サン・テグジュペリのレビュー一覧

  • 夜間飛行(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    サン・テグジュペリといえば、「星の王子さま」の作者としてだけしか記憶がないお粗末な読者だったが、その原点となるこの「夜間飛行」は、フランス人のパイロットで小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる代表的な小説なのであった。

    このシリーズはその企画の宿命でもあろうが、端折ったり、まったく別の構成にしてみたり、或いは一解釈の押し付けだったりするわけだが、本作は原作の完成度が高いからであろうが、とても臨場感があり、漫画としても読み甲斐があり、成功しているのではないかと思う。

    自身の経験を活かしたリアリティあふれる空の旅は、ロマンチックな題名での勝手な想像とは裏腹に、危険きわまりない夜間飛行だった。
    事業、仕事、男のロマンと勇気、内に秘めた確執が、アンデスの嵐、パラグアイの星座、パタゴニアの暴風を織り交ぜながら、悲しい上昇へと向かってゆく力作であった。

    0
    2017年08月23日
  • 夜間飛行(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    解釈は人によって変わる?
    リヴィエールは厳しさによって、開拓しようとしたし、ファビアンが弱くならないよう、強く言った。それこそが仕事が全てスムーズなると、思っていた。相手の気持ちを組んだ上で、そういう決断をしたリヴィエール。本当は優しくしたいが、管理者として、仕事として、もどかしいがそれは出来ない。

    0
    2016年07月07日
  • 人間の大地

    Posted by ブクログ

    1930年代の飛行機はエンジンの不調でリビア砂漠やアンデスの山の中に不時着することもしばしばある。サハラ砂漠に不時着するとムーア人に襲われることもある。アンデスの標高4000mの高台に不時着した盟友メルモーズは滑走スペースがないので飛行機を奈落に向かって走らせる。断崖の縁から真っ逆さまに落下する途中で奇跡的に揚力を得て生還した。再び空に戻ったメルモーズは何年後かに南大西洋上空で消息を絶つ。同じくアンデス山脈で飛行機が故障して奇跡的に生還した盟友ギヨメは第二次世界大戦中に輸送飛行中に地中海上空で撃墜される。サンテグジュペリ自身、何度も事故を起こして奇跡的に回復し、リビア砂漠で水もほとんどもたずに遭難したときは2日目から幻覚があらわれる。奇跡的に通りかかったアラブ人に助けられるものの第二次世界大戦中にはフランスが降伏したあとアメリカで執筆に励んで星の王子様を出版したのに連合軍の偵察隊に復帰して消息を絶っている。そうまでして危険な仕事に帰って行くのは、歯車の一部となって精神生活とは無縁の小市民として生きることに耐えられないからだという。そこまで命をかける気にはとうていなれないが、自分はどう生きていきたいかを問いかけながら人生をすごしたいと思う。

    0
    2025年07月27日
  • ちいさな王子

    Posted by ブクログ

    表紙と挿絵が可愛いから読み始めた。
    挿絵はどこかで見たことがある可愛らしい絵。
    平仮名が多いからかスッと読めた。
    すぐ読める中にもどこか深い。
    小さな王子が自分の星で1輪の花に出会うが、嫌気が差し地球に来る。
    地球が来るまでに様々な個性がある星の人に会うが、その人たちも何処か孤独。
    見えない物の大切さが分かる本。

    0
    2013年12月16日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    読み終わって、強く心に残るものがある。でも一回では理解できない奥深い本だと思った。
     これからも何度も読み返して行きたいと思わせる貴重な一冊。前々から気になる一冊だっただけに、購入して良かった。

     

    0
    2026年06月08日
  • ちいさな王子

    Posted by ブクログ

    「『...もしきみがぼくをなつかせてくれるなら、ぼくらはお互いが必要になる。きみはぼくにとって、この世でたった一人のひとになるし、きみにとってぼくは、この世でたった一匹のキツネになるんだよ……』」 「『さよなら。じゃあ、秘密を教えてあげよう。とてもかんたんだよ。心で見なくちゃ、ものはよく見えない。大切なものは、目には見えないんだよ』」

    0
    2011年12月29日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    日本語新訳はこれで7冊目になりますが、いい感じの翻訳でした。ただ、薔薇と王子さまの間にあるものが「恋心」だとはっきり言葉にしているのは今のところこの方だけかも。王子の年齢は明確ではありませんが、そのあたり私自身が旧訳に縛られすぎているのかもしれないけれど、なんとなく違和感がありました。でも丁寧な訳で、横書き左開きとオリジナルと同じ形なのも評価できると思います。

    0
    2011年11月04日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    いつか自分が大切にしてきた物は自分にとってかけがえのない物になるんだって。素朴で誰でも知ってそうだけど、大切な事のように感じました。
    像を飲み込んだウワバミの絵は印象的でした。

    0
    2011年10月25日
  • 夜間飛行(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    この人をこんなにしてまで橋をかけねばあかんかね?

