サン・テグジュペリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
35歳で初めて読みました。
が、なんだか複雑な気持ちに。
「一番大切なことは目に見えない」という有名なフレーズがありますが、その言葉だけをお守りに生きていくことはできないわけで。
人生はきれいごとだけではどうにもならず、水は必要だし、飛行機をちゃんと飛ばさないと死んでしまうということもあります。そんな中で、無邪気に人生の本質的な部分を質問してくる王子様の存在が、読んでいて少し疎ましく感じてしまい、辛い気持ちにもなりました。
王子様と一緒に歩いて、井戸を見つけて、汲んでくれた水だからこそ、その水が心に染み渡った…だから幸せ!ではなく、現実的に水がないと死んでしまうわけで。
私が人生でこだ -
Posted by ブクログ
長く読み継がれている『星の王子さま』。
この本が出版されたのは1943年、第2次世界大戦の真っ只中でした。
著者サン=テグジュペリは、何を願ってこの本を書いたのかと問われると、やはりそれは、「平和への願い」だったのかもしれません。
サン=テグジュペリは、パイロットであり小説家でもある稀有な存在。 空の上から、人間の暮らしをずっと見つめてきた彼だからこそ、 暮らしの中にともる灯りが、星のように見えた時もあったのではないでしょうか。すべての星に、誰かの暮らしがある。
それを簡単に壊してはいけないというメッセージも強く感じます。
物語の中では、面白い星の住人がたくさん出てきますが、特に印象に残っ -
Posted by ブクログ
この物語は一人一人解釈が違うと思う。
『星の王子さま』は『ぼく』のイマジナリーフレンドだったのではないか。もう一人の『ぼく』。なぜ大人は理解してくれないんだという思いが、作り出しだ唯一理解してくれる、ちょっと不思議な王子さま。
大切にしているバラもたくさんあれば価値が下がる。それは星も同じ。
けどそんな事はない。
本当は一つ一つにもの凄く価値がある。
私達がたくさん見てる星も、本当は一人一人の笑顔で輝いている。
星の王子さまはみんなの心の中にいるもう一人の自分ではないのかと思いました。
自分の事を否定しないで大切にしよう!という作者からのメッセージではないかと思いました。
(※あくまで個人 -
Posted by ブクログ
ネタバレほぼ死の宣告と同じような無謀な飛行機偵察任務を命じられ、何のために死ぬのかも分からぬままに飛び立った主人公が死という犠牲の意味、人間とは何かなどを死線をくぐることで悟っていく物語。
敵の集中砲火の中をぎりぎりでくぐり抜ける偵察任務はサン・テグジュペリの実体験をもとに描かれているだけあって非常に生々しく緊迫度が高いが、この話は任務より任務中の主人公の内省、そしてその思考が哲学的に高まっていく様子が主な内容になっている。
難しいところもあって読んで全部理解できたとは到底言い難いのだが、人間は「さまざまな関係の結び目」であり、戦友、軍、祖国という「自分が結ばれているもの」のためにこそ戦い、死ぬのであ -
Posted by ブクログ
愛するとは互いに見つめあうことではない。一緒に同じ方向を見つめることだ。
はい、サン=テグジュペリの『人間の大地』です
新潮文庫版では『人間の土地』ですが、我らが光文社では『人間の大地』です
非常に柔らかい訳文だったような気がします
そのへんがタイトルにも現れてる気がします
読んだことないですが、どうせ大學の訳文なんてカッチカチに決まってます
鍛え上げられた上腕二頭筋
うん、飛行家たるサン=テグジュペリのエッセイ集ということなんですが、「大地」なんですよねタイトルは
そこがまず面白いな〜って思いました
『人間の大地』人間の支配が及んでいる範囲みたいな意味なんかな〜
サン=テグジュペリが