サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    難しかった。
    でもこの本は正解がなくて、人それぞれに感じ方が違うから好きに読めばいいのが醍醐味なのかなって思った。
    どのジャンルにも属さない、良い意味で風変わりな素敵な作品。
    そして子どもの頃の純粋な気持ちとか潜在する気持ちを思い出させてくれる本。また歳を重ねた時に読みたい。

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    2017年10月23日
  • 星の王子さま

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    星の王子さまのあり得ない物語や奇跡を、最初は主人公と同じく半信半疑で読んでいるが、主張に意外と筋が通っていて、読み進めるに従ってすっかり信じ込んでしまう、そんな本だった。ファンタジックでおとぎ話的なな世界観がとても心地よい。

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    2017年09月03日
  • 星の王子さま

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    狐のみんな忘れてるけどっていうところがいいなと思いました。これは忘れて欲しくないという意も込めているのかな。ベタだけど、やはり狐の言葉が気に入りました

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    2017年01月08日
  • 星の王子さま

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    いくつか新訳の物を読んでみたが、やはりこれが一番。美しい日本語。
    読みにくい、訳が悪い、と言う人は自分の語彙力が無いのを棚に上げてるだけ。
    王子様の不思議ちゃんな感じを嫌味無く表現してる。

    時々何かを確認するように読みたくなる本。
    そう、たくさんのバラと、'僕の'バラは違う。

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    2016年02月01日
  • 人間の大地

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    1930年代の飛行機はエンジンの不調でリビア砂漠やアンデスの山の中に不時着することもしばしばある。サハラ砂漠に不時着するとムーア人に襲われることもある。アンデスの標高4000mの高台に不時着した盟友メルモーズは滑走スペースがないので飛行機を奈落に向かって走らせる。断崖の縁から真っ逆さまに落下する途中で奇跡的に揚力を得て生還した。再び空に戻ったメルモーズは何年後かに南大西洋上空で消息を絶つ。同じくアンデス山脈で飛行機が故障して奇跡的に生還した盟友ギヨメは第二次世界大戦中に輸送飛行中に地中海上空で撃墜される。サンテグジュペリ自身、何度も事故を起こして奇跡的に回復し、リビア砂漠で水もほとんどもたずに

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    2025年07月27日
  • 星の王子さま

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    想像していた王子と大分イメージが違った。王子は、無邪気で素直な子供。大人と違い色々なものが見えている。大人にもその柔軟性って必要なんだと思う。

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    2015年05月23日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    『愛する相手との、どうすることもできない離別を経験したことのあるすべての人に、この翻訳をささげます。2011年、東日本大震災の40日後に。訳者』
    (訳者あとがきより)

    必要に迫られやっと手にした一冊ですが。
    初めての【星の王子様】なんですが。
    一番新しい訳書ですかね…あわわ。
    しかし!
    ちび王子とぼくのお話。
    いやぁ、悲しいです。楽しいです。そして悲しいです。
    今はいろんなトコロで見られるサン=テグジュペリのこの挿絵。やはり本を読むと、可愛く思えてくる。
    いや、可愛いですよ?!私は特にゾウを消化するボア
    が好きです。とても上手です。

    ふと【かもめのジョナサン】を思い出す。

    星の王子様

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    2015年01月25日
  • ちいさな王子

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    表紙と挿絵が可愛いから読み始めた。
    挿絵はどこかで見たことがある可愛らしい絵。
    平仮名が多いからかスッと読めた。
    すぐ読める中にもどこか深い。
    小さな王子が自分の星で1輪の花に出会うが、嫌気が差し地球に来る。
    地球が来るまでに様々な個性がある星の人に会うが、その人たちも何処か孤独。
    見えない物の大切さが分かる本。

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    2013年12月16日
  • ちいさな王子

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    「『...もしきみがぼくをなつかせてくれるなら、ぼくらはお互いが必要になる。きみはぼくにとって、この世でたった一人のひとになるし、きみにとってぼくは、この世でたった一匹のキツネになるんだよ……』」 「『さよなら。じゃあ、秘密を教えてあげよう。とてもかんたんだよ。心で見なくちゃ、ものはよく見えない。大切なものは、目には見えないんだよ』」

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    2011年12月29日
  • 星の王子さま

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    日本語新訳はこれで7冊目になりますが、いい感じの翻訳でした。ただ、薔薇と王子さまの間にあるものが「恋心」だとはっきり言葉にしているのは今のところこの方だけかも。王子の年齢は明確ではありませんが、そのあたり私自身が旧訳に縛られすぎているのかもしれないけれど、なんとなく違和感がありました。でも丁寧な訳で、横書き左開きとオリジナルと同じ形なのも評価できると思います。

