様にキツく叱られたことがあり、それ以来

    また失敗したらどうしよう、
    叱られたらどうしよう、と

    心配のあまり電話を取ることができなくなってしまったようでした。

    私たちには時として、他人から見れば「何で?」と思うようなことが怖くなったり、心配でならないということがあります。

    「仕事に失敗は付き物、心配しないでまずはやってみれば?」と先輩にアドバイスされても不安は消えないし、怖さも無くならない。

    頭では分かっていても心配に心が潰されそうな時というのが私たちにはあります

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    2014年01月22日
  • ある流刑地の話

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    村上春樹の『海辺のカフカ』の中で大島さんがカフカで1番好きと言ってた変わった処刑道具の登場する話。どんな話なのか気になって気になって、でもどうやら絶版ぽいし…偶然見つけた古書店で購入。カフカの意味わかんない感じ結構やみつきになる。2011/065

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    2013年09月13日
  • カフカ寓話集

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    結構わかりやすいことをやっている。案外とおもしろい。けど、これって歴史的な価値?以上のものなんだろうか。カフカ以外の名義で、例えば無名の若い作家の名義で新しく出版されても評価されるんだろうか。なんて思った。表現をいじれば普通にウケるかな。孤独とか不安とか。ね。

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    2013年08月30日
  • カフカ寓話集

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    岩波文庫のもう1つのカフカの短編集です。
    個人的には「カフカ短篇集」の方が好みですが、カフカの短編を他にも読みたいって方はこちらもどうぞです。
    岩波文庫の短編集は、手頃で手軽に手にしやすい点で、おすすめです。

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    2013年07月11日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのエッセイや日記から、選りすぐりのネガティブ発言だけを集め紹介した名言(迷言?)集。「将来に」「世の中に」「自身の健康に」「親に」…ありとあらゆることに悲観的です。
    中身は全てカフカ自身の愚痴と諦めと絶望に溢れています。気付けば私自身も彼の影響を受けネガティブになるのではと少し心配もありましたが、全くの杞憂でした。
    彼のネガティブ思考は達人級なので「ここまで自分を卑下しなくても…」とやきもきし始め、気付けば会ったこともない彼を叱咤激励している自分がいます。

    カフカ自身を知れる興味深い1冊です。笑っちゃうくらいネガティブな面を知った上で、彼の作品を読んでみたいと思いました。

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    2015年04月20日
  • カフカ寓話集

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    初めてのカフカ作品。寓話が元々好きだったこともあり、残酷な表現も多々見られたが楽しく読めた。けれども、どこか不安になってくるお話たち。ちょっとしたスリルや奇妙な雰囲気を漂わせるお話を求める方におススメ。

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    2013年03月10日
  • 審判

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    カフカの作品を初めて読みました。個人的にはコナン・ドイルのような書き方だなと思いましたが、彼の作品よりもかなり読みやすかったです。


    物語はある日銀行員Kが無実のまま突然逮捕されることから始まります。Kは何故自分が逮捕されたのか罪名は何かも分からない、まさに不条理の世界に突き落とされます。次第にKの周りに変化が起き、最終的にKは数々の尋問の後極刑に処せられてしまいます。こんな展開はまさかあり得ないだろうと思うのですが、実はあり得るかもしれないという恐怖がこの作品から感じれます(物語の内容から後のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を予見した?)


    読んだ感想としては「序盤からの大展開は驚き」で

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    2012年02月16日
  • アメリカ

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    喜劇的な要素をふんだんに含み、現実的なストーリーで、一見カフカっぽくない作品でした。
    しかし、無経験な十六歳の少年が、異国の地アメリカで戸惑い、つまづきながらも必死で生活を確立させようとする姿は、現代の混沌とした社会で自身を確立しなければならない私たちの苦悩と共鳴します。

    学生時代にこの作品を読むと、さらに深く感銘を受けることができたかもしれません。

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    2011年09月23日
  • カフカ寓話集

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    「断食芸人」と「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」、「最初の悩み」、そして未完のままに終わっている「巣穴」がよかった。

    「巣穴」の主人公は未知なる外敵に怯え、完璧に作り上げた彼の巣穴をめちゃくちゃに掘り返しはじめる。
    しかし読者には、静謐な巣穴をこの上なく愛するこの「私」が誰なのか、いったいどのような獣なのか、まるでわからない。
    取るに足らないことに思える妄想に振り回され、ひたすら穴を掘り続ける「私」に、つい自分を重ねてしまったりする。

