フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 変身/掟の前で 他2編

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    カフカ文学はシンプルな文量で哲学的な話が多い印象。人間のネガティブな部分に焦点を当てているので、気持ちが明るい時に読んだ方がいい。疲れている時に読むと凹みそう。

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    2026年08月20日
  • ポケットマスターピース01 カフカ

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    初カフカ。
    有名なだけあって『変身』『訴訟』は面白かった。
    書簡集、公文書はもっとカフカに興味が湧くまでお預け。他の翻訳も読んでみたい。

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    2026年08月20日
  • 変身

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    ネタバレ

    なぜグレーゴルは虫に変身という状況にそんなに取り乱すこともなく、冷静に対処しようとできたのか。本書内ではもちろん理由は書かれていなかった。「そんなことよりも、自分は働かなければならない」という意思があったんだろうか。

    そして、そんなグレーゴルが最後には家族の負担になってしまうという不条理。でも家族のことをただ責めることはできないのかも。コミュニケーションも取れず、でも世話をし続けなければならない。家族が暮らしていくために全員で働かなければならない。終わりの見えない長く暗いトンネル。「グレーゴルさえいなければ、、」と思ってしまう気持ちも否定はできなかった。

    突然の事故や病気、高齢者の認知症な

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    2026年07月28日
  • 変身・断食芸人

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    不条理文学の代表作と言われている本作品。確かにそう感じた。けれども同時にこのようなことは今の時代にも起こっているなあとも感じる。メタモルフォーゼという形で表現されているから余計に色々なケースが思い浮かび考えさせられる。

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    2026年07月19日
  • 変身

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    4.1
    後味悪いなぁ。鬱なる

    当時らしい暗い文章と展開。好きです。
    結構違和感残るけどそれも良さというか。考察の余地がある。

    虫は鬱病とか身体障害のメタファーって書かれてて確かになって思った。
    でもシンプルに本当に虫になってしまったって考えても面白いと思う。

    存在意義がなくなったらあとは座して死を待つのみなの辛すぎるよ

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    2026年07月15日
  • 変身

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    ネタバレ

    朝起きたら虫になっていたという設定がまずおもしろすぎる。

    虫になっていたことは色々なことの比喩なのかもしれないが、そういったこと以上に虫になってしまったザムザについての描写が不思議で少し気持ち悪くて何よりおもしろいというのが何度も思った感想。

    最初は人間っぽかったのに、天井に張り付いているのが心地よいと思い始めたり、だんだん虫になっていくかんじがすごい。

    虫になってしまってるのにそのことよりも、まだ家族のために働こうと支配人に訴えようとするザムザが健気。それなのに、、ああ本当に不条理だ。。

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    2026年06月29日
  • 決定版カフカ短編集(新潮文庫)

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    すっごい才能だよなぁ。
    カフカといえば誰もが知っている作家だと思うけど、『変身』しか読んだことなかった。15の作品が収められているけど、不条理で矛盾に満ちていて、何も解決していかない物語がほとんど。でも魅かれちゃう。すごいや。

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    2026年06月11日
  • 変身

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    村上春樹「海辺のカフカ」を読む前に、1冊くらいカフカを読んでおこうと手を伸ばした。

    本編100ページに対し、解説70ページ。
    噂に違わず、難解なのかと構えたが、意外と読みやすい。

    グレゴールは朝目覚めると、虫になっていた。
    ベッドから降りる。シーツをかぶる。壁を這い回る。本人は真剣そのものなのに、笑える。
    だが全般に漂う、閉塞感と絶望感。カフカの特徴らしい。

    現在のチェコに生まれた比較的裕福なユダヤ人で、ドイツの女性と婚約を二度(破棄も二度)したカフカ。ナチスドイツも出てきた時代の、サラリーマン作家。そういった背景も含めて触れたほうがいい作品だと思いました。

    三部構成のうち、二部はやや

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    2026年06月05日
  • 変身

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    ネタバレ

    目が覚めたら虫になってた…という設定は有名ですし知ってはいたのですが、内容は初めて知りました。

    そもそも『虫』ってなに?というところなんですけど、別に虫であることが重要というよりは、愚鈍で醜くて役立たずで嫌悪を駆り立てる存在、ってことなのかなあ?
    目が覚めたら…というのも現実に向き合った、みたいなことの比喩なんでしょうか。
    ザムザは『ろくに働けない家族のためにやりたくもない仕事をして稼いでやってるんだ』という認識でいたけれど、本当は案外家族みんな自立できてるし、ザムザの助けがなくても十分だし、みんなザムザが自負するほど彼に感謝も愛着もない…という現実を目にしてしまっただけなのかも?
    つまると

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    2026年06月04日
  • 変身

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    ネタバレ

    ある日突然虫に変貌してしまった男、グレーゴル•ザムザとその家族の顛末を描いた作品。
    何故、どうして虫に変身したのかという理由は一切語られずに、一家を支えるため仕事に励んでいた好青年が突如人の言葉を介さない存在になるという不条理さ。しかもグレーゴル本人は人の心と思考を残しているのに、他人から見たら巨大な甲虫以外の何者でもないという、このなんとも言えない悲しさ...月日が経つにつれ、彼の感性が段々とそちらに寄っていくような描写があるのも悲しさを助長させます。
    誰よりも父母、そして妹の事を考えて行動していた筈なのに、変わってしまった事で彼らから相容れない異物として扱われる描写の苦しさは言い表しようが

