サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 夜間飛行

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    『星の王子さま』に続いて、サン=テグジュペリの作品を開いてみました。
    選んだのは『夜間飛行』です。

    とにかく文章が美しい。

    テグジュペリ自身がパイロットだったとはいえ、
    目に映る情景をここまで見事に言葉に昇華するのは並大抵のことではありません。

    そして非常事態に直面したシリアスな人間ドラマにおいては、読者を緊迫と葛藤に巻き込むような、リアリティのある筆致。

    テグジュペリの作家としての力量もさることながら、翻訳も見事です。

    この名作は、きっとまた読む。

    そんな確信を抱かせる読書体験でした。

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    2025年12月05日
  • 星の王子さま

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    “かんじんなことは、目に見えないんだよ”
    キツネが星の王子さまに語った言葉。
    それは、
    友情、愛情、親切、優しさといった、
    目には見えないけど
    確かに存在する価値のように思います。

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    2025年11月28日
  • 星の王子さま

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    ある星の汽車、銀河鉄道の夜と読んで星の王子さまの順序で呼んでいると、小さい頃私の実家のお風呂が外風呂で風呂上がりに夜空を眺めながら隣町を走る電車の音を聞いたことを思い出します。果てしなく広がる星の世界やお月様が大好きで良く眺めています。自然淘汰され消えていく生き物の話、死んでしまい銀河に旅立つ話、そして何かを探して旅する小さな王子様の話。それらを読んで人生が終わった時に次は銀河の世界に旅立つんだと思うとなんだか素敵なことに思えてきて死ぬことへの怖さや不安を消してくれます。星の王子さまは旅するうちに自分の住む星に守るべきものがあったことを再認識し、自分の星に帰って行きます。今いる所や今の状況に不

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    2025年11月28日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    初めて読みました。6つの星で出会った人々。7番目に訪れた地球にはたくさんの人々が。「いちばんたいせつなことは、目に見えない」かなり深い物語なんですね。子供のころに読むより大人になって読んだほうが感じることが多いかも。きつねの話、薔薇の話が良かったですね。最後が胸が締め付けられるような寂しさでした。これは死ぬまでに何回も読んでみないといけない本ですね。

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    2025年11月23日
  • 星の王子さま

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    『星の王子さま』って、読むたびに世界が少しだけ明るく見えるようになる本だと思う。
    143ページという短さなのに、気づいたら一瞬で読み終わってて、ページをめくる手が止まらない。シンプルなのに深くて、静かに心の奥まで染みてくる。

    この物語は、恋人や友達、家族…自分の身近にいる大切な人のことを、もう一度まっすぐ見つめさせてくれる。
    “当たり前が、当たり前じゃないんだよ”って、そっと教えてくれる感じがする。

    どの登場人物も魅力的で、読んでいるうちに自然と心が寄り添ってしまって、気づけばみんなのことが大好きになってた。
    特に最後のシーンは切ないのに、美しさがあって…胸がきゅっとなるのに、なぜか前を向

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    2025年11月20日
  • 星の王子さま

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    名作です。
    大切なことは目に見えない。心に刺さりました。
    あとがきで作者を色々知れてよかったです。
    かなり深い物語でした。

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    2025年11月18日
  • 星の王子さま

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    キツネの言葉が素敵だった。
    私も何かを忘れている気がする。。
    もっと目に見えないものに目を向けてみようと思う。

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    2025年10月29日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    「星の王子さま」は今までで2回は最初から
    最後まで読んだ事がありました。
    今回で3回目になるので内容は
    だいたい覚えているのに、
    読めば読むほどより心を強く揺れ動かす本は
    この他にないと思います。

    1度目は中学生か高校生の時に読みましたが、
    正直何を言いたいのか分からず、
    王子さまの言葉も大して心には
    響きませんでした。
    特に王子さまがそれぞれの星を周って話をする
    描写は正直中弛みをしてるとさえ
    思っていました。
    「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
    というセリフもありきたりな言葉だなと
    思った記憶があります。

    ただ、2回目、3回目と大人になってから読むと
    見え方がまるで変わってきま

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    2025年10月28日
  • 星の王子さま

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    英語版しか持ってなかったから日本語版を購入
    全部の文章に感動してガチ泣きしてしまうので全然読み進められなくて焦った

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    2025年10月24日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    新訳です。しかも2作品収録。
    命を賭して、仲間とともに空を駆け、そこから導き出される哲学は、いつ読んでもいいものです。

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    2025年10月23日
  • 星の王子さま

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    たいせつなことは目に見えない。
    言葉ではなくしてくれたことをみる。

