フランツ・カフカのレビュー一覧

  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    トーン・テヘレン著『ハリネズミの願い』を読んだ流れで再読。いや、再々再々読、くらい。暗い。

    『ハリネズミの願い』で「絶望することはけっしてない。絶望はできないんだ(p.26)」と言う陰鬱なハリネズミに、カフカか、と思ったのですが、カフカは「あらゆることに、わたしは失敗する。いや、失敗することさえできない」だった。あら思い込み。でも絶望の神といえばカフカよね。

    年に1度の100冊処分祭開催時、何度も何度も処分を検討しながら、結局手元に残る本。
    「手軽に絶望に浸りたい」という、あまりにもしあわせな願望がやって来たときにしっくり来る一冊。絶望の最中にいるときには読むべからず。

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    2026年02月11日
  • 大阪弁で読む『変身』

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    大阪弁の喋り言葉が続くと読みにくいかと思ったが、イメージしやすくて良かった。普通の翻訳を読んだのははるか昔なので再読して読み比べてみたい。虫のインパクトが強いけれど、話ができない病人とかに置き換えて考えるとかなりしんどい。

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    2026年02月01日
  • 変身

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    難しい。どう解釈したら良いのか、解説を読んでも分からなかった。時間をおいてまた読んでみようかと思う。

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    2026年01月29日
  • 変身

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    内容が面白いかと言われれば奇妙でさして面白くはない。

    グレーゴルの不遇に胸糞悪くなること間違いなし。家族のために働いていたのにある日突然理由もわからず巨大な虫になり、家族からは敬遠され部屋に隔離される。結局父親に負わされた怪我が決定打で死んでしまうも、誰も悲しまず忘れようとしている。なんならグレーゴルが虫になったことで家族一人一人が自立して前より良い生活を送れるようになったのに。

    最後の解説を読んだら、カフカ自身の生涯や生い立ちが反映されてるのかなと思った。ユダヤ人としての立ち位置が反映されてると思うと、ただの奇妙な小説と一生に伏すことはできないと感じた。

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    2026年01月05日
  • 変身

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    ネタバレ

    ある朝目覚めると巨大な虫になってしまった男、グレーゴルの話。

    家族のために一生懸命働いていたグレーゴルが虫になってしまったために家族から断絶され、気の毒でした。
    稼ぎ頭として一家を支えていたため、家族の生活も一変。
    両親、妹も働かないとやっていけなくなる始末。
    一家がグレーゴルに依存していたんでしょう。

    グレーゴルの見た目の変身だけでなく、グレーゴルを取り囲む周囲の変身も見てとれて面白かったです。



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    2026年01月01日
  • 変身・断食芸人

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     変身についてはある日突然、巨大な毒虫に変わってしまったグレゴールの話と知っていたが、結末は知らなかったので読んでみて驚いた。
     グレゴールが毒虫になってからというもの家族は大変な苦労をしてきた。中でも妹は毒虫となったグレゴールの食事を出したり、部屋の掃除をしていた。しかし、グレゴールが今まで家族を養うだけのお金を稼いでいたので、父親も母親も妹も働かなくてはいけなくなった。さらに部屋を貸していた人にもグレゴールを見られて出て行かれてしまう。グレゴールは妹にも迷惑がられて失意のうちに息を引き取り、また家族はそれを一切悲しまず、むしろ新生活だと喜んでいるようにも感じた。
     僕がグレゴールの家族だっ

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    2025年12月24日
  • 変身

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    海外小説はほとんど読まないが、有名どころだし読んでみるかと手に取った。
    小説部分はだいぶ薄い。十分な解説があったが、解説を読んでもそこまで面白さはなし。
    文学者が何をしてるか不明だったが、カフカはこう思われていたが実際は違う、よってこの文章はこういう意図に読める、と解説にあり、そういう仕事内容なのかと理解した。

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    2025年12月21日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    むずい!変身とかはもう少し読みやすかった。短編だし、日常のひとコマを切り取ったような設定なので、状況やセリフが難解ということではなく、するする読むのだけど、だんだん自分がなにを読んでるのか分からなくなってくるという、、、急に幻想の話なのか?と思ったり。
    解説を読んでからもう一度読むと、分かりかけるものもあり。一番簡単に読めた「流刑地にて」は、いちばんエグかったです。
    カフカはすごく評価されている作家ですが、わたしにはまだまだ経験値が足らんのか?でも、あと数回読んだら何か変わるのかもしれないという不思議な後ろ髪引かれ感は残っているのです、、、

