サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 夜間飛行・人間の大地

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    操縦士と通信士。たったふたり、広すぎる夜の闇に惑い、人のいない砂の惑星をさまよう。帰還が約束されないパイロット兼作家の描写は詩的な豊かさと冷徹なまでのリアリティに満ちている。人間の営みから高く離れている飛行士の感覚はユニークで、それだけでも読む価値がある。

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    2026年03月05日
  • 星の王子さま

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    読む年代で感想が変わる本。
    初めて読んだのは小学生の頃でした。表紙に惹かれて買ったものの、伝えたいことがわからず、当時の私にはまだ難しく、絵ばかりの印象が残っていました。
    中学生になり再読した時には、前回よりも少し、伝えたいことが分かったような気がし、全部は理解できなかったけれど、いつかまた読みたいと思い大切にとっておきました。
    そして大人になり、本当に大切なものは「目で見えないところにある」
    「間違った大人のように見えるものだけに囚われて視野を狭めてはいけない」
    「時間や愛情をかけて接した相手に対する想いと、関わりを持った相手に対するその責任」
    「人生に終わりや悲しみはあるが、思い出に刻むこ

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    2026年02月12日
  • 星の王子さま

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    タイトルがひとり歩きしちゃって読んでないけど知ってるムーミンみたいなイメージで、この度初めて読んだ。

    末尾の池澤先生の「訳者として」を読んでほぼ同じ感覚だったので、あながち見当外れな読み方ではなかったかなと思うけど、読む人のタイミングや年齢で解釈も捉え方も違うので、人それぞれでいいと思う。

    ただ、一読はしておいて確かによかったなと思う。身近な人が老衰とは言え生きる最後が近いなら、掻き消える最後を想像して、泣きながら卒倒したらどうしようと、その後、なにもできなくなったらどうしようと心配していたが、それはあんまり心配しなくていいのかもと自分なりに落としどころを見つけられた気がする。

    心臓が止

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    2026年02月10日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    単調なストーリーにも関わらず、難しかった。
    本当に辛い環境の中で本当に自分が求めている事がわかる事を伝えているように感じた。
    でも「しなければいけないことを先延ばしにしてもいい場合もあるさ」など立ち止まって気持ちを整える期間も必要といっている部分に救われる気がする。
    わずらわしい生活の中でも小さな幸せをみつけて生きていきたい。

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    2026年01月23日
  • 星の王子さま

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    子供の頃名作だから読みなさいと大人に勧められて読んだけど、意味が分からなかった面白くなかった記憶がある

    星の王子さま

    は、色んなところで見かける
    コラボ商品も
    大人になったらまた読み味がかわるかと、と手にしてみると、あらまあ不思議
    というか、子供が見たらよく分からないんじゃないかという感想になりました

    今見てみると、これはあれのことを言っているのかな、これを例えているのかも、と新しい発見があって面白かったです
    またもう一度読み直してみます
    新たな発見がまたありそう

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    2026年01月05日
  • 星の王子さま

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    大人になるにつれて、どこかに忘れてきた『大切なこと』を思い出させてくれる作品。子供に大切なことを教えてくれる作品であると同時に、大人にもその純心さの重要性を再確認させてくれる内容が記されている。

    『ものは心で見る。肝心なことは目では見えない』
    心の目で見て、感じて、素直に表現する。
    これは私たち大人の課題でもある。
    幾つ年を重ねようとも、子供の純粋な心は忘れないようにしたいもの。

    そして読む時々により心に響く部分が変化するのがまた面白い。定点観察的に再読したい、、!

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    2025年12月27日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    飛行士である私と王子さまで大切なものを探す物語です。

    印象的だったのは、象がウワバミ(大蛇)に食べられている絵と気づくのが子供で、大人はその絵をただの帽子だと決めつけてしまうという話。
    大人は先入観に縛られすぎていて、それ以外の可能性を考えないことは勿体ないことだと思った。

    また、王子さまがうるさいと思って星に置いてきてしまった1輪のバラは、地球には5000本もあったけど、星に咲いていたバラは、自分が水をやった世界に1つしかない大切なバラだったんだと、後から気がついて涙を流すシーンでは、「本当に大切なものは、目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出し、その重みを感じました。

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    2026年03月16日
  • 人間の大地

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    郵便物を運ぶ小型飛行機のパイロットの思い出話、かなり実話。初期の飛行がどんなに危険で、命がけだったか良くわかる。しかし、暖かい。登山家や探検家とは違う。

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    2025年12月08日
  • 星の王子さま

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    なんだかんだで初めて読んだ。あのひとも、このひとも、目に見えてる限りでは、なんでそうなの?と疑問符を浮かべるかもしれない。けれどほんとうにそのひとが抱いてる思いや、大切なものは、目には見えない。じぶんも心で抱いて、相手の思いと絡めて、大切にしてみる。理解できないことや、思いも、自分にとっては重大なことでも、きっと理解できる抜け道はあるのかもしれないなあと。感じました。できれば、触れ合ったひとの気持ちや動機は、すこしだってわかっていたいもん。

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    2025年11月26日
  • 星の王子さま

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    改めて読むと難解だな。愛というのはその人がどこかで生きているという事実だけで、笑えるいうこと?その人が何をして、どんな思いをしているか考えると自分までもが嬉しくなったり悲しくなったりするということ?多分言おうとしてることはもう少し深いことなんだろうけどなー。歳を重ねるごとに読み返すと自分の成長が見えるかもしれない。

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    2025年11月16日
  • 星の王子さま

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    「星の王子さま」2冊目。
    管さんの訳で、ようやっと物語の筋が明確になった。
    これで、夏休みの宿題の感想文も書けそうだ笑