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    2011年11月04日
  • 星の王子さま

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    いつか自分が大切にしてきた物は自分にとってかけがえのない物になるんだって。素朴で誰でも知ってそうだけど、大切な事のように感じました。
    像を飲み込んだウワバミの絵は印象的でした。

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    2011年10月25日
  • ちいさな王子

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    別名「星の王子さま」でお馴染みの名作。

    いま、出会いと別れに至極敏感な時期だからなのか、
    やけに感動した。

    そぎ落とされ、洗練された文章で紡がれた物語が、
    却って愛らしさと切なさを同時に謳う。

    人は出会う。そして成長して別れる。
    そこら辺に転がっているありきたりの日常が
    実は奇蹟だったと気づかせてくれる。

    素晴らしい作品でした。

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    2010年10月17日
  • ちいさな王子

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    大学の授業で必要になったので購入しました。

    中学の時一回挫折して、高校の時に読みきったきりご無沙汰でした。

    昔読むのが苦痛だったのは、訳が古いものだったからかもしれません。この本はとても読みやすかったです。

    大学生になってから読み返して、高校時に読んだ時よりもこの本の良さを感じることが出来たと思います。
    あと私的にこれを児童書というのはどうかと思います。
    大人向けの童話といった方がいいような。

    今『人間の土地』を読もうと思っているのですが、同じ著者でもこちらは1955年に堀口大学という方が訳されたきりになっていて、旧漢字が使われています。読んだ方のレビューを読んでみると、最初のとっつき

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    2011年06月17日
  • 星の王子さま

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     数年前に翻訳権が切れたことでわっと新しい訳が出版されましたね。そのいくつかの本を読んでみて、いちばん好きな訳だなぁと思ったのが小島さんの訳でした。言葉選びが美しいし、柔らかい。元あった訳があんまり好きじゃなかった私としては本当に小島さんが訳してくれてよかったなぁと思います。

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    2009年10月04日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    いつだったか一度読んだことがあったのだが、
    機会があったので改めて読んでみた。

    個人的には、不思議な話だなぁと
    そのまま受け取る部分が多くて、
    あまり裏を読むような読み方をせずに進んだ。
    ただただファンタジー作品として面白いし、
    そうして読んでみたとしても
    深い部分で作者が最も伝えたいことが
    目に見えずとも伝わってくる気がする。

    もう大人なので裏を描いて読んでみるか!!
    とも思ったけれど、そうなると途中途中で
    汲み取るのが難しい部分も多々あって、
    どこの部分で裏を読めば良いのか考えるのが
    結構大変だなぁと(他人事のように笑)感じた!

    果たして、私は帽子だと答えるだろうか?







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    2025年11月28日
  • 星の王子さま

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    だいじなものはいつだって目に見えない。心でさがさないと。

    抽象度の高い童話で、本作の素晴らしいところもまた、心でさがさないと見えないのかもしれない、などとポエムじみた感想が浮かんだ。

    子どもの頃に読めばきっと星の王子様と飛行士や生き物たちのやり取りを純粋に楽しみ、その良さを心で感じていただろう。

    大人になって読むと頭で読もうとしてしまうからか抽象的な表現で頭がフリーズしてしまった。

    少し時間を空けてまた読んでもいいかもしれない。

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    2025年11月26日
  • 星の王子さま

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    2回目だが、まだ私の経験ではしっかりと理解できていないと感じた。年齢を重ねる事に読むと味がわかるんやろな

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    2025年11月18日
  • 星の王子さま

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    長く読み継がれている『星の王子さま』。
    この本が出版されたのは1943年、第2次世界大戦の真っ只中でした。
    著者サン=テグジュペリは、何を願ってこの本を書いたのかと問われると、やはりそれは、「平和への願い」だったのかもしれません。

    サン=テグジュペリは、パイロットであり小説家でもある稀有な存在。
空の上から、人間の暮らしをずっと見つめてきた彼だからこそ、
暮らしの中にともる灯りが、星のように見えた時もあったのではないでしょうか。すべての星に、誰かの暮らしがある。
    それを簡単に壊してはいけないというメッセージも強く感じます。

    物語の中では、面白い星の住人がたくさん出てきますが、特に印象に残っ

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    2025年11月13日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    自家用飛行機を手に入れ、飛行し不時着した実体験を織り交ぜ、構成された小説。哲学的な語り口調、人生訓のようなものが小説の中に散りばめられている。人がまだ降り立ったことのない場所、そこは白い砂の真っさらな風景の描写が詩的でノスタルジーを彷彿とさせている。
    作中より…
    「戦争を否定しない者に戦争のおぞましさを納得させたいのであれば相手を野蛮人呼ばわりしない事だ。判断する前に理解しようと努めたまえ」

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    2025年11月05日
  • 星の王子さま

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    小学生の頃から知ってる本だけど、いまいちパッとしないなというのが正直な感想。また大人になって読んだら変わるかも。

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    2025年11月03日