サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 夜間飛行

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    文章のリズムが自分とは合わないのか、ちょっと読み辛く…内容がスッとは頭に入ってこなかったせいか、この本の良さを感じ取るに至らず…
    短い本だけど、疲れた…

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    2023年05月21日
  • 人間の大地

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    郵便パイロットての経験を通じて人間のあり様については解くエッセイ。
    やや難解な文章なので少々読んでいて注意散漫になることが多かった。当時の飛行機乗りはかなりの危険が伴った職業だったようで、故に人間の生き方についての考えが研ぎ澄まされていったように思える。また、当時の読者達は飛行体験を記した本書により未知の世界に想いを馳せたのだろうし、文学的価値以上に読者達を楽しませたのではないかとも思う。印象的なのは、リビアの砂漠に不時着して死の間際まで追い詰められた過酷な体験を綴った「Ⅶ砂漠の中心で」でのサバイバル。
    死ぬことと向き合うことになった時にまた読みたくなるような、人生の哲学を丁寧に描く作品です。

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    2023年01月03日
  • ちいさな王子

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    砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」は、小さな星からやってきた王子と友達になる……。

    いわゆる『星の王子様』です。原題はこちらのタイトルの方が近いそう。
    児童文学というカテゴリではありますが、どちらかと言うと「かつて子供だったすべての大人へ」というメッセージが強い気がします。
    小さい時も読んだことがあるのですが、その時は正直よく分からなかった。

    優しく柔らかい語り口なのに、孤独を感じる不思議な話。
    私は幼少期、子供同士で遊ぶというよりは大人に囲まれて育ったので、言葉は伝わっているはずなのに意図が通じない、子供だけが感じ取れるような半空想の世界を伝えられないもどかしさと常に隣り合わせにいたのです

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    2022年12月21日
  • 人間の大地

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    ネタバレ

    名作だということなので、読んではみたものの、、、最初の150ページは、自分のパイロットとしての実体験を話しているのか、空想の話をしているのか、急に黒人奴隷を解放した話になったり、何が何だか全く掴みどころがなく、とても退屈な内容だった。

    途中から、砂漠で墜落、遭難した話になって、急に具体的な話となり、なんとか読み続けることができたものの、、、

    でも、全体を通して、うーん。。という内容。
    命の尊さは感じられたけど、、、ね。。

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    2022年08月12日
  • 戦う操縦士

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    ヒトラー『我が闘争』に対する「民主主義からの返答」として高く評価される。という書評が気になってしょうがなかったので、「ちいさな王子」に続いて読んでみた。

    1940/5/23の、電撃戦直後のフランス軍偵察飛行1日のお話。

    両世界大戦とも早々に降伏しておきながら、戦勝国然としたフランスには、決していい感情は持ってなかったが、負け戦ながら、懸命に抵抗する姿勢に感銘を受けた。また、「民主主義陣営の中でも最強のやつ」としてアメリカの参戦を待ち望む雰囲気が、よく分かった。

    P302 最後の一文
    明日も、われわれはなにも言わないだろう。明日も、傍観者たちにとっては、われわれは敗者だろう。敗者は沈黙す

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    2022年07月13日
  • 星の王子さま

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    0 どんな本?
    航空機の不調により砂漠に不時着した主人公と出
    会った王子との物語。メッセージ性の強いお話だと
    感じた。

    1 何で読んだの?
    読書本のお勧めに大体載ってるので読んでみた。

    2 構 成
    3章構成150頁。2時間有れば読めちゃう。出会い
    から始まり、王子との別れた後の描写で終わる。

    3 著者の問題提起
    大事なものを大事に出来てない。分かってない。

    4 命題に至った理由
    不明。おそらく著者の人生経験による思索の末。

    5 著者の解
    絆が大事。

    6 重要な語句・文
    (1) 絆
    (2)

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    2022年06月04日
  • 人間の大地

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    パイロットという職業人を描いたエッセイをまとめた作品。表現が詩的。

    みすず版と比べるとかなり読みやすい。
    みすず版は、英語版にのみ収録されているエピソードも翻訳していたようで、本書には載っていないエピソードも記憶にある。

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    2022年05月04日
  • 星の王子さま

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    すごく有名でいつか読もうと思ってようやく読みました。

    私にはなんとなく伝えたいことが分かるような分からないような感じでした。
    子供のころに大事にしていたことがなんか思い出されるような、大人になった今、周りの小さいことが大事に思えるような感覚でした。

    でも王子様もう少し人の話聞こうかって思ってしまいましたね笑

    また数年後読みたいと思いました。

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    2022年03月15日
  • 星の王子さま

    購入済み

    自分にはむずかしかった

    子どもの頃チャレンジして難しくてよく分からないと思ったけど、最近の小説の引用とかでもでてくるくらいメジャーになったので再チャレンジした。じぶんにはよく分からなかった。

