フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 変身/掟の前で 他2編

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    見た目がまったく大きく変わったグレーゴルと、それに劣らず変わっていく家族の関係。

    淡々とした文体なのに心にくるものがあった。

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    2022年10月13日
  • 変身・断食芸人

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    変身について
    ・物語はグレゴールの主観でしかないため場面を想像しながら読むとコメディ的な面白さのある作品だった。
    ・好きな場面は母がグレゴールの部屋の家具を片付けるのを制止するところ。家具が無くなってしまうとグレゴールが人間であった事を否定するのと同じように、グレゴールがグレゴールである事はその周囲の認知によって成り立っている事なのだろうと思った。(グレゴールだけではなく人間全ての話)また、毒虫がグレゴールである根拠などなくそれが結果的に家族の不信感に繋がっているように感じた。
    ・その場で行われてる事の描写が事細かく描かれておりカッティングの悪い映画のような印象を受けてしまった。

    追記批評文

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    2022年10月12日
  • 変身・断食芸人

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    *カフカエスク

    *岩波文庫にしては本の厚みが薄い本なのですぐ読める

    *「変身」と「断食芸人」それぞれ設定が独特な感じがしたので他の本も読みたいと思った

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    2021年09月27日
  • カフカ寓話集

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    カフカは『変身』で好きになったが、本書でも、みぞおちを撫でられるような感覚が味わえる。

    ただし、それぞれの話が何を伝えたいのかは、理解できなかったので、今後再読し考察したい。

    哀れ、やるせなさ、うしろめたさ、気味悪さ、欺き、なんとも癖になる。

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    2020年12月31日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネタバレ

    悲しい出来事から立ち直る方法
    最初は悲しい音楽に浸る=同質の原理
    その後で、楽しい音楽を聴く=異質への転導

    勝つか負けるかより、手にしているモノをどう生かすか、のほうが大事。
    人生は常にわき道にそれていく。むしろそれが本当の道。

    一人でいれば何事も起こらない。

    「見る前に飛べ」行動を起こすためにはそれが大事。見たら飛べなくなる。
    人生の多くが、費やされてもなお人は何かをなしうる。

    セルフハンディキャッピング=自分にハンデを与えることで自尊心が傷つかないようにする心理。才能があると信じて、延ばす努力をしない、など。中島敦山月記など。
    試験の前日に片づけなど勉強以外のことをしてしまう心理。

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    2020年11月12日
  • 変身・断食芸人

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    ひきこもりが関係している気がしたがどう解釈するか悩む。読み返すたびに感想が変わる気がする。そこに面白さがあるのかもしれない。

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    2020年08月31日
  • カフカ寓話集

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    “生きていたければ出口を見つけなくてはならず、その出口は逃亡によってはひらけない。”(『ある学会報告』)

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    2020年01月08日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    【感想】シンパシイを感じたので、滑稽でもあり痛くもある。
    かつてカフカ全集は持っていた。が、いまいち良さは感じられず、同時期に揃えたカミュ全集ほど熱心には読まなかった。
    年を経ていくらか感じかたがかわっているのかもしれない?

    【内容】カフカの日記や手記や手紙が異常なまでの弱さを浮き彫りにする。

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    2019年08月12日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカの名前は聞いたことある程度で、初体験でしたがこの絶望っぷりは確かに何かを考えさせられる、不思議さがある。それでいて、人間であれば一度はよぎるような考えも多い、

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    2019年06月12日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    グレゴールくんは、両親と妹を養うため社畜暮らしをしているが、とある事情で働けなくなる。
    もちろん、仕事はクビに。
    今までグレゴールくんの稼ぎに頼っていた家族は、少しながら蓄えはあるものの、それぞれ仕事につく。
    グレゴールくんのお世話は疎か。
    グレゴールくんなんていなくなったらいいのに、そんな言葉を聞いて衰弱死してしまう。
    3人はそれぞれの職場に休暇届を書いてるんるんで外出。