    当時の夜間飛行は命をかける危険な業務であった、男たちは皆、誇りを持っていた。

    0
    2010年08月23日
  • ちいさな王子

    Posted by ブクログ

    大学の授業で必要になったので購入しました。

    中学の時一回挫折して、高校の時に読みきったきりご無沙汰でした。

    昔読むのが苦痛だったのは、訳が古いものだったからかもしれません。この本はとても読みやすかったです。

    大学生になってから読み返して、高校時に読んだ時よりもこの本の良さを感じることが出来たと思います。
    あと私的にこれを児童書というのはどうかと思います。
    大人向けの童話といった方がいいような。

    今『人間の土地』を読もうと思っているのですが、同じ著者でもこちらは1955年に堀口大学という方が訳されたきりになっていて、旧漢字が使われています。読んだ方のレビューを読んでみると、最初のとっつきにくささえ乗り越えればとても素晴らしく思えるらしいのですが、どうにも不安です。
    なんでこっちは新訳がないんでしょうか(´;ω;`)

    0
    2011年06月17日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

     数年前に翻訳権が切れたことでわっと新しい訳が出版されましたね。そのいくつかの本を読んでみて、いちばん好きな訳だなぁと思ったのが小島さんの訳でした。言葉選びが美しいし、柔らかい。元あった訳があんまり好きじゃなかった私としては本当に小島さんが訳してくれてよかったなぁと思います。

    0
    2009年10月04日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    子供のための童話の様でもあり、大人のための哲学書の様でもあり、抽象的な物語だが事の本質を語っている様で色々考えさせられました。

    読みながら不思議と癒しのようなものを感じました。世界中で永く読まれ愛され続ける本作に触れる事が出来て良かったです。

    0
    2026年09月18日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    とても有名なおはなし
    『星の王子さま』



    お恥ずかしながら、一度もちゃんと読んだことがありませんでした



    夏休みということもあり、何か娘と読める本はないかと手にしてみました



    星の王子さまはいろんな翻訳で出てるんですね
    こちらは矢部太郎さんのイラスト入り




    内容としては哲学的で、文学作品っぽくて
    ちょっと苦手な分野でしたが

    矢部さんのイラストのおかげで読みやすかったです(*^^*)




    物語として楽しもうとしてたけど
    わかったようなわからないような笑

    大切なことを見落とさないように
    言葉を汲み取るように読むと楽しめそうな本でした




    不時着した飛行士が星の王子さまと出会い、ここに来るまでの話を聞きます。




    子ども向けのように書かれているけど
    大人に向けてメッセージを送ってるように感じます



    例えば



    大人たちは、なんだって自分ひとりでは理解できない。だから、いつだって説明が必要になる。子どもにとって、これはほんとうにくたびれる



    なんて書かれています



    こんな揶揄するような言葉がたくさんあって
    ハッとさせられながら読みました



    一回じゃ理解しきれなくて
    何回も読んで理解を深める本なのかも



    読みタイミングでも感じ方が変わりそうだし
    訳によっても違いそう



    ちなみに娘は早々にギブアップしてました(^◇^;)

    0
    2026年08月29日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    王子の子どもの視点にハッとさせられる部分は多少あったが、正直よく分からない部分も多かった。
    「大切なものは、目には見えない」という言葉は心にしまっておきたい。

    0
    2026年08月26日
  • 夜間飛行

    Posted by ブクログ


    文章に惚れそうになった。

    以下、抜粋

    ・夕暮れの黄金の光のなかで、飛行機の下につらなる丘にはすでに長い陰影が彫り込まれていた。平野は光に満たされ始めていた、それも色褪せない光に。

    ・ひとは一度なにかを選び取ってしまいさえすれば、自己の人生の偶然性にみちたりて、それを愛すことができる。偶然は愛のようにひとを束縛する。

    ・彼は月に気づいて贅沢な気分になった。

    ・そして彼女は気づいた。夫の髪がていねいに整えられている。
    「それ、星に見てもらうため?」
    「老けた気分にならないため」
    「嫉妬するなあ…」


    2026.08.23-93冊目

    0
    2026年08月25日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    この方の人生を読んでいるのだと思った
    嫌な大人にならないように、戒めとしてこの本は読むべきだ
    お別れは寂しいな、でもこういう人との出会いで人間は成長するのだろう

    0
    2026年08月22日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大切なことは、目に見えない。

    私がこの本から学んだ、また、受け取ったメッセージである。
    恥ずかしながら大人になるまで、星の王子さまという作品は名前だけは知ってるんだけどな〜程度の作品であった。
    事前知識は0で一からこの小説を読んでみると、非常に面白い。

    登場キャラクターの深みや小粋な掛け合いは無く(元々そういう作品ではないため)、また、物語が盛り上がるところも沈むところも最後以外無かったが、これほど真っ直ぐ切実にメッセージを伝えてくる本は中々無いのではないだろうか。

    皆の感想を見て、同じことを感じ取った人は多く思う。改めて私が感想を残す程もないが、記録の為、また自分のために残させて頂こうと思う。

    0
    2026年08月20日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    地球にやってきた王さまの話
    小説というよりは童話や詩に近いと思った
    何回も繰り返される言葉とか王さまの冒険の話は物語としてよりも哲学や思想に問いかける部分が大きいように感じた
    子供の純粋さを尊ぶところがある
    それは大人には見えなくなってしまった視点を描いているということなのかなと思った
    結末はどちらかといえば寂しいけど、そこが良かったようにも思う
    主人公と王さまの関係がすごくあたたかいものだと感じた

    0
    2026年08月15日
  • 星の王子さま

    Posted by ブクログ

    子どものころは読んでもピンと来なかった。中年になって読み返したら、それはそうだよね、と思った。人生の中でたぶん誰もが自然に学んでゆくこと、でもとても大切なことが書かれている。大切なことは目に見えない。

    0
    2026年07月18日
  • 人間の大地

    Posted by ブクログ

    久々の古典作品。
    出だしから読みにくくて、読みきれるか不安になった。
    「救いをもたらしてくれるのは、一歩踏み出すことだ。一歩、また一歩。同じ一歩を繰り返して……」
    その中でも気になるフレーズに出会わせてもらった。

    0
    2026年07月05日