フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 家のあるじとして気になること

    ネタバレ 購入済み

    短編ながら

    ほんの数ページの超短編だけど面白い
    オドラデクの形容について頭の中でいろいろと想像してみるけれど、垂直辺りから断念。生き物?木?
    あれ?動くんだ?おやおや、しゃべれるんだ!みたいにボクの心を揺さぶられるのがとても楽しい

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    2021年03月02日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    解釈が難しい 描写がリアルで繊細。あり得ない設定でも一気に読者を自分の世界に持っていくところも凄いと思いつつ、この小説が表現しようとしたことが何なのかと問われると、実は全然わからないのがもどかしい。

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    2026年01月12日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    頭木さんの「みすず」の連載「咬んだり刺したりするカフカの『変身』」がすごく面白くて、でも、まだ本体をちゃんと読んだことないよなと思い(恥)とっつきやすそうなこの訳で。

    しかし、初心者にはもしかして、この訳、軽すぎるのかも? と感じました。ところどころ、コミカルさの表現が唐突に感じられたり。もちろん、原文が読めないのでなんともいえないのだけど。
    なので、別の訳でも読んでみよう。とりあえず池内紀さんの訳で、別の短編集を読む予定。

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    2020年10月12日
  • カフカ寓話集

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    ネタバレ

    掌編から短編まで計30作品。どの話も、カフカの姿がぼんやり浮かんでは溶け込む感じ。私の中で、特にその感覚が強かったのは「ポセイドン」。デスクワークする神というのも、それはそれで想像すると愉快。一番長い話は「巣穴」。アナグマなのかなんなのか。勝手に適当な動物を想像しながら、つくった巣穴に対する持ち主の考えを追う。ときおり挟まるカフカ直筆絵も突出した感性が滲み出ているようで、味わい深い小説集でした。

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    2021年08月13日
  • 変身・断食芸人

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    原書名:Die Verwandlung/Ein Hungerkunstler

    変身
    断食芸人

    著者:フランツ・カフカ(Kafka, Franz, 1883-1924、チェコ・プラハ、小説家)
    訳者:山下肇(1920-2008、目黒区、ドイツ文学)、山下萬里(1948-、ドイツ文学)

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    2019年11月14日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ポジティブなゲーテとネガティブなカフカの対照的な名言を集めた本。明るさも暗さも突き抜けてるからこそ心地よい。自分の気持ちがどちら側に寄っているかで響くものが違う。人生に立ち止まりたいと感じたら何度も読み返したい一冊

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    2019年03月31日
  • 変身・断食芸人

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    ネタバレ

    ある日突然虫になってしまったザムザ。
    そのあと戻れるというふうなハッピーエンドにもっていくことも、もっと残酷な仕打ちで終わらせることもできただろうけど、淡々とザムザが死んで、ザムザが必死で支えてきた家族はザムザが死んでくれて喜ぶという流れになっていてすごくリアルな感じがした。
    虫になるというとファンタジーすぎて一瞬ピンとこないけど、これが仕事をバリバリしてて家族から頼られてたのに病気なり怪我なりで働けなくなり家族に今度は面倒をかける側になってしまった
    …と考えるとゾッとする。
    これは結構あることで、自分も自分の身の回りにもいつ起きるか分からないことだから。

    断食芸人も、人に理解されないまま自

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    2019年01月21日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    ネタバレ

    クンデラを読んだからか。
    カフカが読みたくなって、古典新訳文庫からこれを探す。

    変身は、昔、新潮ので読んだつもりでいたけど、どうやら一章しか読んでなかったんじゃないかな?二章、三章は記憶になかった。

    これは何の話なのか?
    読んだ誰しもが繰り返し考えてきたのだけども、さてしかし実際、何の話なのだ。

    それぞれのそのときそのときの背景とアナロジーされるのだろう。不条理?んー、というよりも象徴っぽさなのでは?
    構造的なのかもしれない
    「これを自分の環境に置き換えると、、、」
    そこに自分を取り巻く構造が見えてくる。

    好きじゃないのは、死を用いること。死は物語を途端に全部過去にしてしまい、どうでも

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    2019年01月08日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのような人でもこんな事を考えるんだなぁと驚いた反面、カフカその人に対して興味を抱いた。機会があれば作品を読んでみようと思う。

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    2018年08月28日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネタバレ

    *「いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです」これは20世紀最大の文豪、カフカの言葉。日記やノート、手紙にはこんな自虐や愚痴が満載。彼のネガティブな、本音の言葉を集めたのがこの本です。悲惨な言葉ばかりですが、思わず笑ってしまったり、逆に勇気付けられたり、なぜか元気をもらえます。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはいた、巨人カフカの元気がでる名言集*

    「将来にむかって歩くことは僕にはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」
    って、もう振り切り過ぎでしょ!