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    2026年05月31日
  • 変身

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    ネタバレ

    グレーゴル・ザムザは巨大な虫に、変わってしまった。
    虫に変身したことで、厳しい労働環境、家内で自分が働かなければというしがらみから解放されたようにおもわれた。しかし、「…ふたたび仕事にとりかかった(102)」から、虫となった今では生きる行為が肉体労働に値するほど大変である状態となり、解放されるどころか肉体的にも精神的にも不自由な、閉鎖的な狭い檻に閉じ込めまれてしまっており、字面での労働も虫としての働きも本質的には同義であるようなふうにも思えた。
    商人として海外を飛び回わった過去と、虫として部屋の中を動き回っている今との、彼の周りに広がる世界がコントラストになっており、逆説的にこれまでの商人とい

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    2026年05月21日
  • 変身

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    高齢の両親と年端もいかない妹を養う為毎日懸命に働く男グレーゴルが、ある朝なにか気がかりな夢から目を覚ますと巨大な虫に変身していたという衝撃的な冒頭が有名な作品。
    当然仕事どころか日常生活さえままならなくなり、粉骨砕身しながら養っていた家族には遠巻きに扱われ、最期は…
    傍から見るとこの上ない理不尽の連続でグレーゴルを哀れまずにはいられないのですが、当の本人は一貫して冷静であり、絶望しているような様子もそこまで見られないのがまた不思議な印象を与えるお話でした。

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    2026年05月20日
  • 変身

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    よく分からなかった…。
    【海外文学最高傑作のひとつ】と内容紹介に記載されているのだが、なぜ、この作品が最高傑作のひとつなのかが分からない。
    研究をすれば色々な解釈の仕方があるから面白いのかもしれない。表層的なことしか思考できない自分にとっては、この作品の奥深さを感じ取ることができなかった。
    「わかりやすさ」ばかり求めているから、こういった作品の面白さを理解できないのかもしれない…。本との向き合い方に関して、再度考えていきたいと思った。

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    2026年05月17日
  • 変身

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    ネタバレ

    解説を読んで少し理解が深まったと感じた。グレーゴルの虫への変身は人が普通でなくなることを表現したのかもしれない。
    グレーゴルは元軍人のセールスマンで間違いなく普通の人であった。普通ではあったが、順風満帆という訳でもなく、親がいなければ仕事などとうに辞めていたという描写がある程度には自分の仕事に対して不満を抱いていた。また、彼の主観から語られる地の文からは、自分が家族の収入源だという自負が伺えた。
    これらの不満や精神的負担は彼を人から虫に変身させてしまうには十分すぎるものだったのかもしれない。

    解説されている通り、この物語を夢の世界だと考えるなら、描かれている家族の行動はグレーゴルのから見た家

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    2026年05月04日
  • 変身

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    グレーゴルの地位や存在価値が悲観的に描かれており、日常が突如として崩壊することの残酷さを感じる作品だった…

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    2026年05月04日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカはマンボウ並みにメンタルが弱く毎日絶望してたのに、別に希死念慮はなく自殺とかはせず普通に肺炎で死んだのおもろい。逆にメンタル強いと思う。見習いたい

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    2026年04月14日
  • 変身/掟の前で 他2編

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    変身を読みたかったが、掟の前で もとても良かった。
    このような現実を別の形でよりリアルに書けるのがすごいと思う。

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    2026年04月06日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのことをあまり知らなかったけど、こんなにもネガティブで自己肯定感の低い人間だったとは。人間失格を読んだときにも感じた、申し訳ないけど面白くなってきちゃう感じ。家族との確執は切なくなったし、苦しさに共感。
    解説は少し安易に感じるところもあったけど、わかりやすい構成。

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    2026年03月30日
  • カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―(新潮文庫)

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    やっぱり絶望しているときはカフカだよな~~~~~
    この場合の絶望は世界とかではなく、世界にフィットできない自分に対して自分って本当にこの世において何もできないどうしようもない存在だな…みたいに自分に絶望しているときはカフカぐらいしか読めねえのよ
    自分を肯定するとかエンパワメントを受けるほどのエネルギーすらないときってあって、そういうときはカフカがじわっとしみる
    自分への絶望に浸ることを許してくれるのはカフカぐらいなんだよな
    これは断片集で本当に数行で終わってしまうのもあったけど、今度は短編を読みたい

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    2026年03月30日
  • 変身

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    ネタバレ

    主人公が突然虫になってしまうというインパクトのある展開の作品でありながら、主人公が不自然なほど淡々とその状況を受け入れているのが印象的だった。 解説を読んだが、作者が表紙絵にと推した「主人公以外の家族の明るい団欒と、少し開いたドアの先の暗闇」がまさしくこの作品のテーマを表現しているのだと思う。主人公はたしかに虫になったが、この作品はただ人間が虫になる様を描いたファンタジーでは全くない。むしろ、人間の心の悲痛な叫びを、リアリティをもって描いた作品だと思った。

    父に投げつけられ体に深く食い込んだ林檎が、誰にも除かれることなく腐っていき、その傷は主人公の体をじわりじわりと蝕んでいく。
    解説ではこの

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    2026年03月26日