サン・テグジュペリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
郵便飛行士だったサン・テグジュペリが、自身や僚友たちの飛行体験を通して、「人間とは何か」「使命とは何か」「愛とは何か」を問いかける一冊のように思いました。
サン・テグジュペリやギヨメの遭難のくだりを読み、思い出したのがフランクルの『夜と霧』でした。フランクルは、収容所で生き延びたのは愛する人と再会したい、成し遂げたいことがあると思い描いた人だと書いています。
サン・テグジュペリも僚友のギヨメも同じで、極限状況で人を支えるのは体力だけでなく、愛する人への思いや使命感なのだと感じました。何かが起きてからではなく、人との関わりや使命感を日頃から大切にすること。その積み重ねが人を支える力になるのだと -
Posted by ブクログ
ある漫画の一場面に出てきて気になり購入。
『いちばんたいせつなことは目には見えない』
本書を読んでみて、なぜか少年時代を思い出しました。
少年時代は、後になって色々なことに気付くことがあり後悔することも多く
違う選択をしていたら上手くいったのかな?
今の選択は間違った選択では。
など考えを巡らせることが多かった気がします。
そのような経験を通し、後悔しないように、苦しくならないように、安全な選択をするようになるのが大人になることだと思います。
そんな少年時代から大人になるまでの記憶を蘇らせてくれる読書体験が本書ではできました。
バラと王子の関係などもあったように
人は失ってから初めて -
Posted by ブクログ
10歳ごろに一度、15歳ごろに一度読んだことがありましたが、いずれも内容が理解できず...
20歳になってふと再読してみると、するすると頭に入ってきた。
王子様が「大切なものは目に見えないのだから」という言葉を繰り返し繰り返し呟いていて、子供から大人になる過程で見えなくなってしまうものは沢山あるなと考えさせられた。
とくに普段、わたしたちが「なんとなくさびしい」「なんとなくうれしい」と、言葉にすることを諦めてしまう感情を、ひとつひとつ拾って話す“きつね”が特に好きだった。
相手の評価軸にせよ、人生における見失ってはいけないものにせよ、私たちの普段感じている感情にせよ、「大切なものは目に見 -
Posted by ブクログ
タイトルがひとり歩きしちゃって読んでないけど知ってるムーミンみたいなイメージで、この度初めて読んだ。
末尾の池澤先生の「訳者として」を読んでほぼ同じ感覚だったので、あながち見当外れな読み方ではなかったかなと思うけど、読む人のタイミングや年齢で解釈も捉え方も違うので、人それぞれでいいと思う。
ただ、一読はしておいて確かによかったなと思う。身近な人が老衰とは言え生きる最後が近いなら、掻き消える最後を想像して、泣きながら卒倒したらどうしようと、その後、なにもできなくなったらどうしようと心配していたが、それはあんまり心配しなくていいのかもと自分なりに落としどころを見つけられた気がする。
心臓が止