サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    初めてちゃんと読んだ。すごく分かる、って思うところと、ほぼ掴めないところと、半々くらい。何度も読めば、読むたびに違うことを感じるのかも。

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    2021年02月27日
  • 星の王子さま

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    この王子様の一人称は『おれ』。攻めてる訳に好き嫌いはあるけれど、3冊読み比べてみて一番ズキューンとなった。

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    2021年02月20日
  • 人間の大地

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    サンテグジュペリのエッセイ。これまで読んできた本は飛行機から見た風景や人間関係が主だったが、今作は様々な人々にスポットを当てた人間観察のエッセイ。

    少々小難しいが、上品で知的な表現が心地よい。大体の作品で解説は飛ばすけど、今作は解説もしっかり読んだ。貴族出身で飛行士で、詩的な作家ときたら、モテないわけがない。著者のことをもっと知りたい。

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    2021年01月26日
  • 夜間飛行

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    航空郵便の黎明期。夜間飛行するにはまだ装備、施設は貧弱で観測所と無線や電信でやりとりする程度。今ほど管制塔のようなものもない時代。

    暗闇の中を飛び立ち、夜間飛行で安全に郵便を届けることは飛行士にとって危険な旅路…

    ストーリーが時系列になっていないため、混乱。解説で理解。それを踏まえて再読したい本。

    表現が綺麗で飛行機に乗っているかのような景色が目に浮かぶ文体が好き。



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    2021年01月19日
  • 星の王子さま

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    心で見なけりゃものごとはよくみえない。かんじんなことは目では見えない。言葉で表現することは簡単な事だけど、本当はどうすればいいんだろうかと思う。それを思う心?愛着?難しい

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    2020年11月18日
  • 星の王子さま

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    『大切なものを』子供目線で

    児童文学ですが、大人になって初めて解釈出来る内容だなと感じました。子供の時に読むと、抽象的で何を伝えたいのか、理解出来無かっただろうなと思いました。しかし、抽象的だからこそ、自分自身の事に当てはめて考えることが出来、読み返すごとに理解が深まったり、その時の心情や境遇によって受け取り方も変わってくるのではないかと思います。初めて読みましたが、また異なる邦訳のものも挑戦してみたいです!

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    2020年10月15日
  • 星の王子さま

    購入済み

    この翻訳は好き

    原文はフランス語なので、当然日本語で読むには、翻訳者を介することになる。こんなにも多くの人が翻訳し、出版されていることに驚いた。この本は、語尾がですます調で書かれてあり、全体にとても優しく透明感のある柔らかな雰囲気が漂う。原文の厳密な直訳ではない分、とてもわかりやすい。何度も読んだ話で内容は知っているが、手元に置いておきたくて買い求めた。1つ残念なことは、葉祥明の絵をもっと堪能できるかと思ったが、電子版だからなのか編集の仕方が悪く期待外れだった。

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    2020年10月06日
  • 夜間飛行

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    新航路開拓と同様、航空便が主役に躍り出るには、スピードの優勢を生かさねばならず、そのためには夜間飛行が必須である。その目的のために犠牲があっても勇気を持って前に進む。そこに人間の尊厳と健気さを感じる。コンパクトに纏まった小編であるが、中身は濃い。2020.9.29

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    2020年09月29日
  • 星の王子さま

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    訳者 菅啓次郎
    自分のことを「おれ」と言う王子もなんか良かった。

    愛する相手との、どうすることもできない離別を経験したことのあるすべての人に、この翻訳をささげます。
    とあり、刺さりました。

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    2020年09月10日
  • 人間の大地

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    パイロットとして孤独と向き合い、地球や人間の歴史や根源的な存在意義に思いを馳せた究極のエッセイ。コロナ禍で味わう孤独などサン=テグジュペリが向き合った孤独に比べればピーナッツ程度ではないか。金言の連続。

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    2020年08月01日
  • 戦う操縦士

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    1940年ドイツに侵略され敗北しつつあるフランス軍の偵察機に乗り、もたらした情報を有効に使う友軍がいない中を、帰還がほぼ絶望的な命令に従って出撃して生還した飛行を振り返るサン・テグジュベリの小説。この物語がフランスが降伏した後、亡命したアメリカで執筆されたことを差し引いたとしても、自由や平等について記された言葉は重い。「私は信じる。<人間>の優越こそが唯一意味ある<平等>を、唯一意味ある<自由>を築き上げるものだと。…<平等>とは<同一性>ではない。<自由>とは個人を<人間>よりも賞揚することではない。したがって私が戦うのは、それが誰であれ、<人間>の自由をある個人にーあるいは個人からなる群れ

