サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 星の王子さま

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    「星の王子さま」2冊目。
    管さんの訳で、ようやっと物語の筋が明確になった。
    これで、夏休みの宿題の感想文も書けそうだ笑

    それにしても、訳によって、心への響き方がこんなに違うものなんだなぁと改めて思い知らされた。
    でも、もしかすると、心への響き方が違うのは、そもそもこの本自体が、色々な読み方、解釈ができる万華鏡のような本だからなのかもしれないな。

    なお、「ウワバミ」とは「ボア」のことだった。

    ♫卒業 -GRADUATION-/菊池桃子(1985年)

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    2025年10月17日
  • 星の王子さま

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    表現が可愛くて王子様が愛おしい。
    いつの間にかどこかに置いてきたいろいろな物を
    拾いに行かなくっちゃ…って気になった。
    難しい部分もあったからもう1度読みたい1冊です。
    挿絵があってイメージは湧きやすい。

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    2025年10月11日
  • 星の王子さま

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    訳者あとがきによると聖書の次に読まれているとのこと。レビューを書く前に本棚登録をしようと『星の王子さま』と検索にかけると、かなりの出版社がこの翻訳を出版していることを知る。新潮文庫(河野万理子訳)で読んだのだけど、他のはちょっと訳の感じが違うのだろうか?と気になった。
    やっぱり多くの人が言うように「いちばんたいせつなことは、目に見えない」というフレーズが刺さっているようで、他にも名言が色々あるのが素晴らしいと思った。個人的に刺さった箇所を挙げるとキツネとの会話/すてきだってことは役にたっているってことだ/砂漠が美しいのは、どこかに井戸をひとつかくしているからだね、など。

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    2025年10月03日
  • 星の王子さま

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    大切なものは目に見えない。

    この言葉は現代社会を必死に生きる私たちにとって、灯台の明かりのように支え続けてくれる言葉になると思う。

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    2025年10月01日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    死んだ人が星になるっていう表現がここからきているんだと思った
    ラストページでボロ泣き

    子どものころ描いた絵が理解されなかったのはとても共感が持てました

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    2025年09月29日
  • 夜間飛行

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    ネタバレ

    南米の地で夜間に飛行機で郵便物を運ぶ新事業に従事するパイロットたちと、ブエノスアイレスで彼らを待つ責任者の一夜の小説。突然の大嵐に見舞われた一機がわずかな燃料を残して通信途絶するという緊迫した展開、冷徹な判断を旨とする責任者リヴィエールの苦悩からくる緊張感はこの短い小説が進むにしたがって張りつめてくる。非常に完成度の高い小説だ。
    だが、私がこの小説に心をつかまれたのは空の世界の幻想的にうつくしい描写だった。冒頭から夕暮れの光に満たされる平野が眼下に広がっていて、時に草原にポツンと漂流する一軒家にパイロットは翼で挨拶すると語られる。もうそこで、捕まえられたな、という感じがした。
    一番印象的なのは

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    2025年09月21日
  • 星の王子さま

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    世界的名著を恥ずかしながら初めて拝読。王子さまや子どもにとって当たり前の感性に気付かされることが多く、こうした自分自身が大人に分類されるのだろうなと少し寂しい気持ちにもなった。
    素敵なお話。

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    2025年08月16日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    星の王子さまの作者 サンテグジュペリが飛行機乗りであった事は何となく知っていたがこの本を読んで 生死の境を行ったり来たりしながら人間とは何かを身をもって感じた人だったということに衝撃を受けた 戦争の最中でも淡々と自分のやる事をする兵士達 今でも繰り返される戦争 星の王子さまを再読しようと思う

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    2025年08月03日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    『人間の大地』はやはり「「精神」だけが、その息吹が粘土の土の上に通うならば「人間」を創造することができる。」という最後の一文がすごく肝になっていると思う。
    定期路線を飛行しているとき農夫を見て感じたこと、リビア砂漠で彷徨ったときのこと、戦時中フランスからパリに移送されるユダヤ人の人やその子供を見て感じたこと。どのエピソードも飛行機を通じて作者が体験し考えたものばかりで、大地に根付いた人間たちの物語なんだなと感じることができた。心に刺さる名言も多いし自分は『人間の大地』が好きだなあと改めて思いました。
    ちなみに表紙の写真は長年の夢だった新品飛行機を買ったときの写真で、この直後にリビア砂漠に墜落し

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    2025年07月20日
  • 夜間飛行・人間の大地

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    楽しみにしてたよ〜〜〜〜
    堀口大學訳で読んでから何年経ったかわからないけど
    この2作を新訳で読めることに喜びを感じる!

