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Posted by ブクログ 2021年03月30日
私は基本的にネガティブで心配性で厭世的なところがあるので、カフカと物事の捉え方がたぶん似たタイプなのかなとおもう。
身に覚えのある話が多すぎてとても心に刺さった。
好きだったのは、
『皇帝の使者』
『ロビンソン・クルーソー』
『アブラハム』
『メシアの到来』
『だだっ子』
『十一人の息子』
『断...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月02日
同じ訳者の「カフカ短編集」が面白かったので、こちらも読んでみる。
「寓話集」といっても、カフカがこれは寓話でこれは短編と仕分けた訳ではない。タイトルは、「カフカは現代の大人のための楽しい寓話である」という訳者の解釈から来たものだろう。
「短編集」を読んだときは、「そうはいっても、やっぱり暗い...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月13日
扉ページの次の絵。
この人はもうずっと深刻なままでいる。
このままもう立ち直ることはない。
この人は同一人物なのか、それぞれ別人なのか、男なのか、女なのか、作者自身なのか、赤の他人なのか。ひとつのストーリーなのか。
この人は、うな垂れ、手枷で曳きたてられ、法廷に立たされ、希望を持った次の瞬間に裏...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月03日
今日6月3日はカフカの命日ですね。
カフカ寓話集の題名に成っていますが、他に短編集の題名の作品が有るのであえてこの題名にされたとの事でした。
小品を中心に30話収録されています。
カフカは妹さんの下宿に転がり込んで創作に明け暮れたそうですが、書いては捨てるの繰り返しで、しっかり物の妹さんがカフカの捨...続きを読む
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