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    2020年05月24日
  • 星の王子さま

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    共同通信「本の世界へようこそ」が好きです。
    担当の田村文さんのレビューが気になって
    再読しました。
    「無人島に持っていく本」
    そんなタイトルが目を引きました。

    偶然(?)にも文藝春秋BOOKSにて
    小川糸さんも…
    「私が無人島にこの本を持っていく理由」
    とあります。

    田村文さんは2019年の9/16。
    小川糸さんは2019年の6/4。
    おっと、まさかのニアミス(?)ですか。



    私の初読は学生のとき。
    おそらく23~24歳だと記憶しています。

    それなりに純粋なつもりで
    本当のことを見つける視点を
    手に入れるために
    読んでいたんじゃないでしょうか。

    大人の威張りくさってる
    世の中はど

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    2019年10月12日
  • 戦う操縦士

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    ネタバレ

    「人間の土地」や「夜間飛行」と同じスタンスで
    読み進めていましたが、本作は負けると分かっている
    戦争での不可能であろうと思われる任務である
    偵察飛行を遂行し、帰還するまでが描かれており
    その中で著者が思い巡らしたことが
    書かれてるのか?と思っていたものの途中から
    違和感を覚え…

    「結局のところ、なぜ我々はいまだに戦って
    いるのだろうか?《民主主義》のため?(中略)
    ならば《民主主義陣営》のほかの連中も一緒に
    戦ってくれればいいじゃないか!」(P179)と
    他国を攻める姿勢になり、名指しはしないものの
    アメリカを非難します。

    すでにアメリカではベストセラー作家であった
    著者のこの作品の目的は

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    2019年08月26日
  • 星の王子さま

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    みんなが好きな本を読めない程度に心が捻れていて、本棚で埃をかぶっていた 2003 年新版 5 刷を取り出したのは安冨先生の功徳です。ナムナム。安冨先生の読みを途中まで進めてからだったので「そうとしか読めない」のはいいんだか悪いんだか。性悪女のバラに心を縛られた王子さま。なるほど。自分は「羊」の機能が面白いと思いました。「帽子」と同じ構造の絵なんだよね。羊が主役では(2019-08-20)

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    2019年08月21日
  • 戦う操縦士

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    人は何のために生きて、何に命を賭けるのか。
    人間とは?個人とは?
    戦争体験から生まれた思考はとても哲学的で、はっとさせられる記述もあり、すぅっと読めます。
    やはりサンテグジュペリは面白い。
    ぜひ。

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    2019年04月24日
  • 夜間飛行

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    こちらは南米へ向かう飛行機の中で読んだ(昼間だったけれど客室内は暗かったし)。

    とにかく直球勝負なのがよろしい。無駄をそぎ落としたような文体で、危険をおかしてでも目標に向けて働く気高さをうたっている。

    21世紀日本視点から、リヴィエール社長のマネジメントに「それ違うんじゃないか」と思ってみたり、主人公たちに「そこ無理しないで飛ぶのやめたら」と突っ込みたくなったりするが、そういうことが問題なのではない。ひとつの寓話として読めば、いま自分が失ないかけているものの価値について考えさせられる。

    時間軸での構成の巧みさについては解説で気づかされた。ホントにそんなに複雑なのか?という気はするが、サス

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    2018年11月05日
  • 星の王子さま

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    昨年最後に読み終えた本。

    と言っても、ずっと娘の寝る前の読み聞かせに読んでいて、大みそか、発熱してしまった娘に読んで読み終わった。

    年長の娘にはまだちょっと難しかったと思うが、一応寝る前には、「『星の王子さま』読んで」と言ってくれていた。

    何度も読み直さないとわからないかな、大人も。

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    2018年10月12日
  • 星の王子さま

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    小学生の頃初めて読んで、
    大学生の時に授業の課題で読んで、
    社会人になってからも、たまに読みたくなる。
    大事な一冊。

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    2018年06月17日
  • ちいさな王子

    ネタバレ

    深い

    ちいさな王子
    星の王子さま をファンタジーになりすぎず親しみやすく愛情をこめてあえて違う訳し方をした題名の本。とにかく深い…。最初は意味がわからなかったけど考えてみると一つ一つに意味がある。まず登場人物がみんな一人きりで過ごしていること。一人でいると自分だけのことを考えてしまいがちだけど誰かのために行動できることが巡り巡って自分のためになるんじゃないかなって思った。
    だって王様やビジネスマンより王子様や点灯を繰り返している人の方が楽しそうだもの。
    これが一期一会みたいなものの大切さをあらわしてるような気もした。
    出会ってなつかせること、これによって人は目には見えない絆を築くことができる

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    2018年06月13日
  • 星の王子さま

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    小さな王子の旅からいろいろ学び取れる本。
    読むタイミングタイミングで感じ方が違うと思うから定期的に再読したい本。

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    2017年11月24日