フランツ・カフカのレビュー一覧

  • カフカ寓話集

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    初めてのカフカ作品。寓話が元々好きだったこともあり、残酷な表現も多々見られたが楽しく読めた。けれども、どこか不安になってくるお話たち。ちょっとしたスリルや奇妙な雰囲気を漂わせるお話を求める方におススメ。

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    2013年03月10日
  • 審判

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    カフカの作品を初めて読みました。個人的にはコナン・ドイルのような書き方だなと思いましたが、彼の作品よりもかなり読みやすかったです。


    物語はある日銀行員Kが無実のまま突然逮捕されることから始まります。Kは何故自分が逮捕されたのか罪名は何かも分からない、まさに不条理の世界に突き落とされます。次第にKの周りに変化が起き、最終的にKは数々の尋問の後極刑に処せられてしまいます。こんな展開はまさかあり得ないだろうと思うのですが、実はあり得るかもしれないという恐怖がこの作品から感じれます(物語の内容から後のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺を予見した?)


    読んだ感想としては「序盤からの大展開は驚き」で

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    2012年02月16日
  • アメリカ

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    喜劇的な要素をふんだんに含み、現実的なストーリーで、一見カフカっぽくない作品でした。
    しかし、無経験な十六歳の少年が、異国の地アメリカで戸惑い、つまづきながらも必死で生活を確立させようとする姿は、現代の混沌とした社会で自身を確立しなければならない私たちの苦悩と共鳴します。

    学生時代にこの作品を読むと、さらに深く感銘を受けることができたかもしれません。

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    2011年09月23日
  • カフカ寓話集

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    「断食芸人」と「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」、「最初の悩み」、そして未完のままに終わっている「巣穴」がよかった。

    「巣穴」の主人公は未知なる外敵に怯え、完璧に作り上げた彼の巣穴をめちゃくちゃに掘り返しはじめる。
    しかし読者には、静謐な巣穴をこの上なく愛するこの「私」が誰なのか、いったいどのような獣なのか、まるでわからない。
    取るに足らないことに思える妄想に振り回され、ひたすら穴を掘り続ける「私」に、つい自分を重ねてしまったりする。

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    2011年01月06日
  • 審判

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    オススメはしません、多分万人にお勧め出来ませんよこれ。
    でも、オレ的には非常に面白かったです、いや、「笑える」という意味ではなくて、「それは有りなの?どうなの?w」という感じで。
    ( ゚Д゚)ハァ?な感じで、時々本から顔上げて、「…ちょ…え?…何?今、あんた何て?」と戸惑うこと多々。
    そういう意味で、面白かったです。そして、読みにくいですw読みにくいのは好きなんだよ、ああそうだよ、好きなんだよ!w
    それにしても、有り得ない話だ。謎の読後感でした。

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    2010年07月13日
  • 城

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    カフカというと、『変身』は広く読まれているのではないでしょうか
    朝、めざめると虫になってたという話ですが、
    『城』も、主人公のKが、ある村に到着し、自分を取り巻く状況を理解できないままに
    もがく様は似ている部分もあります
    しかし・・訳者さんにけちをつける気は毛頭ありませんが、読みにくい・・・
    恐ろしく会話が長いんですが、淡々と回りくどくて要点がよく分からない・・・
    分からなさ加減が、リアリティがあるし、
    カフカの不条理感を醸し出しているとも言えなくないのですが
    白状しますと、三度目の正直でやっと読破しました
    最初に手に取ったのは、10年近く前ですから、随分長くかかりました
    10年の間に、読み手

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    2010年04月17日
  • カフカ寓話集

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    カフカの書くものはなかなか難しい。けどこれは寓話で短いのばかりなので読みやすい。
    カフカのみょうちくりんなえがかわいい。

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    2009年10月04日
  • 審判

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    不条理文学

    二重生活

    掟の前で(+考察)

    女・女・女

    「犬のようにくたばる!」

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    2009年10月04日
  • アメリカ

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    主人公は、訳あって単身アメリカに送られたカール・ロスマンというドイツ人少年。ロスマンが新天地アメリカで波乱万丈の人生を歩き始める物語である。カフカの長編のうちで最もストーリーらしいストーリーを展開する。とはいえ、紋切り型のサクセスストーリーでは勿論ない。ロスマンの新生活は、不合理だが支離滅裂でもない出来事――いわば無合理な出来事――の連鎖に翻弄されつづける。翻弄されながらも、それを必要以上に悲観せずに健気に受け止めるロスマンのキャラクターが魅力的である。そして当然のように未完。

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    2009年10月04日
  • カフカ寓話集

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    やはり独特の悪夢っぽさが目に付きます。不条理さと唐突さの中にも何故か引き摺り込まれてしまう。個人的には「柩」が一押し。

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    2009年10月07日
  • 変身

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    ネタバレ

    「自分や家族が虫になった場合にこんなにしっくりと虫になった事実を受け入れられるのか?」、そして「その状態から抜け出そう、もとの人間に戻ろうという努力とかはしないのか」という純粋な疑問を抱いた。バイオリン演奏以降の終盤の流れがクレイジーで良かった。