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    2025年12月02日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    カフカの手記やノートに残された断片。短く、未完成のまま残された小説のかけらたち。 「小説のかけら」やネガティブな嘆き、読んでいると悩んでいるカフカの姿が感じられる。 断片も面白いし解説、紹介も良かった。

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    2025年11月24日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    かわいそうなグレーゴル。突然の悲劇にもかかわらず、まず考えるのは「仕事に行きたくないなあ」「もう少し寝ちゃおう」なのが病んでいる。「わかるなあ」と思ってしまった私も、一人前に社会人失格。

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    2025年11月18日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカが実際に残したメモや手紙などの言葉にフォーカスを当て、カフカという人物が如何に人生に絶望しつつも生きてきたのかを教えてくれる本でした。
    この本は、今人生に苦しんでいる人に届けるための本です。通常の精神状態で読んでもそこまで刺さるものではありません。(内容は面白いですが)
    そこまで世界を拒絶した人にでも届くのが、カフカの絶望なので。

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    2025年11月15日
  • 変身

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    突然、虫になった主人公の目線と取り巻く人々の言動、、うーん不思議。

    今で言うひきこもりを主人公に置き換えたら、なんとなく読めた。

    多分、、名作と言われているし、何度か読んで深めるべきなんでしょうが、、






    虫の描写がキモすぎて無理。

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    2025年11月02日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    同作者著『変身』と一緒に読んでみました。

    名言集みたいな詩集みたいな、、謎本。

    カフカが好きならバイブルになりうるし、一方全く響かない人も居るような、、。

    読み手の姿勢や状態によって一文一文の重みが変化しそう。(変身に対して変化。自ら重ねた韻を紹介する丁寧スタイル)

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    2025年11月03日
  • 変身

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    ネタバレ

    主人公が救われなくて苦しい
    でも彼の心情を知ることができるのは読者である私たちだけで、彼は言葉を話せないのだから家族は知る由もないよな
    虚無感に襲われている

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    2025年10月31日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    「変身」すら未読なのに短編集を読むという。
    それでも「判決」はカフカって感じの話なんだろうなと思った。客観的に読んでる感じでは、一人芝居乙…とも捉えられかねない、自分で事態をややこしくして自分から進んで悩みを大きくしているがいかにも小説家だなぁというのが正直な感想。

    「万里の長城」「バベルの塔」のような、何が始まるかと思えば完成したほうがいいようなそうではないような的な持論を延々に展開していくというものだが、理屈らしきものをこねこねして一歩も踏み出さないところは、なんだか私に似ていて好感が持てるのだ。


    話の内容もそうだが、解説も勉強になった。カフカが無名な頃に出版した新潮社の粋が伝わった

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    2025年10月22日
  • 変身

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    図書室。名作に触れたくて。
    ルッキズムとか障害とか老いとか、色んなことばが頭によぎってはいたけれど、あっさりした読後感。

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    2025年09月26日
  • 変身

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    グレゴールにしたらやるせない。
    家族にしたら最後はスッキリ。
    短い作品だが、なんとも言えない気持ちになる、心に刺さる内容

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    2025年09月07日
  • 変身

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    始まりから、びっくりしました。そして、人間として扱われなくなり最後は、、、
    終始、絶望・孤立を感じる内容でした。

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    2025年09月01日
  • 変身

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    起きたら虫に変身していたら、みたいなお話。
    イメージするだけで鳥肌ものだったが、日頃がいかに裕福に、自由に生活しているか、を改めて感じることができた。

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    2025年08月25日
  • 変身

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    最初は文章のコミカルさから面白おかしく読んでいたが、読み進めるに従って辛くなってきた。父親は邪悪なものなので(一般的な文学での話ね)、ぞんざいに扱われるのは仕方がないとしても、母親や妹から目を逸らされてしまうのは悲しい。特に妹は一番の理解者だったので。

    物語がメタファーすぎてまだまだ理解が追いつかないので、他の方の解釈を読みたい

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    2025年08月22日