フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 変身

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    グレーゴルが姿を変えてから日に日に家族の扱いがひどくなり、疎外されていく。
    私たちの社会でも人として役に立たなくないと判断されてしまった人たちが排除されてしまうという現状が描かれているような気がした。

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    2025年10月16日
  • カフカ俳句

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    カフカの作品や日記・ノートなどから選んだ語句を自由律俳句としてとらえて紹介している。訳者による解説も含めて、納得と感動だった。

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    2025年04月20日
  • 変身・断食芸人

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    カフカ 「変身」
    2回目読んだ時にやっと物語のあらすじが分かった。
    朝起きたら毒虫になったグレゴール。今までは家族を養う大黒柱的な存在だったが虫になったことで立場は一転、みんなの邪魔元に成り下がってしまう。
    そんなグレゴールはかつて、妹を音楽学校に進学させたいという夢を持っていた。
    そんな思いやりに溢れた優しい兄なのだが、自身の姿が毒虫になったことで、家族からぞんざいに扱われ、自尊心を失っていく様が痛ましい。
    最初はグレゴールを献身的に世話していた妹でさえ、ご飯を足で蹴り与えるなど次第に愛がなくなっていく。

    何か相手にしてあげたいこと、優しさに溢れた思いやりを持っていたとしても、自分の立場や

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    2025年04月05日
  • 変身・断食芸人

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    変身はもう感想書いたので断食芸人の方
    自分の欲求が満たされず忘れられて死ぬなんてことがあっていいんか!!!!
    頭を抱えた

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    2025年03月19日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    ネタバレ

    2025/3/14-17

    ●判決
    ほんとに全く言っていることが分からず…感想がかけない。。

    ●変身
    やばい変身にはめちゃくちゃ考えさせられた…ただの深読みのしすぎかもしれないけど、、
    長くなりそうなのでどうでもいい感想から先に↓
    1 虫ってこんな気持ちなのかな?と謎に虫視点に立てた
    2 家族が同じ状況になったらどうする?って考えさせられた

    1 私は虫特にGがこの世で一番大嫌いなのだが、グレーゴルが変身しちゃった虫は勘だけどGなんじゃないかなぁって。周囲の人々の生理的な嫌悪感を見ていても、身体の特徴を見ていても、食べなくてもしばらく平気だというのを見ていても、そう思った。それで、Gの急な方

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    2025年03月17日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    判決/変身/アカデミーで報告する/掟の前で の4篇。
    「変身」はタイトルと概要くらいは聞いたことのあるくらい有名作品でしたが初めて読みました。

    「変身」で印象に残ったのは、妹の邪魔をしないように虫となったグレーゴルが長椅子の下に隠れたり、背中にシーツをのせて体を覆うことで虫(である自分)を見せないように配慮したりする場面。虫になって嘆くどこころか家族のために配慮するところが面白くも感じた。と同時にそんなグレーゴルの境遇を不憫にも思った。
    父親も父親で部屋を貸し出した人たちに自分たちが元々座った椅子を取られていてもただお辞儀したりと、なんか配慮する系家族なのかなとか。
    家政婦がグレーゴルのこと

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    2025年03月04日
  • カフカ俳句

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    ただ生きることがたまらなく苦しい人種っていて、カフカはそのうちの一人だったんだと思った。カフカが普通と違うのは表現者だったことで、でも彼の苦悩は普遍的だからみんなに読まれてるんだなぁとも。

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    2025年03月04日
  • カフカ俳句

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    ネタバレ

    2024年に没後100年の記念イヤーだったカフカの自由律俳句集……?
    ではもちろんなく、カフカの手紙やメモ、小説の断片から、文学紹介者の頭木弘樹さんが、“俳句的”な文章を選び、短い文章をつけた一風変わったカフカ紹介本。

    繊細でナイーブなカフカは、頭木さんいわく、「炭鉱のカナリアのように」他の人の気付かない不安や恐怖に反応してしまう。

    一見、ネガティブな“句”(と、この本では呼んでいる)だけれど、他者に対する攻撃性はまるでなく、自分の内面や、自分と世界の関係について、深く深く内省している姿が、ごまかしがなく、とても誠実に感じる。(もしかしたら、そう感じる言葉を選んでいるだけかもしれないけれど

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    2025年03月03日
  • 変身

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    100ページ少しなのにずっしり、不気味、不安、が詰まっている1冊だった。私の国語力では良さが言語化できなかったので、以下ChatGPTが作成してくれたものです。


    疎外と孤独
    家族や社会から「役に立たなくなった存在」として排除される人間の姿を象徴的に描いています。グレゴールは働き手であるうちは家族に必要とされますが、虫に変身した途端、重荷として扱われるようになります。

    存在の不条理
    「なぜ人間が突然虫になるのか」という理由は一切語られません。この理不尽さこそが人生の不条理や、人間の存在そのものの不安を象徴しています。

    自己犠牲とアイデンティティの喪失
    グレゴールは家族のために働き続け、自

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    2025年09月13日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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     カフカが手記やノートに書き遺したものを収録。大半が未完成あるいは断片的なものであるが、編者の解説によると、生前の発表された作品がごくわずかで、カフカ作品のほとんどが意向だったという。しかしだからといって、作品の魅力が損なわれるのではない。むしろ、未完だからこそ、カフカ独自の魅力を醸し出しているという。

