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Posted by ブクログ
他の出版社(文庫本)は揃って「星の」なのに、あえて直訳で「ちいさな」にしているのが気になりすぎて読んだ。
「星の」の方もロマンチックな訳で好きだけどね。
内容はもちろん素晴らしい。
砂漠に不時着した「ぼく」が羊の絵を描いてと言ってくる王子と出会い、一緒に過ごしていくうち仲良くなり、大切なことを教えてもらう。
「砂漠の星が美しいのは、どこかに井戸を隠しているから」
「星がきれいなのは、見えないけれどどこかに花があるから」
「ぼくの星はたくさんの星の中に混じっている。だからきみはどの星のことも好きになる」
宮崎駿監督はこれらの言葉からインスピレーションを受け、ラピュタの主題歌を作った。
「あの地平線輝くのはどこかに君をしているから たくさんの灯がなつかしいのはあのどれかひとつに君がいるから」
改めて聴くと、とってもエモーショナルな情景、言葉だなと聴き入ってしまった。
あとは、ちらちらと他の出版社も見たけど、「ぼく」or「私」、「きみ」or「坊や」とかあり、自分の好みは「ぼく」と「きみ」のほう。
表紙は新潮文庫が素敵。でも紙の性質か、中のイラストの発色は光文社古典新訳文庫のほうが綺麗な気がしたな。
そして、訳者解説でしっかりタイトルのこだわりを説明してくれているので、そこも読み応えがあった。何なら本編よりそっち目当てで読んだしね。
今日はサン=テグジュペリの誕生日。生誕125年。
Posted by ブクログ
【コメント】
子供だった大人たちにむけて描いた物語り。
こう書くとなんだかワクワクする。
主人公と男の子が出会い、交流を通して
本当に大切なものは何なのかに気づいていく。
優しくユーモアがあり、ちょっと切なくなる
お話し。
*** 作品の時代背景
この本は著者が実在の友人のレオン・ヴェルト
に向けて書いた物語り。レオンはユダヤ人で
大戦で迫害を受けていたのだ。著者自身も
フランスがドイツに敗れ自身はアメリカに亡命
している。
そういう背景を知って作品を見てみると、
これは単にファンタジーを描いただけの
作品ではないときづく。そこには風刺
(王子が様々な星で出会う奇妙な大人たち
に対する)があり、友人レオンと同じよう
につらく孤独な思いをしている大人たちへ
のメッセージがこめられている。
【内容】
著者は、独り砂漠に不時着し難儀する。
そんな時にであった小さな男の子との交流を
通して、人生で本当に大切なものは何なのか?
に気づいていく。
小さな男の子は星の王子さまなのでした。
王子さまは、大切なものを自分の星に残して
旅にでてしまう。様々な星を渡って冒険する。
そうして地球にやってきたのでした。
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