フランツ・カフカのレビュー一覧

  • ポケットマスターピース01 カフカ

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    私にとって文学は、自分の感受性を鍛えてくれるもの。
    一読するだけでは説明の列挙でつまらないと感じてしまうが、解説や他者の感想を読むと、現実社会とのメタファーに気付けたり、「そういう意味だったのか」「この文章を読んでそういう風に感じる人がいるのか」と、自分の発想に無いもので予想もしていない角度から殴られる感覚が気持ちいい。

    この本は年齢や立場、読む時の自分の心情、誰に感情移入するか等で印象がガラッと変わる作品。
    読み手が「虫」を「病気」「無職」「介護」「鬱」「依存」...何に置き換えるか。

    物語の根幹である「虫」について「どんな虫なのか」「どうして虫になってしまったのか」あえて説明しないこと

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    2026年02月01日
  • 変身

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    ある日起きたら自分の姿が虫になっていた…

    有名な小説でずっと気になっていたのをやっと読んだ。
    長い解説が入っていてカフカの事が詳しく書かれていて面白かった。
    訳す人によっても文章が違うのでいろんな人の訳した本を読んで違いを見るのも面白いかもしれない。

    さて主人公が変身した虫がなんの虫かは読んだ人によって違うと知り面白いなあと思った。

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    2026年01月19日
  • 変身

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    ネタバレ

    有名どころなので読んどくかと思い。
    虫になって段々と体の能力や嗜好も虫化していくところが、気持ち悪くて悲しかった。
    また、分かり合えない家族との距離も切なかった。
    もう一方の主人公はグレゴール自身ではなく家族だったのかもしれないと最後の展開を読んで感じた。

    あとカフカが恋人に毎日長文の手紙(調子いい時は複数通)送りつけて、数日返信なければ電報を打ち、すぐ他の女にもなびくというメンヘラ気質だったと知り、やはりこういう作品は一般人より感覚が繊細過ぎて病んでるくらいの人が書けるんだろうな〜と思った。

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    2026年01月17日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    『変身』では、虫になったグレーゴルについてネタ的にに描かれているせいで勘違いしそうでしたが同情をせざるをえませんでした。献身的に頑張り続けたグレーゴルに対する仕打ちがこれかと思うとグレーゴルの気持ちもよくわかります。悲しさの雰囲気だけが漂う作品ではなく、どこか希望が見え始めては消えてゆくような作品でした。

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    2025年12月04日
  • 変身

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    朝起きたら、虫に変わっていたグレゴール。そのぶっとび変身ほどではないけど、望まず変身してしまうことは、人にはあるのでは?と思いました。

    そのとき、どうすればいい??最後に救いやヒントはある??と読み進めましたが…。自分なりの解釈がうまくできないままです。

    なので、ほかの方の感想を読みまくりました!笑
    じっくり消化していきたいです。



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    2025年11月30日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    古い話だからか意味が分からないところも結構あるけど、話は面白い!

    変身はこんな話だったっけ…
    最初読んだ時凄い感動した気がしたけど…
    自分の中でハードルが上がりすぎてて、その点ではイマイチだったかも

    "アカデミーで報告する"は初めて読んだけど、めちゃくちゃ面白かった!
    "光栄にもこのアカデミーに招かれ、以前ぼくがサルだったときのことを報告するように依頼されました。"
    という書き出しがもうやばい

    全部短い話の短編集だから、サクッと読めるのも良いね

    巻末の解説ではカフカも訳や編集によって受け取られ方が大分違う、というのが凄く興味深かった。
    あと訳者が

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    2025年10月17日
  • 変身

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    虫の描写が鮮明ですげー気持ち悪い
    ただインパクトに残る内容ではあった
    表紙見ただけで思い出せる

    感想でなくても心に残れば名作

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    2025年10月21日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    ポジティブすぎるゲーテと、ネガティブすぎるカフカ。両極端な二人の言葉が、対話という形式で紹介されていて面白かった。
    ポジティブすぎるゲーテの言葉ばかりだと、陽気パワーに当てられて疲れてしまう。
    ネガティブすぎるカフカの言葉ばかりだと、自分も鬱っぽくなってしまう。
    両極端な二人の言葉を行ったり来たりするのがちょうどいい。

    日によって、どちらの言葉に共感できるかが変わってくるのが、自分事ながらおもしろかった。
    自分の気分や精神状態がどちらに偏っているのかを、客観的に見るための本としても使えるかも。

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    2025年09月30日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    これでもかってくらいに前向きなゲーテに笑ってしまい、どこまでいくんだっていうくらい後ろ向きなカフカを愛しく思った。
    けどゲーテが絶望を知らなかったわけではないし、カフカが希望を捨てきったわけでもない。深い。