    昔一度読んだが詳細は忘れてしまっていた。大人になってから読むと深い言葉がたくさん染みる本。
    この本に出てくるおとなたちのように数字にとらわれ本質が見えなくならないようにしたい。
    小さな画面ばかり見るのではなくもっと窓の外をみてみようと思った。

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    2025年10月21日
  • 星の王子さま

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    ーいちばんたいせつなことは、目に見えないー
    読んでいると心がじんわりと温まる作品。
    挿絵もかわいい。

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    2025年10月20日
  • 星の王子さま

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    初読。名作だと知っていたが、こんなにも心に響くものだとは思っていなかった。最近、友人関係で悩むことがあったので、特にキツネが話をしている場面では今だからこそ学べることがたくさんあった。もし、こらから更に大人になって、知識も出来ることも増えたとき、足元にある小さな花を見つけるように、一旦立ち止まってこの本をまた再読したい。『星の王子さま』は私にとっての宝物になりました。

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    2025年10月15日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    「100分で名著」を見て、「人間の大地」は読まなきゃと思って読んだ。
    というわけで、今回は「人間の大地」だけの感想です。
    「大変美しい文章で描かれる遭難体験」という、酷い感想を持ちつつも、サン=テグジュペリが「地球」だったり「人間」だったりを、まるで肉体から離脱したような高い目線で見ているのは、本当に凄いと思った。それにしても、冬山をろくな装備もなく帰ってくる人がいたり、砂漠で水なしで生き延びたりと、当時の人の丈夫さを思ったりもした。
    そして何より、「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」は名言だなと思いました。

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    2025年10月14日
  • 星の王子さま

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    言わずと知れた名作。

    大人になって、ステージを重ねるごとに読み返すべき本である。
    本当に大切なものを手放さないように。

    サン・テグジュベリは文学の天才であり、多分に詩的な人間であったと思うが、別に郵便局の航空配達人としても生きた人物であったので、文章に生きる上での苦悩が実感を伴って載っている。

    書評を書くにあたり、何か解説したり引用するのが蛇足でしかないと思わされた本だった。

    ちなみに狐の話は特に覚えておこう。

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    2025年10月13日
  • 星の王子さま

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    星の王子さま2冊目。1冊目の時には泣かなかったけど、今回は涙が出ました。改めて王子さまの心の美しさと、彼との別れに寂しさが込み上げて大切なものが壊れそうになる瞬間をこの目で見ている気がして心が痛みました。

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    2025年10月12日
  • 人間の大地

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    ネタバレ

    サン・テグジュペリのエッセイ。素晴らしかった。
    初めての飛行任務、遭難や墜落と隣り合わせの空中のトラブル、奴隷のおじいさんを買い戻した話、同僚や自身の不時着体験、戦地のルポなどが詩的でどこか幻想的な文章でつづられる。その過酷さもさることながら、強く印象に残るのは飛行機や遭難した先で見る残酷なまでの自然の美、その中にサン・テグジュペリが星のようにちりばめている哲学だ。むしろ、状況や環境が過酷だからこそそれらが一層研ぎ澄まされていると言った方がいいだろうか。

    「手の届かないところにある共通の目的によって同胞と結ばれたとき、僕らは初めて胸いっぱいに呼吸をすることができる。経験によれば、愛するとは互

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    2025年10月12日
  • 星の王子さま

    購入済み

    実は絵本ではない

    この本は、実は大人になってから読む本である。
    大事なものはいったい何なのか、考えさせられる本である。

    この本にはYouTubeから紹介があり、読みましたが、深かったです。

    #深い

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    2025年09月20日
  • 星の王子さま

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    あのお星さまにはお花が咲いているのかもしれない、と空を見上げながら思うようになりました。
    大人になるにつれて置いてきてしまう大事なものを、もう一度拾いあげてくれるような作品です。大切なものがこぼれ落ちてしまいそうになったときに読み返したいと思いました。

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    2025年09月17日
  • 人間の大地

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    ネタバレ

    人間の大地
    とても面白かった。自分が求めていたものが全て書かれているような気がした。

    飛行機の操縦士という視点で書かれた本で、人間というものを上から俯瞰して見るというのが、本のテーマになっている。人間が作った街、人間が生きるために耕した畑、人間が争い合って血を流した戦争、人間が領地拡大のため侵略した土地、人間が食べるための労働。人間が人間らしく生きるとは何か、それを本書では問い続け、サン=テグジュペリの答えが書かれている。

    サン=テグジュペリはとても人を平等に見ている人だ。人種も年齢も職業も、そういうフィルターを取っ払って、人間という尊い存在をきちんと評価している。

    そして、飛行機の操縦

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    2025年08月31日