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    2026年02月18日
  • 変身

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    ネタバレ

    何とも不思議な小説だった。実際に自分が、突然虫になってたということを想像し、グレーゴルに感情移入しながら、虫になりきって読んだ。家族から最初は心配のため干渉されてたが、途中からは気持ち悪がられ、邪魔者扱いされる。最後は家族がグレーゴル抜きで幸せに向かっていくオチが、悲しく切なく苦しい。。解説を読んで、自分なりに解釈すると、カフカの生い立ちからきてるのではないかと思う。幼少時代の親から相手にされなかったときの孤独と、その後の干渉を小説に込めているのではないだろうか。内容は虫になったという話だが、読後に何とも言えない余韻が残る小説だった。

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    2026年02月17日
  • 変身

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    グレーゴルが何も報われないじゃないか!!
    なんだろ、何もすっきりしないな、いやすっきりする目的の本ではないな。
    色々と考える余地はありそうなので、また読み返そうと思う。

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    2026年02月12日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    トーン・テヘレン著『ハリネズミの願い』を読んだ流れで再読。いや、再々再々読、くらい。暗い。

    『ハリネズミの願い』で「絶望することはけっしてない。絶望はできないんだ(p.26)」と言う陰鬱なハリネズミに、カフカか、と思ったのですが、カフカは「あらゆることに、わたしは失敗する。いや、失敗することさえできない」だった。あら思い込み。でも絶望の神といえばカフカよね。

    年に1度の100冊処分祭開催時、何度も何度も処分を検討しながら、結局手元に残る本。
    「手軽に絶望に浸りたい」という、あまりにもしあわせな願望がやって来たときにしっくり来る一冊。絶望の最中にいるときには読むべからず。

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    2026年02月11日
  • 大阪弁で読む『変身』

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    大阪弁の喋り言葉が続くと読みにくいかと思ったが、イメージしやすくて良かった。普通の翻訳を読んだのははるか昔なので再読して読み比べてみたい。虫のインパクトが強いけれど、話ができない病人とかに置き換えて考えるとかなりしんどい。

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    2026年02月01日
  • 変身

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    難しい。どう解釈したら良いのか、解説を読んでも分からなかった。時間をおいてまた読んでみようかと思う。

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    2026年01月29日
  • 変身

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    内容が面白いかと言われれば奇妙でさして面白くはない。

    グレーゴルの不遇に胸糞悪くなること間違いなし。家族のために働いていたのにある日突然理由もわからず巨大な虫になり、家族からは敬遠され部屋に隔離される。結局父親に負わされた怪我が決定打で死んでしまうも、誰も悲しまず忘れようとしている。なんならグレーゴルが虫になったことで家族一人一人が自立して前より良い生活を送れるようになったのに。

    最後の解説を読んだら、カフカ自身の生涯や生い立ちが反映されてるのかなと思った。ユダヤ人としての立ち位置が反映されてると思うと、ただの奇妙な小説と一生に伏すことはできないと感じた。

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    2026年01月05日
  • 変身

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    ネタバレ

    ある朝目覚めると巨大な虫になってしまった男、グレーゴルの話。

    家族のために一生懸命働いていたグレーゴルが虫になってしまったために家族から断絶され、気の毒でした。
    稼ぎ頭として一家を支えていたため、家族の生活も一変。
    両親、妹も働かないとやっていけなくなる始末。
    一家がグレーゴルに依存していたんでしょう。

    グレーゴルの見た目の変身だけでなく、グレーゴルを取り囲む周囲の変身も見てとれて面白かったです。



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    2026年01月01日
  • 変身・断食芸人

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     変身についてはある日突然、巨大な毒虫に変わってしまったグレゴールの話と知っていたが、結末は知らなかったので読んでみて驚いた。
     グレゴールが毒虫になってからというもの家族は大変な苦労をしてきた。中でも妹は毒虫となったグレゴールの食事を出したり、部屋の掃除をしていた。しかし、グレゴールが今まで家族を養うだけのお金を稼いでいたので、父親も母親も妹も働かなくてはいけなくなった。さらに部屋を貸していた人にもグレゴールを見られて出て行かれてしまう。グレゴールは妹にも迷惑がられて失意のうちに息を引き取り、また家族はそれを一切悲しまず、むしろ新生活だと喜んでいるようにも感じた。
     僕がグレゴールの家族だっ

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    2025年12月24日
  • 変身

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    海外小説はほとんど読まないが、有名どころだし読んでみるかと手に取った。
    小説部分はだいぶ薄い。十分な解説があったが、解説を読んでもそこまで面白さはなし。
    文学者が何をしてるか不明だったが、カフカはこう思われていたが実際は違う、よってこの文章はこういう意図に読める、と解説にあり、そういう仕事内容なのかと理解した。

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    2025年12月21日