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    2024年12月01日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    万里の長城、流刑地は以前読んだ記憶がある。断食芸人の決然さ、強迫、孤立が、現在の熱狂に巻き込まれずに立っていられる一つの姿勢なのかと思われた。

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    2024年11月21日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネガティブな人間だなって自分のこと思ってるけど、それを超越するカフカのネガティブさに思わず笑ってしまった。
    そう考えると、わたしはポジティブなのかもしれない。
    きっとまた読み返したくなる。

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    2024年11月21日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    すでに何人もの方が指摘しているところだが,『変身』は介護で起こりうる話としても読める。

    カフカ作品を読むと,場面転換の妙にしばしば驚かされる。気づいたら虫になっており,気づいたら死んでいる。

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    2024年11月14日
  • 変身

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    ネタバレ

    高校の時の課題図書で1回読んでいる。そのときの感想は覚えていないが話はよく覚えている。今回読み直しても特にストーリーに違いは感じられなかった。起きたら虫になっていた。そして社会から隔絶され、最後は家族からも見捨てられ、主人公が死んだら家族が幸せになっていた、という話である。
    不条理極まりない話で、後味も確かによくはない。ただ、今回感じたのは、虫になった主人公をおいといて、家族はそれなりに苦労を超えていくところである。主人公が死んで(直前には処分しようとしている)、人間の尊厳もなくなったのが幸せにつながるというのは作家としては何がいいたかったのだろうか。

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    2024年10月16日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    カフカ.名前は知っていたが生前の作品は少なく、親友のブロートが残された短編や断片、日記や手紙などを出版して世の中に知られるようになった由.本書の編訳者の頭木弘樹さんが「波」に‘’「わからない」がわからせてくれること‘’ で素晴らしい解説を披露してくれて、それを読んで捲ってみることにした.読んでいて何か不思議な感覚に陥ることが度々で、何度も読み返しては納得する文が数多くあった.例えば「家庭生活、友人関係、結婚、仕事、文学など、あらゆることに、わたしは失敗する。 いや、失敗することさえできない。」 「正しい道筋を永遠に失ってしまった。そのことを、人々はなんとも深く確信している。そして、なんとも無関

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    2024年10月16日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    ネタバレ

    はまっている頭木さんの本。カフカの超訳的な本はこれが最初だそうだ。ちゃんとした翻訳もやってたとは知らなかった。カフカの、いわゆる絶望名言があって、頭木さんの注釈がある、という形なので、サクサク読めるし分かりやすい。過去読んだことのある言葉も多かったけど、ほんとに絶望名人だなと思う。カフカの死後、カフカの本を出した親友・マックス・ブロートがすごいよね。おかげで世界に、歴史にカフカが残った。カフカと親友でいられたというのがまずすごいけど。

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    2024年10月03日
  • 変身・断食芸人

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    カフカの断食芸人を文字面は知っていたが、改めて読んだ。断食という行為の無常さ。腹は減るのに、何かを失って、何かを得ることのアイロニー、そして何かを失うことによって得られる快感。ただそれも度がすぎると、何かを失いすぎると周りの人間は見ても目もくれないと言う。不思議な矛盾とでもゆうか、断食と言う、何か失うと言う行為。同時に自己の限界を試す自己検査の行為。またまたそれのどちらでもあるかそのどちらでもないか話を読むに進めると、主人公の断食芸人はやはり誰かから注目を集めたくて断食をやっている。ただその断食にもプライドがある。誰かが自分を見ていなかった時でも断食を続け、断食を軽視する人間に対して常に懐柔さ

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    2024年09月25日
  • 変身

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    ネタバレ

    不条理と言えばカフカ。
    まさにそんな小説。
    何の虫になったのか、なぜなったのか全く書かれていないし、今作の場合周りの家族の非情さが際立つ。
    カフカはどんな意図でこの本を書いたのだろうか。
    この世界の非情さ、残酷さなのだろうか。

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    2024年09月16日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    カフカは変身しか読んでない
    城は部屋のどっかにあるけど
    最初のほうしか読んでない
    その程度のカフカ好きだが
    変身は大好き
    カフカって名前も空気抜けてて好き
    だからこれが出たときは
    絶対読まなきゃ!!!
    って買ったんだが
    ちょっと忘れてた

    読みだしたら
    まぁ断片集なので
    あっと言う間だったけど
    たまらなく染み入る時間だった 

    独房というわけではなかったが
    最高にカフカじゃない?!
    って一瞬吹き出した
    大好きすぎるな

    結構昔の人だけど
    いや最近、誰かが書いたっしょ?
    って思っちゃうほど
    若さというかこじらせてる中年っぷりが
    今も昔もこじらせてるやつって
    こうなんだな!って
    愛おしくも嬉しくも

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    2024年09月02日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    なぜなのか、まったくわからないことが、ひとつ。今夏この僕が、フランツ・カフカを読んだのだ。不思議。この僕が?カフカの物語を?僕自身のことなのだけれど、さっぱり。以前の僕だったら、カフカなど最も縁遠い本だったろう。なぜ、この本を?いったいどんな風の吹き回しなのか。まったくもって不思議という言葉しか出てこない。
    昨年末より、僕の読書習慣が再開した。きっかけは僕が好きだった俳優さんが、大の読書好きだと知ったから。彼女が薦める本や、彼女が出演した映画の原作などから読み始め、読書の虜になった次第。
    彼女から影響を受けた本や著者以外の様々な本を僕自身、自らの意思で手に取ることに、今では何の躊躇も戸惑いもな

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    2024年08月22日