フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 審判

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    オススメはしません、多分万人にお勧め出来ませんよこれ。
    でも、オレ的には非常に面白かったです、いや、「笑える」という意味ではなくて、「それは有りなの?どうなの?w」という感じで。
    ( ゚Д゚)ハァ?な感じで、時々本から顔上げて、「…ちょ…え?…何?今、あんた何て?」と戸惑うこと多々。
    そういう意味で、面白かったです。そして、読みにくいですw読みにくいのは好きなんだよ、ああそうだよ、好きなんだよ!w
    それにしても、有り得ない話だ。謎の読後感でした。

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    2010年07月13日
  • 城

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    カフカというと、『変身』は広く読まれているのではないでしょうか
    朝、めざめると虫になってたという話ですが、
    『城』も、主人公のKが、ある村に到着し、自分を取り巻く状況を理解できないままに
    もがく様は似ている部分もあります
    しかし・・訳者さんにけちをつける気は毛頭ありませんが、読みにくい・・・
    恐ろしく会話が長いんですが、淡々と回りくどくて要点がよく分からない・・・
    分からなさ加減が、リアリティがあるし、
    カフカの不条理感を醸し出しているとも言えなくないのですが
    白状しますと、三度目の正直でやっと読破しました
    最初に手に取ったのは、10年近く前ですから、随分長くかかりました
    10年の間に、読み手

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    2010年04月17日
  • カフカ寓話集

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    カフカの書くものはなかなか難しい。けどこれは寓話で短いのばかりなので読みやすい。
    カフカのみょうちくりんなえがかわいい。

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    2009年10月04日
  • 審判

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    不条理文学

    二重生活

    掟の前で(+考察)

    女・女・女

    「犬のようにくたばる!」

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    2009年10月04日
  • アメリカ

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    主人公は、訳あって単身アメリカに送られたカール・ロスマンというドイツ人少年。ロスマンが新天地アメリカで波乱万丈の人生を歩き始める物語である。カフカの長編のうちで最もストーリーらしいストーリーを展開する。とはいえ、紋切り型のサクセスストーリーでは勿論ない。ロスマンの新生活は、不合理だが支離滅裂でもない出来事――いわば無合理な出来事――の連鎖に翻弄されつづける。翻弄されながらも、それを必要以上に悲観せずに健気に受け止めるロスマンのキャラクターが魅力的である。そして当然のように未完。

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    2009年10月04日
  • カフカ寓話集

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    やはり独特の悪夢っぽさが目に付きます。不条理さと唐突さの中にも何故か引き摺り込まれてしまう。個人的には「柩」が一押し。

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    2009年10月07日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    むずい!変身とかはもう少し読みやすかった。短編だし、日常のひとコマを切り取ったような設定なので、状況やセリフが難解ということではなく、するする読むのだけど、だんだん自分がなにを読んでるのか分からなくなってくるという、、、急に幻想の話なのか?と思ったり。
    解説を読んでからもう一度読むと、分かりかけるものもあり。一番簡単に読めた「流刑地にて」は、いちばんエグかったです。
    カフカはすごく評価されている作家ですが、わたしにはまだまだ経験値が足らんのか?でも、あと数回読んだら何か変わるのかもしれないという不思議な後ろ髪引かれ感は残っているのです、、、

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    2025年12月02日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    カフカの手記やノートに残された断片。短く、未完成のまま残された小説のかけらたち。 「小説のかけら」やネガティブな嘆き、読んでいると悩んでいるカフカの姿が感じられる。 断片も面白いし解説、紹介も良かった。

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    2025年11月24日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    かわいそうなグレーゴル。突然の悲劇にもかかわらず、まず考えるのは「仕事に行きたくないなあ」「もう少し寝ちゃおう」なのが病んでいる。「わかるなあ」と思ってしまった私も、一人前に社会人失格。

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    2025年11月18日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカが実際に残したメモや手紙などの言葉にフォーカスを当て、カフカという人物が如何に人生に絶望しつつも生きてきたのかを教えてくれる本でした。
    この本は、今人生に苦しんでいる人に届けるための本です。通常の精神状態で読んでもそこまで刺さるものではありません。(内容は面白いですが)
    そこまで世界を拒絶した人にでも届くのが、カフカの絶望なので。

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    2025年11月15日
  • 変身

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    突然、虫になった主人公の目線と取り巻く人々の言動、、うーん不思議。

    今で言うひきこもりを主人公に置き換えたら、なんとなく読めた。

    多分、、名作と言われているし、何度か読んで深めるべきなんでしょうが、、






    虫の描写がキモすぎて無理。

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    2025年11月02日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    同作者著『変身』と一緒に読んでみました。

    名言集みたいな詩集みたいな、、謎本。

    カフカが好きならバイブルになりうるし、一方全く響かない人も居るような、、。

    読み手の姿勢や状態によって一文一文の重みが変化しそう。(変身に対して変化。自ら重ねた韻を紹介する丁寧スタイル)

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    2025年11月03日
  • 変身

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    ネタバレ

    主人公が救われなくて苦しい
    でも彼の心情を知ることができるのは読者である私たちだけで、彼は言葉を話せないのだから家族は知る由もないよな
    虚無感に襲われている

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    2025年10月31日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    「変身」すら未読なのに短編集を読むという。
    それでも「判決」はカフカって感じの話なんだろうなと思った。客観的に読んでる感じでは、一人芝居乙…とも捉えられかねない、自分で事態をややこしくして自分から進んで悩みを大きくしているがいかにも小説家だなぁというのが正直な感想。

    「万里の長城」「バベルの塔」のような、何が始まるかと思えば完成したほうがいいようなそうではないような的な持論を延々に展開していくというものだが、理屈らしきものをこねこねして一歩も踏み出さないところは、なんだか私に似ていて好感が持てるのだ。


    話の内容もそうだが、解説も勉強になった。カフカが無名な頃に出版した新潮社の粋が伝わった

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    2025年10月22日
  • 変身

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    図書室。名作に触れたくて。
    ルッキズムとか障害とか老いとか、色んなことばが頭によぎってはいたけれど、あっさりした読後感。

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    2025年09月26日
  • 変身

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    グレゴールにしたらやるせない。
    家族にしたら最後はスッキリ。
    短い作品だが、なんとも言えない気持ちになる、心に刺さる内容

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    2025年09月07日
  • 変身

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    始まりから、びっくりしました。そして、人間として扱われなくなり最後は、、、
    終始、絶望・孤立を感じる内容でした。

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    2025年09月01日
  • 変身

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    起きたら虫に変身していたら、みたいなお話。
    イメージするだけで鳥肌ものだったが、日頃がいかに裕福に、自由に生活しているか、を改めて感じることができた。

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    2025年08月25日
  • 変身

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    グレゴールが虫になることで、いつもの日常の不自然さや家族との関係のぎこちなさが見えてくる話。変身はただの奇妙な出来事ではなく、日常の息苦しさや孤独を象徴していると感じた。

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    2025年08月24日
  • 変身

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    最初は文章のコミカルさから面白おかしく読んでいたが、読み進めるに従って辛くなってきた。父親は邪悪なものなので(一般的な文学での話ね)、ぞんざいに扱われるのは仕方がないとしても、母親や妹から目を逸らされてしまうのは悲しい。特に妹は一番の理解者だったので。

    物語がメタファーすぎてまだまだ理解が追いつかないので、他の方の解釈を読みたい

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    2025年08月22日