フランツ・カフカのレビュー一覧

  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    基本的にはポジティブ・ゲーテとネガティブ・カフカの言葉が対比して書かれてます。
    ゲーテのある意味つっこみたくなるようなポジティブな名言が好きでした。しょうがないおっさんだな、と何度も思ったような気がする……。対するカフカは……しょうがないやつだな……とたまに嫌になることも(え)。その日の気分次第で感想は変わると思います、はい。
    ゲーテの言葉はよく小説から引用されてるみたいですが、対するカフカの言葉は日記とか手紙が多いです。
    実は、不思議なカバーです。買ってからのお楽しみ。

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    2014年10月08日
  • カフカ寓話集

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    "メシアはやってくるだろう――もはや必要なくなったときに。到来の日より一日遅れてやってくる。最後の日ではなく、とどのつまり、いまわのきわにやってくる。"

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    2014年10月03日
  • 希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話

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    カフカの突き抜けたネガティブっぷりに逆に励まされた。希望の人ゲーテの底抜けの明るさも愛しい。若きウェルテルの悩みも、カフカの書簡邦訳も探してみたい

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    2014年04月27日
  • アメリカ

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    ネタバレ

    カフカを読むとどうにも気持ちが重暗くなってしまう。こういう不条理を客観的に読むにはそれなりの素質が必要な気がする。自分が経験しているような辛さがある。この作品は比較的明るいのだけど、そのぶん不条理な出来事の落差が激しい。

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    2014年03月14日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    「怖くて電話が取れません」

    職場の後輩から、こんな相談を受けたことがあります。

    営業サポートを担当する彼女は少し前にお客様にキツく叱られたことがあり、それ以来

    また失敗したらどうしよう、
    叱られたらどうしよう、と

    心配のあまり電話を取ることができなくなってしまったようでした。

    私たちには時として、他人から見れば「何で?」と思うようなことが怖くなったり、心配でならないということがあります。

    「仕事に失敗は付き物、心配しないでまずはやってみれば?」と先輩にアドバイスされても不安は消えないし、怖さも無くならない。

    頭では分かっていても心配に心が潰されそうな時というのが私たちにはあります

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    2014年01月22日
  • カフカ寓話集

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    結構わかりやすいことをやっている。案外とおもしろい。けど、これって歴史的な価値?以上のものなんだろうか。カフカ以外の名義で、例えば無名の若い作家の名義で新しく出版されても評価されるんだろうか。なんて思った。表現をいじれば普通にウケるかな。孤独とか不安とか。ね。

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    2013年08月30日
  • カフカ寓話集

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    岩波文庫のもう1つのカフカの短編集です。
    個人的には「カフカ短篇集」の方が好みですが、カフカの短編を他にも読みたいって方はこちらもどうぞです。
    岩波文庫の短編集は、手頃で手軽に手にしやすい点で、おすすめです。

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    2013年07月11日
  • 絶望名人カフカの人生論

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    カフカのエッセイや日記から、選りすぐりのネガティブ発言だけを集め紹介した名言(迷言?)集。「将来に」「世の中に」「自身の健康に」「親に」…ありとあらゆることに悲観的です。
    中身は全てカフカ自身の愚痴と諦めと絶望に溢れています。気付けば私自身も彼の影響を受けネガティブになるのではと少し心配もありましたが、全くの杞憂でした。
    彼のネガティブ思考は達人級なので「ここまで自分を卑下しなくても…」とやきもきし始め、気付けば会ったこともない彼を叱咤激励している自分がいます。

    カフカ自身を知れる興味深い1冊です。笑っちゃうくらいネガティブな面を知った上で、彼の作品を読んでみたいと思いました。

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    2015年04月20日
  • カフカ寓話集

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    初めてのカフカ作品。寓話が元々好きだったこともあり、残酷な表現も多々見られたが楽しく読めた。けれども、どこか不安になってくるお話たち。ちょっとしたスリルや奇妙な雰囲気を漂わせるお話を求める方におススメ。

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    2013年03月10日
  • アメリカ

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    喜劇的な要素をふんだんに含み、現実的なストーリーで、一見カフカっぽくない作品でした。
    しかし、無経験な十六歳の少年が、異国の地アメリカで戸惑い、つまづきながらも必死で生活を確立させようとする姿は、現代の混沌とした社会で自身を確立しなければならない私たちの苦悩と共鳴します。

    学生時代にこの作品を読むと、さらに深く感銘を受けることができたかもしれません。

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    2011年09月23日
  • カフカ寓話集

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    「断食芸人」と「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」、「最初の悩み」、そして未完のままに終わっている「巣穴」がよかった。