    ネガティブなのに、何故か可笑しくて、共鳴してしまうカフカの名

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    2018年03月01日
  • アメリカ

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    審判、城に続く、孤独三部作。
    審判や城では、手探りで何も見えない大きな機構や仕組みに取り残された、閉鎖空間に閉じ込められた叫びが感じられた。その一方で、このアメリカは、そういうところから離れてどこかのびのびとしているような気がする。
    どちらかと言えば、偶然に偶然が重なって、システムの中を漂流し続けなければならない、そういった類のものであると感じられる。行く先々で、システムに溶けこもうとするも、ちょっとした縺れからすぐに異分子として爪はじきにされてしまう。どこまでいっても、この広大なアメリカという土地では、カールは異邦人でしかない。
    転々としていくだけでは、おそらく書いていて辿りつく場所が見えな

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    2017年01月22日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    一回りして面白いとあったが、まさにその通りの本。
    ほんとうに生き辛い人だったに違いない、と断じていいものか迷うがおそらくそうだっただろう。

    しかしながら、生涯独身で病気で早死にしたカフカよりも
    もっとずっと色々欠けている(私含め)人だっているぞ!
    と思いながら読んだ。
    (厳格な親だが裕福な家に育ち、婚約を3回もでき、つかの間の恋人もいて、社会と完全な断絶もしていないで、なにが絶望だコノヤローとも思った)

    ばっさり切り捨てるなら、ただ甘い。

    でもその甘さをあのように惨めなほどに吐露する能力は素晴らしい。そして、彼の作品もけっこう好きだったりする。
    世の中は簡単ではない。

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    2016年10月03日
  • カフカ寓話集

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    カフカの残した30の寓話。そもそもカフカの作品は寓話なのだから前出の「カフカ短編集」と対を成す必要もないだろうと感じたが、なるほど本作は寓話性が高い。

    孤高の作家カフカ。謙虚な作家カフカ。

    そんなイメージを持っていた。

    しかし、池内氏の解説にあるように虎視眈々と己の時代がやってくることを待っていた、野心家カフカという視点は一考に値する。
    野心家としての視点をもってしても楽しみが変化する作品群で、カフカのベールが未だ謎に包まれていることを感じさせる。

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    2016年08月27日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    絶望名人カフカの人生論
    カフカの人生と共に語る「絶望の名言集」。
    自分の将来、世の中、身体、親、学校、結婚、食べ物から睡眠までカフカは日常のあらゆる事に絶望していた。勿論、彼の言葉が本心なのかどうかは誰にも分らないが、彼が書いたものにはネガティブな言葉しか並んでいない。小説同様、日記や手紙、ラブレターに至るまで、楽観的な記述が無く、現代人の悩みの全てを先取りしたような印象を受けた。
    彼は絶望していても、実際は裕福な家庭で育っており、会社勤めもこなす(遅刻は多かったらしいが)普通の人生を送っていた。ただ、あまりに理想が高すぎて、自分の現実とのギャップを感じていたのだろう。自分の人生に絶望しても、

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    2016年03月13日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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     陰と陽。両極端な二人の狭間から生まれるものは。


     作家界の二大巨塔ゲーテとカフカ。かたや25歳にして『若きウェルテルの悩み』が大ヒットした独を代表する文豪。かたや多数の作品を生み出しながらも死後40年あまりも評価がされることがなかった不遇のオーストリア保険局員。そんなポジティブとネガティブを象徴させる二人の名言を、テーマごとに対比させてみるという面白い試みをしたのがこの本。


     「太陽が輝けば、ちりも輝く」ゲーテ
     「暗闇に戻らなければなりませんでした。太陽に耐えられなかったのです」カフカ


     偉大なる存在のもとにあって、その恩恵を感じるか自身の小ささを思い知るか。自分がその場に相応

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    2016年02月17日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネガティヴ過ぎて心身ともに疲れ果て、41歳の若さで亡くなったカフカ。

    心配しすぎて不眠になり、病気になり婚約破棄三回。貧乏から叩き上げで一代で財をなした父の強さ、巨大さに怯えるように自己を卑下し、生まれつき裕福で長身痩躯、労働を嫌い、世間に評価されない(当時は)作品ばかり書いたカフカ。

    面倒くさいこと甚だしい男です。が、このネガティヴさは旦那に少し似てる…。

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    2016年01月22日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    面白かった。
    私も相当ネガティブな思考の持ち主だと常々思っていましたが、
    それを遥かに上回るネガティブぶりに、何だかホッとします。
    カフカ、色々と突き抜けています。
    ネガティブな言葉でホッとするって
    考えてみれば変かも知れませんが、
    自分よりネガティブな人を見つけると
    「えっ!いやいや、そんな風に考えなくても…」と思えるし、
    自分自身の考え方を客観視するきっかけにもなりそうです。

    悲しい時に明るい曲を聴くよりも、まず悲しい曲を聴いてから、
    明るい曲を聴いた方が良いらしいので、
    言葉も同様に、落ち込んでいる時はポジティブな言葉よりも、
    まずネガティブな言葉を身近におくのもアリ?

    こんなにネガ

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    2015年12月05日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    構成もデザインもナイス。
    内容もゲーテとカフカの言葉なので外れなし。

    どっちかをageてどっちかをsageるもんでもなく、対比させて陰と陽を楽しむといいよ。希望名人ゲーテが眩しいときはカフカの言葉に浸り、絶望名人カフカが鬱陶しいときはゲーテの言葉を謳えばいいよ。

    中庸万歳(ぇ

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    2015年08月09日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    タイトルと相反してとてもとっつきやすい内容。必要なひとには必要な本かもしれない。共感できておもしろかった。カフカに興味をもつきっかけになった。

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    2015年03月24日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ことごとく、自分次第。
    自分が、かなりカフカよりだということに気づかされる。
    でも。カフカほどではない。
    自分の出来る範囲を決めてしまい、自分の周りからの評価をきめつけている。常に不安をおぼえ、余計なことを考えている。
    ゲーテは、少なくとも自尊していて、明るく前向きに過ごすことを常としている。
    根っからのものではないとしても、どう思うかは自分次第なんだなと思う。
    自分も自分の力で、もっと前向きになれるようにしたい。

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    2015年03月12日