    それにしても、訳によって、心への響き方がこんなに違うものなんだなぁと改めて思い知らされた。
    でも、もしかすると、心への響き方が違うのは、そもそもこの本自体が、色々な読み方、解釈ができる万華鏡のような本だからなのかもしれないな。

    なお、「ウワバミ」とは「ボア」のことだった。

    ♫卒業 -GRADUATION-/菊池桃子(1985年)

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    2025年10月17日
  • 星の王子さま

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    表現が可愛くて王子様が愛おしい。
    いつの間にかどこかに置いてきたいろいろな物を
    拾いに行かなくっちゃ…って気になった。
    難しい部分もあったからもう1度読みたい1冊です。
    挿絵があってイメージは湧きやすい。

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    2025年10月11日
  • 夜間飛行

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    ネタバレ

    南米の地で夜間に飛行機で郵便物を運ぶ新事業に従事するパイロットたちと、ブエノスアイレスで彼らを待つ責任者の一夜の小説。突然の大嵐に見舞われた一機がわずかな燃料を残して通信途絶するという緊迫した展開、冷徹な判断を旨とする責任者リヴィエールの苦悩からくる緊張感はこの短い小説が進むにしたがって張りつめてくる。非常に完成度の高い小説だ。
    だが、私がこの小説に心をつかまれたのは空の世界の幻想的にうつくしい描写だった。冒頭から夕暮れの光に満たされる平野が眼下に広がっていて、時に草原にポツンと漂流する一軒家にパイロットは翼で挨拶すると語られる。もうそこで、捕まえられたな、という感じがした。
    一番印象的なのは

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    2025年09月21日
  • 星の王子さま

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    世界的名著を恥ずかしながら初めて拝読。王子さまや子どもにとって当たり前の感性に気付かされることが多く、こうした自分自身が大人に分類されるのだろうなと少し寂しい気持ちにもなった。
    素敵なお話。

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    2025年08月16日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    星の王子さまの作者 サンテグジュペリが飛行機乗りであった事は何となく知っていたがこの本を読んで 生死の境を行ったり来たりしながら人間とは何かを身をもって感じた人だったということに衝撃を受けた 戦争の最中でも淡々と自分のやる事をする兵士達 今でも繰り返される戦争 星の王子さまを再読しようと思う

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    2025年08月03日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    『人間の大地』はやはり「「精神」だけが、その息吹が粘土の土の上に通うならば「人間」を創造することができる。」という最後の一文がすごく肝になっていると思う。
    定期路線を飛行しているとき農夫を見て感じたこと、リビア砂漠で彷徨ったときのこと、戦時中フランスからパリに移送されるユダヤ人の人やその子供を見て感じたこと。どのエピソードも飛行機を通じて作者が体験し考えたものばかりで、大地に根付いた人間たちの物語なんだなと感じることができた。心に刺さる名言も多いし自分は『人間の大地』が好きだなあと改めて思いました。
    ちなみに表紙の写真は長年の夢だった新品飛行機を買ったときの写真で、この直後にリビア砂漠に墜落し

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    2025年07月20日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    楽しみにしてたよ〜〜〜〜
    堀口大學訳で読んでから何年経ったかわからないけど
    この2作を新訳で読めることに喜びを感じる!

    当たり前だけど本当に読みやすくて、星の王子さましか読んだことがない方でも読めると思う。
    ただ星の王子さまと同じ感覚で読むとびっくりするかも!ハードボイルドじゃない!?と個人的には思います。

    郵便物を空路で運ぶよ〜な話。
    空から見える景色が逐一美しくて好きだ〜。あと夜間飛行は空と大地それぞれで戦う者たちの精神に根拠があって全てのことがすんなりと頭に入ってくる。自由とはとか。
    人間の大地もまぁ良かったんだけど、やっぱりなんか最初に読んだ堀口訳よりも魅力が減っている気がする〜〜

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    2025年07月08日
  • 夜間飛行

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    ネタバレ

    郵便物を運ぶ飛行機に乗るパイロットと、それを指揮する会社を回す人たちの話。

    序章がネタバレのために本編の後ろに回されているが、そこに書かれている時代背景を知らずに読んだので、ただ単にパイロットが使いつぶされた話のようにも思えた。彼らの基準では名誉ある死だったのか、あるいは単なる犬死にのどちらだったんだろうかなどと思った。

    主に空を飛んでいるパイロットと、地上でその動向を見守る社長のシーンを行ったり来たりしながら進むが、どちらも緊迫感が感じられる。ただやはり、パイロットの描写の方が好みだった。

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    2025年06月27日
  • ちいさな王子

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    「大切なものは、目には見えないんだよ」

    いや、わいには見える(やめとけ)

    はい、世界的名作『星の王子さま』じゃなくて『小さな王子』を光文社古典新訳文庫で読みました

    あー、こんな話だったっけ?

    いやしかし翻訳超良かったんじゃね?
    この訳でなんか色々気付いたことがあったな

    そもそもさ、このお話ってサンテグジュペリは大人向けに書いてるのよ
    だからこれまでのおとぎ話調の訳って作者の意図と離れたところにあるんよな

    子どものこころを忘れてしまった大人たちの、だけどこころの奥の方に眠っている純真さに向けて書かれている本なのよ

    なので訳者の野崎歓さんのあとがきに納得

    そして、なぜ『星の王子さま

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    2025年04月20日
  • 夜間飛行

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    圧巻の文章でした。
    小型の飛行機で飛んだことなんて無いけど、その情景、危機、孤独がありありと目に浮かんできた。

    人生の意味というか、そんな深いところまで踏み込んだ作品。皆孤独の中戦っているのだ。

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    2025年04月18日