    「巣穴」の主人公は未知なる外敵に怯え、完璧に作り上げた彼の巣穴をめちゃくちゃに掘り返しはじめる。
    しかし読者には、静謐な巣穴をこの上なく愛するこの「私」が誰なのか、いったいどのような獣なのか、まるでわからない。
    取るに足らないことに思える妄想に振り回され、ひたすら穴を掘り続ける「私」に、つい自分を重ねてしまったりする。

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    2011年01月06日
  • 城

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    カフカというと、『変身』は広く読まれているのではないでしょうか
    朝、めざめると虫になってたという話ですが、
    『城』も、主人公のKが、ある村に到着し、自分を取り巻く状況を理解できないままに
    もがく様は似ている部分もあります
    しかし・・訳者さんにけちをつける気は毛頭ありませんが、読みにくい・・・
    恐ろしく会話が長いんですが、淡々と回りくどくて要点がよく分からない・・・
    分からなさ加減が、リアリティがあるし、
    カフカの不条理感を醸し出しているとも言えなくないのですが
    白状しますと、三度目の正直でやっと読破しました
    最初に手に取ったのは、10年近く前ですから、随分長くかかりました
    10年の間に、読み手

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    2010年04月17日
  • カフカ寓話集

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    カフカの書くものはなかなか難しい。けどこれは寓話で短いのばかりなので読みやすい。
    カフカのみょうちくりんなえがかわいい。

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    2009年10月04日
  • アメリカ

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    主人公は、訳あって単身アメリカに送られたカール・ロスマンというドイツ人少年。ロスマンが新天地アメリカで波乱万丈の人生を歩き始める物語である。カフカの長編のうちで最もストーリーらしいストーリーを展開する。とはいえ、紋切り型のサクセスストーリーでは勿論ない。ロスマンの新生活は、不合理だが支離滅裂でもない出来事――いわば無合理な出来事――の連鎖に翻弄されつづける。翻弄されながらも、それを必要以上に悲観せずに健気に受け止めるロスマンのキャラクターが魅力的である。そして当然のように未完。

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    2009年10月04日
  • カフカ寓話集

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    やはり独特の悪夢っぽさが目に付きます。不条理さと唐突さの中にも何故か引き摺り込まれてしまう。個人的には「柩」が一押し。

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    2009年10月07日
  • 大阪弁で読む『変身』

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    大阪弁の喋り言葉が続くと読みにくいかと思ったが、イメージしやすくて良かった。普通の翻訳を読んだのははるか昔なので再読して読み比べてみたい。虫のインパクトが強いけれど、話ができない病人とかに置き換えて考えるとかなりしんどい。

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    2026年02月01日
  • 変身

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    難しい。どう解釈したら良いのか、解説を読んでも分からなかった。時間をおいてまた読んでみようかと思う。

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    2026年01月29日
  • 変身

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    内容が面白いかと言われれば奇妙でさして面白くはない。

    グレーゴルの不遇に胸糞悪くなること間違いなし。家族のために働いていたのにある日突然理由もわからず巨大な虫になり、家族からは敬遠され部屋に隔離される。結局父親に負わされた怪我が決定打で死んでしまうも、誰も悲しまず忘れようとしている。なんならグレーゴルが虫になったことで家族一人一人が自立して前より良い生活を送れるようになったのに。

    最後の解説を読んだら、カフカ自身の生涯や生い立ちが反映されてるのかなと思った。ユダヤ人としての立ち位置が反映されてると思うと、ただの奇妙な小説と一生に伏すことはできないと感じた。

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    2026年01月05日
  • 変身

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    ネタバレ

    ある朝目覚めると巨大な虫になってしまった男、グレーゴルの話。

    家族のために一生懸命働いていたグレーゴルが虫になってしまったために家族から断絶され、気の毒でした。
    稼ぎ頭として一家を支えていたため、家族の生活も一変。
    両親、妹も働かないとやっていけなくなる始末。
    一家がグレーゴルに依存していたんでしょう。

    グレーゴルの見た目の変身だけでなく、グレーゴルを取り囲む周囲の変身も見てとれて面白かったです。



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    2026年01月01日
  • 変身・断食芸人

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     変身についてはある日突然、巨大な毒虫に変わってしまったグレゴールの話と知っていたが、結末は知らなかったので読んでみて驚いた。
     グレゴールが毒虫になってからというもの家族は大変な苦労をしてきた。中でも妹は毒虫となったグレゴールの食事を出したり、部屋の掃除をしていた。しかし、グレゴールが今まで家族を養うだけのお金を稼いでいたので、父親も母親も妹も働かなくてはいけなくなった。さらに部屋を貸していた人にもグレゴールを見られて出て行かれてしまう。グレゴールは妹にも迷惑がられて失意のうちに息を引き取り、また家族はそれを一切悲しまず、むしろ新生活だと喜んでいるようにも感じた。
     僕がグレゴールの家族だっ

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    2025年12月24日