    当たり前だけど本当に読みやすくて、星の王子さましか読んだことがない方でも読めると思う。
    ただ星の王子さまと同じ感覚で読むとびっくりするかも!ハードボイルドじゃない!?と個人的には思います。

    郵便物を空路で運ぶよ〜な話。
    空から見える景色が逐一美しくて好きだ〜。あと夜間飛行は空と大地それぞれで戦う者たちの精神に根拠があって全てのことがすんなりと頭に入ってくる。自由とはとか。
    人間の大地もまぁ良かったんだけど、やっぱりなんか最初に読んだ堀口訳よりも魅力が減っている気がする〜〜

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    2025年07月08日
  • 夜間飛行

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    ネタバレ

    郵便物を運ぶ飛行機に乗るパイロットと、それを指揮する会社を回す人たちの話。

    序章がネタバレのために本編の後ろに回されているが、そこに書かれている時代背景を知らずに読んだので、ただ単にパイロットが使いつぶされた話のようにも思えた。彼らの基準では名誉ある死だったのか、あるいは単なる犬死にのどちらだったんだろうかなどと思った。

    主に空を飛んでいるパイロットと、地上でその動向を見守る社長のシーンを行ったり来たりしながら進むが、どちらも緊迫感が感じられる。ただやはり、パイロットの描写の方が好みだった。

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    2025年06月27日
  • ちいさな王子

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    「大切なものは、目には見えないんだよ」

    いや、わいには見える(やめとけ)

    はい、世界的名作『星の王子さま』じゃなくて『小さな王子』を光文社古典新訳文庫で読みました

    あー、こんな話だったっけ?

    いやしかし翻訳超良かったんじゃね?
    この訳でなんか色々気付いたことがあったな

    そもそもさ、このお話ってサンテグジュペリは大人向けに書いてるのよ
    だからこれまでのおとぎ話調の訳って作者の意図と離れたところにあるんよな

    子どものこころを忘れてしまった大人たちの、だけどこころの奥の方に眠っている純真さに向けて書かれている本なのよ

    なので訳者の野崎歓さんのあとがきに納得

    そして、なぜ『星の王子さま

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    2025年04月20日
  • 夜間飛行

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    圧巻の文章でした。
    小型の飛行機で飛んだことなんて無いけど、その情景、危機、孤独がありありと目に浮かんできた。

    人生の意味というか、そんな深いところまで踏み込んだ作品。皆孤独の中戦っているのだ。

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    2025年04月18日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    ちゃんと読んだの初めて。
    大切なものは目に見えない。

    英語の授業で教科書に載ってたのかな?
    懐かしく思った。

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    2025年04月12日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    面白かった。でも現代サブカルに汚染された自分は王子様×花、絶対おいしい!妄想が捗る!ってなった、ごめんなさい。

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    2025年03月02日
  • 夜間飛行

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    裏を書いてサン=テグジュペリです
    何に対しての裏やねんっていうね

    サン=テグジュペリと言えばもちろん『星の王子さま』なんですが、あえての『夜間飛行』
    まぁ、こちらも代表作っちゃあ代表作なんですけどね

    うーん、まぁ色々あるんだけどね
    色々あるんだけどめんどくさいんで1個だけ

    物語の筋としてはなんてことはないんですよ(いや実際はほんと色んなふうに読み取れてなんてことなくはないんだが)
    割と簡単な話なんです

    郵便配達する飛行機が『夜間飛行』するんですが、嵐に遭遇して結局行方不明、地上でその会社の社長がヤキモキするっていう話です
    冒涜レベルで短くまとめましたが、まぁだいたいそんな感じ

    そんな

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    2024年12月13日
  • 星の王子さま

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    なるほどこういうことが言いたいんだなというところもあるし、全体的にみたら掴みどころのない本だなとも感じました。
    読む時期によっても感じ方が変わりそうだと思いました。

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    2024年11月06日
  • 星の王子さま

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    日々の生活に追われていると、固定観念など強くなり視野が狭くなりがちだけど、そんな時に読むと肩の力が抜けるようなトゲトゲした心が丸くなれるような小説。

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    2024年10月27日
  • 星の王子さま

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    いちばんたいせつなことは、目に見えない

    植田ショックにやられた
    わたくしには
    届きそうで届かない言葉
    王子さま、そんなわたくしでも笑える日が来ますか?

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    2024年09月03日
  • ちいさな王子

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    自分の中でフランスブームが来たため、久しぶりに読む。結末が悲しい。子どもの頃読んだときよりはわかった気がする。大人はこうだけど子どもはこう、というところは子どもの頃には理解しきれていなかったはず。

    例によって解説も興味深く、著者の生き方もドラマティック。

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    2024年08月04日