    1個わかったのはカフカはイケメンだった。

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    2025年09月25日
  • カフカ俳句

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    ネタバレ

    カフカの作品は難しいイメージがあって
    手に取りづらかった。

    そんなとき、俳句なら…と手に取った。
    これが沼にはまった原因だ。

    個人的に好きだった句は

    【わずかな光が言葉を通して洩れてくる】
    言葉にできるのは、わずかな事だけ。
    逆も然り、言葉を通して必ず伝わる事もある。

    【外にでることをゆるされぬままに
    内部を焼きつくす火の不幸】
    何かしたい(情熱)が何らかで実行されない時、
    外に出られなかったために内部を焼き尽くし、
    せっかくの情熱が自分を傷つけてしまう。
    (=不幸)

    【黒い水をかきわけて泳ぐ】
    絶望したまま、どう生きるか。
    光を求めて溺れてしまわないように。

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    2025年09月03日
  • 変身

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    ネタバレ

    何回も読んでいます。
    はじめは虫になった描写が何よりもきつかった。しかし読み返すたびに、主人公が死んだ後に前に進んでいく家族を見るのがきついなと感じます。
    あんなに必死に繋ぎ止めようとしていた家族の幸せは、自分なしでも存在する。そしてそれを主人公は知らないまま。
    後味の悪さと家族が幸福になっていく眩しさの対比がくせになっています。

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    2025年08月18日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    とても面白かったです。

    カフカの思いに共感できる部分がたくさんあったからです。
    体型が細身、間食をしない、不器用、理想が高いところ(僕は今は違いますが…)が似ているなと思いました。
    でも、さすがに思想はカフカほどマイナスではなく、「ネガティブ力」では負けてしまいます。

    あまりのネガティブさ、心配性の程度は、見ていて笑えてくるほどでした。

    気持ちが沈んでいるときに、悲しい曲や刺激に浸ることを
    「アリストテレスの同質効果」というらしいです。

    メンタルが落ち込んだとき、強力な武器になってくれる本だなと思いました。

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    2025年08月15日
  • 変身

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    ネタバレ

    グレゴールの変身する、しないに関わらず、グレゴールがいない方が家族にとって良い事であったように思われるラストで後味が悪い~~~

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    2025年07月04日
  • ポケットマスターピース01 カフカ

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    カフカの短・中・長編小説が12編と、公文書に書簡集が収められている。
    カフカがどんな小説を書いたのか、どんな人物だったのかを知るには好個の一冊。

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    2025年06月25日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでるうちに情景が掴めない、展開が読めない等の理由で正直よく分からない作品が多かったが、心に残る文章が各編あり、それが読後も尾を引く感じがかなり好き。シュルレアリスムの文章カフカで初めて読んだが、不思議な浮遊感を味わえた。断食芸人の「好きな食べ物が見つからなかった」って文章かなり心に残って尾を引いてる。
    天井桟敷の分かりやすい青年感も好き。大好き。

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    2025年06月05日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    ネタバレ

    友達の紹介で変身を読みたくなり購入。どれも一筋縄では読解できない。なんか新しい感覚。たしかに80年前に出版されたとは思えない。
    判決は読後何だったのか分からなくて解説を調べてしまった。信用できない語り手この時代からいたのか。
    変身はグレーゴムの家族を思う純真な心に胸を打たれた。しかし家族に思いが通じず、酷い扱いを受けるのが不憫だった。本当にグレーゴムは馬鹿でかい虫になったのか?少し疑問が残る。
    アカデミーで報告する中の猿の「自由なんか欲しくない。出口さえあればいい」という文章にハッとさせられた。たしかに。同じようで全然違う。自由は全て自分で考えて行動しろという意志を感じるが出口がある状態は行動

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    2025年05月26日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    ようやく、初めてカフカの「変身」を読みました。
    イメージしていたものと違って滑稽さがベースにあって、最後は物悲しさを感じる内容で、カフカに対してなんとなく持っていた暗い印象が変わりました。
    それにしても、なんの虫になったんだろう。

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    2025年05月06日
  • 変身

    購入済み

    フランツ・カフカの代表作と言っても過言ではない。
    本作のみでも読み物として面白いが、彼の人生や性格などを調べていくとより深く作品にのめり込むことが出来ます。

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    2025年05月03日
  • カフカ俳句

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    カフカの作品や日記・ノートなどから選んだ語句を自由律俳句としてとらえて紹介している。訳者による解説も含めて、納得と感動だった。

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    2025年04月20日
  • 変身・断食芸人

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    カフカ 「変身」
    2回目読んだ時にやっと物語のあらすじが分かった。
    朝起きたら毒虫になったグレゴール。今までは家族を養う大黒柱的な存在だったが虫になったことで立場は一転、みんなの邪魔元に成り下がってしまう。
    そんなグレゴールはかつて、妹を音楽学校に進学させたいという夢を持っていた。
    そんな思いやりに溢れた優しい兄なのだが、自身の姿が毒虫になったことで、家族からぞんざいに扱われ、自尊心を失っていく様が痛ましい。
    最初はグレゴールを献身的に世話していた妹でさえ、ご飯を足で蹴り与えるなど次第に愛がなくなっていく。

    何か相手にしてあげたいこと、優しさに溢れた思いやりを持っていたとしても、自分の立場や

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    2025年04月05日