サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 戦う操縦士
    ヒトラー『我が闘争』に対する「民主主義からの返答」として高く評価される。という書評が気になってしょうがなかったので、「ちいさな王子」に続いて読んでみた。

    1940/5/23の、電撃戦直後のフランス軍偵察飛行1日のお話。

    両世界大戦とも早々に降伏しておきながら、戦勝国然としたフランスには、決してい...続きを読む
  • 星の王子さま
    0 どんな本?
    航空機の不調により砂漠に不時着した主人公と出
    会った王子との物語。メッセージ性の強いお話だと
    感じた。

    1 何で読んだの?
    読書本のお勧めに大体載ってるので読んでみた。

    2 構 成
    3章構成150頁。2時間有れば読めちゃう。出会い
    ...続きを読む
  • 人間の大地
    パイロットという職業人を描いたエッセイをまとめた作品。表現が詩的。

    みすず版と比べるとかなり読みやすい。
    みすず版は、英語版にのみ収録されているエピソードも翻訳していたようで、本書には載っていないエピソードも記憶にある。
  • 星の王子さま
    すごく有名でいつか読もうと思ってようやく読みました。

    私にはなんとなく伝えたいことが分かるような分からないような感じでした。
    子供のころに大事にしていたことがなんか思い出されるような、大人になった今、周りの小さいことが大事に思えるような感覚でした。

    でも王子様もう少し人の話聞こうかって思ってしま...続きを読む
  • 星の王子さま

    自分にはむずかしかった

    子どもの頃チャレンジして難しくてよく分からないと思ったけど、最近の小説の引用とかでもでてくるくらいメジャーになったので再チャレンジした。じぶんにはよく分からなかった。
  • 星の王子さま
    心に来るようなことが非常に多くありました。
    何年後かに読んだら感じ方が違うのかなと思いました。
    大切なことは目に見えない。もしかしたら見えているのかもしれない。しかし見えていることに気がつかない。だからこそ、今ある当たり前のことを大切にしたい。そして、王子さまのように純粋な心を持ちたい。
  • 星の王子さま
    大人になっても意外と解釈が広がってて発見がありました。

    作中の好きなフレーズ
    キツネとの出会いから「なかよし」になるまで。
    10万の人間、10万のキツネから唯一の存在になると、
    会えるだけで嬉しくなり、離れると悲しくなる。
  • 星の王子さま
    純粋で無垢な少年に戻れたら、と誰もが思う。何ということもないことに思い、悩まされ、時間を浪費して、大事なことは後で気づくんだろうな。
  • 夜間飛行
    表現がいささか難しめで、耳慣れない用語が使われる。
    にもかかわらず想像力を要する小説なので、高校生くらいの年齢から対象、というかんじ。

    感情移入するタイプのストーリーではなく、第三者的な目線から俯瞰して見るような内容の印象を受ける。
    リヴィエールの仕事に対する真摯で厳格な姿勢をその周辺の人物とのや...続きを読む
  • 夜間飛行
    好き嫌いが分かれる本。
    星の王子さまのようなものを想像しているなら読まない方がいいと僕は思う。
    パイロットになりたい人とかが読むとハマると思う。
  • 夜間飛行
    うーん。星の王子さまを読んだあとだから尚更なのかもしれませんが。

    こーゆー展開はやっぱり、おもしろいと思わないんだなぁ。

    みんなで雷雨と戦って、無事生還!
    良かった良かった)^o^(
    みたいな話の方が、スカッと気持ちいいです。単純だけど。

    この時代の飛行が命がけ。とゆーことは、よく分かりました...続きを読む
  • 星の王子さま
    初読した感想。
    まず思ってたよりも、自分の心にスッと入ってこなかった。元々の期待値が高過ぎたのかもしれないし、今の自分には難しい内容だったのかもしれない。また数年後に読むと、違った発見があるだろう。そして子供がこの本を読んだら、どう感じるのか凄く気になった。
    「本当に大事なことは、目に見えない」とい...続きを読む
  • 夜間飛行
    当時の夜間飛行の危険さと勇敢さ、そして美しさを知る。
    本編並みの解説ページがすごいが、あえてスルー。
    失敗を恐れては何も出来ない、しかし、その失敗は何より重い。
    星の王子様と同作者ながらこちらはリアリティがすごいがその中にもファンタジーさがあって一気に物語に引き込まれる。
    ファビアンの末路がぼやかさ...続きを読む
  • 夜間飛行
    大戦前の航空郵便事業についての小説。フランスと南米大陸を結ぶ航空郵便路線の運営に関わるパイロット、運営責任者等の心理を描いている。

    技術的に夜間のフライトが非常に困難な時代に危険を顧みず、崇高な使命感でやり遂げようとする人が美しい。
  • 夜間飛行
    飛行シーンに関してはさすがの元パイロットが描く臨場感。
    職場の人間模様もすごいうまく書けている。


    一重に評価が低いのは時代背景かなと。
    墜落して、次の日も通常運行って凄いよなぁと笑。
    社長であるだけで、ほぼ人殺しみたいな業務を依頼してしたり顔してるリヴィエールに胸糞。
  • 星の王子さま
    一回読んだだけじゃ良さを充分に理解できない気がする、定期的に読みたい。大人になった今は読み進めるのがつらかった。子供の世界観と大人の世界観を明確に区別して、いかに大人が何も見えてないことを教えてくれる。あとがきを読んでちび王子が脆く、失われやすい子供の世界観のことを表現してるのだと納得。
  • 星の王子さま
    大人が読むと子供のようには読めない。大人っぽい社会にまつわるような内容が子供の文体で書かれている。そんな印象だった。作品の持つメッセージは悪くない。いいメッセージを受け取れる作品だと思う。
  • ちいさな王子
    有名な「星の王子さま」の新訳。
    この作品ははじめて読んだ。

    けれども、あまりピンとくるところがなかった。
    少年少女はこの作品を読んでどう感じるのだろうか。
    そういう部分がとっくに鈍麻してしまっている自分にはわからない。

    私にとっては、サン=テグジュベリといえば、やはり「夜間飛行」や「人間の土地」...続きを読む
  • 星の王子さま
    このはなしはそのまま読んでも深いのに、サン=デグジュベリの生きていた時代とかを考えるともっと深くて驚きます!
    是非、「星の王子さまの世界」という本も合わせて読んでみてください!
  • 星の王子さま
    映画リトルプリンスを偶然テレビで見て、原作が読みたくなって手に取りました。
    昔、読んだことがあったけど、その時の感想はよくわからない話だなと。今回読んでみて、この本は子供向きではないなと思った。なんというか哲学的。面白いって話ではないけど、素敵なメッセージがちりばめられている。最後に王子様が星に帰る...続きを読む