    「とある事情」が、「虫になる」なのだが、「病気になる」に置き換えると、なんだかつらいものがある。

    お話はほとんどがグレゴールくんの視点なのだが、亡くなったあとのすーっと神の視点になって、残された三人の春になった感がなん

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    2017年07月14日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    まだ「変身」しか読んでないし凄さも分からないカフカだけど、こんな人間だったのかぁ。セルフハンディキャッピング、自己破壊的予言、学習性無力感、と役満レベルのネガティプシンキングのプロフェッショナルだったとは知らなかった。良く自死せずにいられたな、と不思議なくらい。知れば知る程ブロート含め周りの人間はなぜこんなにもネガティブな彼との関係を維持していたのだろうか。確かにどこか憎めない愛らしさは、彼の作品からも、そしてこれらの言葉からも感じたのだけれども。不思議だ。

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    2016年12月25日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    確かにネガティブな一言だらけだが,読んでいると,言葉の持つおかしみのようなものがじわじわ広がってくる.

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    2016年10月28日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ”君は君の不幸の中で幸福なのだ。”
    前からとても気になっていた一冊です。
    期待を裏切らないこの絶望っぷり。ネガティブ思考万歳!
    どんなことにでも絶望を見出せるネガティブのパワーはすごいですよ。
    私も同族なのでめちゃくちゃ共感できました。

    以下、印象に残ったのを備忘までに。

    将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
    将来にむかってつまずくこと、これはできます。
    いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 p24

    人間の根本的な弱さは、
    勝利を手にできないことではなく、
    せっかく手にした勝利を、活用しきれないことである。 p36

    孤独さが足りない。 p11

    ぼくの人生は、

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    2016年07月02日
  • カフカ寓話集

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    昨年上演された指輪ホテルの「断食芸人」というお芝居のタイトルが妙に記憶に残っていて、どんな話なのか気になって読んでみた。短編がたくさん入っていて、カフカさんが書いた棒人間みたいなイラストも載ってお得。

    わたしはどうも、意味をわかろうと読んでしまうため、カフカさんの小説は意味がわからなくて欲求不満になりそうになる。途中からそのことに気がついて、これは何かの隠喩だとか、この台詞の意味はこうなんじゃないかとか考えないようにして読んだ。

    現実はいくら知恵を絞ってみても割り切れない。割っても割ってもなにか余りがでる。そして、その余りは、気味が悪いというか…なんとも嫌な感じに胸に残る。ありそうもないよ

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    2015年07月10日
  • 審判

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    カフカの未完の長編。同じく未完の長編『城』と同じように、Kという銀行員が理由もわからぬまま逮捕され審判にかけられる不条理を描いたストーリー。Kが何を犯し、逮捕されたのかもわからないし、その辺は『城』と似たような感じ。カフカの小説を読むといつも出口がわからなくて抜け出せない。2012/701

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    2015年04月13日
  • 審判

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    不条理小説と言われているけど、えっ!こんなん当たり前だなぁ~マジありそうな感じがした。
    すごくリアル。

    まぁ…これもわたしが引退しちゃったせいなのかも知れないんだけど…

    Mahalo

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    2015年01月10日
  • カフカ寓話集

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    短編がメインです。1Pで終わっちゃう話も……(1Pってなんだよ)。
    一番印象に残ったのは「巣穴」。やたら長いくせに、主人公が「あああ、どうしよう、あああ」ってな感じでそのままフェードアウトする。読んでてかなりイライラした(悪い意味ではなくてです)。

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    2014年06月19日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネガティブな発言ばかり受け止めると、ほとほと疲れてくるが
    ふしぎなもので、読み進めるほどに複雑な思いにとらわれた。
    それは、これほどウザい軟弱男カフカなのに
    彼を肯定したり理解したりする思い。

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    2024年09月28日
  • カフカ寓話集

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    フランツカフカの短編集。

    長編はちょっとまだ荷が重いのかいつも途中で断念してしまうのでこちらを読んでみたら無事読破。

    摩訶不思議なカフカワールドに浸れました。

    「巣穴」、「アレクサンドロス大王」、「断食芸人」が好み。

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    2013年07月17日
  • 審判

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    たちの悪い夢。人生は恐ろしい冗談の連続だ。『城』のイメージとごちゃまぜになる。同じ世界なんじゃないか。

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    2013年01月18日