フランツ・カフカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ友達の紹介で変身を読みたくなり購入。どれも一筋縄では読解できない。なんか新しい感覚。たしかに80年前に出版されたとは思えない。
判決は読後何だったのか分からなくて解説を調べてしまった。信用できない語り手この時代からいたのか。
変身はグレーゴムの家族を思う純真な心に胸を打たれた。しかし家族に思いが通じず、酷い扱いを受けるのが不憫だった。本当にグレーゴムは馬鹿でかい虫になったのか?少し疑問が残る。
アカデミーで報告する中の猿の「自由なんか欲しくない。出口さえあればいい」という文章にハッとさせられた。たしかに。同じようで全然違う。自由は全て自分で考えて行動しろという意志を感じるが出口がある状態は行動 -
購入済み
フランツ・カフカの代表作と言っても過言ではない。
本作のみでも読み物として面白いが、彼の人生や性格などを調べていくとより深く作品にのめり込むことが出来ます。 -
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カフカ 「変身」
2回目読んだ時にやっと物語のあらすじが分かった。
朝起きたら毒虫になったグレゴール。今までは家族を養う大黒柱的な存在だったが虫になったことで立場は一転、みんなの邪魔元に成り下がってしまう。
そんなグレゴールはかつて、妹を音楽学校に進学させたいという夢を持っていた。
そんな思いやりに溢れた優しい兄なのだが、自身の姿が毒虫になったことで、家族からぞんざいに扱われ、自尊心を失っていく様が痛ましい。
最初はグレゴールを献身的に世話していた妹でさえ、ご飯を足で蹴り与えるなど次第に愛がなくなっていく。
何か相手にしてあげたいこと、優しさに溢れた思いやりを持っていたとしても、自分の立場や -
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ネタバレ2025/3/14-17
●判決
ほんとに全く言っていることが分からず…感想がかけない。。
●変身
やばい変身にはめちゃくちゃ考えさせられた…ただの深読みのしすぎかもしれないけど、、
長くなりそうなのでどうでもいい感想から先に↓
1 虫ってこんな気持ちなのかな?と謎に虫視点に立てた
2 家族が同じ状況になったらどうする?って考えさせられた
1 私は虫特にGがこの世で一番大嫌いなのだが、グレーゴルが変身しちゃった虫は勘だけどGなんじゃないかなぁって。周囲の人々の生理的な嫌悪感を見ていても、身体の特徴を見ていても、食べなくてもしばらく平気だというのを見ていても、そう思った。それで、Gの急な方 -
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判決/変身/アカデミーで報告する/掟の前で の4篇。
「変身」はタイトルと概要くらいは聞いたことのあるくらい有名作品でしたが初めて読みました。
「変身」で印象に残ったのは、妹の邪魔をしないように虫となったグレーゴルが長椅子の下に隠れたり、背中にシーツをのせて体を覆うことで虫(である自分)を見せないように配慮したりする場面。虫になって嘆くどこころか家族のために配慮するところが面白くも感じた。と同時にそんなグレーゴルの境遇を不憫にも思った。
父親も父親で部屋を貸し出した人たちに自分たちが元々座った椅子を取られていてもただお辞儀したりと、なんか配慮する系家族なのかなとか。
家政婦がグレーゴルのこと -
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ネタバレ2024年に没後100年の記念イヤーだったカフカの自由律俳句集……?
ではもちろんなく、カフカの手紙やメモ、小説の断片から、文学紹介者の頭木弘樹さんが、“俳句的”な文章を選び、短い文章をつけた一風変わったカフカ紹介本。
繊細でナイーブなカフカは、頭木さんいわく、「炭鉱のカナリアのように」他の人の気付かない不安や恐怖に反応してしまう。
一見、ネガティブな“句”(と、この本では呼んでいる)だけれど、他者に対する攻撃性はまるでなく、自分の内面や、自分と世界の関係について、深く深く内省している姿が、ごまかしがなく、とても誠実に感じる。(もしかしたら、そう感じる言葉を選んでいるだけかもしれないけれど -
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100ページ少しなのにずっしり、不気味、不安、が詰まっている1冊だった。私の国語力では良さが言語化できなかったので、以下ChatGPTが作成してくれたものです。
疎外と孤独
家族や社会から「役に立たなくなった存在」として排除される人間の姿を象徴的に描いています。グレゴールは働き手であるうちは家族に必要とされますが、虫に変身した途端、重荷として扱われるようになります。
存在の不条理
「なぜ人間が突然虫になるのか」という理由は一切語られません。この理不尽さこそが人生の不条理や、人間の存在そのものの不安を象徴しています。
自己犠牲とアイデンティティの喪失
グレゴールは家族のために働き続け、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校の時の課題図書で1回読んでいる。そのときの感想は覚えていないが話はよく覚えている。今回読み直しても特にストーリーに違いは感じられなかった。起きたら虫になっていた。そして社会から隔絶され、最後は家族からも見捨てられ、主人公が死んだら家族が幸せになっていた、という話である。
不条理極まりない話で、後味も確かによくはない。ただ、今回感じたのは、虫になった主人公をおいといて、家族はそれなりに苦労を超えていくところである。主人公が死んで(直前には処分しようとしている)、人間の尊厳もなくなったのが幸せにつながるというのは作家としては何がいいたかったのだろうか。