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    2011年01月06日
  • 審判

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    オススメはしません、多分万人にお勧め出来ませんよこれ。
    でも、オレ的には非常に面白かったです、いや、「笑える」という意味ではなくて、「それは有りなの?どうなの?w」という感じで。
    ( ゚Д゚)ハァ?な感じで、時々本から顔上げて、「…ちょ…え?…何?今、あんた何て?」と戸惑うこと多々。
    そういう意味で、面白かったです。そして、読みにくいですw読みにくいのは好きなんだよ、ああそうだよ、好きなんだよ!w
    それにしても、有り得ない話だ。謎の読後感でした。

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    2010年07月13日
  • 城

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    カフカというと、『変身』は広く読まれているのではないでしょうか
    朝、めざめると虫になってたという話ですが、
    『城』も、主人公のKが、ある村に到着し、自分を取り巻く状況を理解できないままに
    もがく様は似ている部分もあります
    しかし・・訳者さんにけちをつける気は毛頭ありませんが、読みにくい・・・
    恐ろしく会話が長いんですが、淡々と回りくどくて要点がよく分からない・・・
    分からなさ加減が、リアリティがあるし、
    カフカの不条理感を醸し出しているとも言えなくないのですが
    白状しますと、三度目の正直でやっと読破しました
    最初に手に取ったのは、10年近く前ですから、随分長くかかりました
    10年の間に、読み手

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    2010年04月17日
  • カフカ寓話集

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    カフカの書くものはなかなか難しい。けどこれは寓話で短いのばかりなので読みやすい。
    カフカのみょうちくりんなえがかわいい。

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    2009年10月04日
  • 審判

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    不条理文学

    二重生活

    掟の前で(+考察)

    女・女・女

    「犬のようにくたばる!」

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    2009年10月04日
  • アメリカ

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    主人公は、訳あって単身アメリカに送られたカール・ロスマンというドイツ人少年。ロスマンが新天地アメリカで波乱万丈の人生を歩き始める物語である。カフカの長編のうちで最もストーリーらしいストーリーを展開する。とはいえ、紋切り型のサクセスストーリーでは勿論ない。ロスマンの新生活は、不合理だが支離滅裂でもない出来事――いわば無合理な出来事――の連鎖に翻弄されつづける。翻弄されながらも、それを必要以上に悲観せずに健気に受け止めるロスマンのキャラクターが魅力的である。そして当然のように未完。

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    2009年10月04日
  • カフカ寓話集

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    やはり独特の悪夢っぽさが目に付きます。不条理さと唐突さの中にも何故か引き摺り込まれてしまう。個人的には「柩」が一押し。

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    2009年10月07日
  • 変身

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    どこかで鬱病の暗喩なのでは?というのを聞いたことがあったので、初めて読む時にそれを意識してしまった。
    解説の難しい話は分からなかったが、鬱病だと仮定するなら、最後はあまりにも可哀想で、自分の家庭と比較して考えてしまった。

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    2026年03月14日
  • 変身

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    ネタバレ

     不条理文学で有名な、カフカの代表作。
     目が覚めると巨大な虫になっていたという奇抜な設定に惹き込まれるうち、珍しく一気読みしてしまった。
     虫への変身が何を暗示しているのかについては諸説あるようだが、個人的には、ひょんなきっかけから家族や社会に見捨てられてしまうかもしれないという漠然とした不安感を表現しているように感じた。
     なんとも表現し難い読後感も含め、癖になる味わい。他のカフカ作品にも挑戦してみたい。

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    2026年02月24日
  • 変身

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    ネタバレ

    友人Uからのプレゼント。「自分や家族が虫になった場合にこんなにしっくりと虫になった事実を受け入れられるのか?」、そして「その状態から抜け出そう、もとの人間に戻ろうという努力とかはしないのか」という純粋な疑問を抱いた。バイオリン演奏以降の終盤の流れがクレイジーで良かった。

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    2026年02月18日
  • 変身

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    ネタバレ

    何とも不思議な小説だった。実際に自分が、突然虫になってたということを想像し、グレーゴルに感情移入しながら、虫になりきって読んだ。家族から最初は心配のため干渉されてたが、途中からは気持ち悪がられ、邪魔者扱いされる。最後は家族がグレーゴル抜きで幸せに向かっていくオチが、悲しく切なく苦しい。。解説を読んで、自分なりに解釈すると、カフカの生い立ちからきてるのではないかと思う。幼少時代の親から相手にされなかったときの孤独と、その後の干渉を小説に込めているのではないだろうか。内容は虫になったという話だが、読後に何とも言えない余韻が残る小説だった。

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    2026年02月17日
  • 変身

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    グレーゴルが何も報われないじゃないか!!
    なんだろ、何もすっきりしないな、いやすっきりする目的の本ではないな。
    色々と考える余地はありそうなので、また読み返そうと思う。

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    2026年02月12日