    #タメになる

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    2022年01月16日
  • 星の王子さま

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    心に来るようなことが非常に多くありました。
    何年後かに読んだら感じ方が違うのかなと思いました。
    大切なことは目に見えない。もしかしたら見えているのかもしれない。しかし見えていることに気がつかない。だからこそ、今ある当たり前のことを大切にしたい。そして、王子さまのように純粋な心を持ちたい。

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    2021年07月03日
  • 星の王子さま

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    大人になっても意外と解釈が広がってて発見がありました。

    作中の好きなフレーズ
    キツネとの出会いから「なかよし」になるまで。
    10万の人間、10万のキツネから唯一の存在になると、
    会えるだけで嬉しくなり、離れると悲しくなる。

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    2021年02月19日
  • 星の王子さま

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    純粋で無垢な少年に戻れたら、と誰もが思う。何ということもないことに思い、悩まされ、時間を浪費して、大事なことは後で気づくんだろうな。

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    2021年02月13日
  • 夜間飛行

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    表現がいささか難しめで、耳慣れない用語が使われる。
    にもかかわらず想像力を要する小説なので、高校生くらいの年齢から対象、というかんじ。

    感情移入するタイプのストーリーではなく、第三者的な目線から俯瞰して見るような内容の印象を受ける。
    リヴィエールの仕事に対する真摯で厳格な姿勢をその周辺の人物とのやり取りから理性的に見ていく一方で、ひとりの優秀な操縦士ファビアンの夜間飛行で描かれる豊かな感情の推移に情動的になる。

    冒頭の書き出しの美しさが印象的。
    ただ、それ以外は個人的にはあまりハマらなかった…。

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    2021年01月09日
  • 夜間飛行

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    好き嫌いが分かれる本。
    星の王子さまのようなものを想像しているなら読まない方がいいと僕は思う。
    パイロットになりたい人とかが読むとハマると思う。

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    2020年12月27日
  • 夜間飛行

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    うーん。星の王子さまを読んだあとだから尚更なのかもしれませんが。

    こーゆー展開はやっぱり、おもしろいと思わないんだなぁ。

    みんなで雷雨と戦って、無事生還!
    良かった良かった)^o^(
    みたいな話の方が、スカッと気持ちいいです。単純だけど。

    この時代の飛行が命がけ。とゆーことは、よく分かりました。

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    2020年08月15日
  • 星の王子さま

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    初読した感想。
    まず思ってたよりも、自分の心にスッと入ってこなかった。元々の期待値が高過ぎたのかもしれないし、今の自分には難しい内容だったのかもしれない。また数年後に読むと、違った発見があるだろう。そして子供がこの本を読んだら、どう感じるのか凄く気になった。
    「本当に大事なことは、目に見えない」というフレーズは心に残った。きっと他にも星のように、端々に素敵な言葉が散りばめられていると思うけど、それは2回目に読む時の新たな発見として楽しみにとっておこう。

    2回目は読むときは、ゆっくり時間をかけて読みたい。

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    2020年05月14日
  • 夜間飛行

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    当時の夜間飛行の危険さと勇敢さ、そして美しさを知る。
    本編並みの解説ページがすごいが、あえてスルー。
    失敗を恐れては何も出来ない、しかし、その失敗は何より重い。
    星の王子様と同作者ながらこちらはリアリティがすごいがその中にもファンタジーさがあって一気に物語に引き込まれる。
    ファビアンの末路がぼやかされたまま終わるのが切ない。どこか不時着で帰還していて欲しいと願う。

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    2019年05月25日
  • 夜間飛行

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    大戦前の航空郵便事業についての小説。フランスと南米大陸を結ぶ航空郵便路線の運営に関わるパイロット、運営責任者等の心理を描いている。

    技術的に夜間のフライトが非常に困難な時代に危険を顧みず、崇高な使命感でやり遂げようとする人が美しい。

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    2019年05月11日
  • 夜間飛行

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    飛行シーンに関してはさすがの元パイロットが描く臨場感。
    職場の人間模様もすごいうまく書けている。


    一重に評価が低いのは時代背景かなと。
    墜落して、次の日も通常運行って凄いよなぁと笑。
    社長であるだけで、ほぼ人殺しみたいな業務を依頼してしたり顔してるリヴィエールに胸糞。

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    2018年11月25日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    一回読んだだけじゃ良さを充分に理解できない気がする、定期的に読みたい。大人になった今は読み進めるのがつらかった。子供の世界観と大人の世界観を明確に区別して、いかに大人が何も見えてないことを教えてくれる。あとがきを読んでちび王子が脆く、失われやすい子供の世界観のことを表現してるのだと納得。

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    2017年12月29日